2010年1月 1日

日々、努力を積み上げる言葉

手習いは
坂に車を押す如し

2010年 昼の初日の出 画像

明けまして、おめでとうございます。

2010年の初日の出を拝もうと、朝まで頑張りつつも、
気付いたら寝てました! (写真は、昼過ぎの自分的初日の出)

初ブログは、今年の抱負を書こうと思いましたが、
2009年の年末に初めて聞いた格言が、
ずっと、心に残っているので、そのコトバを紹介します。

最近、TBSアナウンサーの安住紳一郎さんのラジオ番組
「安住紳一郎の日曜天国」を片っ端から聴いていて、
2007年1月21日の放送で、ゲストはバント職人こと、
川相昌弘さん (現:中日ドラゴンズ二軍監督)の指針がビビっときた。

高校時代はエースで4番打者だった川相さんは、プロ入り直後
野手に転向、徐々に送りバント職人としての才能を開花させる。

野球選手としても優れた技能を持っている川相さんが、
幼い頃から聞いていた、父親の座右の銘。

手習いは坂に車を押す如し

学問、稽古事、技能は、少しでも油断をすると、
すぐに元の位置に戻ってしまう、という例えですが。

何かと速さを求められる昨今・・・
コツコツと努力する重要性を再確認し、小脇に抱えてゆきたいと思っています。

2009年12月31日

ほぼ日手帳 2009年末

日々の言葉
大晦日まとめ

愛用の「ほぼ日手帳」に掲載されている、日々の言葉。
今年を振り返って、心の琴線に触れた名文をピックアップ!

静かな環境で、ゆっくり噛みしめながら、振り返りながら読むと、雰囲気でます。

モノ創りや、何かを表現している人へ

わたしには何ができるのかと思ったとき、
速さより遅さだと思ったんです。

先を急ぐ人たちは、たいてい
何かを落としてしまうものだから。
笊(ざる)を持って、それを拾って行こうと。 それを磨こうかなと。

中島みゆきさんが『中島みゆきさん、おひさしぶり。』の中で

昨日と同じことをやったら、お客さんというよりも、
まず一緒にやってる仲間にバレます

山下洋輔さんが『こんどの「JAZZ」、どうする?』の中で

ものができていないときは、
「○○なはずだ」というのを強く思わないと、
物事が進んでいかないんです。

宮本茂さんが『Wii Fit などを語る。』の中で

言葉ですくい取れない時間の束
みたいなものを、写真によって
つかみとることができるんじゃないかという淡い期待もありつつ、
これからもカメラを片手に歩き続けるんじゃないでしょうか。

石川直樹さんが『石川直樹さんと上野公園で写真を撮る』の中で

形式 (フォルム)は網膜を刺激する。
アイデアは頭脳とハートを直撃する

『ポスター描きのサヴィニャックさん。』より

仕事を愉しむために

物事って、やった方がいいことの方が、
実際にやれることより絶対多いんですよ。

だから、やった方がいいことを全部やると、みんな倒れちゃうんです。
ですから、オレたちはなにが得意なんだっけ、ということを自覚したうえで、
「何は、何より優先なのか」をはっきりさせること。
順番をつけること。 それが経営だと思います。

岩田聡さんが『任天堂の岩田社長が遊びに来たので・・・』の中で

明らかに自分と意見の違う人がいる。
それは、理不尽にさえ思えるかもしれない。 でも、その人にはその人の
理屈と理由と事情と価値観があるはずなんです。

そして、自分ができないことをできたり、自分の知らないことを知っていたりする。
そのことに対して、敬意を持つこと
この敬意が持てるかどうかで、はたらくことに対するたのしさやおもしろみが、
大きく変わってくるような気がします。

岩田聡さんが『星空の下の仕事観。』の中で

「人がいやがることや、人が疲れて続けられないようなことを、
延々と続けられる人
それが「天才」だとわたしは思うんです。
それは、その人にとって苦行じゃないんです。
それを苦行だと思う人は、苦行じゃない人には絶対勝てない。
だから、才能なんだと。

自分が苦労だと思わずに続けられることで、
価値があることを見つけることができた人は、
それだけでとても幸せだと思います。

岩田聡さんが『任天堂の岩田社長が遊びに来たので・・・』の中で

人との関係、日々の生活

みんな、「やりたいこと」と「やってみたいこと」の
境界線が曖昧なんじゃない?
「会社やめて北海道の牧場に行きたい」って、
それは「やってみたいこと」ですよね。

ピエール瀧さんが『ザ・グレート・フリー』の中で

相手がどう、自分がどう、よりも、いったいどうすれば、
お互いのいいものが生かしあえる「関係」
なるかと考えていけば面白い。
自分と相手は互いに影響しあってここにいる。

山田ズーニーさん『おとなの小論文教室』より

なにかを見て、どれだけいろいろな感じかたができるか。
これって人間が生きていくうえで、とてもだいじな能力だと思うのです。
ものごとを一面的に見てしまっては、判断をあやまることになることがおおい。

