2010年3月31日

アバター

アバター 画像

本当に、
冗談じゃなく、
マジで画質だけ

ワザワザ調べて行ってきました。
アメリカ本土の「IMAX 3D」は、日本に導入されておらず、
現状では、4種類の上映方法があるようだ。

んで、日本に4館しかない、誉れ高き「IMAX 3Dデジタルシアター」の
109シネマズ川崎(シアター7)@ラゾーナ川崎へ。
今思うと、チケットを予約するエネルギーまでかける始末
3D酔いしないように、酔い止めまで飲んで・・・

止めても、どうしても観たいというのなら、日本語吹き替え版で。
(英語のヒアリングが完璧な人は別)

内容は、『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』、SF映画やゲーム、アニメを
ミキサーで回して、ハリウッド風味に大雑把に味付けしつつ、
ケミカルに薄めた感じ。飲めたもんじゃない。

非常に細かいトコロだけど、あんなに科学が発達してのるに、何故マッチで?とか、
軍人の1人が唐突に自然愛し過ぎだろ、とか、
最初に乗ってた青い竜は何処行った?とか、突っ込みドコロも多々あります。

余談ですが、本編観ながら、ずっと、ナビィ族(青い生き物)って、
「どっかで見たことあるなぁ~ 誰だっけ?」
と思ってたら、勝間和代さんに似てました。 思い出してスッキリ。

本編開始前に、監督のコメント映像が出てきて、
日本の皆さんへメッセージを伝えるんだけど、
話の要点を暴露し過ぎ
あえて事前情報を得ないまま、真っ新な状態で鑑賞したい人は、注意が必要。
キャメロンのバカが、日本国民全員が予告編を観ているテイで喋り始めます。

意外に高得点だったところは、愚連隊同然の傭兵が送り込まれている設定や、
主人公の「俺、一体何やってるんだろうか」感が
ダークに演出されていたところ、本作と観客が、最高潮にリンクするシーンです。

ネットでの評価は、3Dのみの映画とは言われているが、
『タイタニック』では、泣き所のシーンがいくつかあったので、
数多くのシーンが欲しいなんて贅沢は言わないから、1つくらい泣き所があるかな、
と期待しちゃったけど、そんなものは無く、まったく心揺さ振られず。

本作で涙腺が潤む人は、幸せな人だ
『ドラえもん』シリーズを観た方が、感動できる。

本当に、3Dの映像美というか、飛び出す画質のみ凄い
CG好きな人も、生物や植物系の3DCGが好きな人にはお薦めだけど、
メカ系やミリタリー、戦争ドンパチ系のSFが好きな人は、
予告編の映像で十分

映画創りや3DCGなどに興味が無い大人が、観る映画じゃないが、
小学校低学年向きとして考えると、素晴らしい。

本作は、娯楽作品の域を出ておらず、
テーマパークのSF映像を
ダラダラ見せられている
感じ。

話の内容も、人間(会社や軍隊側)=金=悪
みたいな構図で浅すぎる。

何故、金が必要なのか? 生活するために仕方なく、という側面もあるのではないか?
そのあたりが、ほとんど描かれていないので、勧善懲悪でありきたりな物語に
落ち着いてしまっている。

長時間やるなら、『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』のように、2編に分けて、
仕方なく争うコトになったお互いの背景を描けば、
鑑賞後に色々考えさせられたんじゃないか・・・

陳腐な恋愛話なんぞ、無しにして、
淡々としてた方が、人間や生物の恐ろしさが伝わってくるってもんだ。

学ぶべきところは、そんなところにこそ存在してるんじゃないかな。

2010年3月30日

XHTML/HTML+CSSスーパーレシピブック

XHTML/HTML+CSSスーパーレシピブック 表紙画像

理解度が高まる

  • 著者 エ・ビスコム・テック・ラボ
  • 出版社 マイコミ

初版第1刷では、ソースに誤植があるので、初心者は混乱するだろう。

固定、リキッド、対応ブラウザが分かりやすくアイコンで表示され、
作りたいエリアやパーツごとに分類されている。

IE5やIE5.5での反映方法も掲載されていて、対応策が練れる。
ソースが冗長化されてしまうが、対象ブラウザを何処まで入れるか、
といったコトを念頭にして読み進めたい。

