2010年8月 1日
2010年7月31日
2010年7月17日
かいじゅうたちのいるところ
怪獣たちの
サスペンス
絵本
『かいじゅうたちのいるところ』を
スパイク・ジョーンズ監督が実写化。
原作では、主人公が怪獣の島へ行く→飽きて家へ帰る。
結局、日常ってイイね的な短い話だったけど。
映画の方が原作を越えている。
怪獣たちの質感もリアルだが、表情が現実的で、凄いを通り越して、恐い・・・
話の内容も、嫉妬や寂しさ、気遣いなどの対人関係時に出現する
嫌な感情が目の前に突き付けられる。
子供やカップル向けなファンタジーではなく、
シニカルなサスペンス。
特典映像のメイキングシーンは、本編と正反対で、終始愉しそう。
おまけの方が好きだ。
2010年7月11日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
人生は愉し
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の続編。
物語の細部が変更されたり、
新キャラが登場したりと、盛り沢山。
戦闘兵器というよりも、人とのコミュニケーションのあり方がメイン。
人生に辛いことがあっても・・・
- イジけてたら、もったいないコト
- 世の中には、楽しいコトがいっぱいあるコト
が伝えられている。
地味なカットや場面でも、絵がキラキラとしていて、すげぇ綺麗です。
2010年7月 4日
2010年7月 3日
2010年6月27日
2010年6月26日
2010年6月13日
2010年6月12日
2010年6月 6日
アマルフィ女神の報酬
宣伝に騙されたよ
オイッ!
- 監督 西谷弘
- 出演 織田裕二 天海祐希
予告編を編集した人が一番上手い。
腐臭を嗅ぎ取れませんでした・・・
出演者が多いように錯覚させておいて、
本編内で動いているのはパラパラと2~3人。 あとは客引き用のチョイ役。
脚本にいたっては、恥ずかしくて観ていられない以上のベタさ加減。
世界観の広がりも、抑揚もなく終わってゆく。
どうせ同じ時間を浪費するなら、
『virtual trip アマルフィ』の方が健康的な気がする・・・
2010年6月 5日
2010年5月30日
2010年5月29日
寝取られ男のラブ・バカンス
別れた人の
良さに気付く
映画とエロスの伝道師
こと、映画評論家の町山智浩さんが、
ラジオ番組 (TBSラジオ 小島慶子のキラ☆キラ)にて、
「2009年ベスト10映画」の9位に選んでいた作品。
(同着9位は『40男のバージンロード』)
ラブストーリーを下地にした、下品コメディです。
恋人や親しい友人と別れる時は、近付き過ぎた故に、
お互いの嫌な部分が目について、別々の道をゆくワケですが・・・
その後、フトしたことで、相手の良さに気付いたりもします。
(実は、別れて大正解なんだけど!)
そんな出来事を、笑いながらも再確認できる映画。
主役ではないが、ラッセル・ブランドじゃないと、
演じられない気持ち悪い役は、必見!
2010年5月23日
フロスト×ニクソン
予告編に騙された!
フロスト、頭がイイのか? マヌケなのか?
どっちつかずのまま進行するので、
観ていて不安定だった。
栄光の舞台から引き摺り降ろされる気持ち、
ショービズ (ショービジネス)の世界でシノギを削る雰囲気は
描かれているが、『アポロ13』の監督 (ロン・ハワード)とは思えない程
緊張感が無い。
ウォーターゲート事件、リチャード・ニクソン元大統領、
人気司会者デヴィッド・フロストのコトを詳しく知っていれば
楽しめたのかもしれない・・・
2010年5月22日
2010年5月16日
2010年5月15日
ダ・ヴィンチ・コード
誰が味方!?
映画としては、続編にあたる (原作では順序が逆)、
『天使と悪魔』より、わざとらしくない。
主人公が、肉体的に強くないので、アクションは何でもござれ的な、
作られたヒーローっぽくないところが好感度。
誰を信じれば良いのか、まったくわからない。
そのドキドキ感の演出が上手い。
2010年5月 9日
2010年5月 8日
2010年5月 2日
2010年5月 1日
2010年4月25日
2010年4月24日
40男のバージンロード
男友達を
作るため奔走
映画とエロスの伝道師
こと、映画評論家の町山智浩さんが、
ラジオ番組 (TBSラジオ 小島慶子のキラ☆キラ)にて、
「2009年ベスト10映画」の9位に選んでいた作品。
(同着9位は『寝取られ男のラブ・バカンス』)
男性向け下品コメディ&ラブストーリーであり、
新しい男友達を作る、という発想を映像化しているのが新鮮だった。
男性と女性、異性からは見えない部分や、
お互いに腹が立つ行動を、下品な笑いとして散りばめている。
コメディながらも、男性同士の友情をテーマにしたイイ話。
2010年4月18日
モーガン・スパーロックの30デイズ VOL.1
最低賃金と
アンチエイジング
『スーパーサイズミー』のモーガン・スパーロックが監督をする
ドキュメンタリー。
- 1話目は、最低賃金で1ヶ月間労働して生活
- 2話目は、男性のアンチエイジング (モーガン・スパーロックが主演ではない)
最低賃金での労働や生活環境は、未来の日本を考えさせられる。
- 『モーガン・スパーロックの30デイズ VOL.2』
- クリスチャンがイスラムコミュニティで生活
- ゲイと一緒に生活
- 『モーガン・スパーロックの30デイズ VOL.3』
- 大量消費生活を送っている男女が、エコ村で生活
- 母親が酒浸りで30日
- 『モーガン・スパーロックの30デイズ 第2シリーズ Vol.1 』
- 刑務所で30日
- 非合法移民を許さないボランティアが、不法移民と一緒に生活
- 『モーガン・スパーロックの30デイズ 第2シリーズ Vol.2』
- 企業のアウトソーシングで職を失ったアメリカ人男性が、
インドでアウトソーシングの職に就く - 中絶賛成の女性が、中絶反対グループの中で生活
- 企業のアウトソーシングで職を失ったアメリカ人男性が、
- 『モーガン・スパーロックの30デイズ 第2シリーズ Vol.3』
- 無神論者が、キリスト教信者の家族と暮らす
- 心理療法、代替医療に懐疑的な男性が、
奇抜な療法を試す、ニューエイジ生活
2010年4月17日
2010年4月11日
2010年4月10日
2010年4月 4日
2010年4月 3日
2010年3月31日
アバター
本当に、
冗談じゃなく、
マジで画質だけ
ワザワザ調べて行ってきました。
アメリカ本土の「IMAX 3D」は、日本に導入されておらず、
現状では、4種類の上映方法があるようだ。
- 『アバター』3D全方式完全制覇レビュー
http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2010-01-15- 3D映画上映方式の違い
http://d.hatena.ne.jp/madogiwa2/20100102
んで、日本に4館しかない、誉れ高き「IMAX 3Dデジタルシアター」の
109シネマズ川崎(シアター7)@ラゾーナ川崎へ。
今思うと、チケットを予約するエネルギーまでかける始末
3D酔いしないように、酔い止めまで飲んで・・・
止めても、どうしても観たいというのなら、日本語吹き替え版で。
(英語のヒアリングが完璧な人は別)
内容は、『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』、SF映画やゲーム、アニメを
ミキサーで回して、ハリウッド風味に大雑把に味付けしつつ、
ケミカルに薄めた感じ。飲めたもんじゃない。
非常に細かいトコロだけど、あんなに科学が発達してのるに、何故マッチで?とか、
軍人の1人が唐突に自然愛し過ぎだろ、とか、
最初に乗ってた青い竜は何処行った?とか、突っ込みドコロも多々あります。
余談ですが、本編観ながら、ずっと、ナビィ族(青い生き物)って、
「どっかで見たことあるなぁ~ 誰だっけ?」
と思ってたら、勝間和代さんに似てました。 思い出してスッキリ。
本編開始前に、監督のコメント映像が出てきて、
日本の皆さんへメッセージを伝えるんだけど、
話の要点を暴露し過ぎ。
あえて事前情報を得ないまま、真っ新な状態で鑑賞したい人は、注意が必要。
キャメロンのバカが、日本国民全員が予告編を観ているテイで喋り始めます。
意外に高得点だったところは、愚連隊同然の傭兵が送り込まれている設定や、
主人公の「俺、一体何やってるんだろうか」感が
ダークに演出されていたところ、本作と観客が、最高潮にリンクするシーンです。
ネットでの評価は、3Dのみの映画
とは言われているが、
『タイタニック』では、泣き所のシーンがいくつかあったので、
数多くのシーンが欲しいなんて贅沢は言わないから、1つくらい泣き所があるかな、
と期待しちゃったけど、そんなものは無く、まったく心揺さ振られず。
本作で涙腺が潤む人は、幸せな人だ。
『ドラえもん』シリーズを観た方が、感動できる。
本当に、3Dの映像美というか、飛び出す画質のみ凄い。
CG好きな人も、生物や植物系の3DCGが好きな人にはお薦めだけど、
メカ系やミリタリー、戦争ドンパチ系のSFが好きな人は、
予告編の映像で十分。
映画創りや3DCGなどに興味が無い大人が、観る映画じゃないが、
小学校低学年向きとして考えると、素晴らしい。
本作は、娯楽作品の域を出ておらず、
テーマパークのSF映像を
ダラダラ見せられている感じ。
話の内容も、人間(会社や軍隊側)=金=悪
みたいな構図で浅すぎる。
何故、金が必要なのか? 生活するために仕方なく、という側面もあるのではないか?
そのあたりが、ほとんど描かれていないので、勧善懲悪でありきたりな物語に
落ち着いてしまっている。
長時間やるなら、『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』のように、2編に分けて、
仕方なく争うコトになったお互いの背景を描けば、
鑑賞後に色々考えさせられたんじゃないか・・・
陳腐な恋愛話なんぞ、無しにして、
淡々としてた方が、人間や生物の恐ろしさが伝わってくるってもんだ。
学ぶべきところは、そんなところにこそ存在してるんじゃないかな。
2010年3月28日
2010年3月27日
2010年3月22日
めがね
『かもめ食堂』の
スタッフだからと
油断しない
監督は、荻上直子さん。 出演は、小林聡美さん、もたいまさこさん。
前作、『かもめ食堂』のキャスト、スタッフというのは、完璧な売り文句。
薄い演出のせいで、出だしから雰囲気が悪く、
どこで笑うべきなのかすら、迷う。
勝手に想像していた自分が悪いんだけど、
リラックスもできないし、ゆったりもできなかったので、早々に離脱。
最初から、ゆったり感のみで構成すれば期待通りだったのかもしれない・・・
「主人公の性格や考え方が変わってゆきそうだ・・・」と、
観客に思わせるような高度なコトは、除外すべきだった。
これは、いったい誰へ向けた作品だったのだろう?
