2009年7月31日

頭がいい人、悪い人のビジネスメール

頭がいい人、悪い人のビジネスメール 田村仁 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

送信ボタンを
押す前にやること

著者は、コピーライターの経歴がある、田村仁さん

ビジネスシーンに限らず、頭が悪い、とは思われたくないものです。

事例と回答(添削)という形式ですが、
一部、事例そのものに疑問符が付きます。

先方が間違っていても、そのコトを指摘しない、教育しない、
少しの嫌味も言わないという、事なかれ主義的な場面もあるので、
読んでいてモヤモヤしました。

それが真のビジネスメールだとしたら、嫌だな、そんなの。

言うべき時、相手にハッキリと言うスタンスの人は、
不愉快になるかもしれません。

取引先の力関係と態度が上で、
ビジネスパートナーとして一緒に成長する気がないなら、
このメール術でも間に合うのかもしれませんが・・・

しかしながら、本書で繰り返し述べられているのは

  1. 相手に不快感を抱かせない
  2. メールは相手の表情が見えない (対話にならない)

という点

誠意と熱意を込めつつ、不利な状況をどうにか回避する文章術と、
間違いやすい敬語集は、部分的に参考になりそうです。

2009年7月30日

竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術

竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術 竹内薫 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

知的な中身
本当の感情

著者は、マルチ・サイエンスライターの竹内薫さん。

わんぱくでもイイ、
たくましく表現して欲しい。

というコピーがピッタリな内容。 構成は下記

  1. インプット (本、ネット、英語、PC、聞く)
  2. 考える
  3. アウトプット (文章術、話す)

竹内さんの私生活が垣間見えつつ、
英語の学習法(竹内流使える英単語メモ付き!)や、
お薦め書籍、ニュースサイトの選び方などは参考になります。

もの凄く咀嚼してくれているので、
入門書の一歩手間の書籍として役立ちます。

小学校高学年から、中学、高校生の時に読んでおければ
良かったな、と感じました。

考えてばかりの人は嫌われる?
とかも含めて・・・

目先の欲望に囚われない。

「この人、あんまり考えていないな」
というように見える人は、
情報収集における視野が狭い場合が多いのです。

確かに情報を取り入れて分析はしているのだけれども、
全体の大きな流れが見えていない
場合が多い。

全体像が把握できていない中での断片的な情報というのは、
ほとんど意味をなさないわけです。

幼い頃、ダンボールの空き箱を使って自由に工作したり、
木を削ったり、籐を編んで工芸に熱中している自分を思い出しました。

文化祭の準備のように、ミンナで組み立てる面白さってのも好きですが、
それとは違う・・・

独りで、最初から最後まで、やりたいんだ。 やらせてくれ。
それが創るコトだ! と再認識した次第。

本書のタイトル、"知的アウトプット"というと、
ビジネス寄りなスキルのイメージがありますが、
有形無形を問わず、何かを生み出している方に、しっくりくる内容です。

2009年7月29日

「買う気」の法則

「買う気」の法則 山本直人 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

広告は
作品じゃないよっ!

著者の山本直人さんが、
「マーケティング + 人材育成」という視点で語る、広告業界の
あれから30年、この先30年

(リデザインという言葉は、好きではないのですが・・・)
マーケティングや組織の、「フォーメーション・リデザイン」や、
実際に手足を動かす、「マーケティング専門の人材とは?」について
説明されています。

併せて、下記の事柄も解析

  • 売上げを向上させてナンボ
  • ブッシュ型、プル型の主戦場
  • 情報の再設計
  • 分析→実行 (フレームワーク活用→人材登用)

そして、本書の肝は、新しいフレームワークの紹介

フレームワークに対応して、実行の部分、
つまり、適材適所の見分け方にまで届いている。 そこが嬉しい。

過去の大きな流れから、消費者が好む広告のサイクルを知る。
もしかしたら、ライバルに先んじて予測の波に乗れるかもしれません。

モノを買う喜び < お金が無くなる不安

上記をひっくり返すために、
本書で登場する、ヤマモト・グリッド(仮)というフレームワーク

著者が温めてきた内容だけに、触発されて、
既存のフレームワークを疑う癖がつきました。

著者自身も述べていることですが、ヤマモト・グリッド=ABCDモデル は、
未完成の状態なので、不足分を自分で考える必要があります。
その余白部分が、本作の最大の旨味と言えます。

2009年7月28日

バカヤロー経済学

バカヤロー経済学 高橋洋一 竹内薫 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

こっちに金回せ
バカヤロー!

何故、対談相手の本名(先生と表記されている)が出ないのか?
(敢えて名前を出さないマーケティングかもしれないが・・・)
この人物に関する当局の陰謀説は本当なのか?

バカに向かって、正直に馬鹿って言える2人の対談
(聞き手は、マルチ・サイエンスライターの竹内薫さん)

槍玉に挙がっているのは下記の輩

  • 日銀総裁
  • 官僚
  • 財務省
  • 政治家
  • 独立行政法人 (旧特殊法人/天下り先)
  • マスコミの無能ぶり
  • 有名大学の御用学者
  • あの国やアノ国

本書の効能

  • 金儲けの極意はズレ
  • 自分の特技を知る

余談としては、
安倍晋三って実はスゴかった? vs 官僚物語
(コレはちょっと新鮮だった・・・)

話の内容を信じるなら、アンタの一直線のヤバさを誤解してたよ、アベちゃん!

意識したポジショニングトークというか、
自分の客観性は、正確か?

