2008年10月27日

世界一利益に直結する「ウラ」経営学

世界一利益に直結する「ウラ」経営学 強気の値段設定

税金面から見た経営学、
自社製品やサービスの値段設定についても一計アリ。

『ラクをしないと成果は出ない』でお馴染みの日垣隆さんと、
『裏帳簿のススメ』の著者であり、経営コンサルタント、
税理士でもある岡本吏郎さんとの裏対談。

  • 既存商品で市場に切り込む
  • 小心者のほうが経営者として優秀?
  • 高級外車、別荘、持ち家と土地、法人化の無駄!
  • 地方税を計算に入れなかったために破綻?
  • 魅惑のかけ算収入の世界
  • アイデアのストックは、不安や恐怖心の裏返し?
  • アウトソーシングのヤバさ
  • 衰退産業に属しているコトがチャンスになる?
  • 飲食店の経営を3年でやめるのは大正解?
  • 新装オープンの店はクレーマー率が高い?
  • インターネットがクレーマー培養装置になってるってホント?
  • 税的メリットの日本版LLP(有限責任事業組合)
  • コンサルタントが門前払いする客とは?

これから独立して商売を始めようとしている方も、
先行き不安の会社勤めの人も、税金のことを知っておいて損することはない。

役人どものフォーマットに合わせる必要はない。
指摘し辛く、こっちは楽に処理を済ます。

P.20
日垣:
「交際費」でも「雑費」でも、ちゃんとスジが通っていれば
実際はどこに入れてもいいわけでしょう。

岡本:
関係ありません。
自分の観点でルールを作ればいい
だけの話なのです。

そういう面では、青色申告決算書というのは、よけいなお世話です。
税務署の側には、突出しているところに調査に入ろうとか
理由があるから細目分けをさせるのですけれど、
極端なことを言えば、「雑費」一本でいい

納税者と税務署の視点の違い。

P.20
日垣:
でも、確定申告で記入の不備があると、
細かく突っ込まれることになるでしょう。

岡本:
いや、彼らが実際に調査に来たとき、細かい項目を1個1個見て
どうのということはありません。
「これは、消耗品費に入っていますが、おかしいでしょう」
とは言わない。

というのも、みなさんが一所懸命項目分けしても、
合計しているんですから。
彼らはその分類が間違っているかどうかは見ないで、
請求書や領収書を1枚1枚見ていくだけです。

価格を上げて、自らプレッシャーを課す。

P.34 岡本:
高めにちょうだいしてお客様に借りを作って、
その借りを埋めると顧客満足、「ここまでしてくれるのか」となる。
それを繰り返すことで良循環に行くんです。

将来の顧客を入り口で、ふるいにかける。

P.37 岡本:
「何とかしてよ」と相談に来る人のなかには、
「別に今のままでいい」という人もいっぱいいます。

しかしそういう人たちにいくらアドバイスしても、
そもそも変わる気がないのですから、何を言ってもムダです。
言う側も聞く側も時間とエネルギーを消耗してしまいますから、
最初の時点でこういうムダは排除しなくてはなりません。

排除するためにはまず価格を上げて、
その値段でもいいからやってみたい
僕は変わります、変わる覚悟がある」
と意思表明できる人だけを入れるようにするのが大事なんです。

気になるお金の疑問。

P.54 岡本:
「岡本さん、お金ってどれくらい貯めなきゃいけないの」
と人からよく聞かれます。

そんなとき私は、「あなたの人生のなかであらわれる選択肢が
いくつかあるなら、それらを総取りできるくらい
あればいいでしょう」とお答えしています。
選択することはリスクですから、
選択しなくていい状態を作っておくのが一番いいのです」と。

ひとつの道しか選択できないのと、いくらでも選択できる場合とでは、
どちらがリスクが高いかというと、明らかに前者です。

忘れがちな商いの仕組み。

P.68
日垣:
そもそも商売の原則は、「安く仕入れて高く売る」。

岡本:
大原則ですね。それから、
人と同じことは絶対にしない

賭け事と経営に共通するポイント。指標をお金からズラす。

P.78 岡本:

  1. これだけの額を得たらやめると決める
  2. これだけの率を得たらやめると決めておく
  3. 時間制限をする

ブランディングというと敷居が高そうだが、
要は商品に中毒性があるか、ないか。

P.98 日垣:
世界的な有名企業でなければブランドではないという時代ではない。
やる側としては、その中毒性を商品なり
自社のブランドなりに埋め込んでいけばいい。

断る時の交渉術。説明責任を背負う面倒臭さ。

P.137
岡本:
一番ありがちなNGは、
断る理由を相手に言ってしまう
ことです。

日垣:
理由を言うと、立場が弱くなりますよね。

クレーマーに限らず、文句しか言えない人の程度の低さ。

P.142 日垣:
相手に文句をつけて
自己愛を満たそうとする人

2:6:2の正規分布で、あなたはどこにポジショニングされるか、正直に。

P.151

  1. 上位2割 自己成長モデル
    自ら問題に気づき、変化する意思を持っている人。
    自ら学び、成長していける人。
  2. 中位6割 コンプレイナーズレベル
    気づきはあるが変化できない人。
  3. 下位2割 疾患レベル
    気づきもなく、変われない人。

飲み屋でクダを撒かないように注意する。

P.183
岡本:マクロの話が好きな人はいっぱいいるじゃないですか。
日本経済がどうなるとか、やたら語る人がいます。
日本全体が不況になったからといって
自分も不況になるとは限りません。

全体がバブルだからといって、自分がバブルの
恩恵にあずかれる保証もない
基本的には、自分がどうするかという話ができないで、
全体を論じてもしょうがないと思うんです。

日垣:
問題の核心部分で解決能力がない会社員は、マクロが大好きですよね。
携帯ビジネスが伸びているとか、対前年度比で云々という話を延々と
するけど、最後に「じゃあ、僕はこうします」とは
決して言わない

過去が未来を縛る?

P.206 日垣:
過去の出来事とは独立して未来があるということ、
過去の結果として常に未来があるわけではない
ということを、人は「痛み」として知っておかなければ
いけないでしょうね。

今の自分は、過去からの積み重ねであることは疑いようがない。
しかし、そのまま、その先の未来に繋がっているかどうかは確定していない。

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