2010年5月31日

人生とは何か

人生とは何か

真面目に
のんびりと

吉本隆明さんの書き物や、話した内容の一部を収録したもの。

子育て、親子関係、老いと死の捉え方、悩みを、べらんめぇ口調で話してくれる。

日本人のワイドショー気質は、今ネットで起こっているコトにも該当。

雰囲気がすべてで、それしかない。
開かれているようで、実は思考が閉鎖しているんです。

小刻みに、小分けにする日々の希望の持ち方は、
老いも若きも関係無く、心の支えになる。

2010年5月30日

ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に

コツコツと
希望に近づく

私の人生を変えた映画として教えてもらった。

以前から、話の大筋は把握していたものの、
ありきたりに感動する物語かと勘違いしていた。

想像以上に、人間の美醜が詰め込まれていて、
いつか観るだろリストに入れっぱなしだったコトを後悔・・・

映画を娯楽ではなく、人生の教科書という側面で捉えた場合、
美意識と、生き抜く知恵が描かれている本作1本だけで事足りる。

人の良い面と、悪い面、両面描かれているが、
メインは、日々、物事を積み上げる気力と根性
その行為自体を楽しむ気長さ。

人生に張りが無くなったり、
前向きな元気が減った時期に観ると、さらに効果的。

2010年5月29日

寝取られ男のラブ・バカンス

寝取られ男のラブ・バカンス

別れた人の
良さに気付く

映画とエロスの伝道師こと、映画評論家の町山智浩さんが、
ラジオ番組 (TBSラジオ 小島慶子のキラ☆キラ)にて、
「2009年ベスト10映画」の9位に選んでいた作品。
(同着9位は『40男のバージンロード』

ラブストーリーを下地にした、下品コメディです。

恋人や親しい友人と別れる時は、近付き過ぎた故に、
お互いの嫌な部分が目について、別々の道をゆくワケですが・・・
その後、フトしたことで、相手の良さに気付いたりもします。
(実は、別れて大正解なんだけど!)

そんな出来事を、笑いながらも再確認できる映画。

主役ではないが、ラッセル・ブランドじゃないと、
演じられない気持ち悪い役は、必見!

2010年5月28日

就職しない生き方

就職しない生き方

レールに騙されない

ネットで「好き」を仕事にする10人の方法

インタビュー対象の人数が多い。 半分で良かった・・・

  1. 古川健介 (株式会社ロケットスタート 代表取締役社長)
  2. 深水英一郎 (未来検索ブラジル 代表取締役社長)
  3. 蝉丸P (動画作者&住職)
  4. 塩見直紀 (半農半X研究所 代表)
  5. 堀内議司男 (遠州流 茶人 壷中庵・宗長)
  6. 佐藤大吾 (NPO法人チャリティ・プラットフォーム 代表理事)
  7. 家入一真 (株式会社paperboy&co. 代表取締役CCO)
  8. 登大遊 (ソフトイーサ株式会社 代表取締役会長)
  9. 堀江貴文 (元株式会社ライブドア 代表取締役社長CEO)
  10. 西村博之 (元巨大掲示板2ちゃんねる管理人 )

以下の面々(敬称略)の話題はこんな具合。

  • 古川健介 マニュアル世代の真骨頂
  • 塩見直紀 自分の根本を結晶化させて強くする方法
  • 登大遊 タダ乗りされない、搾取されない
  • 堀江貴文 面倒を省いてシンプルにした、会社の経理処理
  • 西村博之 失敗を笑いのネタに昇華させる、自分で取捨選択する
  • 巻末対談 古川健介×西村博之
    社会や会社の仕組みが、ダメ人間を生産する?

その他の方々は、就職しない働き方の一例になるものの、
憧れの対象や、参考事例にするには弱かった。

西村博之 (ひろゆき)

お金持ってる人に事業のプレゼンをする場合、
この事業でこんなにもうかりますよっていうのは
もうさんざん聞いてるじゃないですか。

だから、その人がなにが好きなのか知ったうえで、事業メリット以外に、
あなたの好きな、こんなメリットがありますよってアピールします。

好きなものが手に入るとか、お金以外の付加価値をつけるんです。

この手法は、相手に印象付けられるし、
何より、面白いヤツだなぁ~と、気に入ってもらえる。

本書全体を通して、就職した方がイイのか? 独立した方がイイのか?
自分の得意分野を発見し、活かすヒントが発見できる。

2010年5月27日

まさか!?

