考えるヒント
批評家の心意気
著者は小林秀雄さん。
何故、本書を選んだかというと、
「批評」の考え方に触れたかったから。
批評家だけあって、文中の言い回しは、そのまま使えるほど。
ある男のコトを、"つまらないヤツ"と言うのに、
随分と煮詰めた言い回しをする。
小林秀雄さんが極端に大きく考えたコトについて、
極端に小さく分解して返す、中谷宇吉郎さん(物理学者、随筆家)の返答は、
ある種の思考法として、アイデアが詰まった時、突破口になるかもしれない。
「意識的なものの考え方が変わっても、
意識出来ぬものの感じ方は容易には変わらない」という著者
ブログをやっていたり、批評や評価文に興味がある人は、
「批評」の項目だけ読んでもイイ
それ以外にも、批評に触れている部分は下記
P.36
嫌いという感情は不毛である。
侮蔑の行く道は袋小路だ。
P.48
批評家は直ぐ医者になりたがるが、
批評精神は、むしろ患者の側に生きているものだ。
批評家の条件
- 批評的気質
- 経験
以上をベースとして、「他人への讃辞」
P.200
批評とは人をほめる特殊の技術だ
という名言に繋がる。
興味があれば、続編もどうぞ
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