P.243 先生:
客観的に見て分析はできるんだけど。
観測者が中に入ると答が変わるんですよ。

本書の凄さは、経済の仕組みや、
政治の(税金を回収して無駄遣いする)カラクリがわかりやすいところ。
そして、恐ろしいのが、そのわかりやすさの価値に気づき難いってコト。

不利益を自ら被るのは国民であり、矛先の原因はアナタ、つまり国民

読後のタイミングで、政治家、議員、役人、公務員を
雇っている感覚を強めたい。 それが大人だ。

是非、小学校の教科書にするべき一冊

2009年7月27日

Web Designing 2009年8月号

Web Designing 2009年8月号 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

Flashで変わる
ゲーム業界

特集1 「Ajaxデザイン自由自在」
使ってみたい機能はこんな感じです。

  • シールめくり
  • 階層型ドロップダウンメニュー (半透明)
  • スライドギャラリー各種
  • グラフィカルな棒グラフ

特集2 「Progressionが変える」

プログレッションは、Flashの開発環境です。
下記に該当するなら、使用をお薦めします。

  • 各ページにユニーク(個別の)URLを持たせたい
  • 階層が深い、遷移が多い
  • 外部も含めて、複数のスタッフで構築・更新する
  • 画面遷移時に何か演出をしたい

以前、実験的に使用してみましたが、
画面遷移時(切り替わる時)にフェードイン、フェードアウトさせたり
ってのが簡単にできて感動しました。

慣れるまでに、少々時間がかかりますが、痒いところに
手が届くようなフレームワークです。
ただし、習得期間以外のデメリットも考慮しておきたいところです。

例えば、ユニークURLを持たせると、SEO的に有利になったり、
ユーザーの使い勝手が向上したり、宣伝的に便利だったりしますが、
Flashのメリットでもあり、デメリットでもある、サイト全体の流れを
制作側でコントロールして演出する、(ユーザーにどんな順番で閲覧してほしいか)
という部分が削がれてしまいます。

闇雲に導入すれば良い、というものでもないので、
構成と演出を合わせた結果、判断したいものです。

そして、ゲーム会社の人に朗報です!
(ゲームクリエイター vs Flashクリエイター ~UIデザイナー戦国時代~)

Flashで家庭用のゲームが作れる「Scaleform GFx」
ってのが存在したんですね・・・

swf形式→gfx形式に変換するみたいなんですが、利点が嬉し涙モノ。

  • Flashライクな動きがデザイナー側で表現できる
    (もう、プログラマー陣から、なんやかんや言われないで済む!)
  • テクスチャにベクターデータを使用できる
    (つまり、データ量が軽くなる!)
  • 高速化した上に綺麗(特に文字まわり)

便利になって、精神的な負荷が減る分、
結局、UI周りのデザイナーのライバルが発生し、同時に仕事が増えるとゆー

2009年7月26日

ハマジン 2009年8月号(第11号)

大人のための横浜情報マガジン ハマジン 表紙 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

横浜限定
ご当地グルメ

大人のための横浜情報マガジン
ハマジン 2009年8月号(第11号)に
John Johnの「しゅうまいドッグ」が掲載されました。

大人のための横浜情報マガジン ハマジン しゅうまいドッグ記事  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

横浜開港150周年記念テーマイベント、開国博Y150の流れで、
「読者発! 開港記念メニューの
"おいしい"を満喫」特集

にて、横浜限定のご当地グルメとして取り上げていただきました。

しゅうまいドッグ

ホットドッグが人気の伊勢佐木町のカフェバーが考案。
「横浜の味といえば、しゅうまい!」と、
しゅうまい3個を、レタス、キャベツとパンにサンド。

しょう油、からしは好みで。
パンとしょう油の相性は驚くほど絶妙

他にも、下記のような横浜観光スポットの情報が盛りだくさん!

  • 開国博Y150
  • よこはまコスモワールド
  • 野毛山動物園
  • 横浜 海の公園
  • 新横浜ラーメン博物館
  • ズーラシア
  • 八景島シーパラダイス

さらに、何がスゴイって・・・

ハマジンは、サンケイリビング新聞社と
横浜市が協働で編集するフリーマガジンです。

横浜市内のJR・私鉄・市営地下鉄の一部の駅約130カ所と
東急東横線渋谷駅ほか、区役所広報相談係、行政サービスコーナー、
市民情報センター、地区センターなどの公共施設に設置されています。

と言いつつも、ウェブでもしっかり閲覧できるところ。
http://www.lcomi.ne.jp/tky/hamajin/

しかも、リンクまで張ってもらって・・・ 実に、マメです。

2009年7月25日

ヤリチン専門学校

ヤリチン専門学校 尾谷幸憲 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

戦2.0時代を生き抜く

東スポに掲載されていた記事を加筆修正、
著者は尾谷幸憲さん

草食系男子には、あっちの席で、パセリでも喰っててもらって。
こっちの席では、生物学的に重要な事案を討議したいと思います。

主な議題は、モテ★エネルギーの相対性理論について

太古の昔、新島でブイブイいわせてた丘サーファーな大先輩にも、
山下公園をぐるんぐるん回っていた、イカした車のおにーさんにも、
江ノ島花火大会をクルーザーから優雅に観覧して、
「今夜は、モテモテだぜ!」と期待して男友達と乗り込んだら、
クルーザーじゃなくて実は漁船で・・・
さらに、モロな横波に煽られて吐きまくってた、あの時の中学生にも、
伝えたい。

前はもっと、ガツガツしてたんじゃないの?
ほとばしるエナジーは何処へ消えたの?
アンタ、そんな男じゃなかったじゃないっ?
アタシ、あの頃のアンタが好きだったのに・・・

エネルギーの源泉を探るのは、対異性ってだけじゃなく、
ビジネスでも活かすため。 (ですよね?)

