2008年10月24日

史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル 自分自身を騙して、
どこへゆくのか?

自分が正しければ、正当なら、
仕事、生活の諸問題は自然と解決する。
という危険な思い込み

思い込みに浸って、「現実が、まわりが間違っている!」
と叫びたいところだが、リアルに立ち向かうスキルを
著者フィリップ・マグロー氏が伝授してくれる。訳者は勝間和代さん。

本書は、自分自身を騙すのを止める指南書であり、
急に発生する責任や、人生を干上がらせる遅効性ウイルスに
対抗するための処世術であり、
他人の行動を予測し、コントロールするための、
人心掌握の画策本でもある。

これから先は、
“本当に生きる”人のみに読んでいただきたい。

あなたは、いつまで
敗者ではないフリをしているのか?
あなたは、犠牲者か?
自分自身に対する非道い仕打ちに気付く勇気はあるか?
古い手順を捨て、新しいコトを学ぶ気概はあるか?
いったい、どんなくだらないことから見返りを得ているのか?

意志や「やるつもり」ではなく、「結果」に基づいて
自らの人生と、その質を評価。
鋭い口調で言い当てられるので、1ページ1ページが重い。

見返り行動
人生の終わりに後悔する時が、きっとくる。
どうやら“人生の管理者”を構築しないと、エライ目に遭いそうだ。
自分のダメな部分を新しい環境に放り込んでやれ。

都合よく、自分で目隠しをして、
見えないように、見ないようにしているが、
本当は目先の小さな見返り
つられているだけだ。

「遊びのない人生なんて・・・」という視点ももっともだが、
テレビ、雑誌、ネットサーフィン、無駄な食事、飲まなくてもいい酒、
育ちの悪い女、マナーのない男、毒煙、金、見栄、自己欺瞞、
リスク満載だが快楽生活。
それらに囲まれた一時の安心感という中毒症状。
このまま操られるつもりか?

下記のような状況に至っている方は、
「こんな人生でイイや」と諦める前に一読あれ。

  • 今の仕事でもっとお金を稼げないことに不満を抱いている
  • 自分には今以上のことを成し遂げる能力がある
  • 型にはまってしまって、望むものが手に入らない
  • 自分にうんざりしている
  • 感情が欠けた不毛の生活あるいは結婚に黙って堪えている
  • 死ぬほど退屈でやりがいのない仕事を無気力にだらだら続けている
  • 目標達成に向けて努力を払っていない
  • 情熱も計画も目標もなく、人生を「おざなりに生きている」
  • 実際にはあなたの行動には信じられないほどの危険が伴うのに、
    空想の世界に生きて自分が失敗することはないと思っている
  • 苦労することも自分が望むものもろくになく、
    望んでいないものが多すぎる安全地帯に引きこもっている
  • 変わる見込みのほとんどない孤独な人生を送っている
  • 手に負えない金銭的負担に苦しんでいる
  • 罪悪感や不満、憂鬱をいつまでも引きずって生きている

体系化された各項目、身近なエピソードを例に、
今日明日の課題に落とし込まれているので、即実行できる。

目次に目を通すだけでも価値アリ。

第1章 問題がひとりでに解決することは、絶対にない
誰もあなたに代わって闘ってはくれない

第2章 本当に生きるということ
【人生の法則1】ものがわかっているか、いないか

第3章 自分の選択と態度に焦点をあてる
【人生の法則2】人生の責任は自分にある

第4章 「見返り」が行動を支配している
【人生の法則3】人はうまくいくことをする

第5章 問題は、あなたが認めるまで悪化していく
【人生の法則4】自分が認めていないことは変えられない

第6章 違うことを「する」
【人生の法則5】人生は行動に報いる

第7章 過去の出来事を言い訳にしない
【人生の法則6】事実なんてない。あるのは認識だけ

第8章 今すぐに人生計画を立てる
【人生の法則7】人生は管理するもの。癒すものではない

第9章 見返りを断つ
【人生の法則8】私たちは自分の扱い方を人に教えている

第10章 憎しみはあなたの心を変えてしまう
【人生の法則9】許しには力がある

第11章 あなたのゴールラインはどこか?
【人生の法則10】自分が求めているものを知り、要求する

第12章 ガイドつき人生の旅

第13章 目標設定の7つのステップ

第14章 自分の公式を見つけよう

認知の罠を認知行動療法で外す。
罠を解除するためのカウンセリング本でもある。

あなたは彷徨いたくて、フラフラしているのか?
正当か不当か、ではなく、「計画と地図」によって現実に対処する。
見返りシステムの功罪を暴き、
正しいか正しくないか、ではなく
「うまくいっているか?
いっていないか?」