段階を追って1つ1つ、画像付きで解説されているので、大変わかりやすく、
ありがちな作業として、レイアウトを左右(上下)入れ替える場合の
ソースが変更部分だけ色分けされていて、視認性も抜群だ。

誌面では省略されているソースもあるので、多少戸惑うものの、
他書と違って、シンプルなソースで解説されてるのが嬉しい。

HTML5とCSS3の解説も同時にあって、
読み手のコトを考えた、とても丁寧な一冊。

2010年3月29日

賢く生きる智恵

賢く生きる智恵 バルタザール・グラシアン 表紙画像

生真面目だけだと
頼りないので、
小狡く生き抜く知恵を

  • 著者 バルタザール・グラシアン
  • 訳者 野田恭子
  • 出版社 イーストプレス

ライバル出版社、ディスカヴァー・トゥエンティワンの
賢く見える風シリーズ(勝手に命名)の装丁や内容を丸パクリ。

と思いきや、後出しジャンケン手法で本家を越えた。

著者は、17世紀スペインの哲学者、修道士、著述家という
色々やっていた山師的な人。

狡猾さが満載で、真面目な人は、ご立腹だろう。

名言集というよりは、油断せず、狡賢く生きるための実用書であり、
メリルリンチ証券(ウロ覚え)の生活で目立つな
(派手な暮らしを自慢するな)という標語に近い。

中には「うーん・・・」と否定したくなる文章があり、
同じ話だったり、強引な箇所も目に付く。

一貫して提言しているのが、
余計なコトに首を突っ込むな
という姿勢であり、感情が渦巻く世界で、
悪知恵と誠実さを使い分け、世渡りしてゆくための提言集になっている。

あなたの人生は誰のモノか?

穏やかに生きていくためには、
人の人生に干渉しないようにすればいい。

穏やかな人は、ただ生きるだけでなく、人生を自分のものにする。

聞きもするし、見もするが、沈黙を守る
言い争いをしないので、夜はぐっすり眠れる。

             (~中略~)

自分に関係ないことで心を悩ませるのは、
自分に関係あるだいじなことに無関心なのと同じくらい、
愚かなことなのである。

想像力でカバーする。

自分の持ち物が良く見えるのは、手に入れた最初の一日だけで、
あとはよその人の目を楽しませることになる。

ところが人の持ち物ならば、壊す心配もなく、
いつも新鮮な気持ちで見られるので、より楽しむことができる。

本家ディスカヴァー・トゥエンティワンのシリーズものとパクリもの。
読むなら、下記のお薦め順を参考に。

  1. 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
  2. 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
  3. 『賢人の知恵』
  4. 『超訳 ニーチェの言葉』
  5. 『アランの幸福論』

2010年3月28日

ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島

ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 画像

仲の違和感

絵はキレイだが、
『ワンピース』ファンは、
キャラ設定に違和感を感じ、
原作を知らない人は、もっと楽しめない。

細田守監督フェアということで鑑賞したものの、
途中で離脱・・・

2010年3月27日

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT 画像

チョットしか出ない

ワイルドスピードの3作目。

あの人や、アノ人は本当にチョットしか出ないので、
予告編に騙されても頭に来ない人向き。

日本が誤解されるパーティーシーンや、服飾センスが見所。

屋内や峠、大都会のど真ん中でドリフトしまくりで、
ハンが主人公といっても過言では無い内容。
『ワイルドスピード』シリーズとは別映画
として鑑賞することを強くお薦め。