まさか!?

自分に頼らず
自分で決める

自信がある人ほど陥る 意思決定8つの罠

  • 著者 マイケル・J・モーブッサン
  • 翻訳 関谷英里子

意思決定の最善策は、過去の成功体験や他人の情報に惑わされず、
常に想像力を持ち、多様な客観的立場
身を置いて判断することであり。

時と場合 (そして運)によって、結果も変わってくるので、
情報収集しながら時流を読んで、自分を過信せずに最終決定をおこなう。

本書では、その手順のサンプルが、実験データと共に解説されていて、
その掲載情報自体と、自分だけは特別を疑う
心構えが得られる。

2010年5月26日

「みんなの意見」は案外正しい

「みんなの意見」は案外正しい

集合知 集合愚

習慣の罠、権限とインセンティブについても解説されているが、
事例が多すぎて、言いたいことがまとまっていない。

そのせいで、ダラダラと長い。

結局は、1度自己否定を通すコトが大切なのだ。

2010年5月25日

インターネット2

インターネット2

12年前のネット

次世代への扉

著者は、日本でのインターネット立ち上げに関わったという
情報工学者の村井純さん。

1998年(12年前)時点でのインターネットにできるコト、
希望や些細な注意点が書かれている。

『インターネット』の方が、読み応えアリ。

2010年5月24日

インターネット

インターネット

まず動かす

著者は、日本でのインターネット立ち上げに関わった
情報工学者の村井純さん。

1995年11月 (今から約15年前)の著書。

インターネットを支える技術が持つ、ほどほどの信頼性、
誰でも使えるシンプルさ、ネットの生い立ちを語ったウンチク本。

出来の良いアトラクションに乗ってる感じで、流れるように話が進む。

ベータ版を速攻でリリースするスピード感

新しい人間活動や社会をもたらすような技術は、できるだけ早く、
多くの人びとが共有できるようにすべきです。

自己の体験も早めに行う。

人間は、理解したり対応するのに時間がかかることが多いので、
理解と体験は早めにしなければいけません。

分散する各々の趣味、拡散は加速するのでさらに特徴が際立つ。

できることをそれぞれがする

PDCAサイクル (plan計画 → do実行 → check評価 → act改善)
にも似た体制作り。

作る人間、運用する人間、割り当てる人間

アイデアの初期衝動が強すぎて、後半に行くほど疎かになりがち。
歴史のスパイラルを意識しながら、「創る→運用→改善」を回していけばイイ。

本書から3年後に発売された続編 『インターネット2 次世代への扉』
(1998年出版 今から約12年前)もあり。

今の時期にこそ、新しいものを書いてもらいたいなぁ~
なんて思ってたら、出てました。

『インターネット新世代』 (2010年 1月21日出版)

2010年5月23日

フロスト×ニクソン

フロスト×ニクソン

予告編に騙された!

フロスト、頭がイイのか? マヌケなのか?
どっちつかずのまま進行するので、
観ていて不安定だった。

栄光の舞台から引き摺り降ろされる気持ち、
ショービズ (ショービジネス)の世界でシノギを削る雰囲気は
描かれているが、『アポロ13』の監督 (ロン・ハワード)とは思えない程
緊張感が無い

ウォーターゲート事件、リチャード・ニクソン元大統領、
人気司会者デヴィッド・フロストのコトを詳しく知っていれば
楽しめたのかもしれない・・・

2010年5月22日

イングロリアス・バスターズ

イングロリアス・バスターズ

長ぁ~い

  • 監督 クエンティン・タランティーノ
  • 出演 ブラッド・ピット

冒頭から話が長かったので、コリャたまらんと感じて、開始から10分も経たずに寝た。

寝るという判断しかできなかった。 グロかったらしいので、離脱して正解。

2010年5月21日

デザインの生態学

デザインの生態学

思考する知と行為
それがデザインだ

新しいデザインの教科書

リアリティをデザインするために、3人が紡ぐ思考の痕跡

  • 深澤直人 (プロダクトデザイン/プロダクト・アート)
  • 後藤武 (建築設計)
  • 佐々木正人 (生態心理学)

