Webデザインの「プロだから考えること」
友人がWeb Designing(ウェブデザイニング)っつー
業界月刊誌にコラムを書いていたのですが、
多忙につき連載終了。
ションボリしていたところに、
同じよーにコラムを書いていた
中村洋基さんの書く文章が気になり、
本書を購入。
鎌田貴史さん
「商品が持つ力をしっかりと伝えること、あわよくば二割増しで」
作り手の作家性が商品とマッチするかどうかも含め、
ユーザーの感情を「動かす」
そのため、構成要素はシンプルで明解に。
サイト独自のオリジナルルールは使用しない。とのこと
中村洋基さん
「ボタンが10個、並んでいないか?」
俺ってカッコイイ?的なコトが見え見えのサイト創りを、
勘違いの恥ずかしさという視点で語る。
客観視を持つ大切さと、「つかみ」
「○○だから、おもしろいよ!」と、
一言で、そのサイトが言え。また誰かに言いたくなるか?
スラムダンクのその後キャンペーンの話は、思わず目頭が熱くなる。
水藤祐之さん
プロジェクトを頓挫させないために、引き受ける前に
必ず相手と直接会う
「すべての仕事は、クライアント
担当者の力量を超えられない」
嗅覚を研ぎ澄ませ、統括者は誰で、どんな人かを探る。
「仕事は、なにをするか、ではなく。誰とするかである」
これは、なにを言うかではなく、誰が言うか、
といった考えに似たものがある。
組織をむやみに拡大してゆくことの
デメリットについての考察もあるので、
規模を大きくしようとしているデザイン事務所の方は、目を通しておくと吉
外部に仕事を振るときの方針についても触れることができるので併せて。
「いったい誰が、貴重な時間を割いてまで、自分が望みもしない
企業からのメッセージに耳を傾けるというのか?」
つくり手の論理や感覚に染まりすぎてしまう危険性を指摘
遠崎寿義さん
インターネットの魅力であり、本質は
「Webサイトを通じて、別の人がそこにいることが感じられる」
ことだと言う
想像力を総動員して、コンテンツを発想する重要さ。
情報過多の時代にメッセージを届けるために
「覚醒度の高い経験、感情を動かすような経験をつくればいい」
ユーザーの感情を揺さ振り、興奮状態にしてあげる
閲覧者をドロップ(サイトからの離脱)させないための、
ユーザー登録画面での試行錯誤は大変勉強になりました。
人間の心理を上手く掘り下げています。
佐野勝彦さん
他の広告媒体では味わえない楽しみ。
それは、「インターフェースを自由に考えられること」だと。
そこには、理論では説明でいない気持ち良さや
感性の部分で伝わる展開があるはずだ。と
ウェブに限らず、
「多くのサービスが、誰かのために利用される」
その「誰かに対する思い」をサイト構築の足がかりとする。
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