  1. プライドを捨てろ
  2. カネやモノで釣らず、人間性に興味を持たせろ
  3. 割り勘 (投資→回収の心理をフル活用しろ)
  4. 強引かつ乙女チックにキメろ

モテたいってのは、千里の道の一歩目

だけど、気付いたら、刻んだ一歩目から、思わず発展して
自分磨きや仕事のスキル向上に繋がってた・・・ なんてボーナスもあるワケで。

本書に掲載されているテクニックを使って終わり、じゃなくて、
その先の地平線が見えたらイイですね。 と、そんな理論。

おまけ
本文中に紹介される仮説。 あくまで仮説

  1. 炭水化物を摂取しないと馬鹿になる!?
  2. ヨガをやり過ぎるとアホになる!?

2009年7月24日

考え・書き・話す「3つ」の魔法

考え・書き・話す「3つ」の魔法 野口吉昭 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

3つの数字が
生み出す効能

コンサルタントの野口吉昭さんが、
3つに並べた言葉の力を題材に、過去や現在の事例を解説

科学的根拠は薄いものの、昔から使われいるだけに
現代科学では解明できない何かがあるのかも・・・ よって魔術の類と言える。

単純に要素や単語を3つに並べるだけではなく、
その組み合わせも種類別に考察しているところがポイント。

報告する際に提示するコト

  1. 問題
  2. 原因
  3. 解決策

問題点だけ突っ込んだり、原因や責任だけを追及したり。
それだけではなく、大人らしく、解決策も明示するのがキモ。

時間を無駄にしない技

会議や話し合い、参加の前に決めておくこと。

あなたのキャラにもよりますが、コレが無いと、
門前払いを喰らう可能性大です。 (相手は、いちいち指摘してくれませんヨ)

  1. 目的
  2. 定義 (使用する言葉の定義)
  3. 着地点 (例:解決策は宿題にする、解決策まで決める、等)

「とりあえず、ミーティングに参加してください」とか、
「近々、お会いしたいのですが・・・」とか、お誘いを受けるのはありがたいのですが、
この情報だけじゃ、誘われた方も、引き受けるか辞退するか迷いますよね。

安請け合いすると、後々トラブルに捲き込まれます

なぜなら、一発目の連絡内容に受け手のことが考慮されていないから。
奇跡的に、その打ち合わせで何かが決定したとしても、
その後、相手を考慮しない担当者と、延々やり取りするハメになります。

こういう時、どんな言葉を返しておくのが的確なんでしょうかね・・・

  • 「先に、議題が知りたいのですが・・・」
  • 「アジェンダを教えていただけますか?」
  • 「詳細は、どのようになっていますか?」

うーん、なんか釈然としない、ボヤけた表現ですね。
なんか、コレだ、私はこうしてるヨ! ってのがあったら教えてください。

"伝える"だけで終わらせるのではなく、しっかり"伝わる"ようにする。

  1. 自分軸
  2. 相手軸
  3. 幽体離脱

上記以外にも、守破離、松竹梅、猪鹿蝶、三位一体の違いも比較

本書は、フレームワークやメール術、プレゼン、スピーチの
基礎の基礎を、まとめて勉強したい人向けの内容です。

2009年7月23日

もう一度「捨てる!」技術

もう一度「捨てる!」技術 辰巳渚  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ストックしない
メリット

著者は、辰巳渚さん。 もう内容に期待できないけど、
今回はメンテナンスの方法。

手入れに喜びを感じることができれば、
なんとかなるんじゃないか? というのが本書の趣旨

周囲のモノが不調サインを出している、
そのことを感知する自分の能力に酔ったり、
敢えてストックしないことで、"より生活している"んだな、
と強く認識する。 そんな話でした。

2009年7月22日

「暮らす!」技術

「暮らす!」技術 辰巳渚 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

足るを知る

著者は、辰巳渚さん。
最初に読んだ本の印象が悪かった。
その続編だが、今回はどうか?

まとめると、こんな感じ。

  1. 氾濫する情報(生きる上で必要の無いもの)は
    横目でチラ見するだけにしておく
  2. 誰かの"押し売り生活モデル"にハメられないように注意する
  3. モノへの最期は、自分で始末をつける

分相応の暮らしを楽しむ、という当たり前だけど、
見失いがちなことが書かれていますが、だったら、
『新・資本論 僕はお金の正体がわかった』のほうが説得力がある。

2009年7月21日

「捨てる!」技術

「捨てる!」技術 辰巳渚 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

即決せよ

著者、辰巳渚さんによる、 捨てるための考え方十箇条と
捨てるテクニック×10

整理術や、モノを捨てる関係の本を読んだことが無い人向け。

使ってない理由がきっとある
とはいうものの、読者に捨てる行為をさせるには、ちょっと弱い。

どうせなら、風水的にどうとか、悪霊が取り憑くとか、
そっち系にして脅さないと、動きませんよ。

こっちのほーが実用的
『ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門』

(風水の根源的な発想は好きだけど、まったく信じてないからっ!)