大学の先生の講義って、本当に何かを教えようとしているのではなく、
個人の趣味性を発表する場なのか、ポジションを維持するためだけなのか、
話が生徒の方向へ向いていないような気がする。
前半、佐々木正人さんのパートは、そんな流れ。

自らの説明が必要なアート向きであり、本書では不要な部分だ。

鼎談 (ていだん)を基本にしつつ、各パートに合わせて、
司会者が入れ替わるようなカタチで進行する本書。

建築から学ぶデザイン、デザインから学ぶ建築、その2つだけが
本書のエキスかと思っていたが、巻末のカール・マルクスのこの言葉が
出てきた時点で、一気に幅が広がった。

P.269 後藤武さんの選書の中で、カール・マルクスの文言

哲学者たちは、世界をざまざまに<解釈>してきたにすぎない。
肝心なのは、世界を<変革>することであるのに

身体的知覚の定着化

接触を楽しむ行為、そのものにヒントがありそう、
時代時代で変化する洗練さの価値を見出せる。

意識を発見する

内側と外側の張り、力の加減がアイデアのようだ。
無意識の記憶を刺激するデザインを学ぶ。

P.116 後藤武さん

未知なのだけど既知。
その部分を発掘するということなのでしょう。

行為の痕跡を探し、遊ぶ。

直感の正体

P.126 後藤武さん

あたかもレンズで拡大するように分析していたものを、
一気に圧縮して整理できる瞬間がある。

この技術が制作の技術なのではないか、と思うんです。

拡大するテレビ画面、近寄りすぎる関係、明るすぎるモノの輪郭、
急激に発散され、あっという間に去っていく音、急激な照明、光の強さ・・・

現代人は、モノと人の関係性や
距離感覚を意識する能力が、弱まっているのか?

P.158 深澤直人さん

ものの機能や特徴による選択はできても、
他のものとの関係が読み取れない。

それは選択する側だけでなく
作る側の感覚の欠乏でもある。

mixiなどのSNS、ツイッターによる情報把握にもあてはまる、
誰が何処で何をして、何を考えているか、その情報は本当に必要なのだろうか?

存在感の無いモノを求めるのは、
雑音が多い時代ならではだ、と言う。

P.160 深澤直人さん

ものをデザインすることは
関係の距離をデザインすることである。
主張の強さを調整することである。

多機能化の落とし穴

ミニマリズムって多様性を内包 (残した)した思想だったんですね・・・
単純に、削ぎ落としてシンプルになったものかと思ってた。

人間のセンサーや触角を引き込むデザイン

P.163 深澤直人さん

デザインに意味を込めようとしてもしょうがない。
この場合の意味は作者の意図の表れであるから醜いし、押し付けがましい。

意味は受け手との合意によって意味となる

             (~中略~)

デザインに理由は必要ない。
デザインの意味は発生するものである

触媒と質感

後藤武さん曰く、
縁 (ふち)や隅 (すみ)の操作によって、浮遊感が生み出せるという。
建築に限定せず、デザインやモノ創りの現場で活かせそうなテクニックだ。
3DCG、CADでの設計での注意点も語る。

不純物を濾過して取り除く。

P.221

本質的なものだけを保存するために、不純物を除去

想像力のみに頼ると、他者性が欠落するという・・・

P.236

想像力に依存しないこと。

想像力を括弧に入れ、
物質が語るこの世界に投入すること。
その中から新しさを思考すること。

巻末ブックガイド

深澤直人さん、後藤武さん、両名のみのキーワード付き解説が役立つ

P.269 後藤武さん

哲学と同様にデザインも世界と
やすやすと「和解」してはならないのだ。

研究と表現の起点は同じであったり、中庸の普遍さが理解できる。

P.282 深澤直人さん

情報は定義化されて繁殖し事実から遠ざかる

P.283 深澤直人さん

デザインされたものやアートもそのもの単体ではなく
状況の作り込みである

2010年5月20日

次世代ウェブ

次世代ウェブ

技術、サービス
(おもてなしの心)、
集客

グーグルの次のモデル 著者は、IT系ライターの佐々木俊尚さん。

引用が多く、次世代のウェブに関する具体的な解決策は、
当然のように書かれていない。

お節介さ、まごごろ、インフラを、
どのレイヤーに設定、意識するか?

