2009年10月 8日

ヒット商品のデザイン戦略を解剖する

ヒット商品のデザイン戦略を解剖する 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

球を持って
走っているか?

広告の作り手を取り上げる本書。
デザイナーは下記 (敬称略)

  • 大貫卓也 ソフトバンクモバイル
  • 日高英輝 ゼロハリバートン
  • 佐藤可士和 今治タオルプロジェクト
  • 小山薫堂 水野学 東京スマートドライバープロジェクト
  • イシザキミチヒロ 理研ビタミン
  • グルーヴィジョンズ 片山正通 明治製菓100%ChocolateCafe
  • 尾原史和 寄藤文平 R25
  • 西澤昭洋 ドトールコーヒー
  • 長嶋りかこ キリンスパークリングホップ

主にパワーゲームと量とエゴな内容ですが、
唯一、「キリンスパークリングホップ」のラベルデザインの話に臨場感を感じた。

ビール系飲料からの脱却し、新しいイメージを取り込むこの製品。

シャンパン風にしてみたり、カクテル調にしてみたり・・・
試行錯誤が続く中、ついには質感にミニダイヤカットを採用。
突如、シックからキラキラへ変えた!

この決断が、どのように影響してゆくか?

「FIRE」や「サプリ」「生茶」「NUDA」などの商品を手がけた
佐藤章さんはキリンの人

彼のプロジェクトコントロール能力と、
代理店側の長嶋りかこさん達の攻防戦が面白い。

長嶋りかこさんの主張

最終的に物を買うのは衝動なので、
どこでトキメクかっていうのは大事じゃないですか。

長嶋さんは、キラキラに反対していたが・・・

佐藤章さんの台詞は、まさにプロジェクトXそのもの。

みんなここに居ると思ってくれ

長嶋りかこさんが「キリンスパークリングホップ」で体験したこと。

重要なのは、自分で球を持って走る覚悟のある
人たちが集まっていること。

大人数になってくると、「誰か球を出せるだろう」
みたいになりますよね。

そんな最悪なことが全然なくて、ボールが来たら走るし、
「いや俺に渡せよ」くらいな感じが
すごくよかったなぁ、と思っています。

正論ばかりではダメ、異なる要素が自分の中で掛け算されて、
熟成した感覚を表現できる人が重宝される、そんな話にも遭遇できる。

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