2009年8月31日
2009年8月30日
防水携帯を水没させるワケ
防水だからって
安心するな!
お気に入りだった防水携帯「SO902iWP+」(写真右下)を
海辺で水没させてしまいました・・・
念のため、防水用のビニールパックに入れて、海へ入ったのに、
密封の仕方が緩かったらしく、真夏日の影響もあって、
ビニールパックの中は蒸気でムレムレ。
ホントはやっちゃいけないんだけど、
焦っているので、毎回犯すミス。 直ぐに電源を入れる。
はじめは電源がついても、しばらくすると沈黙。
いっそのこと、携帯持つのをやめようかと思ったけど、
仕事の連絡用に使うから、無理か・・・
渋々、世界初のIPX8等級を取得した、
富士通製の「F-08A」を購入。 最新の携帯ってもの凄く高いのね・・・
JIS IPX6 耐水形
あらゆる方向からのノズルによる
強力な噴流水をうけても有害な影響がない
JIS IPX7 防浸形
定められた条件(1M、30分)で水中に没しても
有害な影響を生じる量の水の侵入がない
JIS IPX8 水中形
等級7より厳しい条件で水中に没しても
有害な影響を生じる量の水の侵入がない
ふと、現在までに所有した携帯電話の歴史を振り返る。
- 東芝製のPDA&PHS (モニター抽選に当たった)
- パナソニックのストレートタイプ (トイレで水没)
- R692i (日本無線製 JIS保護等級7相当の耐水性能 海で水没)
- SO902iWP+ (ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製
JIS保護等級7相当の耐水性能 海で水没) - F-08A (富士通製 世界初IPX8等級/JIS保護等級8相当にも対応!)
お気付きでしょうけど、最近は防水ケータイしか所有しません。
何故なら、海で遊ぶ頻度が高いから。
それなのに・・・ かなりの頻度で水没してる。
防水って機能があると、へんに安心しちゃって、
日頃のメンテナンスや扱いが雑になりがち。
携帯に限らず、防水だからって、安心するなっ!
【後日談】
ドライヤー乾燥の後、乾燥剤で携帯をくるんで密封、
2日後には電源復活、3日後には通常状態にまで復活しましたとさ・・・
アドレス帳も完全復帰してるんで、
「あなた、どなた?」的な失礼もないかと思います。
2009年8月29日
K-20 怪人二十面相・伝
アクションに興奮
上映時間が長く感じられたものの、
ハリウッド的なアクションやギミックで構築されているので
何も考えずに楽しめる。
『ALWAYS 三丁目の夕日』、『続・三丁目の夕日』の
スタッフが制作ということで、古い街並みやCGが馴染んでいた。
謎解きやクラシックなメカいうより、ワイヤーアクションに興奮する映画
2009年8月28日
店員の悪さと、客の悪さ
中華街へは行くな!?
先日、久々に中華街へ行ってきた。
雑誌にも載っている3店舗に目星を付けたんだけど、
そのうち2店舗の接客が劣悪・・・
優しいサービスは無く、ガサツで無愛想極まりない。
何故かと考えたら、注文した品数が少なかったから・・・
(ホント、ごめんなさいネ)
ジャンルが固まっている地域では、
お客側も、せっかく来たことだし、色々な店に行ってみたいもの。
当然、一店舗での客単価は少なくなるものだ。
それは仕方のないこと。 その代わりに集客率を上げられるのだから。
水餃子で有名なお店では、客と店員がモメてた。
それは、行列が出来る有名店(実際激混みだった)なのに、、
食べ終わっている客側が、仲間との待ち合わせに使っていたのか、
テーブル席を占領していたり、
連れていた子供が騒がしかったのが原因のようだった。
この状況は、客の方が悪いと思ったけど、
素直に嫌悪感を顔に出してしまう店員も、ちょっともったいないな、と感じた。
上記の団体客は、「お客様は神様だろ!」と言っていた。
いや、それは違う・・・
神様的な顧客ってのは、混んできたら
素早く席を空けたり、短時間で売上げに貢献するものだ、と。
せめて、自分が店側に迷惑をかけていないか、意識するだけで、
お互いが嫌な思いをしなくてもよくなるんじゃないかな、
なんて考えさせられた。
2009年8月27日
2009年8月26日
THE OUTSIDER 獣たちの凶宴
逃げる
