人間というもの
司馬データベースで
自分を創る
司馬遼太郎先生の作品の中から、道標となるフレーズを集めたもの。
出典の書名と巻数が記されているので、
未読の作品を読み始める切っ掛けにもなる。
イイとこ取りでこの値段は安すぎる。
内容は以下の流れ。
- 人間とは何か
- 組織から社会へ
- 夢と生きがい
- 日本と日本人
- 等身大の英雄たち
- 男と女
世間歩き
という表現には、唸らされた。
人は、その才質や技能という
ほんのわずかな突起物にひきずられて、
思わぬ世間歩きをさせられてしまう。
司馬遼太郎さんが描く人物像には、人間愛が詰まっている。
これは、氏が生涯、対面できなかった理想像や人間臭さが
表現されているのかもしれないし、その真逆だったかもしれない。
こんな処世術も学べる。
- 他人の裏側に潜む闇を、機敏に把握するための技
- 嘘っぱちの大人と、理想の大人
下記、各章から得られるコトを、自分なりにまとめた。
人間とは何か
- 思い上がりの利点
- 気合い、胆力、格調の姿
- 遊戯の理屈
- 基準を持たない者はどうなるか
- 人との距離、刺激
- 好意に対する返答
- 利害の使い方
- 分不相応の罠
日本と日本人
ビジネスにも活かす
歴史は、戦術転換を断行した軍人が必ず勝つことを示している。
能力主義が必要とされる時代は、何度も繰り返す。
例えば、戦国時代、明治時代、そして2000年代
等身大の英雄たち
- 戦国武将、信長、秀吉、家康から滴るエキス。
- 自己愛を捨てて、澄んだ眼になる。
- 正義という言葉に隠された陳腐さ。
- 愛嬌は役立つ。
男と女
- 女に溺れる恐怖
余白に 谷沢永一
竜馬は、議論しない。
議論などは、よほど重大なときでないかぎり、
してはならぬ。 と自分にいいきかせている。もし議論に勝ったとせよ。
相手の名誉をうばうだけのことである。
通常、人間は議論に負けても
自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、
負けたあと、持つのは、負けた恨みだけである。
強制される思想や仕組み、胡散臭いルールについて。
ほとんどの体系は
うそっぱちをひそかな基礎とし、
それがうそっぱちとは思えなくするために
その基礎の上に構築される体系は
できるだけ精密であることを必要とし、
そのことに人智の限りが尽くされた。
生きるには、時間はあまりにも短い。
やりたくないコトに囚われている場合ではない。
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