2010年3月13日

サマーウォーズ

サマーウォーズ 細田守 画像

現実的な
ジブリアニメ

監督は、『時をかける少女』の細田守さん。

細田守監督が若かりし頃、宮崎駿監督が、
その才能を削がないように
あえてスタジオジブリに入れなかった・・・ という逸話がある。

後に、ジブリの外部にいるにも関わらず、
『ハウルの動く城』の監督候補になり、制作を開始するものの、
様々なゴタゴタにより、中止となる。

勝手な想像だけど、宮崎駿監督は、才能やセンスがあれば、
誰でもよかったのだろう・・・
ジブリの内部スタッフの嫉妬で、協力が得られなかったんだと思う。

本作の正しい鑑賞の仕方

  1. まずは、1人で観て、号泣する
  2. 次に、大人数でワイワイ観る

元大家族の方や、おばあちゃん子のために、作られた
と言っても過言ではない物語なので、昔を思い出して浸りたい人は、
自らの感情を自由に解き放てる環境で観ること。

少々、説明不足の箇所があり、もったいない。

終盤の事件で、被害がどれだけあるか、
その規模を図解で説明すると親切だった。

暗号の解き方についての解説があると、
より、そのスキルの凄さが理解できただろう。

些末なコトはさて置き、アニメという枠を最大限活かす演出と、
リアルな生活感、アッサリ感の演出
その切り分けと使い分けが、抜群に上手い。

例えば、家族や友人、同僚同士が、なんだか揉めてる場面に遭遇することは、
現実世界でもよくあることだ。

今まで穏やかだった空間から、モメてる空間や部屋に踏み入れてしまう、
あの嫌な感覚、変な違和感を見事に描いている。

大家族、食卓、生活観や各人の興味、これらをまとめて表現できる映画は、
実写でも少ない。 さらにエンタメとしてのバランスもイイ。

アニメだからといって、喰わず嫌いをせず、是非、観ておきたい作品。

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