逃げない
THE OUTSIDER (ジ・アウトサイダー)というのは、
前田日明さんがプロデュースする、アマチュアや
セミプロ選手による総合格闘技大会のようです。
本書は、氏によって見出された5人の若者が
THE OUTSIDER に参加するまでの半生記
- 吉永啓之輔 魔璃闇薔薇(マリアンローズ)8代目総長
- 黒石高大 横濱ギャング連合、義道会初代総長
- 高垣勇二 濱の最狂ギャング
- 渋谷莉孔 狂気のリアル刃牙
- 与国秀行 生きる都市伝説
多くの人々の人生とは、違う道を辿っているワルな5人が、
掲載可能な範囲で、自分史を赤裸々に語っています。
(竹書房だけあって、そのへんの器は大きいです)
横浜、栃木、杉並など、地元で暴れていた彼らの
勢いを感じられます。
同じ地域で、同じ時間を共有した人にとっては、
共感できる部分や、新情報に出会うこともあるでしょう。
彼らが、共通して言っているのが、"逃げる"か"逃げないか"について。
これは、大人の社会になっても、常に付きまとう問題です。
その場面を、どうやって突破してきたか、彼らから
リミッターを外したヒント、
というものが学べるかもしれません。
渋谷莉孔さんの"心のズレ"には驚きました。
(もしかしたら、キャラクターを演出している可能性もありますが・・・)
誰でも、自分は特別な存在だと思いたいけれど、
そうでも無いシチュエーションに出くわす回数の方が多いでしょう。
その、"途中で気付く"という過程が
スッポリ抜け落ちているような気がしました。 グロ注意です。
全体的に、中高生が読んでドキドキするような武闘派な物語ではありますが、
子供を不良(本人達が苦しむ、という意味で)にしたくない
親や先生方にも読んでもらいたい、そんな内容でもありました。
2009年8月25日
2009年8月24日
「S」と「M」の人間学
あなたは病的?
エロい方向のSMではなくて、
S性格やM特性の人と上手く付き合うためのタイプ別鑑定。
著者は、心理学に詳しい矢幡洋さん。
デザイナーやクリエイターに限らず、モノ創りに従事する職種は、
Mじゃないとやってられない・・・ なんて話もあるわけで。
SとMを更に細分化させたパターン分け。
- ポジティブS
- ちょいS
- ドS
- ぶちキレ系S
- 暴君系S
- 警官系S
- 弱い犬ほどよく吠える系S
- ポジティブM
- ちょいM
- ドM
- ぶちこわし系M
- 愚痴たらたら系M
- 尽くしまくり系M
- 自己陶酔系M
- 他人から距離をおくタイプ
- 葛藤中のタイプ
- 強迫性パーソナリティー
- サドマゾ
S系列とM系列、さらに第三のタイプ、シゾイド・パーソナリティーの発掘によって、
もうゴチャゴチャ。 せめて視覚的に見やすく、まとめて欲しかった・・・
「ちょいS」という括りが登場するが、アンディ・グローブや、
スティーブ・ジョブズのように「ドS」じゃないと
メチャクチャ尖ったものは創れないことを再確認。
S的要素とM的資質は、混在しているものであり、
場面、局面で使い分けができないと、病的状態となってしまう。
SとMは、根源パワーは同じで、ベクトルが違うだけ。
という考えを著者は否定して、こう仮定する。
もしかして、Sは体質的な問題、
Mは後天的に身に付けた、
社会的テクニックなのではないか? と。
後半は、わざと会議の進行を遅らせたり、
仕事を遅延させるヤツが周囲にいたら必読。
分析を終えたら、第7章「ドSやドMとうまく付き合う方法」が参考になる。
職場や家庭でのウサ晴らしに、捲き込まれないため、
愚痴好きに対抗する技が書かれている。
そして、気になる、SとM、SとS、MとM、それぞれの相性も紹介。
自分自身と周囲の他者を、見つめ直す切っ掛けに。
2009年8月23日
コンテキスト思考
阿吽の呼吸2.0
コンサルティング会社、A.T.カーニー勤務の
杉野幹人さんと、内藤純さんが
新しいフレームワークを売り込んで、名を上げようとする共著
コンテキストとは「文脈」「前後関係」「背景」のことらしい。
ケースバイケースでその場の空気を読む感性、
想像力と長年の協業が必須であり、それは、"あ・うんの呼吸"といわれる。
コンテキスト思考の時代が来るかどうかは、わからないが、
- クラフト (経験)
- アート (直感)