を試験紙にする。

他人が自分に何かしてくれるという決めつけは、
自分の首を絞めるだけ、あなたは行動と同時に
結果も選んでいる

それは意欲的になった時だけに発生する果実。

P.110
私の人生で、「ノー」と言ったおかげで経験が豊かになったり、
人生の質が高くなったりしたことは一度もない。

逆に、「オーケー、いいとも。
試しにやってみよう
と言っただけで、人生の質が高められたことは何十回もあった。

素直になる。

P.174
認めるというのは、自分が今していること、していないこと、
あるいは自分の人生で我慢している有害なことについて、
冗談抜きに率直に誠実に現実的に、
自分自身と対決することだ。

P.180
自分が今どういう状況にいようと、
偶然そうなったわけではないということを「認める」必要がある。
言い訳無用。責任はあなたにある
あなたがそうした状況をつくりだしたのだ。

サービスの本質、その舞台裏。

P.175
たいていの人が求めているのは、真実ではなく
自分が正しいと認められることである。

正しかろうと間違っていようと、
自分の考えに対する裏打ちを求めているのだ。

事実に基づくものであろうとなかろうと、
自分がすでに出した結論を支持
してくれる人間や情報を求めているのだ。

こうした人たちが聞きたがっているのは、
気分を良くしてくれる言葉であり、
今の自分と現状について、さしあたり
心を慰めてくれるような言葉だけである。

評価基準。

P.194
単に結果という観点だけから成功や失敗を評価するということは、
自分を厳しい目で現実的に評価するということだ。
世間も同じ尺度であたなを評価
するのだから、あなたもそうしたほうがいい。

独自のルールや法則を作ることはできない。
すでに世の中が独自のルールや法則を持っているのだから。

それより大事なのは、世の中には、それらを
押しつける力があるということだ。

考えるだけ、意図するだけで終わっていないか?
行動しないと、まるで意味がない。

P.202
引き金を引け
知識を得るだけで終わらずに、
これまでとは違う何かをするのだ。

人生は流れや勢いに乗って進む。
運動することであれ、自分の感情を言葉にすることであれ、
もう一度学校へ行くことであれ、祈ることであれ、
新しい仕事に応募することであれ、何か違うことをはじめれば、
行動に弾みがつく。

宇宙で一番仲良しにならなきゃいけない相手とは。

P.353
こんな風に考えたことはないかもしれないが、
世界史の中で、あなたという人間は二人といない。
現在も過去も未来も、あなたという人間は他にはいないのだ。

あなたは生まれ、今生きており、いずれ死ぬだろう。
そして
二度とあなたという人間は
現れない。

あなたは独自の人間であり、この地球上の他の誰とも異なる。
そのあなた自身と親しい関係を築かずに人生を送るのは、間違いだ。

人間の全ての活動を裏側から観察した成功の定義。

P.142
成功するということは、自分がすることは
何でも他の人に受け入れられ、
認められるということだ

逆に失敗するということは、それは、
自分や自分が差し出さざるを得ないものが
何らかのかたちで世間に拒絶され、
世間からつまはじき

にされるという意味でしかない。

成功を妬んでいる暇で、行動に移す。

P.415
つねに成功している人は、
幸運なのではない。
突破口を自ら切り開いたのだ

P.55
ゲームはいま始まったばかりだ。
まだ手遅れではない。

             (~中略~)

泣き言はもうたくさんだ。
いまこそ、「あなたの時代」であり、
「あなたの番」である。

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