2009年7月18日

新・資本論 僕はお金の正体がわかった

新・資本論 僕はお金の正体がわかった 堀江貴文 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

とりあえず
やってみる

著者は、旧ホリエモンこと、堀江貴文さん。
お金の正体、景気、貯蓄、ローン、投資、保険、起業、
教育などについて語っています。

「お金は信用」だと明言していて、信用があればいつでも稼げるので、
貯金など必要ない、という流れには、どこか励まされます。

さらに、下記のような人なら、読む価値は倍増でしょう。

  • クレジットカード地獄
  • ギャンブルにハマっている
  • 借金漬け
  • ローンで家や車を買おうとしている
  • 保険に入ろうとしている
  • 色々考え過ぎて、行動に移せない

「アレ? なんでこんなコトにお金使ってたんだっけ?」
と、改めて立ち止まり、考えると、自分が消費していたモノや、
不安感で購入していた商品の正体が掴めます。

そして、起業した人や、独立しようか迷っている方々へ向けた
エールも読み取れます。

まずは、行動ありきの話、結局、やる人は行動するし、
這い上がる人は、何度でも這い上がってくると結論付けます。

堀江さんの斜に構えたような、ハッキリしたモノ言いに好き嫌いは
あると思いますが、単純に読み取ると、応援メッセージのような
受け取り方も可能です。

2009年7月17日

戦略思考コンプリートブック

戦略思考コンプリートブック 河瀬誠 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

右脳でボケて
左脳で突っ込む

著者は、河瀬誠さん

なぜ戦略的な思考方法を取るのか?
それは、改めて言うまでもなく、問題を解決するためである。

本書には、下記の使い方も盛り込まれているが

  1. フレームワーク一覧
    『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』 )もオススメ
  2. グラフ・カタログ
  3. コメント付きブックガイド

メインディッシュは、仮説を構築して問題解決
に取り組む。 というコト

実際にやることを決めるために活用できる。

自分の脳の中で、ボケのクリエイティブさと
突っ込みのロジックさを両立させることが肝のようだ。

読んで"賢くなったつもり"で終わらせるのではなく、
手を動かし、その後のアクションに繋げるための一冊

2009年7月15日

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 キングスレイ・ウォード 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

甘い手紙

死期を感じた著者、キングスレイ・ウォードさんが
遺書代わりに書いた手紙、が売り文句 (ホントかな?)

こんな父親、日本では存在しない・・・
というくらい甘ったるい。

根底に流れるテーマは、"調和"なだけに、
昨今のビジネス書と比べると、ぬるさを感じる。

お金を正しく使うには?
稼ぎ方も大切ですが、使い方によって品が問われますよね。

君が初めて手に入れる1ドルは種子だと考えてほしい。
播き方が正しく、恵み深い主のお力添えがあれば、
それは成長して、君はその翌年2ドルを刈り入れるかもしれない。

映画や小説、漫画、フィクションで素晴らしい作品も多いが、
実生活での役立ちを考えると、距離があるものも多数存在する。
楽しいからといって、その全てを追っかける意味は薄い。

この世界には学ぶべきことが実に多くあり、
小説よりもはるかに興味をそそられる事実が無数にあることを思うと、
誰かの白昼夢を読むのは時間の浪費にさえ感じられる。

姉妹編もあるみたいですよ。
『ビジネスマンの父より娘への25通の手紙』

本書(手紙)の送り先は息子。 その彼のお姉ちゃん(つまり娘)宛の手紙。
なぜ5通少ない25通なのかは謎

2009年7月14日

人生『一発逆転!』を狙え!?

人生『一発逆転!』を狙え!?  小峯隆生 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

宴会芸の心

著者は、佐藤優さんとの対談が爆笑だった、小峯隆生さん。
当人の判断基準はドキドキするかどうか。

色物ライターとしての仕事に飛び込んだ末、
様々な作家や、メチャクチャな上司との出会い、
転がりながらも駆け上がってゆく人生に発展します。

表面上はバカ話を装ってますが、
ところどころで元気を貰える。 そんな物語が詰まってます。

フリーとしての、こんな処世術も。

のちに俺は、桜木さんにフリーの存在理由を聞いた。
「編集部に無い物を引っ張ってくるんだよ、
それがフリーだ」と言われた。

雇う側としては、一時的に雇うだけなので、コストパフォーマンスが高いから 、
使い捨てができるから、というのがメインでしょうけど、
雇い主へが飛びつくような特典も、用意しておかないといけませんね。

小峯隆生さんは、徹底的に人との繋がりを活かしているように見えます。
あとは、周囲に心配がられるような、面倒を見てあげたくなるような
キャラクターってのも、結構重要なポイントでしょう。

小さな頼まれごとや、些細な仕事、運と奇妙な巡り合わせが
混ぜこぜになって、大きなウネリになったり、
下落したりする人生の荒波が描かれています。

そして、
アノ人がプライベートで絡んでくれる。 なんて初めて聞いた・・・

おっと、
ここで書いてしまうのが、もったいないほどの有名人が多数登場します。
揚げ句の果てに、重鎮 (司馬遼太郎)までも飛び出す始末・・・

読後感としては、本書のタイトルのように、狙っていけるようなモノじゃないと、
強く感じました。 まったく、ハチャメチャ過ぎてスゴイ

2009年7月13日

プロフェッショナル進化論

プロフェッショナル進化論  田坂広志 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

主題と方法を
振り返る

著者は、田坂広志さん。
文字量の少ない大前研一さん"のようなもの"
と捉えるとわかりやすい。

本書で述べられているように、書店に並ぶ本から、時代の流れを読む。
というのは、大切ですね。 ネット書店での購入は便利ですが、
書籍の流行から、時代の方向を察知するという点について劣る気がします。

テーマ(主題)とメソッド(方法)の棚卸しと書いてありますが、
テーマの部分を、モチーフ(媒体)に差し替えてみましょう。

例えば、ネットでモノを売る商売の場合、
サイト構築などの技術に精通していることを
モチーフ(動機や思想、題材という意味もアリ)とすると、
実際に売るという部分は、宣伝や消費者心理など別な技術、
つまりメソッドになります。

モチーフは技法や流儀といった意味合いもあるので、
メソッドやアプローチといった言葉とも近いですね。

そして、ここから掘り下げて、
「なんのために、このメソッドを使ってるんだっけ?」と考えると、
ここでようやく、「お金儲けしたいんじゃん」というテーマ(主題や動機)が観える。
(裏テーマや、大テーマと呼んでもイイですネ)