2010年3月20日
スラムドッグ$ミリオネア
インド版
ウシジマくん
『ぼくと1ルピーの神様』という小説を、
ダニー・ボイル監督が無茶苦茶に味付けした作品。
『サンシャイン 2057』など、最近は、ワケがわからなくなっている監督・・・
鑑賞時間を消費するなら、躍動感のある『トレインスポッティング』がお薦めだし、
バカンス気分と現実感が交錯する
『ザ・ビーチ』の方がまだマシ。
本作のキーとなる登場人物の豹変ブリは、
そりゃないでしょ・・・と仰天するほどに。
話を合わせるご都合主義が目立った。
社会派な部分はメインではないが、劣悪な環境描写としては、
インド版の少年『闇金ウシジマくん』といった空気感。
暗い雰囲気な部分が大盛りなので、
一緒に観る相手や、その日の気分を十二分に考慮したい。
2010年3月14日
2010年3月13日
サマーウォーズ
現実的な
ジブリアニメ
監督は、『時をかける少女』の細田守さん。
細田守監督が若かりし頃、宮崎駿監督が、
その才能を削がないように、
あえてスタジオジブリに入れなかった・・・ という逸話がある。
後に、ジブリの外部にいるにも関わらず、
『ハウルの動く城』の監督候補になり、制作を開始するものの、
様々なゴタゴタにより、中止となる。
勝手な想像だけど、宮崎駿監督は、才能やセンスがあれば、
誰でもよかったのだろう・・・
ジブリの内部スタッフの嫉妬で、協力が得られなかったんだと思う。
本作の正しい鑑賞の仕方
- まずは、1人で観て、号泣する
- 次に、大人数でワイワイ観る
元大家族の方や、おばあちゃん子のために、作られた
と言っても過言ではない物語なので、昔を思い出して浸りたい人は、
自らの感情を自由に解き放てる環境で観ること。
少々、説明不足の箇所があり、もったいない。
終盤の事件で、被害がどれだけあるか、
その規模を図解で説明すると親切だった。
暗号の解き方についての解説があると、
より、そのスキルの凄さが理解できただろう。
些末なコトはさて置き、アニメという枠を最大限活かす演出と、
リアルな生活感、アッサリ感の演出、
その切り分けと使い分けが、抜群に上手い。
例えば、家族や友人、同僚同士が、なんだか揉めてる場面に遭遇することは、
現実世界でもよくあることだ。
今まで穏やかだった空間から、モメてる空間や部屋に踏み入れてしまう、
あの嫌な感覚、変な違和感を見事に描いている。
大家族、食卓、生活観や各人の興味、これらをまとめて表現できる映画は、
実写でも少ない。 さらにエンタメとしてのバランスもイイ。
アニメだからといって、喰わず嫌いをせず、是非、観ておきたい作品。
2010年3月10日
レスラー
後悔、反省
変わらない現実
人気プロレスラーだった絶頂期から20年・・・
バイトをしながら食い繋ぐ、1人の男の話。
自身の役者人生とも被る、ミッキー・ロークが主演。
(猫パンチ
で有名な元イケメン俳優)
どうせ、いつかは死ぬんだし、好きなコトをやりきたい。
(しんどいけど・・・)
怖いから、安定した生活を送りたい。
(楽しくないかもしれないけど・・・)
どちらかで迷ったり、気持ちが行ったり来たりしている人にピッタリの映画。
だからといって、観た瞬間にあっさり、答が見つかるものでもない。
荒い編集技術のせいで、編集点が見えるので、
端折られたシーンや、繋ぎ目がわかってしまい、
物語としての流れがぎこちなくてもったいない。
ハリウッド映画的な、作られた感動話ではなく、
とことん現実っぽく、ドキュメンタリーに近い。
少しだけ求めていた、ありきたりな話、
過去の栄光を取り戻し、大団円で終わる、という感じではないので、
単純な感動話を求めている人にとっては、現実が垣間見えてしまい、
鑑賞中にリアル生活に引き戻されてしまうかもしれない。
真面目な人の観点からだと、主人公の性格に腹立たしくもなるだろう。
人生に後悔し、チョッピリ反省もしてみるが、
改心したつもりになっても、生活習慣やライフスタイルは
身に染み込んでいるので、
変わらないし、変えられない。
ライフワーク過ぎて稼げないが、やめられないし、やめたくない。
悪く言うとダメ人間、良く言うと不器用な生き様を描いている。
ミュージシャン、芸術家、役者、タレント・・・
ショービジネスの世界だけではなく、その他、多くの仕事でも、
途中で諦めそうになるコトがあるが、
やりたいコトをやり続けるために支払う犠牲と、
他では得られない幸せが、事前に確認できる。
主人公が、現実の生活と、もうひとつの現実世界の間で揺れ動くので、
養殖されたケミカル的イイ話ではなく、観終わってから、
生活の節々で、ジワジワ効いてくるナチュラルな映画。
結局、自分が切り開いて、辿ってきた道が、
正しかったのか、間違っていたのか、死ぬ時にわかることなのだろう。
劇中には出てこないが、マザーテレサの言葉が、これから先の指針となりそうだ。
- 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
- 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
- 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
- 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
- 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
2010年3月 7日
天使と悪魔
絵画のように
美しいが・・・
ダン・ブラウン原作のサスペンス小説がベースとなっている。
映画化された時は、『ダ・ヴィンチ・コード』→本作だが、
原作の発表順は、『天使と悪魔』→『ダ・ヴィンチ・コード』のようだ。
内容は、トム・ハンクスが一生懸命
教会を駆け回るドタバタ映画
医学と薬学に詳しすぎる物理学者とか、
ヘリを操縦できるという設定が強引過ぎとか、
あんな凄いスキルを持ったヤツが、あっさりとした罠にハマリって、
いくらなんでも警戒心なさ過ぎとか、上映時間が長いとか、
色々あったけど、画面の構図や色味は、絵画のように美しいので、
環境映像として、垂れ流しておいてもよさそうだ。
科学ネタを絡めながらも、実は、ヴァチカン (バチカン)の
腐敗ブリを描いてもいる本作。
大きな組織が大嫌いだったりする方は、
バチカン系教会が性的虐待&の性犯罪を長く隠蔽していたコトを
暴露するドキュメンタリー、『Deliver Us From Evil』も併せて鑑賞するのもイイかも。
2010年2月27日
ワイルドスピード MAX
ブッ壊し系
タイトルだと分かり難いけど、シリーズ4作目。
走り屋で改造バリバリな車が、多数登場しまくる映画。
今回、カーアクションというよりは、車ブッ壊し系なので、クルマ好きには悲痛。
シリーズ全体がもっと評価されてもイイと思うけど、1度観たら2日後には、
すっかり内容を忘れてしまっている
ところは相変わらず。
回を重ねて演出が派手になってきているので、
クルマに合わせた、地形の変更や強引なシチュエーションが見物。
あんな道無ぇよ とか、
あんなトンネルが放置されっ放しなワキャねーだろ! とか、
突っ込みながら鑑賞するのも面白い。
吹き替え版は、ファンが嘆く糞っプリに仕上がっているようなので、
超暇なら、そちらも併せて。
2010年2月24日
カムイ外伝
ヌルっとした映像
動物のCGがヌルっとしていて、
『ヤッターマン』以上に気持ち悪い。
つーか、怖いヨ・・・
残虐シーンも、中途半端に尺が長いので、後味が悪い。
物理法則とのズレが目立つワイヤーアクションや、
ペラっとした2D合成の満載ブリに、その都度突っ込むのも、だんたんと飽きてくる。
監督を始め、出演者、スタッフ共に、『GOEMON』を目指したものの、
『ドラゴンボール EVOLUTION』みたいになっちゃいました感
が満載。
最初からB級映画を目指すのではなく、
真面目にやっているだけに、不具合を探しながら鑑賞するのも忍びない。
2010年2月21日
2010年2月14日
ハンサム★スーツ
意外な
好キャスティング
お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さんが主演。
芦屋雁之助さんが演じていた、『裸の大将』の後継者でもあり、
味のある俳優としての仕事も多い。
ハンサムスーツ着用後を演じるのは、谷原章介さん。
芸人としての塚地
の所作、姿勢や歩き方、
話の流れのテンションを、プライドを捨て見事にトレースしている。
お笑いトリオ『森三中』の大島美幸さんも、
悲壮感を笑い飛ばす、ホッコリとしたキャラと演技が印象深い。
これまた、ナイスなキャスティング。
途中で話のオチが想像できたと思ったが、見事に裏切られる。
テーマ曲は、渡辺美里さんの『My Revolution』(作曲は、小室哲哉さん)、
(塚地武雅版の『マイ★レボリューション』もあるヨ 視聴可)
美里ファンは、是非観るべき。
他にも80年代J-POPが多用されており、
バブル時期の元気なテンションが蘇る!
2010年2月13日
ターミネーター4
ドンパチアクション!
