2009年3月13日

プロ編集者による 文章上達 秘伝スクール 弐

横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 プロ編集者による 文章上達 秘伝スクール 弐 村松恒平 自分の心を動かす

前作のように淡々としたFAQではなく、
濃いめの質疑応答になっている。

質問者からの返信、引用、お礼の言葉が長ったらしいので、
忙しい人や、馴れ合いの時間が無駄だと考える方は、
巻末インタビューから読み始めるのをお薦めしたい。

インタビュー形式で話が広がっていくのが、村松恒平さんの真骨頂。
巻末の35ページにエキスが濃縮されている。

本書で学べるコト

  1. 言葉=召喚魔法
  2. 言葉にまとわりつく既存のシステム
  3. 文章に暗号を埋め込む
  4. "ご意見"を語ってしまう恥ずかしさ
  5. 自己完結している文章は面白くない?
  6. 起承転結 不要論
  7. 他人との"関係の固定"を壊す
  8. 自己探求と、自己開示は同時に進める
  9. 言葉のレッテルに縛られず、思考を分離する
  10. 読者の喜びを引き出すために、すること
  11. 留まるコトで生じる軋轢(ストレス)

章ごとに区切られているワケではないので、
目次を開くだけで開放感と自由度がある。

質疑応答の中には、他の文章読本にはない
"流れ"があり、せき止められていない、この活きた流れからは、
印刷してある文字以外の何かを体感できる。

宿主の人生を喰い尽くす"才能"という生き物の話は
生々しくて興味をそそるだろう。

神や美は、細部に宿る。

P.63
重箱の隅なんかないよ。
どんな小さいところも重要でないところなんかない。

教育についての話だが、自分自身にもあてはまる。
さて、今と3年前はどう繋がっているのか?

P.236
今、起きていることは、
三年前に仕込みが終わっている

独創性と等身大の表現

P.358
「なりたい自分」と「本当の自分」が
ピントが合うように一致してきたときに、
人は物書きになるんだ

以下の"作家"という言葉は、あなたが取り組んでいる
仕事や趣味にも置き換えられる。

P.362
作家は人間としての総力戦です。
自分のありったけのものをさらってきて
表現にぶちこむ覚悟
と姿勢があるか、ということですね。

書き続けている人がブチあたる壁や悩み。
それらを突破するための普遍的な思考を、本書からすくい取りたい。

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