2010年7月31日

インビクタス

インビクタス

スポコンではない

負けざる者たち

  • 監督 クリント・イーストウッド
  • 出演 モーガン・フリーマン マット・デイモン

自分自身で人生をコントロールする話。

ラグビーの試合が淡々と進み、ドラマチックな接点が少ない、
スポコンものだと思って観ると、期待から外れる。

2010年7月30日

PRESIDENT 「悩まない」練習

PRESIDENT 「悩まない」練習

悩みの型

今号のプレジデントでは、悩み、不安、負の感情の
発生パターンと、対処方法を解説。

自分の思考スタイルがすぐには治らないとしても、
どんな型にハマっているか、認識しておきたい。

孫正義さんが、悩み抜くコトを後押ししてくれる。

P.47
人生のテーマを決めることで
人生の半分が決まると思っています。

P.49
自分の登りたい山を定めずに歩くのは、さまようにも等しい。

これは非常にもったいないことです。

でも、実は99%の人が
自分の山を決めかねたまま
なんとなく生き続けているのではないでしょうか。

だから迷いも生まれるし、
「自分の人生、こんなはずじゃなかった」 なんて愚痴も出る。

では、どんなはずだったのか

2010年7月29日

未来を変える80人

未来を変える80人

既存システムを
ブッ壊せ!

僕らが出会った社会起業家

  • 著者 シルヴァン・ダルニル マチュー・ルルー
  • 翻訳 永田千奈

ビジネスモデルや、経営者の人物紹介が並べられているだけなので、
直接インタビューの特色が活かされていない。

事例が多過ぎて、思想の深淵や、実現に至るまでのターニングポイント、
諦めずに継続した時の心構え、事業のデメリット等、
肝の部分には迫れていないのも残念なところ。

社会起業家のインデックス集としての役割が強い。

2010年7月28日

部下をやる気にさせる100の方法

部下をやる気にさせる100の方法

合意を管理

著者は、作家でセミナー講師のスティーヴ・チャンドラーさんと、
ビジネスコーチのスコット・リチャードソンさん。
翻訳は初となる、黒川敬子さん。

100というのは、単なる数字合わせ・・・ と思いきや、
部下やパートナーより先に、自分をヤル気にさせてくれる内容。

一緒に働く仲間の心理効果を刺激する方法と共に、
どっしり構えた、余裕のある上司になるための本。

  • 現実的
  • 楽天的
  • 正直
  • 手本を示す

現状分析をしたら、建設的な考えにシフトする、
現実主義と楽観主義のハイブリッド思考。

見開きで項目が分かれているので、読みやすい。
難しい書籍を読みすぎた時の清涼剤として。

2010年7月27日

論より詭弁

論より詭弁

詭弁はお得?

反論理的思考のすすめ

教師の香西秀信さんが著者。

詭弁学をダラダラ述べているだけなので退屈だが、
我慢して読み進めると何かしらの発見がある。

多くの場面において、対人関係は対等ではない

そんな状況下では、論理的な話し方は、無力のようだ。
(このへんは、実感できる部分も多い)

答える側は、よほど用心しないと、
相手が選んだその言葉に合わせて、
問いに答えさせられる羽目になってしまう。

日常的な議論の場で、われわれは、しばしば
相手に問い詰められ、絶句してしまうことがある。

が、これは必ずしも相手の主張が正しいことを意味しない。

反道理や、こじつけは役に立つのか?

事実に意見を混入させる、言葉の魔法、
完璧な論理の心理的不自然さを突く戦術。

「仕事とワタシ、どっちが大切なの?」
と、詰問された時の切り抜け方としても、微力ながら役立ちそうだ・・・

相手を説得、納得させるための一助に。

2010年7月26日

他人を見下す若者たち

他人を見下す若者たち

空想の才能

著者の速水敏彦さんは、アマゾンのレビューでも
存分に叩かれてますが、確かに
断言するためのデータ不足は否めない。

架空の才能を求める若者を分析しているが、
年齢は関係ないだろう。

解決方法も、実にありきたりでガッカリ。

2010年7月25日

別冊カドカワ スガシカオ

別冊カドカワ スガシカオ

ココロの闇
そのカケラ

指摘されるとドキッとする、心の暗部を描いた歌詞、
1フレーズで、ザクッと気持ちの闇をえぐられる。

スガシカオさんの壮絶、崖っぷちデビュー話。
(本人も事務所もレコード会社も・・・)