今までのやり方を分析した時に、
自分が見えていなかった裏側が観える、というのが大切なのです。

2009年7月12日

ヨーロッパ退屈日記

ヨーロッパ退屈日記 伊丹十三 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

辛辣を愉しむ

故 伊丹十三さんが若かりし頃、
ヨーロッパを旅した時の手記です。

『マルサの女』『ミンボーの女』『スーパーの女』の監督としての
彼しか知りませんでしたが、俳優、デザイナー、イラストレーター、
さらに作家としての顔もあったんですね。

ヨーロッパの国々の好きな点、嫌いな点、
それに呼応して再認識される日本の良さ悪さ。

そして何より、少々毒の盛られたユーモアで、正当な服装やマナー、
グルメ話、酒をベースにして、嫌な人間、粋でない人々を分析します。

金持ちの優雅さと、貧乏人の僻みが入り混じってなんとも愉快、辛口な嫌味の数々

憧れの大人ってのは、こんな風なカウンターパンチをサラっと放って、
なおかつ、場の空気を汚さないのでしょう。

本書を、どのジャンルに分けるか悩みました。
グルメにするか、生活習慣にするか、小説でもイイような気がするし・・・
でも、やっぱり、愉快な文体に学ぶべきことが多そうなので、
文章術に入れちゃいました。

人をクスっと笑わせるような文章はこんな具合。
皆さんの周りにもいる、恐ろしいことにあなた自身かもしれない、こんな方々・・・

車を持っていない筈だのに、
あるいは、ダットサンに乗ってる筈だったのに、
どういうわけか、ベンツのマークのネクタイ留めをしている。
(これはミドル・クラスだねえ)

ただし、ベンツに乗ってる奴が、
ベンツのマークのネクタイ留めをしてたら、
もっとミドル・クラスだろうが。

※用語解説 「ミドル・クラス」
本書では、庶民が背伸びしてワケもわからず、本質を見失って
上流階級を目指している様子を指す。
当然、小バカにした蔑称 みんなの職場でも流行らせよう!

スキーには、一度だけ行ったことがあるという。

「あそこのCコースってのがあるでしょう。
あそこでね、行った日に初めてスキー履いてね、
いきなりチョッカッちゃったんだけどね、
何しろ停まれないの、曲れないでしょ、
ウワーどいた、どいたってどなりながら、
もろにブッシュに突込んじゃった。

したらね、お前みたいな心臓見たことないだって。
でもね、素質あるっていわれましたよ、ボク」

ヤレヤレ、初めてスキーを履いた人には誰でも
「素質がある」っていってあげるものなんだ。

※用語解説 「チョッカる」
スキーやスノーボードで、直滑降(真っ直ぐ滑り降りるので最高速が出る)で
滑るスタイル。 スピードが出ても、確実に停止できるという条件が付随するため、
シンプルながら上級者の技。
対義語はスキーならボーゲン、スノーボードなら木の葉落としなどなど。

ちなみに、上級者がこの言葉を自慢気に発している場面には遭遇したことがない。

麻雀で大きな手をやっている時、人が安く上がると、
自分の手を倒して説明しないと気が済まない。

ホラ、ちょっと、見てよ
イーシャンテンで、チンイツトイトイ、三アンコにドラ三でコツコツ、
親の倍満逃しちゃった。

いや、親のダブル倍満かな、チンイツでしょ、トイトイでしょ、
三アンコにドラ三のコツコツと、こりゃやっぱりダブル倍満だ、
うわぁ、親のダブル倍満逃しちゃった
三万六千点、千八百円」

一体、男の誇りはどこにあるのか
男ならやせ我慢で押し通すべきではないか。
忍の一字、これがダンディズムというものではないか。

「ウワァ、千八百円」とは一体どういう了簡かね。
とてもポーカー・フェイスどころではないのである。

※用語解説 「倍満」(ばいまん)
高得点のこと 安く上がろうが高く上がろうが、最終的に1ゲーム内での
総合得点で勝敗が決まるものなので、数値上は、どちらがイイ悪いってのは無い。

ただし、麻雀では"安く上がる派"(ハト派)と"高く上がる派"(タカ派)が
真っ二つにわかれ、160年以上も論争が続いている。

"安く上がる派"の言い分は、「勝てば官軍」
"高く上がる派"の言い分は、「麻雀の醍醐味をわかってない」

これによる殺人事件も起きてるハズですよ、きっと。

2009年7月11日

デザイナーへの道を知る 30人の言葉

デザイナーへの道を知る 30人の言葉  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

低確率で
発見する言葉

『デザインの現場』に掲載されていた記事に加筆
(駆け出し時代への自分宛メッセージ付き)

本書は税込みで2,100円なんですけど、
デザイナー30人中、自分に役立ったのは(多く見積もっても)2~4人ほど。

単純計算で、140~280円分の価値や言葉があった。

  1. カッチリ決めると逃げるモノ
  2. 誰かが観ている
  3. チャンスは2度と来ない
  4. デザインが消える刻

聞き出し方が悪いのか、何なのか。
デザイナーの『プロ論。』としても、ほど遠い。

時間が経てば、視点も変化し、
受け取るメッセージも変わるのかもしれないが・・・

2009年7月10日

アンディ・グローブ

アンディ・グローブ リチャード・S・テドロー 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

活力と管理
戦略は行動

是非、トム・ハンクス主演で
アンディ・グローブの半生を映画化して欲しい。

アメリカ育ちでも、おぼっちゃんでもなく、
戦火から逃れて亡命してきたという、深いバックグラウンドがあり、
その環境は彼の強みにどう影響したのか? 探りながら読まずにはいられない。

