はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
「気になるコト」を頭の外へ放り出す
著者、デビッド・アレン氏。
監訳は、百式の田口元さん。
過去と現在、仕事のスタイルを比較すると、
圧倒的な違いは、"終わりが見えなくなった"
ということであるらしい。
その状況を踏まえ、下記のような行為を、
こよなく愛する人にオススメの書籍だ。
- 概要を把握してから開始する
- きちんと整理
- シングルタスク
- 一歩一歩
優先順位は一切考慮しないToDoリスト(やることリスト)というのは、
珍しいカタチではないだろうか。
プライオリティを付けなくてイイよ。
と言われるだけで、相当気が楽になる。
「解決していないことリスト」の構築は、すごくシンプルな流れだ。
行動の必要があるものと、
そうでないものを分類し、振り分けるだけだ。
そうやって仕事のための基幹システムを整備してゆく。
GTD(Getting Things Done)の効用はたしかにありそうだが、
書籍としての残念な点を先に述べておく。
ストレスフリーと冠がついていながら、
上手にまとまっていないのは、翻訳本特有のものだろうか。
それとも、米国発のビジネス書に多いように、
同じコトをしつこく何度も繰り返すから、だろうか。
一度読むだけだと、しっくりと詳細が把握できないので
とてもストレスを感じるのだ。
内容をまとめるだけでなく、もっとわかりやすい図解を加え、
集約させたほうが良かっただろう。
試行錯誤したのかもしれないが、裏目に出て
ユーザビリティがゼロなのも、余計苦痛だ。
ビジネスに関わる多忙な人間を相手に、
無駄にページ数を稼いだり、使い勝手を悪くする必要はないのだ。
とにかく残念な構成(目次からして迷走している)だったので、
一度目は速読で大まかな内容をつかみ、
二度目で実践に移すと良いだろう。
モヤモヤすること書き出して
外部記憶に放り込むことによって、
積み重なる"気になるストレス"からの解放を目指す。
システムや仕組み、ルール、と聞くと、
堅苦しさや息苦しさ、閉塞感に襲われてしまう人もいるかもしれないが。
その日の気力や、残りの体力ゲージ、
HP(ヒットポイント)/MP(マジックポイント)の残量によって
タスクの優先度を選んもイイ、嬉しい仕様になっている。
これで、単に冷酷で機械的な仕組みではないことがわかるだろう。
実に温かみがあって、継続できそうなタスクリストなのだ。
最低でも週に一度は、見直してチェックし、
自分のGTDシステムを育てるように運用してゆきたい。
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