僕はもう藁にもすがる気持ちだったんだけどね・・・。

一応「おたくの事務所、誰がいるんですか」って話したら、
「いや、今は活動してないけど、杏子と、これからデビューする
山崎まさよしと・・・」って。

「あれれ?・・・ 誰も稼いでないじゃん!」みたいな感じで・・・(笑)。

本人のインタビュー、秋元康さんによる歌詞解説、
同じ事務所の杏子さんと山崎まさよしさんのコメントが読みドコロ。

杏子:シカオくんとファミレスでご飯食べた時、
「山ちゃんは若くてデビューしてるから、グイーンときてる。
でも、俺は大丈夫かな?」って延々、言ってた (笑)。

山崎:「どうすりゃヒットするの?」って話になって。
その頃、シカオちゃんのかけてたサングラスが濃かったんだよ。

角度によっては目が見えんくらい (笑)。

だから俺は「もうちょっと薄いサングラスにしたら?」
って、曲と関係ないことを言ってみたわけ。

それでほんとに薄くしたら、ドーンって売れちゃって (笑)。

そこで「サングラス薄くしたのは、俺の趣味だ」
とか言ってりゃいいものを、俺のところに来て
「山ちゃん、サングラス薄くしたら売れたよ!」って。

それが売れた原因じゃねぇだろって (笑)。

ミスチルの桜井和寿さんとの対談は、
作曲以外の創作活動にも活かせる話。

桜井:"言葉"っていうのは、"想い"をデフォルメしたり、
削り取って伝え易くしたりしてるものなので、
"想い"と"言葉"って、どこか似てるようだけど、
ホントに"言葉"を突き詰めてしまうと、
"想い"とは離れていくような気がして・・・。

ウルフルズのトータス松本さんからのコメント。

ベテランのブルース・バンド、ソウル・バンドを見ても
なんか面白くないなって感じるのは、
みんなが同じ趣味趣向だからなんだと気づいたんです。

平和で楽しそうやな、うまいな。
でも、その次に来るものがない
その差が分かった。

2010年7月24日

ずばり!横濱 Let's イセブラ

ずばり!横濱 Let's イセブラ

レッツ!
イセブラ!

伊勢佐木町がテーマというコトで、
テレビ神奈川(tvk)の「ずばり!横濱」でイセブラ特集、Let's イセブラです!

http://www3.tvk-yokohama.com/zubayoko/2010/07/724lets.html

ウェブ担当は、タイミングを逸して、
残念無念、オンエアを観られませんでしたが・・・ 泣

番組の放映をご覧になった方がいたら、是非、内容を教えていただきたいです!

2010年7月23日

疑う力の習慣術

疑う力の習慣術

他人を疑い、
自分も疑う。

著者は、和田秀樹さん。

手持ちの仮説数と、検証を続ける大切さを語る。

本書では、話が広がり過ぎているのが痛いトコロ・・・

2010年7月22日

フリーペーパーの衝撃

フリーペーパーの衝撃

フリーペーパー研究

稲垣太郎さんが、フリーペーパーを後付けで解説。

著者自身が、フリーペーパーを立ち上げて成功したワケではないので、
内容に説得力は無い。

無料誌の中でも、大規模な事例が多く、
小規模フリーペーパーを画策している人には、役立たない。

2010年7月21日

テレビ進化論

テレビ進化論

テレビ周辺の歴史
それだけ

著者の境真良さんは、
経済産業省→客員准教授という経歴。

本書のタイトルに惹かれて手に取る人にとっては、すでに知っている知識だ。

"進化論"というのは羊頭狗肉で、
著作権の話と、"テレビ周辺の歴史"という程度・・・

2010年7月20日

巨人軍論

巨人軍論

情と数字

組織とは、人間とは、伝統とは

野村克也さんの組織論。

模範となり、チームの鑑となる人物の大切さ、
規則、データ収集と解析の必要性。

機能するチームへの適材適所についての話だが、
エピソード部分が多く、核心には到達できない。

2010年7月17日

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ

怪獣たちの
サスペンス

絵本 『かいじゅうたちのいるところ』
スパイク・ジョーンズ監督が実写化。

原作では、主人公が怪獣の島へ行く→飽きて家へ帰る。
結局、日常ってイイね的な短い話だったけど。

映画の方が原作を越えている。

怪獣たちの質感もリアルだが、表情が現実的で、凄いを通り越して、恐い・・・

話の内容も、嫉妬や寂しさ、気遣いなどの対人関係時に出現する
嫌な感情が目の前に突き付けられる。

子供やカップル向けなファンタジーではなく、
シニカルなサスペンス

特典映像のメイキングシーンは、本編と正反対で、終始愉しそう。
おまけの方が好きだ。

2010年7月16日

テレビCM崩壊

テレビCM崩壊

その広告で
売上げアップした?