- サイエンス (分析)
- 環境 良くも悪くも影響を受ける
- 土壌 価値観、評価軸、自分軸
といった分類は、何かの役に立ちそうだ。
個人的にハッとさせられて、好きになった言葉は、文中の
"価値観もどき"
残念ながら、本書を読んでも、想像力や気付く力が得られるわけではない。
データとデータの解析力が向上するわけでもない。
様々な企業別シチュエーション、事例が登場するものの、
実際の出来事だったのか、創作なのか、よくわからない。
多分、例題としての、現実とは異なる絵空事なのだろう。
自惚れと楽観が引き起こす爆発は、
暴発になるかもしれないが、心配性には無い特性なので羨ましいが・・・
2009年8月22日
考えるヒント
批評家の心意気
著者は小林秀雄さん。
何故、本書を選んだかというと、
「批評」の考え方に触れたかったから。
批評家だけあって、文中の言い回しは、そのまま使えるほど。
ある男のコトを、"つまらないヤツ"と言うのに、
随分と煮詰めた言い回しをする。
小林秀雄さんが極端に大きく考えたコトについて、
極端に小さく分解して返す、中谷宇吉郎さん(物理学者、随筆家)の返答は、
ある種の思考法として、アイデアが詰まった時、突破口になるかもしれない。
「意識的なものの考え方が変わっても、
意識出来ぬものの感じ方は容易には変わらない」という著者
ブログをやっていたり、批評や評価文に興味がある人は、
「批評」の項目だけ読んでもイイ
それ以外にも、批評に触れている部分は下記
P.36
嫌いという感情は不毛である。
侮蔑の行く道は袋小路だ。
P.48
批評家は直ぐ医者になりたがるが、
批評精神は、むしろ患者の側に生きているものだ。
批評家の条件
- 批評的気質
- 経験
以上をベースとして、「他人への讃辞」
P.200
批評とは人をほめる特殊の技術だ
という名言に繋がる。
興味があれば、続編もどうぞ
2009年8月21日
2009年8月20日
ブレイクの「瞬間」
今やる
突っ走る
結果は求めない
フリーマガジン「R25」のインタビュー連載をまとめたもの。
登場人物数が55人と、数では魅力だが、とてもライトな内容となっている。
各人の闇の部分や、黒い経緯を書いて欲しかった。
文字量も少なく、読みやすい反面、
なんだか内容までコンパクトになっているのが残念だ。
伊坂幸太郎さん、押井守さんの話は同じコトを言っていて興味深い。
主題は"落としドコロ"について。
なんとか仕事を完了させる、という意気込みは、常に持っていたい。
全体を通しての共通事項
- すぐに結果を求めず、突っ走る!
- 何事も、やらずには始まらないので、とりあえずやってみる
- どうにか帰ってくる (着地する、カタチにする)
谷村新司さんの言葉
人間って過去と未来があると勘違いするけど、
あるのは今だけやから。
線ではなく、点でしかない、という時間感覚は、
将来への不安や、現状のモヤモヤを解消する起爆剤になりそうだ。
2009年8月19日
客引きから学ぶモノ
客引きスキルが活きる
逗子フェス(逗子マリーナ ライブ フェスティバル)へと
誘って貰った御礼に、出店している飲食店を勝手にお手伝い。
江ノ島へ行ったら、偶然、友達が屋台を出店してたんで、
またもや勝手にお手伝い。
やっぱり、慣れない人がやるには躊躇するようだ。 呼び込みは。
海の家で呼び込み(客引き)テクニックを学ぶまでは、
単に明るく声を出せばイイものかと思ってた。
部活で大声を出すことには慣れていたが、
相手に向けた台詞となると、テレがあり恥ずかしい。
子供の頃にやっていた売り子や、
文化祭でのハシャギっぷりとは勝手も違う。
海の家、初日の集客はゼロ・・・
辛うじて声を張り上げるコトまではできても、
お客さんに突き刺さるような口上を述べるのが難しい。
そこからは、海の仕事の先輩で、一緒に組むことになった
Y君の見よう見真似。 丸々吸収するしかない。
目の前を流れてゆくお客さん相手に、1~2行、時間にして10秒も無い。
その刹那に、自店の特徴を述べ、相手の欲望や不安、未知なる渇望を炙り出す。
カップルには、「もう歩くの疲れちゃったよねー どうすっか? ひと休み~」
お子様には、「夏休みの想い出に・・・ 絵日記に書けるヨ~」
めざとい女性には、「名物の××はいかがっすかぁ~」
