交渉力 最強のバイブル
駆け引きと交渉の違い
複数の著者のせいだろうか、
本文とコラムの面白温度差が激しい。
本文では、シンプルな交渉術が複雑に。
込み入った内容がより錯雑になってしまっている。
コラムだけに目を通せば十分だ。
書店で中身を確認した時、
コラムにしか目を通してなかったのが敗因。
数個のコラムに2,200円も払うのは手痛い。
体感価格は220円くらい。久々に返本したい書籍。
しかし、交渉を数値に置き換え、
理論として学びたい方にはピッタリであろう。
アメリカ本だけあって、同じことのループが飽きる。
話の長い教授の講義を受けているような冗長な文章だが、
損した上に、何も得るものが無かった・・・
というのでは正直恥ずかしいので、学べる点をいくつか。
- 分配型交渉と、統合型交渉を意識する
- 交渉力に磨きをかけたいなら「最強の代案」を備える
- 交渉しない、交渉の機会にすら気づかないようなお人好しさんへの警告
対立によって得るモノ
P.64
対立が自己と他者という意識を高める。対立を通じてなぜ腹が立つか、何が不満にさせるか、
何が恐れを抱かせるか、何が自分たちにとって大切かを知る。何のために闘っているかが分かることで
自分自身について
多くを知ることができる。何が同僚を不幸にするかを知ることで同僚を理解できる。
自己の思考に固執しない。
P.254
人は相手の利害と目標について、
とかくステレオタイプな考え方をしがちである。自分の目標や価値観を目安にして、
相手も自分と同じように考え、
同じようなことを欲していると思い込む。
日常生活と世界的なニュースを絡めた、交渉の状況解説本であり、
交渉術というより情報戦の対策本。
分厚いだけで、存在感はあるが、
即効性が少ない点が残念なところ。
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