2010年3月26日

デザインの理念と実践

デザインの理念と実践 深澤直人 表紙画像

力を入れ過ぎて
壊さないようにする

  • 著者 日本デザインコミッティー
  • 編集 平野敬子

記念展の内容を書籍化。

プロダクトデザイナー、深澤直人さんの言葉からは、
個性を全面に出し過ぎないように、注意する指針が得られる。

つくり出すというより、環境のなかに見出す
という感覚が強い。

できれば現象に留まりたい
無意識のなかの見えない繋がりをデザインしたいと思っている。

人とものと環境の折り合いをつけることが
デザインである。 それはシャボン玉のように柔軟で薄い空気の輪郭である。

氏のデザイン物や商品への好き嫌い、売れる売れないはあるだろうけど、
自分自身のスタイルを、客観的に傍観するための1つの視点として追加しておきたい。

照明デザイナー、面出薫 (めんで かおる)さんの言葉。

建築照明デザインとは、このような
"巧妙な気配を作り出すための光の罠"を仕掛ける仕事である。

明る過ぎず、暗過ぎず、光の焦点についての話は、
黒背景を使用する際のウェブデザインにも活用できる。

建築家、プロダクトデザイナーである黒川雅之さんの言葉。

"人のためにつくる"という思想がデザインを狂わせた、

             (~中略~)

他者のためにデザインするという考えが不遜なのである。

自分が誰のためにデザインしたり、物創りをおこなっているのか?
今一度見直す切っ掛けになる。

2010年3月25日

標準ウェブ制作完全ガイド

標準ウェブ制作完全ガイド 松岡清一  表紙画像

キーワードの羅列

プランニングからデザイン、そしてシステム構築まで。
Webの「仕事」がトータルに理解できる
プロフェッショナル養成講座

  • 著者/編集 MdN編集部
  • 監修 松岡清一

知識の少ないプロデューサーや、ウェブ制作の入門者向け。

タイトルや表紙に、完全ガイド全網羅とあるが、
あくまで、入り口的な手引き書に過ぎない。

他書と比べて、視認性だけは高いが、
キーワードを羅列しているだけなので、当然、深いところまではわからない。

上っ面の言葉だけを懐に入れて、場シノギの
会議や打ち合わせでは、恥をかかないかもしれないが、
その先まで見越していないと、大変危険

2010年3月24日

ガレリアCSS

ガレリアCSS 表紙画像

理解し難いCSS本

プロに学ぶスタイルシートの定番デザイン

  • 著者 林大輔
  • 出版社 ソフトバンククリエイティブ

表紙だけに留まらず、記事の色味が
ドギツくて目がチカチカする。
情報整理も紛らわしく、わかりづらい。

視覚的に理解度が遠のくCSS本。

2010年3月23日

「安心な食品」の見分け方

「安心な食品」の見分け方 安部司 表紙画像

価格と安心は
トレードオフ

著者は、商社の食品課で加工食品の開発、セールスを
行っていた安部司さん。 現在は、JASの回し者でもある。

下記と共に、良さげに見える表示のカラクリを暴く。

  • 化学合成
  • 合成物質
  • 添加物
  • 人造肉
  • 怪しい食品マーク
  • 偽装表示

添加物の一括表示は、ケミカル系が省略表示され、
故意に隠蔽されているようだ。

自宅で作るための安心レシピや、お薦め商品、ヤバイ製品も紹介。

毎日、毒を食べているコトを自覚し、
売るためには、何でもアリの世界を生き抜くための参考書としたい。

2010年3月22日

めがね

めがね 小林聡美 もたいまさこ 画像

『かもめ食堂』の
スタッフだからと
油断しない

監督は、荻上直子さん。 出演は、小林聡美さん、もたいまさこさん。
前作、『かもめ食堂』のキャスト、スタッフというのは、完璧な売り文句。

薄い演出のせいで、出だしから雰囲気が悪く、
どこで笑うべきなのかすら、迷う。

勝手に想像していた自分が悪いんだけど、
リラックスもできないし、ゆったりもできなかったので、早々に離脱

最初から、ゆったり感のみで構成すれば期待通りだったのかもしれない・・・
「主人公の性格や考え方が変わってゆきそうだ・・・」と、
観客に思わせるような高度なコトは、除外すべきだった。

これは、いったい誰へ向けた作品だったのだろう?

