2009年8月22日

考えるヒント

考えるヒント 小林秀雄 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

批評家の心意気

著者は小林秀雄さん。
何故、本書を選んだかというと、
「批評」の考え方に触れたかったから。

批評家だけあって、文中の言い回しは、そのまま使えるほど。

ある男のコトを、"つまらないヤツ"と言うのに、
随分と煮詰めた言い回しをする。

小林秀雄さんが極端に大きく考えたコトについて、
極端に小さく分解して返す、中谷宇吉郎さん(物理学者、随筆家)の返答は、
ある種の思考法として、アイデアが詰まった時、突破口になるかもしれない。

「意識的なものの考え方が変わっても、
意識出来ぬものの感じ方は容易には変わらない」という著者

ブログをやっていたり、批評や評価文に興味がある人は、
「批評」の項目だけ読んでもイイ

それ以外にも、批評に触れている部分は下記

P.36
嫌いという感情は不毛である。
侮蔑の行く道は袋小路だ

P.48
批評家は直ぐ医者になりたがるが、
批評精神は、むしろ患者の側に生きているものだ。

批評家の条件

  • 批評的気質
  • 経験

以上をベースとして、「他人への讃辞」

P.200
批評とは人をほめる特殊の技術だ

という名言に繋がる。

興味があれば、続編もどうぞ

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