映画としては4作目、TVシリーズもあって、
時空を越えた話に、中途半端に流し観してた人は、
ワケがわからなくなり、付いていけなくなる。
だが、そこは、『チャーリーズ・エンジェル』、
『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の監督、マックG。
過去の作品を知らなくても、ストーリーを忘れていても、
ドンパチアクションやCGは、楽しめる。
2010年2月11日
ウルヴァリン X-MEN ZERO
説明が余計
『X-MEN』と『ファンタスティック・フォー』の
区別が付かなくても、話を知らなくても、そこそこ楽しめた。
特殊な能力を、なんとなく身に付けてしまった人達の物語。
観客に説明するためとはいえ、
必殺技や技能の詳細を説明し過ぎでもったいない。
日本のマンガのように、敵の念能力や忍術、必殺技の内容は、
焦らして中々教えない、って謎解き感覚があれば、
もう少し、客側であれこれ話す楽しみも発生するんじゃないかな・・・
2010年2月 7日
G.I.ジョー
CGアクション
幕の内弁当
『ステルス』とか、『スターウォーズ』とか、『マクロス』とか、
『トランスフォーマー』とか・・・、類似した要素が色々入っていて、
想像以上に面白かった。
当然のように、第30回ラジー賞にノミネートしてしまった本作。
昨日紹介した『トランスフォーマー リベンジ』を越えて、
イイ感じに、受賞すると思う。
予告編では、一瞬、A級作品のように思えるが、
敢えて狙ったのか、真剣に作っていたら自然とそうなってしまったのか、
B級ドラマを、さらにB級映画で包んだ感じ、予算を掛けてるだけに、
危うい方向へ行く規模もデカい!
セコムの人が観たら失神するようなセキュリティの甘さ、
狂った物理法則、ヒネリの無さ。
突っ込みドコロが多数登場するので、
1カット、1カット、1シーン、1シーン、律儀に突っ込みながら楽しみたい。
決して、真面目に観ちゃいけない。
B級アクション映画としての先入観を捨て、
能天気にダラ観するポップコーンムービー
2010年2月 6日
トランスフォーマー リベンジ
機械兵団大集合
最低作品や、ダメ俳優に贈られてしまう映画賞、
2009年度 第30回ゴールデン・ラズベリー賞 (通称:ラジー賞)に
ノミネートされてしまった、不名誉であり栄誉ある本作・・・
前作以上に敵味方が入り乱れ、正義の味方と悪役で、似たような
形状のロボが登場するので、余計に判別が付かなくなる。
難しいことは考えず、働く機械、細かいメカ、軍事兵器、
戦闘シーンを楽しむための作品。
ちなみに、ラジー賞の発表は、
アカデミー賞授賞式が行われる前日、3/6(土)です。
2009年10月25日
ルネッサンス
目が痛い
主人公の視点や、警察のデータ表示は
『攻殻機動隊』の影響を受けているのか?
脳で補完しながら鑑賞するのも
1つの手段だけど、ちょっと厳しいし、
さらにフランス映画が苦手な人は、止めておいた方がイイ。
白黒調のCGだと、登場人物の区別が付きにくく、
目が痛くなる、ということが理解できた。
作業量は増えるけど、アメコミ調の着色があれば
まだ、観れたものだったかもしれない。
2009年10月18日
ヤッターマン
やっちゃったマン
もしくは、やらかしちゃったマン。
ヤッターマンの原作アニメが好きな人には、
お薦めしたい、 と言いたいところだか・・・
その社交辞令すらも厳しい感じ。
きっと、ドラゴンボールもこんな感じなんだろう。
作り手として考えないといけない課題は、
不気味の谷現象をいかに回避するか。
この言葉は、現象をものすごく的確に表しているんだけど、
実物(リアリティ)が増すほど、比例して親近感が高まるが、
実物と近すぎると、突如、嫌悪感が出る、という理論。
『ベオウルフ』や『ファイナルファンタジー』といった映画が
大ゴケした理由もこれで解明できる、という代物。
今回のヤッターマンの劇中にもそれがあって、
メカのCGがヌメっとしていて、周囲に水分が付着していそうな
感じが気味悪かったこと。
ヌメリがリアル、小物やたった1つのカットが不気味なだけで、
全てが台無しになりかねない。
なんでもかんでも、質感を究めたり、リアルに近付けるんじゃなく、
リアル感の無いリアリティ、
その分岐点を押さえておきたい。
2009年10月17日
クローズZERO II
あれから8ヶ月・・・
敵対する鳳仙学園の制服もイイ感じ。
三浦春馬くんを始め、
出演者そのものと役柄がピッタリ合っている。
1の時にも言ったけど、黒木メイサの場面は、映画本編とは切り離して、
PVのようなモノ扱いで放映すればいいのに・・・
音楽も、ロック風が気になる人にはシックリこない。
そんな違和感はさて置き、
観客目線を意識したお笑いシーンがあったりと、サービス精神旺盛。
完結篇とアナウンスしつつも、次回作への伏線が
盛り込まれているので、期待は高まるばかり。
2009年10月11日
GOEMON
自由の周囲で
混乱するもの
監督は、紀里谷和明さん。 色遣いがドギツいから
好みが別れるところ。『300』のような明度差や
グラデーションが好きな人にはハマるハズ。
逆に、目がチカチカしちゃう! って人もいると思う。
カメラワークもグルングルンだから、映像酔いする人もいるだろう。
人気忍者マンガ『NARUTO -ナルト-』の実写版のようでもあるが、
登場人物が全員強いとか、特殊能力がある、とかではない。
そのへんがツボな方は、あまり期待しないように。
人間も動物であることと同時に、そこで発生する
欲望の深度を見せたり、
自由奔放でいることのメリットとデメリット、周囲に与える影響などを伝えている。
残念だったのは、
玉山鉄二さんの登場回数があっさりし過ぎていたことと、
広末涼子さんが演じる茶々(浅井長政の娘であり、織田信長の姪、後の淀殿)の
子供時代のシーン。 少女役の福田麻由子さんには、透明感がありつつも、
広末さんとは異なった魅力なだけに、
ギャップが生じて感情移入できなかった。
それでも、映像美であったり、レイアウト(画面構成)への気配り、
衣装のバラエティさなど、普段の邦画ではお目にかかれない感性に出会える。
収録されている、紀里谷和明監督のコメント文、解説文を読んでおくと、
親近感が湧くのでオススメしたい。
さらに、前知識として、
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の周辺にいる戦国武将の名前や立場、
石川五右衛門、有名な忍者の名前、戦国時代の歴史の流れを覚えておくこと。
そのちょっとした手間が、5割増の楽しさを提供してくれる。
2009年10月 3日
ドロップ
本作を観るより
原作を読め
お笑いコンビ品川庄司の品川ヒロシさん、
初監督作品であり、原作と脚本も手がけている。
水嶋ヒロ君~ カッコイイ! キャー!
と叫んで愉しむ映画 (事実、身体の動きや、顔の造形は美しいです)
意外に驚いたのが、レイザーラモン。
レイザーラモン臭をさとられないほどの好演技。
エンドロールを観るまで、まったく気付かなかった。
原作でポイントとなる、品川さんが"お笑い"というスキルを使って、
不良グループ内での地位を確立してゆく心理描写が
描かれていなかったのが残念。
物語の転機となる、転落シーンが唐突すぎる。
他のカットを削っても、何故転落したのか、
その時の心情などを表現できれば、話が締まったのに、もったいない。
同じ時間を消費するなら
原作を読むに限る。
2009年9月26日
ボラット
真面目な人々を
マジメに困らす
副題
「栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」
イギリスのコメディアン、サシャ・バロン・コーエンが、
真面目なカザフスタン人留学生を装って、
生真面目なアメリカ人を騙しまくる映画。
悪趣味な映画なので、笑えない人は、トコトン笑えない。
全体的にテンポが悪いので、カップルで観るなら、
『ジャッカス(jackass)』をお薦めしたい。
(ジャッカスは、真面目な人を、不真面目に困惑させるドッキリスタイルなので、
どこか可愛げがある)
思わず笑っちゃう不真面目な人も、
他人に「コレ、超面白いよ!」とは言わないほうがイイかもしれない。
人格や趣味が疑われます。 こっそり愉しみましょう。
イギリス流のブラックジョークが、コーエンのお陰でパワーアップ。
アメリカ横断中の主な内容。
- ユーモア講座 (一般ウケしないネタで講師を困惑させる)
- フェミニスト団体 (当然、女性陣を怒らせる)
- 生放送のニュース番組に出演
(後日、出演を許可した番組側のプロデューサーがクビに・・・)- 国歌独唱 (会場全員がブーイング)
- ディナーパーティー (激怒を通り超して通報される)
- 宗教 (ペンテコステ派の集会を物見遊山)
- セクシーモデル、パメラ・アンダーソンのサイン会で・・・
(会場スタッフや警備員はガチ)
本作のお陰で、ユダヤ人を怒らせ、数々の訴訟も起こり、
カザフスタンとの関係も、さらに悪くなっているそうだ。
撮影中に、うっかり殺されそうなボラットだけど、
現実世界でも、ひっそり行方不明になっていそうなコーエンが心配・・・
2009年9月20日
ジェネラル・ルージュの凱旋
医師とは?
リーダーとは?
心臓外科医を描いた前作
『チーム・バチスタの栄光』を観てなくても楽しめる。
今回は、救命救急センターを題材にし、
タイトルの「ルージュ」「凱旋」の意味が徐々に判明してゆく・・・
救命救急センター部長役は、堺雅人さん。
堺さんの演技を初めて目にしたのは、大河ドラマ『新選組!』の
新選組総長、山南敬助(やまなみ けいすけ)役だったが、
良い人全開な役柄なので、少し物足りなさを感じていた・・・
しかし、本作の役は、『クライマーズ・ハイ』のように
歪んだ笑顔と懸命さがピッタリの、まさに適役
物語は、大学病院や総合病での救命救急センターという立場を炙り出し、
その流れの中で、組織間の温度差、軋轢、ゴタゴタ、ドロドロも演出される。
医師とは? 医療とは? 経営とは? リーダーとは?
それ以外にも、様々な問い掛けが散りばめられている。
海堂尊(かいどう="" たける)さんの原作も気になる!