おとーさんには、「ビールのお供に○○いかあっすかぁ!」
ご老体には、「熱中症予防にカキ氷は最適です!」 などなど。
ボキャブラリーの豊富さと、瞬時に繰り出せる回転の速さ、
たまには、一緒に働いているスタッフの笑いをとるような言動も含める。
雰囲気も良くしなきゃ、お客さんは寄ってこない。
ネットやパソコンの前で、ある程度完結してしまう仕事をしていると、
交渉事はあっても、一瞬で結果が反映されるような接客とは、ほど遠くなる。
やっぱり商売の基本は、対面販売にある気がする。
先方の顔色を読んだり、雰囲気を察したり、
研修に取り入れてもイイくらい。 客引きから得るものは大きい。
一言二言で、瞬時に"自分の売り"を説明できる技術は、
ビジネスシーンでも、役立つハズだ。
2009年8月18日
仕事で「一皮むける」
停滞しないために
やっておくコト
『働くひとのためのキャリア・デザイン』の著者、
金井壽宏さんが"一皮むけた"経験を44例を解説
経歴を見る限り、金井壽宏さんは根っからの学者で、
ビジネスの実務経験に乏しそうだ。
しかし、本書はバリバリの実務をこなしてきた方々のケーススタディを
まとめたものなので、お互いが補完されている。
そこでは、環境が自動的に自分自身を育ててくれるのではなく、
当然、感度の良いアンテナを張り巡らせている必要がある。
下記のように疑問を持ったり、振り返る切っ掛けになり、
節目や兆候に気付く、そのことに本書の価値はある。
- 上司に対して この人は一皮むけているのだろうか?
- 自分に対して 一皮むけた経験は、いつだったのだろうか?
- 部下に対して コイツに一皮むける体験をさせるには、どうしたらよいか?
両方兼ねる人材がいるなら幸せですが、
どちらか一方に偏っているのが、自然なのかな・・・
というワケで、ミスマッチがないように、セッティングしてあげることが大切
戦略的自律性
テーマは自分で決めたいが、アプローチ方法は指示して欲しい戦術的自律性
どんなテーマでもこなせるが、アプローチ方法は自分で決めたい
何を言うかではなく、"誰が言うか"だが、
本書を読んでも、"理想の誰か"になれるわけではない、
その成長過程は、結局現場にしかないのだから。
2009年8月17日
海と陸の仕事の仕組み
海と陸の仕事
仕組みというか、仕事に対する取り組みの相違について。
数年前、海の家でお手伝いをしていた頃、
夏になると、チョコチョコ助っ人に来てくれる人達がいたり
海の家の仕事に慣れ過ぎている従業員がいて。
彼らの多くは、海の地元で生まれ育っていた。
この子らの仕事っぷりが、良く言うとフレンドリー、悪く言うとルーズ。
お店へ遊びに来てくれる友達には、たっぷりサービスしたい
その気持ちはわかるけど・・・
自分達で経営している店ならまだしも、
他人様がオーナーの店で、会計もルーズだと困るなぁ、と。
議論でも、気持ち的にも衝突していた。
(無料サービスされる側に回ると、甘い蜜はすごく旨い)
それ以来、陸や丘で生まれ育った人と、
海辺で生まれ育った人には、"働く""仕事"といった概念に
決定的な違いがあるんじゃないかと、考察するようになった。
(島で生まれ育った人には、もっと差があるだろう)
陸や丘の人は、キッチリしてる反面、融通が利かないかも・・・
海の人は、ゆったりマッタリし過ぎな部分がありつつ、
それがファミリー的で仲の良い雰囲気に繋がっているのかも・・・
そんな風に考えるようになって。
この夏も色んな海に顔を出していたんだけど、
海辺の仕事って、遊びと仕事の境目が、線引きできないような
曖昧な部分で成り立っているのではないかと。 そんな思いを強くした。
最近は、様々な形態の海の家があって、
外観的にも事務的にも、キッチリし過ぎていそうな陸丘側資本の家って
綺麗なんだけど、なんだか入り辛い・・・
海辺って、昼から夜へ、1日のグラデーションを数多く感じられるし、
すぐに浜辺のカタチも変わる。
そんな流動的な地形的要素があるからこそ、人の育成部分でも
かなりの影響を及ぼすんじゃないかな、と。
どっちの育ちがイイ悪いじゃなくて、
人間関係やチームワークで悩んだ時に、相手が育った地形を考慮すると、
少しだけ、距離が縮まるのかもしれない。
2009年8月16日
慢性疲労は首で治せる!