2010年3月21日

第2日本テレビ MIT 3G

第2日本テレビ MIT 3G 出没!どこでもミュージシャン! 放映画像

音楽で満ちる店

John John 投げ銭ライブの模様が、
第2日本テレビの音楽番組「MIT 3G」の
出没!どこでもミュージシャン!で放映されました。

http://www.dai2ntv.jp/player/index.html?item_id=NtvI10004458

2010年 2/18(木)に行われた、amiIrie (アミアイリ)さんのライブ
収録したものですが、演奏シーンだけではなく、レポーターのEricaさんに、
店内やホットドッグの味も、余すところ無く紹介していただいています。

amiIrieさんは、横浜伊勢佐木町の魅力や、音楽や人との出会い、
John Johnへ入った瞬間に感じ取れるものについて表現してくれています。

もちろん、メインでは、メッセージ性が強い、大人の応援歌を弾き語りで披露!
当日の投げ銭ライブを逃した人は、特に必見です!

2010年3月20日

スラムドッグ$ミリオネア

スラムドッグ$ミリオネア 画像

インド版
ウシジマくん

『ぼくと1ルピーの神様』という小説を、
ダニー・ボイル監督が無茶苦茶に味付けした作品。

『サンシャイン 2057』など、最近は、ワケがわからなくなっている監督・・・

鑑賞時間を消費するなら、躍動感のある『トレインスポッティング』がお薦めだし、
バカンス気分と現実感が交錯する 『ザ・ビーチ』の方がまだマシ。

本作のキーとなる登場人物の豹変ブリは、
そりゃないでしょ・・・と仰天するほどに。
話を合わせるご都合主義が目立った。

社会派な部分はメインではないが、劣悪な環境描写としては、
インド版の少年『闇金ウシジマくん』といった空気感。

暗い雰囲気な部分が大盛りなので、
一緒に観る相手や、その日の気分を十二分に考慮したい。

2010年3月19日

Web Designing 2010年4月号

Web Designing 2010年4月号 表紙画像

ホンノリ未来の
サイト構築

『Web Designing』は、半分に薄まってきている。

記事の密度が薄まっているのではなく、
方向性に迷いが生じているように感じられる。

未来のワクワク感と、旬の技術
このバランスが狂ってきているようだ。

良く言うと多様性を持たせていて、悪く言うと迷走している。
以前のように、一冊丸々の満足度は半減してしまった・・・

特集の取り上げ方は、丁寧で細かくて、優しくて好きなのだが、
何かが薄まっている。

(マイコミからのリンク切れが、多数発生していて
使い勝手が悪かったり、誤字脱字が目立つのも一因だ)

特集1 加速度的に新ブラウザや、様々なデバイスが登場する昨今、
下記を新たなワークフローとして取り入れたい。

  • Fluid Grid (フルードグリッド)レイアウト/横幅と画像の同時可変
  • 文字デザインからCSSを組み始める

詳細な手順が掲載されているので、参考になる。

高速化、CSS3、HTML5については、
最近の『Web Designing』と重複する内容もあるが、
補完されている部分もあるので、購入前には事前確認が不可欠だ。

特集2 一眼レフでの動画撮影。

特に求めていない人には、まったく必要無いが、
ハード面の特集も、たまには面白い。

2010年3月18日

人間というもの

人間というもの 司馬遼太郎 表紙画像

司馬データベースで
自分を創る

司馬遼太郎先生の作品の中から、道標となるフレーズを集めたもの。

出典の書名と巻数が記されているので、
未読の作品を読み始める切っ掛けにもなる。
イイとこ取りでこの値段は安すぎる。

内容は以下の流れ。

  1. 人間とは何か
  2. 組織から社会へ
  3. 夢と生きがい
  4. 日本と日本人
  5. 等身大の英雄たち
  6. 男と女

世間歩きという表現には、唸らされた。

人は、その才質や技能という
ほんのわずかな突起物にひきずられて
思わぬ世間歩きをさせられてしまう。

司馬遼太郎さんが描く人物像には、人間愛が詰まっている。
これは、氏が生涯、対面できなかった理想像や人間臭さが
表現されているのかもしれないし、その真逆だったかもしれない。

