2008年12月20日

TOKYO WAR

TOKYO WAR 押井守 今も、
いずれ無くなる

土木建築に使用される特殊車輛が発達し、
人型作業機械となった近未来の日本、
現実的にはどんな状況になりそうか?

そんな舞台設定の映画、『機動警察パトレイバー 2 the Movie』
で、押井守監督が描ききれなかったシーン、
尺に収まらなかった人間模様を書いた、ディレクターズ・カット版ともいえる小説。

篠原重工 八王子工場での描写、違う居場所へ散らばる同期、機械への愛着・・・

大好きなブチ山先輩の登場シーンが削られていたり、
後半にゆくほど、書籍としての尺が足りなくなってくる感覚は
少しもったいない、とも思えるが・・・

深く考えなくても回る生活、楽しい日常は過ぎ去り、
その時々で創りあげてきた仕事や仲間との関係、チームの緩やかな分離。

端から観たら崩壊ではないかもしれないが、
そこには今までとは違う違和感がある。

同じ目標を持ち、同じ方向へ向かっていた戦友と過ごす
2度と戻らない日々
その状況は場所と時間を変え、繰り返すのか?

食事、ロジスティクス(物流・後方支援)と油、
会計処理の側面からも戦争を観察する。

そして、"敵を持たない軍隊"はどうなってしまうのか。

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