首は交差点であり
パイプライン
でもある
著者、松井孝嘉さんの上から目線語り。
医者をはじめ、普段"先生"と呼ばれ慣れている方々は、
自説を曲げない、頑固な印象があります。
きっと、考えを変えられない事情があるのでしょう。
それ故に、本書に記載してることや、改善法は、
間違っているかもしれない。 そう認識して、話半分で読んでください。
原因が特定できない症状に悩まされ、
病院や科をたらい回しにされている方の、気休めになるかもしれません。
本書のチェックリストには、慢性疲労が多く載っているので、
ほとんどの現代人が中傷に該当するのではないか?
あくまで仮説の一つとして読み進めたい。
頸性神経症候群というネーミングを施し、
その症状を回避するには、首のストレッチや、首を温めるとイイらしい。
(当たり前っちゃ当たり前!)
本書は、理屈的な内容なので、
てっとり早く結果を得たいなら、タイトルが胡散臭い、図解入りの
こっちの方が良いかもしれません・・・
2009年8月15日
ネットワーク社会の深層構造
情報縁
著者は、江下雅之さん
インターネット登場以前、以後の流れを解説し、
人と人、人と情報との関連法則を探る。
どういう集団(サロン)に参加するか?
改めて考え直す機会になる。
TM NETWORK を絶頂期として、それ以降は
"ネットワーク"という言葉自体に胡散臭さが付着してしまった。
本書は、情報がどのルートを辿ってくるのか、把握するための書籍であって、
実用書でも啓蒙書でも技術革新やマナーを煽るものでもない。
交流の必然性と、当時のツール、ライフスタイルなどの
事実や関連資料を並べているものなのだ。
アマチュア無線、ポケベル、ダイアルQ2、トイレの落書き
ラブホテルやペンションの落書きノート・・・
コメントやレスを書いた、
"見えない相手の表情"を
想像し過ぎない。 という教訓は活用できそうだ。
そして、人脈やコネ(コネクション)に抱いている幻想を打ち砕いてくれる。
2009年8月14日
2009年8月13日
天才の時間
天才になる
ための余暇
発酵と腐敗の違い
著者は、マルチ科学ライターの竹内薫さん
吉本隆明さんが言うところの「ひきこもる時間」、
天才を熟成した休暇について解析した本書
対象読者は・・・
- 結果が出なくて焦っている人
- 雑事を減らしたい人
- 集中力の無さを周囲のせいにしている人
主な登場人物は下記
- ニュートン
- アインシュタイン
- ダーウィン
- エッシャー
- ヴィトゲンシュタイン
- ユング
ヴィトゲンシュタインの部分は、著者の哲学的な思い入れもあり、
お金はモノ? コト? といった話に興味を惹かれました。
小飼弾さんの書籍『弾言』で見かけた考え方の元ネタは
ここから引っ張ってきたんじゃないか? と思える。
結局のところ、どうやったら天才になれるの?
