菜根譚
バランス思想と
八分目
ディスカヴァー・トゥエンティワンの"賢く見える風シリーズ"
中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚
- 著者 洪自誠 (コウ・ジセイ)
- 翻訳 祐木亜子
本書は、巻末の原文記載と目次で、
約25%程のカサ増しをしているのが残念なところ。
以下を補った人生訓。
- 儒教 (律する)
- 道教 (気楽に)
- 仏教 (宇宙観からくる悟り)
心を乱さず、シンプルに生活するための心構えが書いてある。
- 楽しみながら我慢する
- 無欲で素朴、平穏な生活を送る
- 物質や精神的に雑多なモノを抱え込まず、日々減らすための指針
- 度量を広げる方法
ホントかよっ!? と感じるアドバイスもあるが、
自分が気に入った部分を吸収することから始めればイイと思う。
人徳が一家の主人だとすれば、
才能は、その主人に仕える使用人のようなものである。
一歩譲ることが、結果的には自分が一歩進むことにつながる。
耳に痛い忠告や小言を常に聞き、
心の中に思い通りにならない物事が常にあってこそ、
自分を磨き、大きく成長できるのだ。
世の中には汚いものや、けがれたものがたくさんあるが、
それらをすべて受け入れるだけの度量が必要だ。
名誉や財産は、時代とともに移り変わるが、
人間の信念や志は、後の世までずっとたたえ続けられるものである。
この世は汚れてもいないし、苦しいことばかりが起きるわけではない。
そうさせているのは、自分自身の心である。
故事を解説した『菜根譚 中国の処世訓』も併せて読みたい。
シリーズ物を読むなら、下記のお薦め順を参考に。
- 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
- 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
- 『賢人の知恵』
- 『超訳 ニーチェの言葉』
- 『アランの幸福論』
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