著者のリチャード・S・テドローさんは、物語を書くプロではないため、
地域情勢や背景を細かく描き過ぎていて、
上巻の前半、下巻の後半がかなり冗長 (おまけに日本語訳のリズムも悪い)

上下巻を読んでも、
楽しめるのは1巻分なのが残念なところ。

面白くなってくるのは、上巻の4章、新天地のアメリカに渡ってから。
しばらくすると、スティーブ・ジョブズも出てきます。

1978年、アンディ・グローブは、アップルコンピュータの
取締役を頼まれますが、断ってます。
もし、就任していたら、アップルはどうなっていたのか?
(多分、ジョブズと大喧嘩してただろうけど・・・)

相手の提案や相談は遠回り?
(なんか、女子のショッピングに付き合ってるみたいな法則)

アンディ・グローブ

人々はすでに答えを持っている
のではないでしょうか。

そして事実をうまく揃えて、正式な意思決定プロセスをとおして
自分の意見にお墨付きを得ようとするのです

アンディ・グローブは生まれつきの天才というより、
勉学に関しては秀才タイプ
(凡人からすると相当の頭脳だけど、周りに天才がいすぎた)

しかし、周囲の環境と、自らを変化させることに努力する点、
集中力を維持することに関しては、完全な天才型といえる。

幼い頃から、死神に付きまとわれてきた彼は、
その時に得た不安と恐怖を、経営に存分に活かしていて、
心配性の人が読んだら、それだけで胃が痛くなったり、
心臓が止まったりする出来事が多々描写されている。

そんな試練を、読みながらトレースし、
市場支配力に繋がる自社開発の重要さ
学べるのは大変ありがたい。

自社開発というと、どうしても目に見える商品にいきがちだが、
独創的な企画、アイデア、物語など、手に取れないもの、
目には見えないモノにも該当する。

スティーブ・ジョブズも、ビル・ゲイツも、
アンディ・グローブも、執拗さを持った狂人といえる・・・

そして、彼らに対し共通して抱く感想は、
彼らそのものになってみたいが、
彼らと一緒に働くのは、マッピラご免、だということ。

本書に出てくる、IT界の有名人を、自分の上司にあてはめて、
自社や自分の行く末を想像する楽しみ方もできる。

インテルの創生期、アンディ・グローブは技術方面に興味が
あったんじゃないかな。 それでも、マネージメントが必要で、
やれる人材もアンディ・グローブしかいなかった・・・

本人曰く、

どれだけ報酬をもらったとしても、
立ち上げ期のあの苦労だけは二度としたくない

これほど過酷な期間で、アンディ・グローブが得たスキルには相当の価値がある。
日々の心情を、業務日誌から読み解きたいところだが・・・

主役目線と観客視点を同時に使いこなす才能は垣間見えるが、
アンディ本人が書いているわけではないので、
終始アンディ・グローブとインテルの分析になってしまう。

対象読者としては、アメリカでのパソコン関連企業の歴史に興味がある人。
それならば、挫けずに読み進められそうだ。
(皆さんもご存じの、アノ会社のトップとのゴタゴタなんかも盛り沢山)

マネージメントを学ぼうとするならば、先日紹介した
『インテル戦略転換』のほうが、より参考になる。

本書から、教訓として活かせるのは、
大企業病に蝕まれたIBMのとんでもない失敗であり、
世界的な大富豪になった人々でも、
どんなに優れた頭脳が集まっている大企業でも、
未来は、まったく予測できない
ということに尽きる。

2009年7月 9日

ゲームニクスとは何か

ゲームニクスとは何か サイトウ アキヒロ 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

人を夢中に
させるには?

著者はゲーム作りに関わってきた
サイトウ アキヒロさん

家電やATMといった、操作性が悪い代表を例に出し、
他とは違うユーザビリティ (使い勝手)を持ち、
独自の評価で進化してきたゲームとゲーム業界を探る。

本書で分析されている、
ストレスと快感を操るテクニックは、
他業種でも役立ちそうです。

必要なのは制約

  1. 直感的なユーザー・インターフェイス (使いやすさの追求)
  2. マニュアルなしでルールを理解してもらう (何をすればいいのか迷わない)
  3. はまる演出と段階的な学習効果 (熱中させる工夫)
  4. ゲームの外部化 (現実とリンクさせて、リアルに感じさせる)

ウェブサイト(ゲームコンテンツを除く)だと、1と2までは達成できても、
あまり、3と4は意識していないのではないでしょうか。
だからこそ、試してみる価値はありそうです。

使いやすく、さらに使いこなせるというのがポイント

ユーザビリティというのは、使用者であるユーザーと
一瞬しか関わらず、それによって、その製品なりサイトなりが判断されます。

しかし、"使いこなせる"または、"使いこなしたい"という部分は、
日常に入り込める仕組みであるとか、
シンプルながらも奥行きがありそうだとか、操作系も含めた、
コンテンツの幅や遊びの必要性を意識させられます。

ココを押さえておくことにより、一度観ただけで終わり、
というのではなく、中毒性を持ったコンテンツ創りに繋げられそうです。

2009年7月 8日

インテル戦略転換

インテル戦略転換 アンディ・グローブ 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

気配の無い敵に
襲われる恐れ

アンドリューとかアンドルー・グローヴとか表記法は数あれど、
インテルの立役者、アンディ・グローブさんの危機管理論です。

インテルというと、パソコン関連のメーカー?
CMで名前を聞いたことがあるような・・・ ないような・・・ といったところでしょう。

インテル製品を単体で購入する人は、PC好きな人くらいですが、
皆さんが使っているパソコンの心臓部も、きっとインテル製です。

さて、この会社、日本との因縁も深く、
80年代に日本起業の猛追を受けて、事業転換するハメに。

がしかし、日本に追い回されたコトが転機となり、
会社を拡大してゆきます。

壮大な決断のプレッシャーと、修羅場をくぐり抜けてきたからこそ、
論理的思考と、感情の挾間を体感している著者。

それだけに言葉に説得力があり、経営が好調な企業も、危ない会社も、
好景気でも、不景気でも、いつでも読めるのが本書の素晴らしいところです。

何故かNTT横須賀研究開発センター図書館から流れ着き、手元にありますが、
1996年(13年前)に書かれたものが参考になるのでしょうか?

