2009年3月23日

プロ編集者による 文章上達 秘伝スクール 参

プロ編集者による 文章上達 秘伝スクール 参 村松恒平 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 "問い"から
生まれた"結論"
それはやがて
消費されてゆく

セカセカ、カリカリしている物創り職人にお薦め。

読む気があるなら、一巻から始めるコト。
いきなり三巻目から読んでも身に付くことは少ない。

下記、本書のエキス

  • 視点の誤差を表現する
  • 外、中間、自分の中心点、どの場所へ目掛けるか意識する
  • 読み手のエネルギー消費を考慮する
  • ふくらし粉で膨れ上がった言葉を知る
  • 分析と総合の違い
  • (笑)を多用しない

巻を重ねるごとに、質問者の特徴もディープになり、
村松恒平さんの回答もスピリチュアル性を帯びてくる。

きわどい人達からの、
きわどい質問も掲載されるようになってきたが、
普段出会わないし、(ネット上では、たまに見かける・・・)
出会えないと思うので、そのあたりを察して楽しんだり、
物見遊山で覗いてみるもよし。

偽装された質問に、ズバッと斬り込んでいく姿は痛快。

ズバリ的中してしまった質問者は、恥ずかしさで顔が大出血だ。

P.154
何かをつかむためには
極度に緊張するか極度にゆるむかで、
その中間には答がない

「ミンナがそうしてるから」
「ミンナが言ってるから」は通用しない。

P.299
僕らは「みんな」だったことはないし、
真剣に「みんな」になろうとしたこともない

それが「みんなの」ふりをして語り合うのは
やめたほうがいいのではないかな

残念ながら、アクが取り切れていない読後感が残る。

FAQだったものが、続編を重ねるにつれて
少々の優越感が香る質疑応答になってきて悲しい。
先生面してる高飛車感(内田樹さんのような)が垣間見えてしまった。

そして、ここから得た教訓は自分にも注意できる。

梅田望夫さんが、文章は断言して書いた方が効果的と言っていたが、
そんなコトは一旦置いといて、
偉そうな雰囲気を出さない
ように気を付けたい。

物書きの自分という人格を分離させる。

意識して使い分けることはしていなかったけど、指摘されてみると確かに。

苦手な人や、嫌な出来事が発生した時、
自分の基礎人格で応対するのではなく、
"物書きとしての自分"を召喚し発動させると、
違った目線で出来事を眺めることができる。

村上春樹さんは、このあたりの技術のことを、
自分が住んでいる家に例え、屋根裏のさらに奥に入っていくコト。
と説明していた。

芸人は、生活全てがネタになるように、
芸人としての人格発動時間が長いのだろう。

"~という自分" ラベリングは、
枝分かれした仕事の分野でもあるし、趣味にもあてはめられる。

基礎人格 + 「没頭できる何か」

があると、深みが出て、周囲の人に重宝がられるはずだ。

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