(現役医師であり、作家なだけに、本名は非公開らしいです)
田口・白鳥シリーズ
その他の小説
短編
その他
2009年9月14日
2009年9月11日
ウォッチメン
悲壮感と映像美
監督は『300』のザック・スナイダー
リアル過ぎる残虐シーンが多く、画面のグラデーション加減は、
『300』のように美しい。 映像美が好きならばお薦め。
アメリカの歴史に深く関わっていくスーパーヒーロー達、
近代史の知識があると、より楽しめる。
ヒーローの暗部や人間味、葛藤、生活臭が
暗く味付けされている大人のアメコミ。
原作を読んでいないなら、予告で観た期待感とは異なるだろう。
冒頭のテンポの良さから打って変わって、後半に行くほど、
自分の想像の斜め上を行くような物語が展開される。
ヒーロー同士のチームプレイも、お互いが経験してきた環境が違うし、
ヤリ方も異なるので、噛み合わないトコロが現実っぽくて好きだ。
ヒーローの芸名と本名、2つの名前が入り乱れるので、
2回観ないとわからないかもしれないが、2度観るかどうかは、悩むところ・・・
2009年9月 8日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
兵器大好きっ子
数年前に流行った『新世紀エヴァンゲリオン』の
リメイク的内容。
本作は、旧作の総集編のような内容なので、
初めての方も、久々の方も安心。
特典映像(3DCGの制作過程など)が入っていない、
碇シンジがジャケットの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版』もありますが、
どうせ観るなら本作の方をお薦め。 (TSUTAYAの店員さん、教えてくれてありがとう)
戦車、戦闘機、爆撃機、大砲のドンパチ加減が凄まじく、
それ以外のシーンでも1カット1カットの構図、グラデーションが美しい。
音声やBGM無しで流しても、十分楽しめます。
2009年9月 3日
ライラにお手あげ
途中でライラが・・・
ファレリー兄弟監督のコメディ映画、
付き合った女性の下品さとウザさに、
だんだん気付いていく、という話。
『メリーに首ったけ』を越えるのは難しかった・・・
途中でライラがいなくなっちゃったり、
必要なシーンが削除されていたりで、どうにも不完全燃焼
エッチなシーンも豪快なので、家族揃って観ると恥ずかしいことになる。
2009年9月 2日
レボリューショナリー・ロード
壮大な夫婦喧嘩
『タイタニック』の、あのコンビが復活、
監督は『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス
レオナルド・ディカプリオの演技はスゲェけど、
家族揃って見るような映画ではない・・・
夫婦や恋人へ向けた教本的映画
だったら、僕ちゃんは『ブラッド・ダイヤモンド』のレオ様のほーが好きです。
ケンカをしては仲直り、夫婦や恋人にありがちな日常を描いているので、
年月を重ねれば重ねるほど、共感が持てるはずです。
人生、こんなハズじゃ無かった感が、
ジワジワと表現されてくるので、恐ろしい。
そして、ラストシーンには、夫婦を長続きさせるコツが紹介されます。
まさか、このカットで終わるとは・・・ 想像すらしなかった・・・
覚悟して観るなら、事前に『妻の相談に乗ってはいけない』を
読んでおくと、身につくコトが多そうです。
2009年8月29日
K-20 怪人二十面相・伝
アクションに興奮
上映時間が長く感じられたものの、
ハリウッド的なアクションやギミックで構築されているので
何も考えずに楽しめる。
『ALWAYS 三丁目の夕日』、『続・三丁目の夕日』の
スタッフが制作ということで、古い街並みやCGが馴染んでいた。
謎解きやクラシックなメカいうより、ワイヤーアクションに興奮する映画
2009年8月27日
2009年6月13日
シド・ミード その創造と秘密
工業デザインに
存在する
官能性
ビジュアル・フューチャリスト
シド・ミード その創造と秘密
現在を観て、未来を描くアーティストでもあり、
工業デザイナーでもあるシド・ミード先生
SF映画のコンセプトアート (世界観の視覚化)から、
サウジアラビアの王室自家用機ボーイング747の改装、
大富豪ドナルド・トランプのヨット、果ては缶切りのデザインまで。
仕事の幅広さと、仕事量で他を圧倒する。
映画のイメージ、劇中のカーデザイン、アイテムデザインなど、
代表作を並べれば、先生の名前を知らない人も、膝を打ってくれるはず。
- 『スタートレック』
- 『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』 (AT-ATスノーウォーカーの元ネタ)
- 『トロン』
- 『ブレードランナー』
- 『エイリアン2』
- 『ミッション・トゥ・マーズ』
- 『ステルス』
- 『M:i:III』
- 『∀ガンダム』 (モビルスーツのデザイン)
映画の制作費を傾かせるほどの高級取りであることは、
緻密な絵を見れば納得してもらえるだろう。
コンセプトアートや、ビジュアルイメージというと、
背景だけを描く方々が多い中、(それでも十分スゴイけど・・・)
シド・ミード先生は、人物や動物も一点一点描き分けているところが、
他者とは違う部分
制作途中でのラフデザイン提出はあっても、
基本的には、出来上がったモノを買い取ってもらうようなスタンスであり、
デザイナーでありながら、発注主にあまりお伺いを立てない姿勢に
アーティストっぽさを感じる。 その格好良さに痺れる、憧れる。
そんな先生ですが、ダメ出しをされたり、騙されたり、
採用されずに凹んだりする時もあるそうで・・・
本DVDは、そんなマイナス面も赤裸々にしているところが凄い。
先生本人のキャラがそうさせるのか、DVDの制作者が上手いのか、
巨匠というより、仕事を愉しみ、苦悩する、一人のデザイナーの姿が映っている。
人を煙に巻くような芸術家ではなく、
あくまでデザイナーだというシド・ミード先生
精密機械みたいな絵を描く先生ですが、
「自分には才能がないのでは・・・」 と悩む時もあるそうです。
制作費の都合といったビジネス面の話、大金の支払いが消えた話、
自分のデザインは庶民に消費されるものだと、理解している立場からの話など
今までの良い体験、悪い体験が披露されていて共感できる。
私は、独創的でありつつも
分かりやすいものを作りたい
注意して観ないと見落としそうなところまで表現に加える。
"精巧に描く"とは
周囲を記憶にとどめることだ
世界を観察し、再現することにディテールに魂を宿す
"緻密さ"とは
再現することだ
『トロン』のスティーブン・リスバーガー監督のシド・ミード先生に対する印象。
(続編のトロン2 『TR2N』も公開されるとか! ネットで映像流出中!)
シド・ミードは、創作物の過程のために生きているという。
"創作"とは
創造力という病気の症状なんだ
自宅でパーティーを開いても、パーティーそっちのけで
仕事に没頭する先生。
この領域まで踏み込まないと、ここまで到達できないんだな、と。
未来に強い関心を持つということは、
今、自分が取り組んでいることが、
後々まで影響を与えるものだと 信じることだシド・ミード
2009年6月 7日
2009年6月 6日
ハッピーフライト
仕事とは?
サービスとは?
鑑賞する前に・・・
「日本航空123便 ジャンボ機墜落事故」に関する、音声や映像
(テレビ的解説が入っていない、ボイスレコーダーのみのヤツ)を
ネットで探して、見てからにすると、より緊迫感が出て、意味が深まります。
矢口史靖 (やぐち しのぶ)監督作品
『ウォーターボーイズ』 『スウィングガールズ』では、
学生時代特有のドキドキやワクワクといった
どちらかというと、楽観的な気分、純粋な楽しさを表現していましたが、
本作は、社会人、仕事人としての話がメイン。
よくぞココまで詰め込んだな、と唸れる作品です。
上司、先輩、後輩、新人・・・
各個人を描くことによって組織を描く。
特に、各チームのリーダー(ベテラン組)の描写が素晴らしいです。
各部署とのバランス、業務に対する理念、部下へのフォロー、
経験によって裏付けられた自信・・・
演技も含めて、存在自体が素敵だったのは、
- 寺島しのぶさん (チーフパーサー)
- 田中哲司さん (ライン整備士)
仕草と表情が豊富だったのは、
- 肘井美佳さん (オペレーションコントロールセンター 無線担当)
- 田畑智子さん (グランドスタッフ)
ドタバタコメディかと思いきや・・・
プロフェッショナルとは? 仕事とは? サービスとは?
そもそも、働くとは? それらの行為や行動が
いったいどういうことなのか、改めて考えさせられます。
2009年5月31日
ワールド・オブ・ライズ
理解し合う
尊敬するリドリー・スコット監督ですが、
ちょっとモノ足りなかった点が2つ
まずは、"それでも世界は続く"という表現
『ブラックホーク・ダウン』 『キングダム・オブ・ヘブン』の
ラストシーンは秀逸です。
何故なら、映画の終わりが、終わりではなく、
そこからやっと物語が始まるという、世界の広がりが演出されているから。
本作では、その部分の焦点が、歴史や出来事の大きな流れに
あたっていないのです・・・
次に、恋愛シーン。 ココは不要だったように感じます。
原作にも恋愛シーンは存在するようですが、
今回の相手は、映画用に追加した新キャラクター
中東世界を表現するために、外せなかったみたいですが、
それと引き替えに、詰め込み感が出てしまい、
真面目な物語から、少しだけ軸がブレてしまって残念です。
同じ、レオナルド・ディカプリオ主演なら、
『ブラッド・ダイヤモンド』(監督はエドワード・ズウィック)での
地域情勢、企業がらみ、戦闘、恋愛のバランスの方が好きです。
もし、本作を観るならば、世界地図(主に中東)を広げながら
鑑賞すると、世界情勢への理解が深まるでしょう。
そして、本編を楽しんだ後に、
以下3名による音声解説を観ると、さらに政治的、地域的な知識が増えます。
- 監督 リドリー・スコット
- 脚本 ウィリアム・モナハン
- 原作 デイヴィット・イグネイシアス
本作のテーマのひとつでもある、
嘘をつかない、信頼する、
ということが、いかに難しいか、改めて痛感できる映画でした。
2009年3月30日
2009年3月17日
ザ・マジックアワー
場違いの空気感
『ラヂオの時間』や『みんなのいえ』で
三谷幸喜さんが表現していた、
個人利益の衝突は、ほとんど無い。
物作りをしている人が、「あるある!」と共感できる
部分が少なめだったのは残念。
じゃあ、どこが面白いのか? ってゆーと。
場違いなヤツが登場した時の、
"微妙な空気感"が上手く演出されているところ。
真面目な者同士が、認識のズレを感じながらも、
事態は尚進行中という状況は、仕事でも注意したい。
些細な確認事項も、疎かにするとどうなるか、
そんなコトを再認識できるだろう。
舞台裏の舞台裏からの視点で
描いている点は、色々と考えさせられてしまう。
どの業界にもありながら、
あまり注目されず、注力して取り上げられない、
嫉妬や裏方の部分。
あなたが今の業界で脚光を浴びていたり、
組織内でスター扱いされているなら、
他の人がどのような目で、あなたを眺めているか、
その視線や気持ちを体感できるはずだ。
2009年3月11日
イーグル・アイ
未来地図好き集まれ!