マス広告の終焉と動き始めたマーケティング 2.0

  • 著者 Joseph Jaffe
  • 翻訳 織田浩一

テレビCMと、広告の崩壊。

出稿した広告が、話題になったとしても、
(広告関係者だけが観ていたのかもしれない!)
収益に繋がらなければ意味が無い

著者は、広告コンサルタントなので、
「そのブランドが、より身近な存在になればOK」

と言っているが、それは広告屋としてのポジショニングトークだろう。
(今後、雇ってもらえないと困るからね。
 そして、本書では解決策や、広告事例の裏側は解説されていない)

キャンペーンが成功して知名度が上がるだけなのと、
実際に売上げが上がるのは、天と地ほどに違う。

効果測定の数字を鵜呑みにするのではなく、
算出が困難な数字を、自分で弾き出してみることが重要だ。

そのためには、提示された情報や数字を疑うところから始めればイイ。

2010年7月15日

実践Web2.0論

実践Web2.0論

身軽に、柔軟に

著者は、ウェブサービスへの興味がある川俣晶さん。

基幹サービスになりつつある、各ツールやサイトを短く解説し、
10年単位のウェブの失敗も探っている。

著者自身の失敗体験も交えているので、読み物として楽しめるが、
話がインターネットの思想に広がってしまうので、
漠然とし過ぎて収集が付いていない。

2010年7月14日

劇的ワンペーパー

劇的ワンペーパー

アピールする力

稼げる文章能力を推すが、
著者の中野雅至さん自身が文章で稼げているかは疑問。

実用書からは、ほど遠かった・・・

企画の骨子を、以下のように単純にすると効果的。

  1. なぜ?
  2. 中身
  3. 今後の見込み

2010年7月13日

図説 日本のマスメディア 第二版

図説 日本のマスメディア 第二版

資料集以下

大学教授の著者、藤竹暁さんと
他の年配の方々が、テレビ、ラジオ、新聞、
出版、インターネットの大まかな歴史の推移や、
広告媒体との関係を列挙したもの。

本書には、今後の考察は書かれていないので、
過去から学ぶデータベースとしての役目以下でしかない。

2010年7月12日

ロングセラーの発想力

ロングセラーの発想力

薄っぺらい感想文

売れる!アイデアが身につく

著者の齋藤孝さんが連載していた
『週刊ダイヤモンド』の記事をまとめたもの。

ロングセラー商品を後付けで考察しているが、
普遍的な価値のツボには辿り着けず、ヒントすらも得られない。

タイトルで謳い過ぎ

2010年7月11日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

人生は愉し

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の続編。

物語の細部が変更されたり、
新キャラが登場したりと、盛り沢山。

戦闘兵器というよりも、人とのコミュニケーションのあり方がメイン。

人生に辛いことがあっても・・・

  • イジけてたら、もったいないコト
  • 世の中には、楽しいコトがいっぱいあるコト

が伝えられている。

地味なカットや場面でも、絵がキラキラとしていて、すげぇ綺麗です。

2010年7月 9日

Webコミュニティでいちばん大切なこと。

Webコミュニティでいちばん大切なこと。

コミュニティ商売
の嘘

CGMビジネス成功請負人たちの考え方

以下、著者一覧 (敬称略)

  • 水波 桂
  • 平尾 丈
  • 片岡 俊行
  • 斉藤 徹
  • 古川 健介 (けんすう)
  • 伊藤 将雄
  • 大迫 正治
  • 原田 和英

当然ながら、人を集めるコツは書かれていない。

だが、コミュニティサイトの運営方法が解説されているので、
2chやmixi等を体験していない人には役立ちそうだ。

本書の中で、この部分が一番面白かった。

ひろゆき(西村博之)

コミュニティに関して、5年先の事業計画を数字にして
自信をもって出せる人って、たぶん
詐欺師か嘘つきかバカだと思うんですよね。

コミュニティ商法に引っ掛からないよう、注意していたい。

2010年7月 8日

SNSビジネス・ガイド

SNSビジネス・ガイド

これからのSNS

Web2.0で変わる顧客マーケティングのルール

以下、著者一覧 (敬称略)