こんな処世術も学べる。

  • 他人の裏側に潜む闇を、機敏に把握するための技
  • 嘘っぱちの大人と、理想の大人

下記、各章から得られるコトを、自分なりにまとめた。

人間とは何か

  • 思い上がりの利点
  • 気合い、胆力、格調の姿
  • 遊戯の理屈
  • 基準を持たない者はどうなるか
  • 人との距離、刺激
  • 好意に対する返答
  • 利害の使い方
  • 分不相応の罠

組織から社会へ

  • 喧嘩をするための状況整備
  • 権力現象という化け物
  • 名将になる

名将とは、人一倍、臆病でなければならない。

『韃靼疾風録』(下)

夢と生きがい

昨今のワイドショーめいた情報過多を疑う。

認識は、わけ知りをつくるだけであった。
わけ知りには、志がない。
志がないところに、社会の前進はないのである。

『菜の花の沖』(3)

日本と日本人

ビジネスにも活かす

歴史は、戦術転換を断行した軍人が必ず勝つことを示している。

『国盗り物語』(1)

能力主義が必要とされる時代は、何度も繰り返す。
例えば、戦国時代、明治時代、そして2000年代

等身大の英雄たち

  • 戦国武将、信長、秀吉、家康から滴るエキス。
  • 自己愛を捨てて、澄んだ眼になる。
  • 正義という言葉に隠された陳腐さ。
  • 愛嬌は役立つ。

男と女

  • 女に溺れる恐怖

余白に 谷沢永一

竜馬は、議論しない。
議論などは、よほど重大なときでないかぎり、
してはならぬ。 と自分にいいきかせている。

もし議論に勝ったとせよ。
相手の名誉をうばうだけのことである。
通常、人間は議論に負けても
自分の所論や生き方は変えぬ
生きものだし、
負けたあと、持つのは、負けた恨みだけである。

『竜馬がゆく』

強制される思想や仕組み、胡散臭いルールについて。

ほとんどの体系は
うそっぱちをひそかな基礎とし、
それがうそっぱちとは思えなくするために
その基礎の上に構築される体系は
できるだけ精密であることを必要とし、
そのことに人智の限りが尽くされた。

『項羽と劉邦』

生きるには、時間はあまりにも短い。
やりたくないコトに囚われている場合ではない。

2010年3月16日

HAPTIC 五感の覚醒

HAPTIC 五感の覚醒 原研哉 表紙画像

触角に訴える
デザイン

著者は、株式会社竹尾、
原研哉、日本デザインセンター原デザイン研究所

質感により、触角を刺激されるデザインについて。

テクノロジーは、視聴覚へと進化しているが、それ以外の話。

なんとなく、感触は想像できるが、意外な使い方を紹介。
ウェブやデジタルデザインの参考に。

2010年3月15日

デザイン 現場の作法

デザイン、現場の作法。デザイン力を鍛える仕事術 伊達千代 表紙画像

アドビ系ソフトの
買い時

デザイン、現場の作法。 デザイン力を鍛える仕事術
著者は、伊達千代さん。 出版社は、MdN

レイアウトのバランスチェック時に、グレーにする、
左右反転、上下反転の手法は使える。

OTFフォント、TTは印刷に向かない、といったコトから、
Adobeソフトの買い時(バージョンアップは1~2個跳ばし)、
使える機能、使えない機能の紹介までやっているところは、
ケンカを売っていて頼もしい