「海」は美しい。 でも「海」はこわいものでもある。
この両方がわかって、「海」をしっかりと理解したことになる。

『よりみちパン!セ』森村泰昌『「美しい」ってなんだろう?』より

一日という箱のふたを開ける前まで、
一日というのは、こわいものだと思っていた。

彼女は朝と歌い、昼とダンスして、夜と笑いあった。
彼女は、そんなふうに一日とつきあっていった。
やがて、一日は、彼女を好きになったのだ

『セフティ・マッチ氏の銀の言葉』より

個人差なんてないの。
人間はやろうと決意するかしないかだよ
それだけで、差が出てくるんだ。

岡本太郎さんの言葉『TAROのひとこと』より

お金には、それはもう人を元気にさせる 強い力があります。

横石知二さんが『いろどり、その後。』の中で

人は、まずその対象に、自分のエネルギーを注ぎ込むんですね。
時間だったり、労力だったり、お金だったり。

そして、注ぎ込んだら、注ぎ込んだ先から、なにかしらの反応が返ってきて、
それが自分へのご褒美になる

自分が注ぎ込んだものより、ご褒美の方が大きいと感じたら、
人はそれをやめない。
だけど、帰ってきたご褒美に対して、見返りが合わないと感じたときに、
人は挫折する。

岩田聡さんが『任天堂の岩田社長が遊びに来たので・・・』の中で

2009年も、大変お世話になりました!

来年も引き続き、仕事で絡んだり、
遊びにお誘いしてください。 よろしくお願いいたします~

2009年9月 9日

Super YES Man

スーパー イエスマン 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

超YESマン

悪い意味のイエスマンではなく、「スーパーYESマン」というか、
「YESかどうか問われてないのに
行っちゃうマン」
の距離の縮め方、そんな話

ラジオで、浅草キッドの水道橋博士が
"石原裕次郎の用心棒""PRIDEの怪人"こと、
故 百瀬博教(ももせ ひろみち)さんのエピソードを紹介していた。

百瀬さんが、「そんなモン、照れずにやるんだよ!」と言っていた行動は、
偶然居合わせた、来日時のマライア・キャリーにも向けられる。

セキュリティーや、マライアのマネージャーに制止されつつも、
タイミングを見計らって、面識の無い本人に直接ユリの花束を渡す百瀬さん。

百瀬さんは、こうやって、男女問わず、相手が無名だろうが有名だろうが、
おもいっきり間合いを詰めて、縁を広げてきたそうだ。

誰かが何かに誘ってくれた時、
肉体的に面倒臭い場合は、身体を動かすことによって
思考も変化するから、行ってみるべきだ。

精神的に気が進まない場合は、『第1感』が働いているのだから、
どうせロクなコトにならない。 迷わず止めておくべきだろう。

そこで、「恥ずかしいから・・・」という気持ちが巻き起こる場合は
どうすれば良いのだろう?
こんな時こそ、百瀬さんを見習って、飛び込んでいくべきだと思う。

人との繋がりは増やしておくほど、可能性は広がるのだから。

2009年1月25日

NHK ETV特集 吉本隆明 語る ~沈黙から芸術まで~

NHK ETV特集 吉本隆明 語る ~沈黙から芸術まで~ 文学が役に
立たなかった刻

敗戦によってもたらされた、不服と恥ずかしさ。
プライドの崩壊と、言葉にできない気持ちが混成された、
ひとりの主戦主義者。

ひっくり返った日本で、この文学青年と経済学が連結した。

戦争という大きな流れに、まったく役に立たなかった、文学という知識。
"世界を知る方法"を知らなかった
ということを学んだ文学青年は、世界を知るにはどうすればよいか、
世界を把握する方法を求めて半世紀以上彷徨うことになる。

言語の本質を探るには、下記の2つの側面を捉えておくと、理解が深まる。

自己表出 花が綺麗だ、沈黙、独り言
指示表出 綺麗な花だね(コミュニケーション)

何かを表現することによって、
肉体労働、精神労働、思考労働、言語労働、どの立場でも
自分も自然(周囲)にも影響する。という。

今、自分がおこなっている仕事、遊び、表現。
そのコトが、周囲も含め、会ったことも無い、見知らぬ人々に
どのような影響を与えるか、考えていなくても生活はできるが、
少しだけ想像力を働かせてみると、未来が見えるかもしれない。

2008年12月 5日

宮崎駿監督の客観性

バランスが崩れた日本

クレバーで斜に構えた文章が痛快なブログ、hard going days
で知った、宮崎駿監督へのインタビュー

子供も大人もハマる罠の話

モノ創りをする人だけではなく、
"質の良い問い"がいかにして大人の会話に発展するか、是非知っていただきたい。

一億総消費者社会を危惧して。

――日本の将来は悲観的ということですが、
60年前の悲惨な状況から経済大国にまで成長したということを考えると、
そんなに悲観的になる必要はないのではないでしょうか?