  • 斉藤 徹
  • 的場 大輔
  • 藤井 達人
  • 川井 拓也
  • 猪川 知紀
  • 宇佐美 進典
  • 在賀 耕平
  • 宮澤 弦
  • 伊藤 靖

2006年時点での、SNS業界の面々が繰り出す宣伝本。

以下、7つの型について解説されている部分もあるので
新たにSNSサービスを構築予定なら参考に。

  1. ポータル型
  2. ビジネスマッチング型
  3. アイテムショップ型
  4. ファンクラブ型
  5. コマース型
  6. コミュニケーション型
  7. ナレッジ型

これからは、本書とは逆張りで、
Our → Myの時代になり、より閉じた特化SNSが必要となる。

2010年7月 7日

Web屋の本

Web屋の本

4年前のネット

Web2.0 ビジネスサイト2.0 Web屋2.0
著者は、中野宗さんと安藤直紀さん。

『Web Site Expert』絡みということで、胡散臭さが漂う

2006年時点でのウェブ用語や単語、サービスを羅列しただけなので、
現在や今後のヒントとしては活かせない。

2010年7月 6日

アイデア会議

アイデア会議

ブレストしてる?

著者は、加藤昌治さん。
前作のプロフィール欄は、博報堂となっていたが、
今回は、大手広告会社勤務となっている。

何か言われたのだろうか・・・

本書の内容を大雑把に言うと、ブレスト (ブレインストーミング)の
やり方を書いているだけなので、『考具』と同じく、新卒社員や初心者向け。

2010年7月 5日

考具

考具

初心者向け思考法

考えるための道具、持っていますか?

著者は、博報堂の加藤昌治さん。

考えることをスタートさせてくれる本ではないし、
すでに考えることを始めている人にとっては、あまり必要が無い。

他の本でも紹介されているような、シンキング・ツールが
並べられているので、新卒社員や初心者向け。

2010年7月 4日

スパイ・ゲーム

スパイ・ゲーム

上司と部下

ブラッド・ピットよりも、
ロバート・レッドフォードがメイン

上司と部下の関係、情報の盗み方、
ハッタリの効かせ方など、現代ビジネスシーンで活用できる技も多数アリ。

2010年7月 3日

母べえ

母べえ

淡々と・・・

  • 監督 山田洋次
  • 主演 吉永小百合 坂東三津五郎

戦争の陰の部分が、端折られ過ぎていたので、物足りなさがあった。

悲惨さをもっと過激なシーンにして、平穏な生活とのギャップを
演出できると、見応えのあるドラマになったのかもしれない。

携帯電話やメールが普及した今では、考えられないが、
今生の別れというものを演出している。

人との別れや、付き合い、関係が、ゆっくりと失われていく現代と、
お互いの別れをハッキリと伝えられた昔。

どちらが良いのか? そんなコトを考えたくなった作品。

2010年7月 2日

お前なんかもう死んでいる

お前なんかもう死んでいる

オイっ! 自分!
調子にのるなよ!

プロ一発屋に学ぶ50の法則

元猿岩石の有吉弘行さんによるドン底体験記。

ポジティブ本で良書は数あれど、ネガティブ方向での良書は少ない。
そんな1冊が本書。 そして以下が学べる。

  • お金の貯め方、使い方、もらい方
  • 嫌な人とも付き合うコツ
  • なんとかして生き抜く処世術

自分自身が一番信用ならないという・・・ 未来をネガティブに捉えて、
地獄を見る前に備えておけ、という趣旨。

調子にのって天国から地獄へ落ちかけて、再び浮上してきた
著者にしか語れない説得力がある。

芸能人本だからと、毛嫌いしないで読んでみて欲しい。
時折、自分を戒めるために読み返したい本。

2010年7月 1日

マイクロトレンド

マイクロトレンド

分散された
トレンド

世の中を動かす1%の人びと

  • 著者 マーク・J.ペン E.キニー・ザレスン
  • 翻訳 三浦展 吉田晋治

マーケット・ウォッチャーの著者は、
小さなトレンドが、大きなトレンドへ繋がるのではないかと推測している。

本書は、良く言うと事例集、悪く言うと数字のデータだけ。
考察部分も深くないので、ビジネスに繋がるヒントは、自力で探すしかない。