ポータルサイト、SNS、ツール(無料アプリ)、サーチエンジン、
ネットで利益を出すポジショニングを後付で解説。

自分の立ち位置を知って、ウェブ大地主ではなく、
あえてインターネット小作人として生きればイイ。

2010年5月19日

おもてなしの経営学

おもてなしの経営学

ギークとスーツ

著者は、プログラマーの中島聡さん。

なせグーグルは、YouTubeを創れなかったのか?
(Google Videoがあったにも関わらず!)

その謎を解くのが、本書の肝。 大企業病の一例もわかる。
経営学の本ではなく、どちらかと言うと、IT四方山話。

作り手だけのこだわりで、自己満足に終わるのか?
それとも、ユーザーの満足度を高めるこだわりに繋がるのか?

クラフトマンシップ (熟練工の誇り)の重要性も読み解ける。

  • 対談×ひろゆき グーグルの先行き不明感
  • 対談×古川享 マイクロソフト内でのゴタゴタ
  • 対談×梅田望夫 この対談は両者のエリート意識や自己顕示欲が
    鼻につくが、欲の無さについて
  • 中島聡 「これで世界にインパクトを与えよう」という欲

なんとなく、社会が停滞しているように感じるのは、各自が
褒められていないから、上手くやりきれない。
そんな些細なコトが閉塞感の原因になっているのだろう。

2010年5月18日

経験を盗め 文化を楽しむ編

経験を盗め 文化を楽しむ編

当然、楽しむ

著者の糸井重里さんと、
楽しんで物事に取り組んでいる人々の談話集。

酒の席で聞けるような、四方山話が多く、
盗むというほど強いエキスは出ていない・・・

と思っていたら、続編の存在を知った。
即効性がバキっと効くような内容は、
コッチで語られているような気がする。

2010年5月17日

Web Designing 2010年6月号

Web Designing 2010年6月号

されど1ピクセル

神は細部に宿ると言いますが、
さらなる作り込み、1ピクセルのうっかりボケ対策から、
ピクセルにかける情熱的な特集。

アクセス解析&SEO特集では、Google Analyticsの基本をメインに取り上げつつ、
宣伝も込みでか、他の有料アクセス解析サービスも紹介している。

アクセス解析やサイト改善点のうわべ的なコトしか
掲載されていないので、今号を入り口にしつつ、専門書を買った方がイイ。

中村勇吾さんの雑談は、『現場のプロから学ぶWeb制作ワークフロー』
同じような内容なので、ホントにホントにおまけな読み物として。

2010年5月16日

おくりびと

おくりびと

普通って何?

職業に貴賎が無いってのは、嘘っぱちですが。
広末涼子さんが演じる、外面重視の女性が現実的。

本木雅弘さんの役も、夢追いがちな男性で現実的。

身近な人の死に直面した、様々な家族のそれぞれの別れ

「なんか嘘臭いなぁ~」 という設定もあれば、山田辰夫さんの演技にホロっときたり。

関連作品を売る思惑があるのか、
母と父の物語を、別バージョンで創るタメの脚本か。

あまり多くを語られない、母と父の恋愛物語の方に気を取られた。

2010年5月15日

ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード

誰が味方!?