現在の日本の状況は、説明するまでもなく、中国やインド、
その他諸々の国から追い回される立場に変わっています。

今だからこそ、インテルが崖っぷちに立たされた時の教訓が、
活かせるハズです。

原書のタイトルは 「Only the Paranoid Survive」
「病的なまでの心配性だけが生き残る」

本書の中心は、"何かが変わってきた"という流れを
察知できるかどうか? この一点に絞られていて

日々の些細な出来事から、長期的な落とし穴を感知したり、
偏執症ならではのアクションが描かれています。

さらには、自社の戦略を練るにあたり、ヒントも盛りだくさん。

  1. 無闇に差別化しない (互換性を大切にする)
  2. 最初に行動を起こす
  3. ユーザと自社にとっての適正価格をつける

不安定な将来に対する備えのスキル

  1. 心配性である
  2. 情報を追い続ける
  3. 成功の惰性に気付く
  4. 専門性を派生させて手広く展開させておく
  5. 社長に届く情報は、すでに手遅れな事態である

どの程度資源を割くか? どのくらい手広くしたほうが良いのか?
単なる分析ではなく、実体験と実企業から著者が学んできた
失敗や成功をベースに記述されています。

対象読者としては、
経営者、幹部、管理職、一般社員・・・ 全て。
肩書きやポジション、部門を問わず、読んでおくべき一冊です。

2009年7月 7日

僕が2ちゃんねるを捨てた理由

僕が2ちゃんねるを捨てた理由 ネットビジネス現実論 ひろゆき(西村博之) 土屋敏男 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

自力で餌を
探しに行く

巨大掲示板、2ch(にちゃんねる)の元管理人
ひろゆき(西村博之)さんがネットビジネスと広告、
テレビ、他媒体の関係について語る。

現実的な部分をズバっと言ってくれるところがイイ

タイトルに縛られず、2ちゃんねる以外の話が多く、
(タイトルが、どうにも内容と乖離したのかは、あとがきで)
2chの譲渡やクラウドコンピューティング、フィルタリングあたりも
気になる人は参考にしつつ、愉しそうなのは下記

  1. ネットと広告
  2. テレビはもう、死んでいる
  3. ひろゆき×土屋敏男(『電波少年』を作った日テレの人) 対談
  4. ルーツ・オブ・ひろゆき

読者の対象として合致するのは、こんな方々

  • コンテンツ制作者 (ネットに限らず)
  • web2.0やクラウドコンピューティングなどの定義がわからない人
    (創作されたネット用語に騙されないために・・・)
  • 子供に携帯やパソコンを与えてイイのか迷ってる親

ちなみに、賢い人と、バカな人の違い、見分け方も載ってます。

ネット時代の真っ最中ですが、日本での出没の流れはこんな感じでしょう。
新聞・書籍・雑誌→映画・ラジオ→テレビ→ネット→?

「?」の部分がこの先、電脳直結(テレパシーのようなもの)になった時、
改めて本書を読んでも、何か新しい発見があるような気がします。

土屋敏男さんの言葉は、自分が作り手として面白いか?
結果として人を楽しませることができるのか?
ということを、"常に変化"を軸として捉えています。

P.184
数字を追っていってしまうと
物事って変わらないんだよ。

P.184
本質を見ないで枠だけ見てるんだよね。

そして、本質っていうのは、やっぱり作り手の
執着心、狂気だったりするんですよ。

ネットビジネスや最新ネット技術ではなく、
ネットコンテンツのスペシャリストの存在についての話は、
一儲け企んでいる人へのヒントになりそうです。

2009年7月 6日

SALUS 2009 7月号 vol.100

SALUS 2009 7月号 vol.100 東急沿線スタイルマガジン サルース 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

フリーペーパーで
学ぶ 日本語講座

東急沿線スタイルマガジン「サルース」というフリーペーパー
(東急沿線の駅や、東急系のスーパーなんかに
置いてあると思います)

特集が「にほんご心得帖」と題してあったので手に取る。
ページ数が少ないながらも、内容が充実していたのに驚き。

  • 間違いやすい慣用句
  • これからの謙譲語、敬語
  • 日本語上達書籍の紹介

下記、今まで勘違いしてました・・・

  1. 「愛嬌を振りまく」 "愛想を振りまく"は間違った使い方
  2. 「怒り心頭に発する」 "~達する"は誤用
  3. 「さわり」 中心となる見どころ、聞きどころ(出だしという意味ではない)
  4. 「豹変」 はっきりと誤りを正すこと。
    (態度や考え方が瞬時に変わることではない)
  5. 「憮然(ぶぜん)」 失望してボンヤリしている様子
  6. 「やおら」 ゆっくりとした動作