未来地図って言ってもドリカムの曲名を
差しているのではなく、
近未来のコンピュータが描く、3DCGなマップってコトね。
劇場公開の時点からイーグルを鷹(タカ)と勘違い。
攻殻機動隊のサイトーが装備している"タカの目"を
パクった映画かと思ってた。
鷹はホークでしたね。 鷲(ワシ)がイーグル。
本作は、士郎正宗先生や押井守監督の作品群と、
松本零士さんの世界観を合成した感じ。 と言うと褒め過ぎ。
単に、「エネミー・オブ・アメリカ」 「マイノリティ・リポート」 「マトリックス」を
ごった煮にしただけだ。
話の繋がりなんて、どーでもイイ。
ハッキングの描写や、未来軍事的な地図のCG表現なんかが
好きなんだよ俺は! って方は興奮間違いなしです。
"イーグル・アイ"は、銀河鉄道999に出てくる、
とある惑星の話に似ているような・・・
松本さん、訴えるチャンスですよ!
途中から登場する人物の説明が無いので(未公開シーンに収録)
突発感がありまくり。
カーチェイスのシーンは実車と実写を使っただけに、
ド派手だったけど、ここを削ってもよかったかも。
一番の問題点は、物語を無理矢理繋げている小話が多いこと、
膨大な力を持っているのに、「なぜそのアイテムを、そこに準備するのか?」
という疑問が数々持ちあがる。
必要性も無ければ、
必然性も薄いストーリー
映画なんだから、ご都合主義上等だぜ!
って方には、観ることをおススメ。
ネタバレ注意の妄想映画 脚本教室
"イーグル・アイ"を単純なコンピューターとするのではなくて、
偶然発生した生命体にしてみるとか。
- "イーグル・アイ"の実験機=正義の味方
- "イーグル・アイ"の後継機=悪者
とゆーような対立構図にして、2つを戦わせてみてもいいかも。
実験機は"良心"が発生してしまったから暴走扱いにして、
破棄される流れで、後継機は冷酷なマシンタイプ。 とか。
2009年3月 3日
インクレディブル・ハルク
マンガ的格闘シーン
ハルクが繰り出す小技や、
技の名前が突飛過ぎて微笑ましいものの、
格闘シーンからは、肉塊の重量感が伝わってくる。
ドラゴンボールやハンター×ハンターを実写化したら
こんな動きになるんだろうなぁ、と。
ハリウッドへ渡って、いじくり回されてしまい、
原作から逸脱した感がある『ドラゴンボール・エボリューション』
"別次元の映画" (当然悪い意味でだろう)、というコメントを
作者の鳥山明さん自身が漏らしてしまうほど、ガッカリな出来のようだ。
期待し過ぎていただけに残念だ、と感じてる人は、
『インクレディブル・ハルク』を、実写版ドラゴンボールに見立てて
妄想しながら観ると、落胆が薄められるはずだ。
2009年1月24日
ダークナイト
お節介
バラク・オバマも
イスラエル・ロビー、ユダヤ・ロビーには逆らえない。
明かな戦略的爆撃も、自衛なんて言葉を使うと、
それらしく聞こえるかもしれないが、かなり苦しい言い訳だ。
これが正義だ! 正論だ!
なんて。たった一つの側面からの行動や、言い逃れ。
それが余計なお節介であることは、本人にはわからない。
本編にゲーム理論の"囚人のジレンマ"を用いたエピソードが出てきますが、
混乱してる人間の集団心理は、『宇宙戦争』や『クローバーフィールド』
あたりで表現されているように、攻撃的でカオスな感じだろう。
だって、テメェが生き残るのに必死なんだもん。
上映時間が長くて後半間延びしていたり、
ヒロインがヒロインらしくない装丁なので感情移入できなかったりするのはチョメ。
逆に、好かった点は、故ヒース・レジャーが演じた、
ジョーカーのイカれ具合。
サイコなジャック・ニコルソンと同じく高レベルで驚いた。
『AKIRA』での金田とジョーカーの一騎打ちの場面
そっくりのシーンが出てきたりするのもポイント。
物語の本筋とは疎遠なところで、好ましいカットや、
突っ込み箇所は多々あったりしますが、しかし。
バットマンのコトをまるっきり知らなくても大丈夫。
話の骨子自体は、見終わった後に自省すべきものが発見できるほど図太い。
正しいか? 間違っているか? 善か? 悪か?
そんなコトは、人間様が勝手に決めていることであって、
その理念らしきモノを発する側にとって、
都合の良い捉え方をされていることが多い。
(そして、その都度の歴史的解釈により、ひっくり返る)
人々の趣味や嗜好や思考そのものが多様化する中、
一神教や、正義の使者の皮を被ったマガイ者、
もしくは自分自身が立てる錦の御旗は、
他人にとって、厄介なお節介ではないか?
そういう胡散臭い奴らに騙されないためにも、
また、あなた自身が如何わしく卑しい動物に成り下がらないためにも、
必見の映画なのです。
2009年1月18日
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
敵を騙すには・・・
黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』のリメイク。
『スターウォーズ』にも多大に反映されている原作を
樋口真嗣監督がアレンジしている。
まぁ、リメイクという言葉よりは、原作を元ネタにした別映画と
とらえておいたほうが、精神衛生上よろしいでしょう。
黒澤映画をトレースしようとしている演者と、
そうではない役者との温度差が、物語を引っ掻き回してくれますが、
阿部寛さんの剣技と恫喝には迫力があった。
一番画面に馴染んでいたのが、お笑い芸人の宮川大輔。
演技というより、顔が、表情が、役柄にピッタリ。
白黒映画でも違和感ないし、もうね、顔面が黒澤映画っぽいんだよ。
意外と驚いたのが、長澤まさみ。
前半は、堀北真希なのかな? それとも新人?
なんて思ってたけど、シュッとしたメイクに
誰だかわからないほどに騙されてました。
後半になるほど、長澤まさみに近付いてくる。
(本人だから当然だけど・・・)
普段とは違う、彼女の一面を垣間見たい方は是非。
2008年12月 1日
ギャラクシー・クエスト
現実とSFが入り混じる
過去に売れていた役者の現状を描きつつ、
SFコメディであることを忘れない。
さらに友情とラブロマンスを散りばめた本作
熱狂さや間違えに突っ込む、覚めた視点があるからこそ、
笑いは面白くなるのだが、
突っ走っているヤツをどこか覚めた目で見ていた主人公側も
新たな登場人物によって突っ込まれる。
さらにその新たな登場人物達を突っ込むのは観客の仕事。
単純な二重構造ではなく、三重構造になっているのが素晴らしい。
特典映像は、どうしょうもない没カットの
寄せ集めだったけど、そのユルさもイイ。
今回はスタートレックをパロディにしていたけど、
次回は是非、スターウォーズを元ネタに。
2008年11月27日
2008年11月25日
シリアナ
いろんな横槍
石油利権をめぐるゴタゴタ。
中東、アメリカ、中国、そしてCIA・・・
情緒的なカットが間延びしていたのが気になる。
もっとハリウッドよりなアクション要素を多めにしてもイイと思った。
娯楽作品としてのバランスはアレだけど、実際にありそうな話。
同じ時間を消費するなら
元となった『CIAは何をしていた?』を読んだ方が楽しめそう。
2008年11月23日
アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
魂を撮る写真家
被写体の"何か"を写真や映像に投影、
予算を考慮しない、ロックなフォトグラファー、
アニー・リーボヴィッツ。
フィルムを交換する動作に一切の無駄がなく、
行動派で力強い女性という印象を受けた。
ローリングストーン誌からヴォーグまで、
幅広いポートレートを撮影していて、映像に出てくるだけで、ざっとこんな感じ。
ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット ウーピー・ゴールドバーグ ビル・ゲイツ
R2-D2 ジョン・レノン ボブ・ディラン ロッド・スチュアート ジミ・ヘンドリックス
ミック・ジャガー キース・リチャーズ パティ・スミス アンディ・ウォーホル 等々
ブッシュと、マイケル・ムーアを対比する写真は見物。
準備万端なんて、奇跡よ
と言いつつも、最大限の準備をする、アニー・リーボヴィッツ。
特に人物を撮影している人には、役に立つドキュメンタリーだと思う。
一見、何でもない物が意義深いことも学んだわ。
人物や記事について、現場に着く前に
決めつけるのは嫌いなの
最高の写真を撮るには、
その被写体に入り込む必要がある。
その場の一部になるの。
高潮した一瞬を切り取るものなの。
写真家にできるコト、できないコト、を自覚する。
"瞬間を切り取るだけ"と知るのも、すがすがしいわ
伝説的な雑誌編集者の先輩から得た機会を逃したり。
大きなチャンスを貰ったのに、
意味のある写真を撮れたかもしれないのに、
高い次元の写真を撮れたのにチャンスを無駄にした。
紆余曲折の経験から、反省し、学び取ったもの。
自分の気持ち次第で、意味のある写真が撮れるんだとね。
風景を撮影する場合、その風景の中に入り込めるのだろうか・・・
2008年11月20日
最高の人生の見つけ方
さて、次は、何をしようか?
小飼弾さんは著書 『弾言』 の中で
「どれだけモノを持っていても、80年のレンタルなんですよ」
と言った。
それは当然、人間の命にもあてはまるコトで。
あと何回、愉快な仲間と、大好きな夏を過ごせるのだろうか?