2010年3月14日

スタートレック

スタートレック 画像

時間のネジ曲がり

『スターウォーズ』ばりのドンパチを期待するも、
自分的に最高潮だったのは、建設中のエンタープライズ号。

最近のアーティストが描く、SFイラストっぽくて、
遠近感と雰囲気が秀逸。

スタートレックをまったく知らなくても楽しめるが、
時間を題材にした部分で、話がややこしくなってくる。

絵はすっごいキレイです

ちなみに、『スターウォーズ』のR2-D2が一瞬だけ出演している
ようなので、探しながら楽しんでもイイ。

2010年3月13日

サマーウォーズ

サマーウォーズ 細田守 画像

現実的な
ジブリアニメ

監督は、『時をかける少女』の細田守さん。

細田守監督が若かりし頃、宮崎駿監督が、
その才能を削がないように
あえてスタジオジブリに入れなかった・・・ という逸話がある。

後に、ジブリの外部にいるにも関わらず、
『ハウルの動く城』の監督候補になり、制作を開始するものの、
様々なゴタゴタにより、中止となる。

勝手な想像だけど、宮崎駿監督は、才能やセンスがあれば、
誰でもよかったのだろう・・・
ジブリの内部スタッフの嫉妬で、協力が得られなかったんだと思う。

本作の正しい鑑賞の仕方

  1. まずは、1人で観て、号泣する
  2. 次に、大人数でワイワイ観る

元大家族の方や、おばあちゃん子のために、作られた
と言っても過言ではない物語なので、昔を思い出して浸りたい人は、
自らの感情を自由に解き放てる環境で観ること。

少々、説明不足の箇所があり、もったいない。

終盤の事件で、被害がどれだけあるか、
その規模を図解で説明すると親切だった。

暗号の解き方についての解説があると、
より、そのスキルの凄さが理解できただろう。

些末なコトはさて置き、アニメという枠を最大限活かす演出と、
リアルな生活感、アッサリ感の演出
その切り分けと使い分けが、抜群に上手い。

例えば、家族や友人、同僚同士が、なんだか揉めてる場面に遭遇することは、
現実世界でもよくあることだ。

今まで穏やかだった空間から、モメてる空間や部屋に踏み入れてしまう、
あの嫌な感覚、変な違和感を見事に描いている。

大家族、食卓、生活観や各人の興味、これらをまとめて表現できる映画は、
実写でも少ない。 さらにエンタメとしてのバランスもイイ。

アニメだからといって、喰わず嫌いをせず、是非、観ておきたい作品。

2010年3月12日

女たちよ!

女たちよ! 伊丹十三 表紙画像

男の美学
女の美学
語りかける皮肉

伊丹十三監督の映画しか知らないのなら、
是非、文章も読んでいただきたい。

『ヨーロッパ退屈日記』でも描かれていたように、
生活の中で気付いたコト、日用品についての講釈が深く辛辣。

表現も、「ですます調」と「だ、である調」を
混合させる際のお手本のような文体。

文章も上手いが、言葉も上手い。 例えばこんな感じ。

インスタント・コーヒーについては、
世の中にそういうものがある、ということを
知っているにどどめたい

世の中には、そういうものを飲まなければならぬ
かわいそうな人たちがいる
ということを知っているだけにとどめたい。

伊丹十三さんが生きていたら、昨今の服飾事情や、プライベートブランド、
ハイブリッドカーについても、存分に語っていただきたい。

男の寂しさと飽きっぽさ、本当の料理、主婦(主夫)のプライド、
不愉快な出来事、飲み食い、男女の問題にも話は及ぶ。

女性に対する願望が、愚痴に変わる瞬間も描写している。

「サテ、と、あなたなに飲む?」

「そうね、あたしジュースかコーラいただくわ」

女連れでごはんを食べにいって、
一番がっかりするのがこの瞬間である。
もう、そのひとに対する
あらゆる興味を失ってしまう

だってそうでしょう。
男が女を食事に誘うということは、

             (~中略~)

そこに男の全存在がかかっているのだ。

             (~中略~)

「あたしお酒だめなんだけど、ちょっとどんな味かみさせて」
ちょっと嘗めてみてから、目を輝かせて
「あ、おいしい!」 といってもらいたい。

これがつきあいというものではないか。

我々が気付かなかったコトを再確認

  • 不幸な人は、モノゴトが上達しやすい!?
  • 動作や1日の行動を、全て意識する

などなど。 さらに、テーマを設定する勇気、それを買う勇気、
何かを得て、別のことを犠牲にする勇気の話も頷ける。

幸せを感じる瞬間は、いつ来るのか?

