2008年5月12日

彼女があのテレビを買ったワケ

kanojyo_ga_anoTVwo_kattawake.jpg

先日、リファイン・レコーディングスの
サイトを気に入ってくれた
女性ディレクターとメールでやり取りしていて、
自分の好みの偏りや、
好きなものを、好きと言うことの困難さの話題が出た。

デザインに関わるディレクターやデザイナーは、
何故そのデザインにしたのか、理由を理屈で説明しないと
いけない場面があるが・・・

本書を読んでいて思った。
ターゲットが女性客である場合
女性スタッフが、「カワイイ」や「キレイ」、「好き」と言ったら
それ以上説明は不要なのではないか?

男性スタッフやクライアントに、女心を説明できた方が
イイに決まっているが、そこには理屈ではない何かがある。
当然、男性側は、女性側に感性をシンクロさせつつ、
「カワイイ」や「好き」を掘り下げて分析しなければならない。

スペックにこだわる男性 イメージにこだわる女性
勝負にこだわる男子 共感したい女子
結果がよければいい男 買い方にこだわる女

仕事で女性とのやり取りに悩んでいる方や、
女性をターゲットにした商売人は一読あれ。

女性がストレス発散に買い物をするのは、
行為自体に快感を得ているのではなく。
「好きなものが揃っているお気に入りの空間で
自分が主役になり、人と共感し合える時間を楽しんでいる」

「あなたが射止めたい生活者は、どんな暮らしをし、何が好きで、
どんなことにワクワクし、何を不安に思い、どんなことに困っているのか?」

女性が物品を購入する理由を、
「私が幸せになるための手段に過ぎない」
と断言し、同時に周囲との絆を深めたり、幸せな気分を分かち合ったりするとも説明

深く実感する幸せや、全身が震えるほどの幸福に
触れる機会が少ないコトを察している彼女らは、
「日常の中のラッキーな気分なら、ちょっとした努力
手に入ることを知っている」

「女性はコツコツ育てるのが好きだ。成長するプロセスを見守るのが好きだ」
ジャニーズや人生銀行などのヒット商品を例にあげて解説

女性がポジティブなクチコミをする場合
 ・よかった、感動したコトは人にも伝えたい
 ・一緒に喜んでほしい
 ・遭遇したモノや出来事をちょっと自慢したい
 ・共通の悩みや問題を抱えている人の役に立ちたい

女性がネガティブなクチコミをする場合
 ・期待を裏切られた腹立ちに共感してほしい
 ・大切な人に同じ経験をさせたくない
 ・ストレス発散

「世界基準でどうだとか、
知らない国に寄付だとか、
文化的にどうだとかいわれても
ピンとこないし、共感しにくい」

カルチャースクールなどに女性客が多い理由
「褒められたりする機会が少ない場合、習い事は
がんばれば着実にステージが上がり、評価され、資格という称号まで
与えられる。まさに自分の達成欲を満たしてくれるものだ」

ステージを上げるのも、作られた資格をあたえるのも
それがカルチャースクール系の商売だから。そりゃうまくやる。
そのビジネスモデルの是非は置いといて、学ぶこともありそうだ。

wiiがヒットしているワケは
「家族の絆を深める」「母親を味方にする」ことに成功したから。
これが、いままでのゲーム機と違うところ。

「男性は情感に左右されず客観性が高い。公平さや正義感があるため、
絵や詩の鑑賞では、その内容や構図、形式を大事にする。
機能や経済性を優先し決断する」

「女性は情感に影響を受けるので、主観性が強く、
感情的で気分に左右されやすい。
絵や詩の鑑賞では、インスピレーション(直感)や、
それが訴えるものを受け取り、気分が動く。
デザインや色合いなどを優先して決断する」

前にも紹介した個人個人が重視する感覚の見抜き方を補完

視覚 Visual
 「話が見えない」「見比べる」「目を通す」「イメージを描く」など
 視覚的な言葉を頻繁に使う。
 話が長く、話すテンポも速くなる

聴覚 Auditory
 「耳に入らない」「聞き覚えのある」「聞こえがよい」「調子が良い」など
 聴覚的な言葉を使う。

身体感覚 Kinesthetic
 「つかめない」「頭に入る」「腑に落ちる」「感じる」「しっくりくる」など
 体に感じる感覚や気持ちを重視。話すテンポはゆっくり。

以上を活用、五感を研ぎ澄まして、日々の物事に接し、
昇華できたら女ゴコロの達人

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。