墓場までしか持っていけない物品に執着するのも
楽しいかもしれないけど。
そして、あの世がどうなっているか、まだわからない以上(死んだら、その時わかる)、
実は、あの世へ手ブラで突入するハメになるかもしれないが・・・
できるだけ、
「やっぱ、あん時、
アレやっておけば良かった・・・
ちきしょうっ!」
と後悔したくない。
『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督は
素敵に歳を重ねたことを、ユーモアをふんだんに使って本作で証明してくれた。
ジャック・ニコルソンと、モーガン・フリーマンの演技は、
本当は演技じゃなくて、素の生活や性格がこうなんじゃないかと思わせる。
特に、ジャック・ニコルソンが「45年間も堪えて~」というカットと、
ラストシーンが好き。
あなたも私も、何十年後かに嘆かないために、
最初の一歩として、Bucket List (棺桶リスト)を書き始めてみてはどうだろうか。
2008年11月19日
2008年11月17日
WILD HOGS 団塊ボーイズ
日常からの脱出
JTさんこと、ジョン・トラボルタと
どっかで見たことあるような、ないような
3人が出てる団塊コメディロードムービー
主人公たちよりも、伝説の老ライダー(ピーター・フォンダ)が
渋くて格好いい。『イージーライダー』との繋がりも見逃せない。
何故、群れないで走り続けるか、
それはバイク乗りだけではなく、様々なケースに当てはまる。
コメディ的なオチとしては、別バージョンのエンディングもあるので楽しめる。
2008年11月16日
2008年11月15日
2008年11月14日
2008年11月 8日
マッチスティック・メン
騙されない。と、意気込んでいる
人ほど、騙される
リドリー・スコット監督フェアの一環として。
詐欺に引っかかることは、一生無いと思っているけど、
油断はしていないつもり。
でも、こいつらにやられたら、
「あの人は、そんなことする人じゃない!」と、
騙されていることに気づかず、弁護する側に回りそう。
『チャーリーズ・エンジェル』にも出演してた
サム・ロックウェルは、狡賢い役が上手いなー
少しタレ目な顔に、にじみ出てる。
神経質な役柄のニコラス・ケイジ。
彼の私生活は、ホントにこんなんじゃないのかと
疑ってしまうほどの高演技。
どんでん返しと言われるラスト、
「チクショウ!」と叫ぶ人がいれば、
「よかった・・・」と安心のタメ息を吐く人がいる、
そのシーンは、観る人の個性を浮き彫りにする。
最後のオチは、「え~っ」って感じで、
ある意味映画的でしたが、もう少し前に終わらせておいても良かったんじゃないか・・・
振り込め詐欺をエンターテインメントの題材として、
ハリウッドに持ち込んだら、意外と展開性のある物語に
なるんじゃないかと感じた。
2008年11月 7日
ナイロビの蜂
途上国を踏み台にして
回想シーンを細切れに多用しているので、
すこしテンポが悪いものの。
手持ちの情報が少ない中、
真相を手繰るように模索してゆく主人公。
人と人は近づきつつも、
個人としては、様々な思惑を持っているもの。
さらにその間に現実という事件が起こった時、
人との絆はどうなってしまうのか?
歴史を紐解くと、強国のやることは毎度エグい。
進歩したように見せかけて、中身は全然進歩していない、人間という生き物、
その歪みで、実際にありそうな話であり、
地理的な意味ではなく、日本の反対側で巻き起こっていそうな物語。
植民地や発展途上国の犠牲が、カタチを変え、ガワを綺麗に繕って、
先進国の食卓や生活に並んでいる。
普段は気にしないかもしれないが、あなたの目の前にあるものが、
どこから、どうやって、誰が運んできているのか、
このことを常々意識しておく必要がありそうです。
各々の立場によって、見方が変わるであろう本作、
様々な立ち位置を想像しながら観ると、よりいっそう深みが出る。
2008年11月 6日
ヒート
仕事狂い
アル・パチーノはワーカホリックな刑事役、
ロバート・デ・ニーロはプロなのか素人なのか
よくわからない犯罪者役。
ヴァル・キルマーは、私生活はダメダメ、
仕事になると一変する役。
『ブラックホーク・ダウン』でお馴染み、
トム・サイズモア、ウィリアム・フィクトナーが出演してたので、個人的に見所。
ナタリー・ポートマンも出てるヨ。
仕事が大好きで、忙しい男の台詞が格好いい。
“言い訳集”としても活用できる。
10年以上前の映画を今観ると、なんかモッサリした感じはあるけど、
その感覚が、計算して作られた具合を削いでくれたので、現実っぽくなってる。
監督のマイケル・マンは役者に実弾による射撃訓練を受けさせたとかで、
銃撃シーンは盛り上がる。
ライフルの構え方と、援護の仕方が上手いので、
犯人側は元軍人って設定でも良かったかも。(アメリカ映画じゃ難しいか・・・)
ラストシーンは、ハリウッド、ハリウッドしてなくて好きな展開だった。
2008年10月15日
2008年10月13日
2008年10月11日
ファーストフード・ネイション
外食産業のカラクリを勘繰る
感染パテ(バーガーの肉の部分)を追いながら、
食の安全、環境問題、外国人労働者、
大企業の隠蔽工作を浮き彫りにする。
原作は、『ファストフードが世界を食いつくす』
監督が『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイターだからって
騙されちゃいけない。イイ意味で期待を裏切られる作品。
完全ドキュメンタリーでいけば良かったのにと思えるほどの牛の屠殺シーン。
人間が食物連鎖の頂点を名乗るのならば、
その現場で働いてくれている人々がいるからこそだと感謝しながら観てゆきたい。
瓶に入った薬品の数々、大腸菌混入のバーガー、
低練度の従業員が繰り出す唾入りバーガー、
悪臭が立ちこめる工場の描写はあるものの、
工場周辺のサイドストーリー、人間模様に時間を割きすぎて、
メッセージ性が薄まってしまったのは、もったいない。
2008年10月 2日
クローズZERO
若い頃にヤリ残したこと
黒木メイサが登場するカットは、
特典映像として、どこかの片隅に入れておけばよかったのに・・・
本編に挿入せざるを得なかったのは大人の事情か?
学ランの着こなしが胸キュンな感じ。
中でも山田孝之、高岡蒼甫、大東俊介の制服姿は
観るだけで、排卵を通り越して妊娠する具合。
監督の三池崇史氏が、
「観客に"簡単に越えられそう"と思わせたらダメ」
という画創りは、一触即発の緊張感に活かされている。
廃墟の様な校舎の屋上、プール、工場地帯や
背景のグラデーションが深くて美しい。
努力もしないで、いつの間にかヒーローになっているのは憧れだけど、
劇中も現実もそんなに甘くはない。
今いる場所から、コツコツ頂点(てっぺん)へ昇っていく、
そんな過程を大事にしたい。
2008年9月30日
2008年9月29日
ダーウィンの悪夢
その食材どこでどうやって
捕れたの?
アフリカのタンザニア、ヴィクトリア湖で外来種の
巨大肉食魚「ナイルパーチ」が放流された。
「ナイルパーチ」によって儲かった人、とばっちりを食った人、
幸せになった人、不幸になった人。
タンザニアで発生している問題が全て「ナイルパーチ」のせいだとは、
言い切れないのだが、この映画の視点は偏っている。
昔、フィリピンにナタデココ御殿が建ったりして、
現地の人々を、日本の一過性ブームが翻弄した模様が思い出される。
映像通りに、グローバリゼーション=悪魔かどうかは、各々の立場次第。
切り身として世界中に輸出されているようで、
主にヨーロッパと日本が送り先。
日本では、「スズキ」「白スズキ」の名で販売され、
レストランや給食、お弁当、場合によってはファーストフードなどで
お目にかかれそう。(悪質な回転寿司ではスズキの代用にされているとか・・・)
ダイヤなどの装飾品から、身の回りの生活雑貨、
自分が食しているモノが、どんな環境で作られ、地元にどんな影響があり、
どういう手段で手元の届くのか、商売と物流のメリット、デメリットを
意識するいい機会です。
2008年9月22日
2008年9月 6日
2008年9月 5日
2008年9月 2日
スカイ・クロラ
ループする日常に風穴を開けろ!
そこから抜け出せ!
レシプロ戦闘機による空中戦は爽快そのもの。
映画から読み取るメッセージを噛みしめたい方は
押井守さんの最新著作、『凡人として生きるということ』を事前に読んでおくと吉
(以下、引用文は同書から)
若さに絶対的な価値があるのなら、
彼らこそ人間の理想の姿になるはずだ。
彼らは永遠に続く青春を謳歌することができたはずなのだ。
だが、そうはならなかった。
彼らは大人になれないという残酷な運命の中で、
もがき、諦め、苦しむ。
観終わった直後、あるいは観ながら。
観客に考えさせ、観客の中にしか映画のメッセージが
存在しないことを気づかせてくれる。
美化された思い出に逃げ込まず、今を生きる。
現実には人は年を取り、青春は失われる。
だからこそ人は、それを惜しむ。
青春はいつか記憶の中だけできらめく、
過去の遠い思い出になる。
そうなって初めて、人は失った若さがかけがえないものだったと思う。
つまり、若さの価値とは、
記憶の中だけにある幻影のような
ものでしかない。しかし、美化されずにいた過去は、
それほどまでにまぶしく輝いていたか。若さゆえに苦しんでいる若者を、
僕はたくさん見てきたし、
僕自身もそういう若者のひとりだった。
見た目からはわからないが、失敗することの価値が
見抜かれないまま、無難に年をとっていく。
それは、年を重ねる。一歩一歩経験を重ねていくことと同義ではない。
若者には分別がない。
だから若者は無鉄砲だった。
それを価値と呼べるかどうかは分からないが、
「若気の至り」という通り、 少なくともかつての若者は後先考えずに行動した。今の若者はそんな無鉄砲さも失ってしまったかのようだ。
分別がついたのではない。
分別がつく、オヤジになるということは、
物事の判断ができるようになるということである。昔の若者は判断できないから、何でもかんでも、
無分別に手を出し、挑戦した。
それで何度も失敗し、そこから学んでいった。
今の若者は無判断なのは同じだが、何に対しても手を出さなくなった。これでは、学ぶ機会さえも自ら放棄してしまったも同然である。
すると、彼らは一生オヤジにもなれず、年だけは取っていくのに、
中身はいつまでものっぺりとした若者のままでいることになる。
継続は力なり。というメッセージ。
僕が言いたいのは、仕事であれ、恋愛であれ、どんどん失敗せよ、
ということだ。
そして失敗をしたら、敗因をきちんと分析することだ。
二度と同じ過ちは犯さないようにする。
それでも次の勝負には、違う敗因で負けるかもしれない。
その次も、また違う理由で負けるかもしれない。
だが、何連敗、何十連敗してもいいではないか。
何度負けても、勝負を続ける限り、 いつかきっと一勝できる日はやってくる。そして、少しずつでも勝ち星を増やしていけば、
最終的に人生の星取表を勝ち越しで終えることはできるのである。結局は死ぬまで 勝負を諦めなかった人間が、
最後には笑うことになるのだ。
2008年8月31日
2008年8月28日
2008年8月 9日
2008年8月 7日
攻殻機動隊 2.0
『攻殻機動隊』のリメイク
オープニングの3DCGアニメーションと、
エンディングのビル群が創り込まれてた。
『イノセンス』のトーンに適合させて
全体のイメージは緑色→オレンジ色に変更
ヘリもリニューアルされて3Dになってたけど、
なんだか鮫モチーフ。前のほーが好きだったナ・・・
音は、かなりリアルに付け直されてドンパチ。
流石スカイウォーカーサウンド
細かい台詞も差し替えられたりしていて、探す楽しみがアリ
人形使いの声優に榊原良子さんを起用 (主な作品は以下)
- 『風の谷のナウシカ』 (クシャナ役)
- 『機動戦士Ζガンダム』 (ハマーン・カーン役)
- 『機動警察パトレイバー』 (南雲しのぶ役)
メインキャラが男性の声から、女性の声に代わるのは前代未聞か?