幸せというものは過ぎ去った時に初めて
それと知れる。

今に、今に、と思っているうちに一生終っちゃって
きみはすべての幸せを取り逃がしちゃってることに気がつくのだよ。

なんて哲学的なコトも学べちゃう。

2010年3月11日

デザイナーの仕事 デザインガイドブック

デザイナーの仕事 デザインガイドブック Real design編集部 表紙画像

コレ買う?
という視点

著者は、Real design編集部

プロダクト、インテリア、アートディレクター、インテリアショップのオーナーへの、
インタビューとコラムは、情報は多いが、すごく浅い。

お気に入りのイスや文房具から、なぜデザイナーになったのか?
幼少時の思い出や切っ掛けも述べられている。

ケータイ別、イス別といったジャンルで、
手がけたデザイナーが分けられているのは、珍しい。

鄭秀和 (ていしゅうわ)さんの
「俺、コレ買うかなって (笑)」
からは、自分のデザインに対する客観的視点が学べる。

2010年3月10日

レスラー

レスラー 表紙画像

後悔、反省
変わらない現実

人気プロレスラーだった絶頂期から20年・・・
バイトをしながら食い繋ぐ、1人の男の話。

自身の役者人生とも被る、ミッキー・ロークが主演。
猫パンチで有名な元イケメン俳優)

どうせ、いつかは死ぬんだし、好きなコトをやりきたい。
(しんどいけど・・・)

怖いから、安定した生活を送りたい。
(楽しくないかもしれないけど・・・)

どちらかで迷ったり、気持ちが行ったり来たりしている人にピッタリの映画。
だからといって、観た瞬間にあっさり、答が見つかるものでもない。

荒い編集技術のせいで、編集点が見えるので、
端折られたシーンや、繋ぎ目がわかってしまい、
物語としての流れがぎこちなくてもったいない。

ハリウッド映画的な、作られた感動話ではなく、
とことん現実っぽく、ドキュメンタリーに近い。

少しだけ求めていた、ありきたりな話、
過去の栄光を取り戻し、大団円で終わる、という感じではないので、
単純な感動話を求めている人にとっては、現実が垣間見えてしまい、
鑑賞中にリアル生活に引き戻されてしまうかもしれない。

真面目な人の観点からだと、主人公の性格に腹立たしくもなるだろう。

人生に後悔し、チョッピリ反省もしてみるが、
改心したつもりになっても、生活習慣やライフスタイルは
身に染み込んでいるので、
変わらないし、変えられない

ライフワーク過ぎて稼げないが、やめられないし、やめたくない。
悪く言うとダメ人間、良く言うと不器用な生き様を描いている。

ミュージシャン、芸術家、役者、タレント・・・
ショービジネスの世界だけではなく、その他、多くの仕事でも、
途中で諦めそうになるコトがあるが、
やりたいコトをやり続けるために支払う犠牲と、
他では得られない幸せが、事前に確認できる。

主人公が、現実の生活と、もうひとつの現実世界の間で揺れ動くので、
養殖されたケミカル的イイ話ではなく、観終わってから、
生活の節々で、ジワジワ効いてくるナチュラルな映画。

結局、自分が切り開いて、辿ってきた道が、
正しかったのか、間違っていたのか、死ぬ時にわかることなのだろう。

劇中には出てこないが、マザーテレサの言葉が、これから先の指針となりそうだ。

  • 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
  • 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
  • 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
  • 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
  • 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