いやぁ~ 勉強になります。

2009年7月 5日

続「超」整理法 時間編

続「超」整理法・時間編 野口悠紀雄 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

脱・時間貧乏

著者は、『「超」整理法』でお馴染みの、野口悠紀雄さん

アウトプットの質を調整するテクニックは、
他人や未来の自分が、最低限把握できるほどのレベルで線引き。
今風に言うと、ベータ版

一番知りたいのは、
「時間泥棒の見分け方」といったところでしょう。

電話をかけてくる人に限って、仕事がデキない罠
さらに留守電に、どんなメッセージを吹き込んでいるかによっても、
相手の事務能力がわかります。 マジでわかります。

以下は、ファックスに限らず、メールや電話でもいえる法則

P.104
必要事項がうまく整理されて箇条書で的確に書いてある場合、
相手は信頼してよい。

インタビューを受けても、こちらが啓発される場合が多い。
共同作業をしても、得るところが多いだろう。

これに対して、余計なことが長々と書かれているファクスは、
えてして連絡先、日付、会合場所など肝心の事項が落ちている。

また、こちらの名前を間違えているのもある。
こういう相手は、要注意である。
後でトラブルが起こることが多い。

ファクス一枚を見れば、相手の事務処理システムの全貌が把握できてしまう。

本当のコトを教えたい、という心理を突く。

P.199 シャーロック・ホームズ

知りたいことを聞き出すこつは、こちらのいうこうとに
異議を唱えさせることだ

質問や、モノの聞き方が上手い人って、事前にある程度調べてきていて、
「自分はココまで調べて、その結果こう思うんだけど?」
という疑問を目の前に提示してくれます。

そうすると、こっちもソコを起点にするし、応えやすい。
(こちらの時間を奪う以上、前もって、自力で何かを調査してくる姿勢
ってのは、精神的にも高評価です)

2009年7月 4日

どうしても「許せない」人

どうしても「許せない」人 加藤諦三 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

誰かのせいに
していませんか?

著者、加藤諦三さんの個人的な怨みも同梱しつつ、
"質が悪い人"の定義を探る。

断言している箇所の根拠が薄く、
論理的に破綻している部分が多々あるものの、
その言い切りの中に、納得できるコトも発見できます。

誰しも、"許せない人"の100人や200人は、いるかと思います。

下記のような輩が周囲にいるならば、読んでおくと
落ち着き方が身に付くかもしれません。

  • 騙す
  • 無茶な要求を繰り返す
  • 都合よく利用しようとする
  • トラブルメーカー

許すべきコトと、許してはいけないコトの境目をハッキリさせる本書
気付かぬうちに、憎しみを抑圧していないか?

見えないように、うっすらと、そして
徐々に悪いコトを仕掛けてくる相手に、どうやって対処するか?

P.78
ずるい人には「心の痛み」がない

貴重な時間とエネルギーの浪費

P.104
相手を捕まえて非難しようと思う人もいる。
この場合、それに費やされるエネルギーは、
その状況にアンバランスなほど大きい

あなたが嫌っている相手がいるとして、
その相手も、あなたのことが嫌い、の法則

P.107
自分が周囲の人に敵意を抱いているのに、
周囲の人が自分に敵意を抱いているように思う。

しかし、それは違う。 自分の中の敵意を
周囲の人を通して見ているだけである。

身勝手な欲求や要求の内容は問われていない。
いくら正論でも、一度捨ててみることが必要だ。

P.108
自己中心的でわがままな人は、
自分の身勝手な欲求を押し通そうとするから、
周囲の人が妨害者に思える。

器をデカくするには?

P.129
人は理屈で、人の上に立つのではない。
心で人の上に立つのである。

自分自身に対する不公平を許せることが、人の上に立つ器量である。

結局のところお得なのは、自分が変わること。

P.105
自分が変わっても、世の中の現実は変わらない。
しかし、自分が変われば世界は変わる

2009年7月 3日

野蛮人のテーブルマナー

野蛮人のテーブルマナー 佐藤優images/mat/  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

接待費を
誰にいくら使うか?

佐藤優さんの連載が書籍化
掲載していたのは、一瞬で藻屑となった月刊誌「KING」

下記のコトに触れているが、
具体的に掘り下げて、詳細なスキルを披露しているわけではない。

  • 誰に、いくら接待費を使えばよいか?
  • 情報を引き出す
  • ニセ情報に騙されない
  • 状況説明と、感想を付け加える違い
  • ロシア人を喜ばせる酒の飲み方

著者が体験した出来事と織り交ぜて書かれているので、
即効性のあるハウツーというよりは、物語を読むイメージが正解だ。

書籍タイトルからは想像していなかったけれど、
「AV (アダルト・ビデオ)業界に学ぶ
組織論」
が興味を惹く。 いや、純粋に組織論としてね・・・

"AV嬢 & 恐いお兄さん"というか
"AV嬢 vs 恐いお兄さん"と表現したほうが的確なのか。

AV業界といった、ある種確立されている循環システムを、
経済性や組織構築にあてはめる、不真面目かつ真面目な内容。

佐藤優さんと、名物編集者の小峯隆生さん(宅八郎とモメてた人)
という方の対談ですが、発言はピーって音が頻繁に入るような具合、
大変不埒で面白い。

2009年7月 2日

web creators 2009年8月号 vol.92

web creators 2009年8月号 vol.92 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

撮影術基礎

プロマネやディレクターが必要とする
スケジュール管理のための、
ガントチャート作成ツールをチョットだけ紹介。

後半は、写真撮影とその後の補正テクニックなので、
カメラの専門誌や、撮影テクニックを扱った書籍を読んでいない人向け。

ActionScript 3の連載は、掴んで放すマウス操作系

2009年7月 1日

勝てる広告営業

勝てる広告営業。―50のキーワードで知る 戸練直木 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

普通のコトを
ちゃんとやる

著者は、風とバラッド系列の戸練直木さん

基本的な事柄を標語形式にして並べ、
著者の実体験を交えて解説している。

他のビジネス書で取り上げられている
営業や人脈維持の方法を学んでいない人向けの、入門書的書籍。