アート・オブ・プロジェクトマネジメント
プロジェクト大災害で
大炎上
・・・しないために。 疑問を投げかけ前提に挑む。
そんなプロマネの存在理由が明らかに。
機能的な書籍というよりは、如才無いプロマネの心構え。
著者のScott Berkun (スコット・バークン)さんは、
マイクロソフトで、OfficeやVisual Basic、IE等の
プロジェクトに関わってきたようだ。
プロマネの経験がある人なら、それらのプロジェクトが
どれほど壮大か想像できるだろう。
その場で、吐き気をもよおす人もいるかもしれない。
プロセスに取り憑かれ、方法論への執着が
間違った方向へ行っている場合、力が大きいほど、修正はきき難い。
チームメイトに心配を抱かせないためにも、
プロジェクトマネージャーだけではなく、チーム全員が読んでいただきたい。
スケジュールが狂うのは何故か?
スケジュールが遅延するということは、
誰も把握していないコストが隠されていた、
あるいは無視されていたということを意味しているわけです。
以下の2つ、笑えるけど、自分がやっているとしたら、
まったく笑えない。 その詳細も解説
- 「よく見かける悪い手段」
- 「質の低いビジョンのドキュメントに見られる特徴」
大胆さ、図太さがプロジェクトを邁進させる。
あなたへの命令が大切なコトか試す方法
私は、自分が理解できない、遠回しで曖昧かつ官僚的で組織的な
プロセスは無視するようにしています。
無視した事案が大事な場合、偉い人がスッ飛んでくるハズ。
重要でない場合は、当然、誰も来ない・・・
現場を守る、プロマネの領域
誰かが優先順位を無視した指示をしてきたと思った時には、
「ノー」と言ってください。あるいはその指示をした人に対して、私が「ノー」と言っていたと伝えれば、
その人は私のところに来るはずです。もし彼らが文句を言ったとしても、
議論して時間を無駄にしないようにしてください。とにかく私のところに来るように、その人に伝えてください。
"計画すること"が目的ではない。
計画に従うことで勝利できるような戦いはないが、
計画なくして勝利できるような戦いもない。ドワイト・E・アイゼンハワー
(ドワイト・D・アイゼンハワーのこと?)
それでは、何故計画をするのか?
戦闘というものは計画通りに行えるものではない。
計画は変化に備えた共通の基盤
でしかないのだ。重要なことは、全員が計画を知っておくことで、
容易に変更が可能になるということなのだ。近代戦は非常に流動的であり、
意思決定は迅速に行わなければならない。そしてそのほとんどは計画に従ったものとはならないのだ。
しかし全員が少なくとも、
自分はどこから来て、
(その後)どこに向かっていくのか
ということを知っているのだ。イスラエル防衛軍司令官 ダン・ラネル陸将補
つい、行うタイミングを逃しがちな、プロジェクトの検死報告(反省会)
打ち上げの偉大性、組織を構成するメンバー、個別の利害にも目を光らせる
皆さんが気になるのは、16章の「社内の力関係と政治」ではないだろうか?
- 「政治的な理由で・・・」
- 「大人の事情で・・・」
と言った言葉は、逃げの言葉だ。
語る者同士の思考を停止させてしまう魔力がある。
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