生産者であることと消費者であることは同時でなくてはいけないのに、
私たちの社会はほとんどが消費者だけで占められてしまった。
生産者も消費者の気分でいる
というのが大きな問題だと思います。

それは自分たちの職場で感じます。
人を楽しませるために自分たちの職業で精いっぱい力を尽くすのではなく、
それもやるけれど、ほとんどの時間は
他人が作ったものを消費すること
によって楽しもうと思って生きていますね。

それは僕のような年寄りから見ると、
非常に不遜なことであるという風に、
真面目に作れという風に、力を込めて作れという風に(感じ)、
「すべてのものをそこ(作品)に注ぎ込め」と怒り狂っているわけです。
だから全体的なモチベーションの低下がこの社会を覆っているんだと思います。

サービス業に従事する人が増加してゆく問題も関係してそうですね。

現実的な女の子、かよわい男の子。大人も落ちる商業主義の罠。
バンバン消費して経済をブン回さないといけないんだけど、
そんな話じゃなくて、消費させられている貴重な資材、時間や心の話。

その年齢の少年たちは実に簡単に世の中のワナに引っかかるのです。
つまらないカードを集めたり
つまらないラジコンの車に夢中になったり、
あっというまに商業主義のえじきになってしまって、
なかなか心の中を知ることができないのです。

上映の瞬間だけではなく、未来へ繋がる映画創り。

私はチャンバラ映画のようにワッと切り捨てたらハッピーだとか、
バーンと撃ったからケリがついたとかそういう映画を作りたくない。

それは「その時は口に甘い
かもしれないけれども、自分の記憶には残らないだろう」
という気がしています。

「自分が行ったことはないけれども、見たことはないけれども、
世界は美しいものなんだな」
と見た子どもたちが受け止めてくれるようなものが
含まれる映画を作りたいと思ってます。

過去の日本が良かったという、幻想。
では楽園はどこへ行ったのか?

「いったいどこに止まれば良かったのか」というのは、
これはずいぶん探しましたが、
結局「楽園というものは自分の幼年時代にしかない、
幼年時代の記憶の中にだけあるんだ」ということが分かりました。

親の庇護(ひご)を受け、多くの問題を知らないわずか数年の間だけれども、
その時期だけが楽園になると思うようになるのではないでしょうか。

これは宮崎駿監督自身が"男の子"であるからこう思うのであろう。
男の子はいつだって過去に縛られるのである。

社会不安、政府、行政、地方自治体、国家への不信感、麻生の幼児性から、
ナショナリズムからの解放まで。

手の届く身近な範囲から変えてゆく、ということ。
子供の感受性を高める理由、仕事に向き合う姿勢。

開き直るのではなく、
バーチャルな仕事を生業とする自分自身と、業界、
映画の存在を客観的に観る力を持っている。

こんな俯瞰的な視点を持って自分の姿を観て、 判断できれば素敵だな、と。

宮崎駿監督は大作アニメを創る力もさることながら、
人間のドロドロした欲望の部分やエゴを描写する才能も持っている。
監督自身、大人には何の期待もしていないだろうけど、
そろそろ大人向けに特化した作品も創ってくださいな、と。

やっぱり単独で描いているほーが、地が出ていて好きだ。
小説とか漫画(ナウシカの原作漫画のような)、大人の恋愛とかを是非。

(取り巻きがやらせてくれないのだろーか・・・)

2008年7月21日

波打ち際ギラリ

080721_beach_03.jpg

社会人になってから数年経つと、仕事に慣れてしまい、
先が見えるような、モヤモヤして見えないような。

ルーティンワークに新たな息吹を吹き込んで
今の場所で楽しみを見出すか、転職するか。

その壁を前にして悩んでいる後輩も、壁を乗り越えた先輩も、
「君が当たっている大きな壁は・・・重いけど扉なのかもしれないよ・・・」と
言って開門した漫画好きも、うっかり回り道した人も、
壁の前で考えこんでいるうちに時間だけが経過して、もう後戻りできない方も。

買ってから、全部に目を通してないので、
そのうち紹介しますが、『13歳のハローワーク』の職業紹介を
眺めていくうちに、自分の深層心理にある「好き」が見つかるかも。

働くひとのためのキャリアデザイン』は、
キャリアをデザインするという観点からの内容。
速効性があるワケではないが、自分のスキルを中長期的に
考える時に役に立ちますし。

まだ読んでいないケド、波頭 亮さんの
就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条』は、
就活中の学生さんメインですが、最後に転職について
書いてあるようなので、気になる方は目を通してみてください。

  • 法則1 「タテ軸指向」から脱却する
  • 法則2 「相対エリート」のポジションを狙う
  • 法則3 現在の企業人気ランキングは逆に読む
  • 法則4 「ランキングよりも業種」「業種よりも職種」で選ぶ
  • 法則5 HPもOBも本当のことは語らない
  • 法則6 受けるのは5社で十分
  • 法則7 「当たり前のこと」は言わない
  • 法則8 人の評価は、10人中8人は同じである
  • 法則9 「入社後の就活」はハードワーキングである
  • 法則10 入社後5年間は転職しない