というのが一番知りたいところでしょう。
打ち込む環境に浸る
コレが最重要のようです。
本書で紹介されている天才達は、自分から進んで環境を構築
したのではなく、幸か不幸か、そのような環境にならざるを得なかったり、
没頭していたら、自然と打ち込む環境が出来ていた。
というのが多い様子。
さて、引き籠もれる時間を準備できるかどうか。
2009年8月12日
2009年8月11日
箒星 初回限定盤 CD&DVD
ダンスとストーリー
2006年に発売されたミスチル (Mr.Children)の曲
「帚星 (ほうきぼし)」 初回限定版でDVD付き。
元ダンサーでもある映像作家、丹下紘希(たんげ こうき)さんが監督した
16分のショートムービー「箒星 -Ordinary Beauty-」を収録
団体で踊るアクション性や、場面の抑揚、
映像と音楽が合致した物語は、下手な映画よりも、鳥肌が立ちます。
聴く人の状況や環境によって、各々ツボは違いますが
曲自体のテンポや歌詞がキラキラしていて。 中でも気に入ってる歌詞は
君は知ってんだろう? 僕の大風呂敷を
今 そいつで未来を盗むから さぁ手伝って
でもね僕らは 未来の担い手 人の形した光
それに加えて、映像の演出は、
丹下紘希さんの経歴じゃなきゃできなかったとさえ思えます。
劇中、清掃担当の男の子の台詞
僕たちが死んだ後も、世の中にはもっともっと
ゴミが溢れるだろう・・・せめて、キミが通る道は
いつもキレイにしてあげたいんだ
うわっ、こんなコト言ってみてぇし! 言われてぇ!
とか思っちゃいますよ、きっと。
大量消費社会へのアンチテーゼや、個性の輝きの素晴らしさなども
盛り込まれ、エンディングロールもシンプルながら、かなり好きなテイストです。
2009年8月10日
2009年8月 9日
ステージとの境目
ちょっと! ちょっと!
朝の浜辺にすっぴんで来ちゃって、まぁ!
メイクの大変さは、わからんでもなく、わからないケド、
ここは楽屋じゃないんだよ!
だったら、いっそのこと、スッピンのまま過ごしなさいヨ!
女子はやっぱり、コンクリートの防波堤の隙間から、
防風林の通路から、浜辺へ向かって、
綺麗な姿でスッと、現れて欲しいもんです。
それが、いきなりドすっぴんじゃ、雰囲気、総崩れなんだよっ!
んで、男子。
男子は、真っ黒焦げくらいが丁度イイのよ。
ビーチへ来てから日焼けするんじゃなくて、事前に日焼けして来なさいよ!
(ここでは、皮膚ガンのリスクは無視するわよ)
ここは、漫画喫茶のシャワールームに設置されてる
日焼けマシーンじゃないんだよ!
あんた、漫画読みに来たの? 日焼けしに来たの?
違うでしょ、海へ来てるんでしょ
そんな、ついで具合なんて、女の子にすぐ見抜かれちゃうんだからっ・・・
なんか、もう。 みんな、オン・ステージって概念忘れてない?
ヒドイよ、海はバック・ステージじゃあないんだよっ!
今日、言いたいのは、仕事でも遊びでもそーなんだけど、
オン・ステージとの境目って、曖昧な上に、
誰も注意喚起してくれないんだよね・・・
ステージ上で、常に気を張ってるのは疲れちゃうけど、
バック・ステージからオン・ステージに移る瞬間は注目されるものだし、
大事にしようよ、と。
2009年8月 8日
2009年8月 7日
新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に
誰でもメディア
vs
誰でもメディア
著者は、ワイアード日本版、サイゾー、
ブログ出版などを手がけた小林弘人さん
ネットプロモーションや、ウェブコンテンツの
注意書きのようでもあるし、単なるお説教とも受け取れる。
雑誌とネットコンテンツを同一視するのは無理があるだろう。
そして、いちいち、用語解説がうるさい。
知っている言葉を並べただけであり、著者の宣伝臭もする。
ユーザーの方を向いて仕事をする、という当たり前の結論に帰結してしまう
ところが悲しい。 本書に対して、よい受け取り方をしたとしても、
それは長文の応援歌としての役割でしかない。
そんなコトを言っていても始まらないので、本書で学べるのはこんな具合
- メガ・ブログから学び取る。 人気者になる方法。
- 新たなプラットフォーム(表現の場)に乗り換えるタイミング
- 必要とされるのは編集力
- ワイルドサイドを歩く
「ワイルドサイド」というのは、羽生善治さんが言うところの
「学習の高速道路 その先の大渋滞」
梅田望夫さんの言うところの「けものみち」
育てた時間を取り返したくなる気持ち。
多くの人々は、自分がいま携わっているメディアこそ
最高のものだと考えがちです。手塩にかけて育んできたコミュニティのユーザーたち、
あるいは何年も費やし完成形を見いだしたデザインや使い勝手など、
そのメディアにとっての財産なのですから当然のことです。しかし、新たなプラットフォームはそれを切り捨てるかのように迫ります。
