2009年5月15日

使い勝手のデザイン学

使い勝手のデザイン学 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

最善なデザインと
デザインの悪夢

  • ヘンリー・ペトロスキー 著
  • 忠平美幸 訳

デザイナーや開発者と接することになった方に、
目を通していただきたいところ。

自分の生活にデザインは関係していない、
と思っている人向けの内容でもある。

子供の頃、大人が創り出しているこの世界は
最終形であり、完璧な姿をしている、と思っていた。

だが、成長と経験を重ね、その考えが幻想であることに気付く。

その不完全な世界(デザイン)
欠陥を改善するための書籍ではあるが、
未来へ向けられた話が中心ではなく、大昔の事例が多く、
デザインに関するウンチクにページを割いている。

未来へのデザイン学や、今を解決する手段を
探しているなら、他書をあたってみると良いだろう。

以下のコトに興味があれば・・・

  1. 改良に改良を重ねていく根気良さ
  2. ユーザーは、開発者の意図から外れた再利用を行う
  3. 発明者のミスから生まれた製品
  4. ケータイと電卓の数字キー なぜ配列方法が違うのか?
  5. 段数が奇数に指定されている階段の理由とは?

エピソードとして気に入っているのは

  • 「DW-40」 (日本でいうトコロのKURE 5-56 スプレー式潤滑剤)
  • 「ダクトテープ」 (銀色の防水ガムテープ)

この2つのアイテムがあれば、
人生のどんな局面でも乗り越えられるという人々の話

本書で繰り返し述べられるテーマ

デザインと
現行インフラとの相性

デザイナーや制作者の落とし穴

その現場で設計にかかわる人びとは、
製作中の対象物との関係が緊密になる。

すると、ちょっとした欠点を見逃しやすく
なるし、あばたもえくぼに見えてくるものだ。

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