映画としては、続編にあたる (原作では順序が逆)、
『天使と悪魔』より、わざとらしくない。

主人公が、肉体的に強くないので、アクションは何でもござれ的な、
作られたヒーローっぽくないところが好感度。

誰を信じれば良いのか、まったくわからない。
そのドキドキ感の演出が上手い

2010年5月14日

天才をプロデュース

天才をプロデュース

やれば出来る
という嘘

オフィス北野 (ビートたけしさん、たけし軍団等の事務所)の
社長である森昌行さんの著書。

仕事環境を整える、ビジネス&クリエイティブについて。

ローカルコンテンツが持つ力や、外国を意識した映画作りの体験談だが、
エキスのようなコトは書かれていない。

何か得るものがあるとしたら、あとがき。

行動しなければわからないし、いざヤリ始めると、
難しさにブチ当たる。 といったコトが語られている。

2010年5月13日

結局「仕組み」を作った人が勝っている

結局「仕組み」を作った人が勝っている

ネットで儲ける?
あくまで一例

著者は、2名のライター、荒濱一さんと高橋学さん。

主にネットを使った儲け話だが、
登場人物が胡散臭いので、単なる宣伝本の域を出ない。

同じコトをしても稼げないので、
ビジネスモデル資料集の1つの読み物として。

著者が深いところまで理解していないせいか、
誤解を生むような情報があるので注意したい。

続編は、『やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』

2010年5月12日

会社を利用してプロフェッショナルになる

会社を利用してプロフェッショナルになる

人材教育の
良い面だけ

有名企業の人材教育事例を羅列しているだけ。
宣伝やヨイショ臭がキツ過ぎる。

本書には、プロが生き残る具体的な策は書かれていない。

社内の胡散臭い仕組みや、効率の悪さ、
自分の会社が、なぜその搾取システムを採用しているのか?

その理由を探り出すことが大切だ。

2010年5月11日

日本のブルー・オーシャン戦略

日本のブルー・オーシャン戦略

机上の空論

10年続く優位性を築く

  • 著者 安部義彦
  • 著者 池上重輔

経験が無かったのか、分析が間違っている箇所もあり、
様々な書籍をまとめただけな印象。

後付の理由が多く、行動に移せるかどうかも疑問・・・

日本企業の事例を読むだけの、机上の空論な一冊。

2010年5月 9日

旭山動物園物語

旭山動物園物語

脚本も
キャスティングも微妙

行動展示で有名になった旭山動物園物語をベースにした物語

園長やスタッフの凄さは、わかったものの、フィクションの部分があったり、
ヒューマンドラマがアッサリしていたりで、ちょっぴり残念。

脚本というよりは、西田敏行さんの演技でどうにか牽引している、そんな内容。

2010年5月 8日

ブッシュ

ブッシュ 画像

バカ息子
ブッシュの話

オリバー・ストーン監督

鑑賞中、ジョージ・ウォーカー・ブッシュの体たらくブリに、
再び腹立たしさを感じた。
そこまで思わせてしまう、ダメ人間ブリの演出が高得点。

自分の器量を、自分自身で客観的に計測する、
その重要性を意識させられる。

石油利権、ドル基軸確保のためのフセイン追い込み (嘘かホントかわからんケド)
あたりの裏側のゴタゴタや、アメリカの暗部も描いてくれれば楽しめたのに・・・

2010年5月 7日

現場のプロから学ぶWeb制作ワークフロー

現場のプロから学ぶWeb制作ワークフロー 画像

自社の宣伝本

ベースメントファクトリープロダクションの仕事術

著者 ベースメントファクトリープロダクション 北村健

代理店や中抜きをスッ飛ばすための、自社宣伝本。

普段から真面目に取り組んでいる人は、読む必要が無いし、
不真面目な人が読んでも、心を入れ替えるコトは無いだろう。

対象読者としては、ウェブやクリエイターの世界に、変な憧れを持っている人。
本書を読むと、いかに地味でベタな仕事かが理解できる。

中村勇吾さんとの雑談 (インタビューではない)では、
狩人と、罠を仕掛ける人の違い、SとMの属性が語られているので、
オマケの読み物として楽しみたい。

2010年5月 6日

スタディーズ・イン・オーガニック

スタディーズ・イン・オーガニック 隈研吾 画像

隈研吾
好きなら・・・

Studies in Organic Kengo Kuma & Associates
著者 隈研吾建築都市設計事務所

中島英樹さんの斬新過ぎるグラフィックデザインが、
見づらいレイアウトなので、超絶に読みにくい。

建築家の隈研吾さんが好きなら、お値打ち価格ではある。

2010年5月 5日

デザイン思考が世界を変える

デザイン思考が世界を変える 画像

経験からくる観測眼

イノベーションを導く新しい考え方

  • 著者 ティム・ブラウン
  • 翻訳 千葉敏生

結果を考えた、観察の重要さ。

物事をただ眺めているだけではなく、観察、観測を通した体験から、
目の前の出来事を計り、結果に繋げる。

その実例が記載されている。

デザインに関わらず、物作り、現場の改善、売上げ向上など、
カタチの有無を問わず、全てのプロジェクト関係者にお薦め。

2010年5月 4日

マイクロソフトでは出会えなかった天職

マイクロソフトでは出会えなかった天職 ジョン・ウッド 画像

自分を騙して
最適化してないか?