(~中略~)
仮にスムーズに新しいプラットフォームに乗り換えられたとしても、
その新しいメディアが求める文脈をいちはやく発見し、
それにあわせたコンテンツを供給し、
必要とあらばユーザーの成長とともにスタイルも変えていくことが
なければ、ユーザーの支持は得られません。
プロのジレンマ
プロであるということは、逆にいえば、
過去の資産としてこれまで培ったスキルを持ち込んで闘うということです。
そのため、新しい読者に対応が遅れてしまう場合があります。
気になる、必要なスキル。
- 人の流れや動きを直感し、情報を整理、編集
- システム、UI(ユーザー・インターフェイス)、デザイン
- 換金化のためのビジネススキーム
- 腰が軽く身軽なアクティブさ
- パラノイア的な粘り強さ
スキルを色々な方向に伸ばしておくスタイルが必要になる。
枝を広げるのに興味がない人は、駆逐されていくのかな・・・
2009年8月 6日
2011年 新聞・テレビ消滅
マスメディア
消滅のお知らせ
この言葉一つで未来が見えました。
それは、「ミドルメディア」
企業のブランディングにも関係してくるので一読あれ。
著者は、ITジャーナリストの佐々木俊尚さん
タイトルに釣られたところで、具体的な対策は出てきませんが、
立ち位置(ポジショニング)や、ビジネスモデルの確認になるのは救いです。
グーグルの及川卓也さんが説明したとされる、下記。
新しいフレームワークとして、役立ちそうです。
- コンテンツ
- コンテナ
- コンベア
既存のサービスを当てはめると・・・
- コンテンツ 新聞記事、テレビ番組、楽曲
- コンテナ 新聞紙面、テレビ、レーベルが製造したCD
- コンベア 販売店、電波、CD販売店
当ブログでいうと、以下のようになるワケです。
- コンテンツ 書評
- コンテナ ブログ
- コンベア インターネットの回線
新旧の入れ替わりについても、記述されているので、
コンテンツ生成と、コンテナ構築、どちらがお得か
を考えるより先に、他者と比較して、自分がどのルートを押さえて(握って)
いるのか確かめてみてください。
著者は、コンテナを自前で抱える重要性、
プラットフォーマーの旨味を説いています。
皆さんが気になるのは、この部分でしょう。
コンテンツには金が入らないとも説明されていて。
「じゃあ、逆張りで・・・」
敢えて、コンテンツ創りに勤しむのもアリだと思います。
本書では、大昔の話に例えられてもいます。
- コンテンツ 小作人
- コンテナ 地主
- コンベア 道や荷車(ウェブ担当創作)
IT土方や、デジタル土方、という言葉が注意を促してくれていますが、
コンテンツを創っていれば、お洒落でモテモテ、という幻想に惑わされがちです。
どれを取っても、結局は力業で何とかしている部分が多いかと思います。
小作人のメリットは、ノウハウが蓄積したり、コンテナやコンベアが変化しても、
収益に影響を受けにくいというのがあります。 デメリットは売上げが少ない・・・らしい。
地主は、準備が大変ですが、売り上げがドカンとデカイというのに尽きます。
デメリットは、新しいコンテナの出現に怯えることです。また、新旧の回転も早い。
コンベアは、小銭が入りながらも、暫く安泰ってイメージがあります。
どの道を選択すればイイか、本書を読みながら
パズルのように思考していくと良さそうです。
2009年8月 5日
グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業
ネットやITって
商売に必要?
著者は、iモード立ち上げメンバーの1人でもある夏野剛さん
タイトルに表記されている、GoogleやAmazonの詳細は
知ることができないので、期待はしないように。
対象読者としては、インターネットの現状をまったく知らない広告主向け。
サイトのユーザビリティ(使い勝手)についても触れていて、
店舗サービスとネットの比較もおこなっているので、参考になるかもしれない。
後出しジャンケン的な解説が多いながらも、
大企業病に蝕まれている人には、自分が所属する組織体制の
問題点を気付かせてれる・・・ のかな。
タイトルに"バカ"と入れておけば、手に取る読者は増えるかもしれないが、
"バカ企業"が取りかかるべき解決策は書かれていないし、
未来の広告形態も描かれていない。
ある程度、ネットに接している人ならば、体感している内容なので、
思考を広げる切っ掛けにもならない、改めて読む必要もないだろう。
同じバカが表題なら、『ウェブはバカと暇人のもの』
同じニコニコ動画絡みなら、ひろゆき(西村博之) さんの
『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』のほうが読んでいて面白い。
2009年8月 4日
カメラは知的な遊びなのだ。
イイ写真って何?
