単純な脳、複雑な「私」
無意識の自分に
会いにゆく
池谷裕二さんの講義録 (相手は高校生)
自分の脳と、自分自身の相違点が話の核だ。
脳や、人間の身体についての最新論文と学説から、
幽体離脱の仕組みまで、難しい話を短く分かりやすく解説。
分厚い書籍で文字がビッシリ (翻訳本などに多い) だったら、
きっと読む気も失せていただろう。
本書のページ数は多いものの、スッーっと読める。
脳や生物学に興味がある人ならば、嬉々として読み進められ、
また、それらに関心がなくても、
- 直感を鍛える
- モテる
というようなコトに活用できる話が出てくるので、
お得な発見があるだろう。
『利己的な遺伝子』では、生存機械論なんて話になって
人間や生物個体は、遺伝子の乗り物に過ぎない。
なんて言われちゃってますが、脳のヤツも一枚噛んでいる。
無意識(オートモード)の便利さと
巨大な制約
コレを常に意識していれば、自分の中で何かが変わりそうだ。
脳から発生する、感情や正しさについて。
僕らにとって「正しい」という感覚を生み出すのは、
単に「どれだけその世界に長くいたか」
というだけのことなんだ。
あなたの「正しい」は、視点を変えれば「間違っている」のだ。
自己の無意識と対話したり、励ましあったりすれば、
理想的な自分に近付けそうだ。
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