マーケティング脳 vs マネジメント脳
左脳のせいで
消えたブランド
ブランディングの根幹を成すが、
意外と軽視されているネーミング、
その是非についての書籍。
コンサルタントであり、『ポジショニング戦略』の著者、
アル・ライズさんと、その娘、ローラ・ライズさんが多くの
例を出して解説している。
事業拡張の屍を踏み越えて、
各社のダメ・コピーやネーミングにツッコミを入れる。
会社の実績を単純に表す広告創りは、
芯が通った強みを生み出すようだ。
マーケティングは戦略で
マネジメントは実行
これを本書では切り分けている。
商品、サービス、価格の前に、
消費者にどう認識されるか?
が重要だ、としている。
極論すると、製品の質はどうでもいいのか?
という疑問にブチ当たる。
物騒な内容が書かれているが、トップブランドになる方法は
書かれていない・・・
だが、社名やブランド名を消費者にわかりやすくする、
という最も重要かつ、簡単な手法が紹介されている。
- 商品とブランド、カテゴリー
- 差別化
- ラインナップ数
- どっちつかずの中間狙い
- 抽象的と視覚的
- 言葉と視覚イメージの組み合わせ
- 情報伝達とポジション獲得の違い
- 感覚と常識
成功例と失敗例に学ぶ。
消費者は意味の広い一般的な言葉より、
意味の狭い具体的な言葉を好む。
視覚イメージを伴った単純な言葉のほうが、
視覚イメージを伴わない複雑な言葉より、
消費者の心には残りやすい。
大企業病を避ける方法
- 広告費をかけない
- 市場調査を重視しない
- 販売数を限定する
そして、新しいことをしない、に尽きる。
近年の広告手法にも警笛を鳴らす。
広告の原則とは
一に繰り返し、二に繰り返し、三に繰り返しだ。最近の経営者はこの原則を忘れてしまったらしい。
現在では一に才気、二に奇抜さ、三に凝った仕掛け
になっているようだ。
読後、自分がマネジメント脳に寄り気味だったことに気付いた。
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