ストーリー的にもガラっと印象が変わりますねー
2008年7月17日
2008年7月14日
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
アークのコトを知らないと
大損
大人になっても、冒険心を忘れない。
そんなインディな皆様、大変お待たせいたしました!
映画としてはシリーズ4作目、テレビシリーズから
カウントすると、エピソード26にあたるそうです。
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』、『グーニーズ』にも出演していた、
キー・ホイ・クァンが、そろそろ登場してもイイ頃合いかと思って期待大。
詳しいネタバレは、避けますが、あえて一つだけ言わしていただくと
映画シリーズ1作目、『レイダース 失われたアーク(聖櫃)』を
観てないともったいなさ過ぎる!
笑うシーンでも、ほぅほぅと納得するカットでも、
アークを知らないのと、知ってるのでは大違い。
アークのことはさて置き、ラストまで鑑賞すると
面白い脚本が見つからないから、という理由で
今まで続編を創らなかった感覚がよくわかります。
2008年7月13日
ベオウルフ
なんで実写にしなかったの?
『300』や『ハリー・ポッター』、その他、
剣と魔法の世界が好きな方々からは、
突っ込みが入りそうですが。
これは全編3DCGで描かれているところを楽しむ作品です。
実写でもなく、ゲームでもない、そんな映像質感を。
時間がかかるのに、よく創ったなー と感慨深くうなずきながら鑑賞すると吉
実際に撮影しようとすると、物理的制約が多いであろう
カメラワークや、怪物をザックリと切り裂くシーンも見所。
グロいカットや、エロい部分もフルCGなら許せそうな気がしました。
お子様の教育上、よろしくない下品なシーンも多々含まれているので、
「剣と魔法で、モンスターを退治だぜっ!」と、
ドラクエやファイナル・ファンタジーをプレイするようにライトな気持ちで観ると、
家族中が気まずく変な空気に包まれます。注意
2008年6月10日
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
同名のノンフィクション小説を原作とした物語
フィリップ・シーモア・ホフマンの
喜怒哀楽が激しく
狂ったようなキャラに見せかけて・・・
いや見せかけてないけど、
実はクレバーなところとか、
そのギャップが好きだ。
予告を観た時、「世界情勢には、まったく関心のないドジな議員が、
気付いたらうっかり世界を変えてた!
でも、平和になったから、めでたしめでたし!」
みたいなコメディ色濃いめの内容かと思った。
ところが、全然そんなことはない、社会派映画。
ソビエト連邦がアフガニスタンに侵攻した際
アメリカ、CIAがアフガン側を支援して、結局は代理戦争に
突入するのですが、この武器供給、軍事支援、戦闘訓練が
後々どういう一大事を引き起こすかというと・・・
近年の世界的事件と、アフガン侵攻がどう繋がっているのか、
1979年まで遡って歴史の皮肉を把握しておくと、
作品の深みを味わえます。
中国の故事成語、「人間万事 塞翁が馬」の意味を
知っていると、映画のラスト近くでの言葉の掛け合いの意味が
スッと頭に入ってきて、よりお得。
笑いの要素はあるが、コメディではなく、
希望的観測や、単なるイイ話では終わらない。
はたして行動して良かったのか? 悪かったのか?
後悔しているのか? 仕方がなかったのか? あと少しだったのではないか?
目の前の問題を解決してゆくうちに、
未来から観測したら、とんでもないコトをしでかして
いるのではないか?
普段の生活や仕事でも、予測できない未来を
少しでも意識して、自分の詰めの甘さを見過ごさない。
そんなコトを考えさせられました。
最後の一言で、この映画はビシっと締まります。
そして、映画が終わっても、現実世界は続く・・・
2008年5月13日
2008年5月 5日
クローバーフィールド
ゲームのバイオハザードから着想を得たのかと
思ったら、原宿のキディラインドに置いてある
有名なフィギュアがアイデアの基らしい。
大盛りポップコーンと相成って
すっげぇ映像酔い
ダイでハードなおっさんが、悪者をぶっとばしたり、
トムdeクルーズなパパが、殺人トライポッドを爆破したりする
アクション映画ではないので、小さなお子さんや、三半規管のバランスに
自信の無い方が観たら、ゲボしちゃうかも・・・
手持ちカメラ風なので、それがやっぱり
単調になってしまうなー、と感じつつ。
主力の激突は、アメリカ軍vs敵なんだけど、
主人公達の外側で作戦が行われている感じが
よく表現されていた。
疎外感の演出が上手いなぁ
戦闘機からの爆撃や、戦車からの砲撃の
音だけしか聞こえない。とか
実際、手持ちのカメラでドキュメント撮影したら
あんな様子なんだろーな
今から観る人がいたら・・・
ラストシーンをじっくり注意しておくと、イイものが発見できるかもヨ
2008年4月 1日
2008年3月31日
2008年3月29日
エクスマキナ
公開直後、真っ先に観に行こうとして
気付いたら終わっていた映画
アップルシードの続編、今回は
『フェイス/オフ』や『M:i:2』を監督したジョン・ウーが
プロデューサーとして演出
そのお陰で、見栄えはするものの、
不自然な格闘シーンがあったり、不要な銃撃での
動きがあったり。アクションに無駄が多いケド。
まぁ、ドンパチのみ楽しめりゃイイよって方は、そのまま喜べるかも。
台詞が甘酸っぱく、さらにクサイ。赤面必至
(原作にあったっけ?こんなんだったっけ?)
少々強引な言い方をさせてもらうと、
思春期真っ盛りの中学2年生が台本を書いて
自信満々に言葉を紡ぎ出した雰囲気
3DCG閲覧という観点ですと、
メカ好きなら一見の価値あり。背景としての高層ビル群の夜景など
空気感も漂ってくるほど、素晴らし出来でした。
ネタバレを言うと、最後の敵近辺で、出てくる敵って、
同時期に公開していた『ベクシル 2077日本鎖国』に似てない?
余談ですが、『ベクシル』を観に行って
生まれて初めて、劇場で爆睡したウェブ担当だった。
好きなCG映画鑑賞に自ら足を運んで、銭返せとも思ったけれど、
熟睡している客人達がチラホラいたのが、せめてもの救いだった。
2008年3月28日
自虐の詩
落ち込んでいる時には、観ないほーが吉
精神状態が凹んでいなくても、
落ちるカットや、少々嫌な気持ちになるシーンが
多数だから、観ないほーがよいと思う。
原作の4コマは未読ですが、
漫画として読んだほーが喜怒哀楽を楽しめたかも。
いざ映像になってみると、笑える場面が
現実味を帯びてきて笑えない。
せっかく進言しているのに、
「そこまで言われると、逆に余計観たくなる」
という、天の邪鬼な読者の方には、
もっと落ちる『嫌われ松子の一生』を薦める
本作と同じく、中谷美紀主演ですが、
不幸キャラが板についてきたとゆーよりは、
素で不幸なんじゃないかと、心配が先立ちます。
不幸映画好きなら、両作品を立て続けに鑑賞すると大吉
2008年3月27日
2008年3月18日
ジャンパー
『ボーン・アイデンティティー』や『Mr.&Mrs. スミス』の
監督ってことで、息をつく暇が無いほどの加速力
ヘイデン・クリステンセンとサミュエル・L・ジャクソンが
敵と見方に分かれている構図は、スターウォーズと一緒。
ジャンパーのスピード感が映像として表現されていたので
期待以上に楽しめました。
瞬間移動の能力を身に付けた人間が
真っ先にしそうなコトが描写されている点も好感度大
中でも気になった俳優は、ジェイミー・ベル
(彼は、『父親たちの星条旗』にも出演してたんだね・・・)
ジェイミーが演じるキャラの、ひねくれた性格や
ニヒリズム的な表情に痺れた。
あきらかに続編(3あたりまで出そう)を作るつもりな展開
ココは敢えて、この流れに乗っていこうと思う
2008年3月17日
2008年2月22日
2008年2月18日
2008年2月17日
2008年2月10日
2008年2月 8日
2008年2月 7日
2008年2月 2日
時をかける少女
本日のご紹介は、『時をかける少女』
原田知世のほーじゃねぇよ。
数々の賞を受賞したらしく、公開時には話題の作品。
騒がれるワリには、またしても周りで観た人が
いないよーなので、観賞。
中学、高校時代のちょと切なくも笑える
センチメンタルな恋が描かれています。
甘酸っぱいを通り越して、もう、酸っぱい。
← 自転車を二人乗りしての下校シーン
ね?これだけでも全身がムズムズするでしょう?