僕はこうして社会起業家になった

  • 著者 ジョン・ウッド
  • 翻訳 矢羽野薫

会社は僕をあてにできたけど、
友人や家族は僕をあてにできなかった。

ということもあり。 マイクロソフトを飛び出した著者。

本好きが、恵まれない子供達へ向け、図書館や学校を創る。 という話。
マイクロソフトで学んだビジネスエピソードを交え、物語は進む。

結果や進捗報告をマメに行い、他の慈善団体と差別化を図る。
(ボランティア、仕事を問わず、基本的なコトをできない人々が多い・・・)

マイクロソフトのスティーブ・バルマーから学んだコト

情熱があって、
自分の数字を知っている人間
だけを雇うこと。

著者の性格も反映してか、組織や取引先とのダークな話は
あまり出てこないのが残念なところだが、
読んでる最中や、読み終わってから、「自分も頑張らないとな・・・」と思える。

2010年5月 3日

菜根譚

菜根譚 画像

バランス思想と
八分目

ディスカヴァー・トゥエンティワンの"賢く見える風シリーズ"
中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

  • 著者 洪自誠 (コウ・ジセイ)
  • 翻訳 祐木亜子

本書は、巻末の原文記載と目次で、
約25%程のカサ増しをしているのが残念なところ。

以下を補った人生訓。

  • 儒教 (律する)
  • 道教 (気楽に)
  • 仏教 (宇宙観からくる悟り)

心を乱さず、シンプルに生活するための心構えが書いてある。

  • 楽しみながら我慢する
  • 無欲で素朴、平穏な生活を送る
  • 物質や精神的に雑多なモノを抱え込まず、日々減らすための指針
  • 度量を広げる方法

ホントかよっ!? と感じるアドバイスもあるが、
自分が気に入った部分を吸収することから始めればイイと思う。

人徳が一家の主人だとすれば、
才能は、その主人に仕える使用人のようなものである。

一歩譲ることが、結果的には自分が一歩進むことにつながる。

耳に痛い忠告や小言を常に聞き、
心の中に思い通りにならない物事が常にあってこそ、
自分を磨き、大きく成長できるのだ。

世の中には汚いものや、けがれたものがたくさんあるが、
それらをすべて受け入れるだけの度量が必要だ。

名誉や財産は、時代とともに移り変わるが、
人間の信念や志は、後の世までずっとたたえ続けられるものである。

この世は汚れてもいないし、苦しいことばかりが起きるわけではない。
そうさせているのは、自分自身の心である。

故事を解説した『菜根譚 中国の処世訓』も併せて読みたい。

シリーズ物を読むなら、下記のお薦め順を参考に。

  1. 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
  2. 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
  3. 『賢人の知恵』
  4. 『超訳 ニーチェの言葉』
  5. 『アランの幸福論』

2010年5月 2日

カールじいさんの空飛ぶ家

カールじいさんの空飛ぶ家 画像

質感の特徴
動物の動き

ピクサーのこれまでの作品の中でも、
群を抜いて、3DCGがリアル。

身の回りにある物体の特徴を捉えた質感と、
動物の個性を表現した可愛いモーションは、脱帽モノ

物語の骨子を逆にしたのが、仇となったのか、
冒頭のヒューマンドラマから一転して、ドタバタコメディに
突入してしまい、感情がブツ切りになってしまうのが勿体無いところ。

ピクサーの原点である、
短編創りが冴える作品。

(長編は、娯楽として楽しめるものの、そろそろ限界なのかもしれない・・・)

2010年5月 1日

カイジ 人生逆転ゲーム

カイジ 人生逆転ゲーム 画像

色々端折り過ぎ

部分的にではあるが、原作漫画の
暗くて陰湿な雰囲気が映像化されている。

希望を言えば、原作の空気感をテーマにした現実的な演出や、
キャスティングが欲しかった。

原作を再現するのか、リアルなスケール観でいくのか、
どっち付かず。 そのせいか、所々で、ダラついてしまい
緊張感に欠ける。

削られているエピソード、端折られている心理描写、
原作を知っている人にはモノ足りず、初めての人には、設定が唐突過ぎる。