2010年3月 9日

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ 水野敬也 表紙画像

他人が
自分を成長させる

著者は、水野敬也さん。

世界の偉人、有名人のエピソードを物語の中で学べる。
自己啓発本を読んだことがない、超絶入門者向け。

自分を変えるコトは、自分しかできず、
それと同時に、他人が才能を引き出してくれるもの。

自分以外の人の存在がなければ、成長もない。

2010年3月 8日

TUGBOAT 10 Years

TUGBOAT 10 Years  表紙画像

タグボートの
仕事履歴
画像の陳列

広告制作会社「タグボート」の仕事履歴。

各人のコトバは、オマケ程度の数ページのみなので、
何か得るモノが欲しい人には、躊躇する価格。

仕事履歴の画像がズラリと並んでいて、
そこから、彼らが10年やってきた考え方や視点を読み解くには、
見る人に負荷が掛かる。

それが楽しいという人もいるし、
タグボートを愛しているなら、8,400円を払って、
バーンと購入してもイイかもしれない・・・

2010年3月 7日

天使と悪魔

天使と悪魔 画像

絵画のように
美しいが・・・

ダン・ブラウン原作のサスペンス小説がベースとなっている。

映画化された時は、『ダ・ヴィンチ・コード』→本作だが、
原作の発表順は、『天使と悪魔』→『ダ・ヴィンチ・コード』のようだ。

内容は、トム・ハンクスが一生懸命
教会を駆け回るドタバタ映画

医学と薬学に詳しすぎる物理学者とか、
ヘリを操縦できるという設定が強引過ぎとか、
あんな凄いスキルを持ったヤツが、あっさりとした罠にハマリって、
いくらなんでも警戒心なさ過ぎとか、上映時間が長いとか、
色々あったけど、画面の構図や色味は、絵画のように美しいので、
環境映像として、垂れ流しておいてもよさそうだ。

科学ネタを絡めながらも、実は、ヴァチカン (バチカン)の
腐敗ブリを描いてもいる本作。

大きな組織が大嫌いだったりする方は、
バチカン系教会が性的虐待&の性犯罪を長く隠蔽していたコトを
暴露するドキュメンタリー、『Deliver Us From Evil』も併せて鑑賞するのもイイかも。

2010年3月 6日

Lightning 2010年 4月号

Lightning ライトニング 2010年4月号 表紙画像

アメリカ味

John Johnが2ページに渡り、
ライトニングで、紹介されています!

ホットドッグと、ジャンボドッグを比較した豪快な写真が
まるまる1ページあり、迫力と雰囲気が伝わってきます。

今号のライトニングは、映画のワンシーンとアメリカ食文化、
日本で食べられるアメリカンテイスト、自宅で作れるアメリカ食など、
普段の関心事から、スッと入れる間口の広さで特集されています。

肩肘張らない、アメリカ文化の良さを誌面でも体感してください!

2010年3月 5日

すごい!ホメ方

すごい!ホメ方 内藤誼人 表紙画像

長所変換術

職場で、家庭で、恋愛で・・・
相手を思うままに操る悪魔の心理術

著者は、お手軽心理学の著書が多数ある、内藤誼人さん。

疑り深いタイプや、美人、権威好き、プライドが高い、
といった、敷居の高い人種に対する手練手管の
実践ホメ・テクニック

相手や自分の弱点を無理矢理にでも、長所に変換しておきたい。

2010年3月 3日

pen 世界でいちばん好きな場所

pen 2010年2/15号No.261 表紙画像

世界を旅する
時間が無いのなら

世界でいちばん好きな場所
過去の写真も交えて紹介していたりする。

世界中を旅する機会が無い人にとって、最適な内容。
各種多様な、とっておきの場所が垣間見える。

2010年3月 2日

web creators 2010年4月号 vol.100

web creators 2010年4月号 vol.100 表紙画像

見送りで

第1特集は、普段、ビジネス書籍を読んでいない人向け。

第2特集は、ネットの有名人やサイト、出来事を改めて振り返る。
正直どうでもいい・・・

2010年3月 1日

友だち地獄

友だち地獄 土井隆義 表紙画像

友人関係の痛み

「空気を読む」世代のサバイバル

著者は、社会学的に、少年少女を探っている土井隆義さん。
凄いタイトルですが、言い得て妙。

読んでいて、少々暗くなるが、一部の若い世代の
痛みが伝わってくるような、真面目な内容。

仕事や家庭、通常の生活で若い子達と接する機会があるのなら、
目を通しておくと、日本の何かが見えてくるかもしれない。

不真面目な方は、『情報病 なぜ若者は欲望を喪失したのか?』から
読み始めるのをお薦め。