それこそ、時をかける能力の使い方も、
学校のテスト、食べ放題、カラオケ。 そして、もう少しで手が届きそうな初恋・・・
と、学生ならではの使い方をしてくれます。
脇役や名もない登場人物、一人一人に各々ストーリーがあるような。
キャラ設定とは別の魅力を感じ取れます。
普段、アニメを観ない人にもオススメの理由がよくわかった。
あの頃の、甘酸っぱい気持ちを蘇らせたい人は是非。
2008年2月 1日
2008年1月29日
2008年1月28日
惑星大怪獣 ネガドン
コミックス・ウェーブの作品集、下記の3つ入り。
「はなれ砦のヨナ」
ファイナルファンタジーそのまんま。
「カクレンボ」
KEN ISHIIの「EXTRA」テイスト全快
暗闇にネオンが妖しく光る、
そんな森本晃司風なイメージが
好きな人にゃピッタリ。
「ネガドン」
東映の特撮シリーズな風味を3DCGで再現。
何が凄いって、実写やミニチュアをまったく使用して
いないのに、細部に渡って質感が再現されているところ。
昭和100年といった設定、爆発の表現、遠近感なども
昔っぽさを強調するスパイスとなっている
この映像フィルターを編み出すまでに、苦労したんだろうなー
見た目だけではなく、ストーリーまでしっかりしているところが驚き。
2008年1月27日
2008年1月26日
2008年1月25日
ゲド戦記
周囲を見渡してみても
観た人がいなかったゲド戦記。
ウェブ担当が代表としてチャレンジ
宮崎駿 作のファンタジー絵本
『シュナの旅』のキャラクターを使い、
原作は、アーシュラ・K・ル=グウィンの小説『ゲド戦記』
(『シュナの旅』は、ナウシカやラピュタ、もののけ姫に出てくる
動物が描かれています。ジブリ世界観の元とも言える作品)
過去のジブリ作品と比べると、キャラの深みや関係性が薄く、
キャラクターや小物の登場数が少ないので、
これまでの、ジブリがいっぱいな人は、ガックリするかもしれません。
主役の声が小さい
声優の岡田准一君のせいじゃないんだろーけど、
何を言っているのか、さっぱり聴き取れません。
ついでにゆーと、ヒロインの声優さんの起用に疑問。
彼女である必要はあるのか?
背景画は、西洋美術を参考にしたタッチや
雨雲の黒い部分の描写などが新鮮
悪い点は、カットとカットの繋ぎ目に連続性がなく、
とても大切なシーンで疑問符が発生する箇所が3カットほど。
端折り過ぎ。
映画よりも気になるのは、
ゲドの監督と、父である駿監督との確執か。
確執ついでに。
プロデューサーの鈴木さんが
「はじめて宮さんを殴りたくなった」
とゆー、エピソードに、駿監督のチャメっ気たっぷり。
身近にいたら面倒な人っぽいから、ゴメンだけど。
2008年1月 9日
2008年1月 8日
2008年1月 4日
2008年1月 3日
舞妓Haaaan!!!
新年あけましておめでたいので
『舞妓Haaaan!!!』を見たどすえ
脚本はクドカンこと、宮藤官九郎。
興行収入とか、大人の理由は抜きにして。
柴咲コウや堤真一は必要なかったのではないか。
阿部サダヲのアクションだけで十分楽しめる。
『フォレスト・ガンプ』の様な目まぐるしい展開が好きだ。
植木等がチョイ役で出てきて驚いた。
合成かと思ったら、最後の出演作品だったのね。
ありがとうスーダラ節。
京言葉とゆーか、花街言葉は心動かされますね。
このブログを読んでくれている方々は、
お座敷遊びにゃ飽きたって人達が多いと思うので、
今度、その魅力について教えてください。
やっぱりアレか、野球拳?
一つだけ言えることは、京都の男も女も色っぽくて
とらえどころがないので、魅力的ってこと。
浮気されても憎めないような。文化土壌のせいでしょうか。
友達の京女は、わざと京都でも使われていないような
言葉を話すって言ってました。 なんでって、男受けがごっつぅええからどす。
そやさかい仙台の女と、京都の女には気をつけておくれやす。
2007年12月28日
300
劇場に行きそびれた300(スリーハンドレッド)を、
ようやく観る機会ができた。
何が凄いって、全編にわたり、プロモーションビデオのような、
テンポと、テンションの小気味良さ。
映像美も噂以上の出来で、
シーンが変わるたびの毎カットごとに
計算し尽くされた絵画のような構図。
レイアウトと質感表現にも時間をかけてるなぁ
観ていて思った、
この感じで、『バガボンド』を実写化してくれよ。
特殊効果やCGのメイキングでは、
SF好きの担当者が、自分の作ったシーンについて
語ってきます。 学生気分で、すっごい楽しそう。
自宅へ持ち帰って作ったシーンもあるようですが、
このクオリティを創れるって・・・
どんな家だよ
2007年12月23日
これは観たい!
年末でバタバタしているうちに、劇場公開がとっくに終わっていた映画があり
悔しいので、これから鑑賞したい映画のリストを自分用にメモ
【コメディ】
ザ・シンプソンズ MOVIE
俺たちフィギュアスケーター
ヘアスプレー
【アクション】アメリカン・ギャングスター(2008年2月 公開)
ボーン・アイデンティティー
ボーン・スプレマシー
ボーン・アルティメイタム
クローズ
ヒート
ウインドトーカーズ
【ドキュメンタリー】
earth アース(2008年1月 公開)
ダーウィンの悪夢
不都合な真実
ディア・アメリカ 戦場からの手紙
ロード・オブ・ウォー
ホテル・ルワンダ
ナイロビの蜂
アンダー・ファイア
ジェシー・ジェームズの暗殺
【ヒューマンドラマ】
陰日向に咲く(2008年1/26 公開)レイヤー・ケーキ
チャンス
マッチスティック・メン
アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生トラフィック
手紙
リトル・ミス・サンシャイン
ビッグフィッシュ
オール・アバウト・マイ・マザー
ウォルター少年と、夏の休日
【CG/アニメ】ベオウルフ
サーフズ・アップマゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋(2008年2/16 公開)
【時代劇】椿三十郎
2007年12月20日
アイ・アム・レジェンド
どうも、こんにちは。ウィル・スミス
追っ掛け日本支社の者です。
とは言っても・・・
『バッドボーイズ』『インデペンデンス・デイ』
『メン・イン・ブラック』『エネミー・オブ・アメリカ』
『ワイルド・ワイルド・ウエスト』『メン・イン・ブラック2』
『バッドボーイズ2バッド』『アイ,ロボット』
『最後の恋のはじめ方』『幸せのちから』
しか観ていませんが。
最初に言っておきたい。騙された、と。
3DCGで創られた廃墟の出来映えを、チェックしに行っただけだヨ
とゆー、言い訳も虚しく。
派手なドンパチを期待していただけに、
ワーナー・ブラザーズに、組織ぐるみでハメられた感があります。
John Johnでもお馴染みの、あのアーティストの曲が
劇中で多用されているので、まだ救われたよレジェンド。
音響設備の整った劇場での鑑賞は必須条件ですが、
心臓の弱い方は、
席の真横にAEDを置いておいたほーが賢明です。
小さなお子さんと一緒に観るのは、オススメしません
『ブラッド・ダイヤモンド』の予告映像を観た親子が、
インディ・ジョーンズや、ナショナル・トレジャーよろしく
「でっかいダイヤを、ゲットだぜっ!」
とゆー、痛快冒険アクションと勘違いして
映画館に踏み込んでしまい、
社会派すぎるグロい映像に閉口してしまった
悲しい話が脳裏をよぎります
本作を、そんなビックリ系の映画だと思わずに
気軽にデートに使用したカップルは、お互い「聞いてないよォ~」と、
ダチョウ倶楽部をかなりハードにした言い合いの末、
驚愕映像の仕業で過呼吸になり、あえなく途中退場となった
ようなので、これもオススメしません。
ただし、クリスマスを直前に控え、
聖夜、もしくは性夜へ向けて良からぬコトを企みつつ
ドキがムネムネしたい
策士なジェントルメンには、お目当てのガールとトゥギャザーすることを
著しくレコメンドします。
以下、少々のネタバレ注意
これって犬との友情物語じゃね?
一瞬、『マリと子犬の物語』と間違えたのかと思った。
せっかく、ウィル・スミスをキャスティングしてるんだから
「誰もいなくなった大都市で、好き放題に暮らす」をテーマにした
サバイバル・アクション・コメディにすればよかったのに・・・
災害時に極限状態に追い込まれた大衆が
どーゆう行動に出るか、ってトコロを描けていた
『宇宙戦争』と、ついつい比較しちゃう
このブログを読んでいるであろうスピルバーグ監督へ
暇だったら『メン・イン・ブラック3』を創ってくださいよ。
ちゃんと観に行くから。
2007年12月 3日
John Lennon
ジョン・レノンの命日から
彼に関する映画が立て続けに公開されます。
様々な状況の人々に、影響を与え過ぎた彼
1本目
「PEACE BED アメリカ vs ジョン・レノン」
ジョン・レノンと親交のあった政治活動家、
アーティスト、ニクソン政権の政府高官や
FBI捜査官の告白で構成されているそうだ。
アメリカ国家の対応を
当時の映像と共に再確認したい人向けの
ドキュメンタリー映画
2本目
「チャプター27」
ビートルズ
キリスト
「ライ麦畑でつかまえて」
この3つの関連性とは?
ジョン・レノンとサリンジャーをこよなく愛し、人生の指針とする監督が、
自身では理解できない行動をとったチャップマンを追う。
村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」をまだ読んでいないので、
熟読してから観に行きたい
3本目
「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
他人の人生を切り取るように
撮影するアニー・リボヴィッツ。
左の有名な写真を撮った女性フォトグラファー
撮影直後の運命をジョン・レノンは知るよしもなく・・・
撮影風景や、写真にできること、できないこと。
ウーピー・ゴールドバーグ、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、
パティ・スミス、ミック・ジャガー・キース・リチャーズの
インタビューコメントも気になります。
2007年11月12日
2007年11月11日
2007年11月 3日

































