著者は、カメラ好きな田中長徳さん。
カメラユーザーだけではなく、
デジカメ開発者、セールスの人間に向けられてもいる。
綺麗な写真や、わかりやすい写真が
必ずしもイイ写真ではない、というの点は嬉しい。
- 本当に好きな写真を撮れ
- ファインダーを見るな
- 撮るんじゃなくて、空気を読む
- 最初の一枚にコモッているもの
- メモリーの量は少なく
- RAWは使うな
- 身体能力の延長としてのレンズ購入
- ケータイは怪しいカメラ
合併前のスクウェアでは、新人には敢えて
低スペックのパソコンで作業をさせていた、とか。
カメラやPCに限らず、制限を設けるってことは、
新しい手順の発想に繋がりますよね。
飲み屋でのカメラ談義っぽさの中で、
昔から写真をやっている人ながらの、イイ言葉も飛び出します。
ファインダーを見て考えすぎると
物事の本質はどんどん逃げていくぞ、
RAWモードって、光と時間の一回性というのもを
無視しているからつまらないんですよ。延々と続く宇宙の時間の中で、今この瞬間の光というのは1回しかない。
著者の薄ら自慢や、写真の腕加減などを見て、
頭にくる人もいるでしょう。 場末の飲み屋で酔って口論する。
そんな読み方でイイと思います。
2009年8月 3日
戦略フレームワークの思考法
フレームワークに
あてはめれば
イイってもん
じゃない!
著者は、日本総合研究所の手塚貞治さん
(日本総研は、シンクタンクが主業務かと思ってたら、
システムインテグレーターがメインらしいですね)
対象読者
- 特定のフレームワークに対して、釈然としない気持ちを抱えている
- 周囲に「フレームワーク、フレームワーク」と煩いヤツがいる
フレームワークによって、直接答が出るものではなく、思考プロセス、
切り口、コミュニケーションツールに過ぎない、と明言されています。
著者は、フレームワークは3つのパターンに分けられ、
問題解決に繋げられる、と言います。
お陰で、数多くのフレームワークを丸暗記する必要はなさそうです。
- フレームワーク思考のすすめ
- 3つのパターンを知る
- 実践
中でも、二次元化思考についての解説量が多いです。
その他にも、フレームワーク作成時の裏側、名称を流行させる方法、
無理矢理な語呂合わせ等にツッコミを入れている点が、他書と違うところです。
さらに、数々のマーケティング教典(主に海外)が
題材としているフレームワークを、完結に述べていて、
話の流れで学べるので、分厚い翻訳本を読む手間が省けます。
フレームワーク一覧ガイド、というよりは、
フレームワークの成り立ちを勉強するための教科書。 読んでおいて損はないです。
2009年8月 2日
最強フレームワーク100
フレームワーク65
著者は、元リクルートの永田豊志さん
冒頭から、人口の減少、新興国の台頭、
無料ウェブサービスの登場、ソフトウェアの高度化・・・ と、
ネガティブな見通しを列挙して煽ってくれます。
それでも尚、現状に満足している人に、読んでいただきたい。
各フレームワークが、ジャンル分けされているのですが、
デメリットや、ツッコミ所がもっと記載されていれば、好きになったのに・・・
- ビジネス戦略
- 業務改善、時間管理
- マーケティング、アイデア発想
書名は大嘘で。 フレームワークの紹介は65個、
残り35個は、下記の作成法を題材としています。
無理矢理100という数字に合わせた強引感が出まくりで・・・
- データチャート
- アウトプット術
騙された、と思いきや・・・
チャート(グラフ)の種類を解説、
解析したい要素にあわせて、向いている型が提示されています。
見栄えの装飾ではなく、機能的なグラフ作成についてなので、役立ちそうです。
各ページの右下に「このフレームワークを使ってる人は
こんなものも使っています」というレコメンド機能のような、
数珠繋ぎのような項目があって、使えるかどうかは別として
フレームワーク系の書籍としては、新しい試み。
姉妹編の『革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55』も
出版されています。
2009年8月 1日










