現実的な
ジブリアニメ
監督は、『時をかける少女』の細田守さん。
細田守監督が若かりし頃、宮崎駿監督が、
その才能を削がないように、
あえてスタジオジブリに入れなかった・・・ という逸話がある。
後に、ジブリの外部にいるにも関わらず、
『ハウルの動く城』の監督候補になり、制作を開始するものの、
様々なゴタゴタにより、中止となる。
勝手な想像だけど、宮崎駿監督は、才能やセンスがあれば、
誰でもよかったのだろう・・・
ジブリの内部スタッフの嫉妬で、協力が得られなかったんだと思う。
本作の正しい鑑賞の仕方
- まずは、1人で観て、号泣する
- 次に、大人数でワイワイ観る
元大家族の方や、おばあちゃん子のために、作られた
と言っても過言ではない物語なので、昔を思い出して浸りたい人は、
自らの感情を自由に解き放てる環境で観ること。
少々、説明不足の箇所があり、もったいない。
終盤の事件で、被害がどれだけあるか、
その規模を図解で説明すると親切だった。
暗号の解き方についての解説があると、
より、そのスキルの凄さが理解できただろう。
些末なコトはさて置き、アニメという枠を最大限活かす演出と、
リアルな生活感、アッサリ感の演出、
その切り分けと使い分けが、抜群に上手い。
例えば、家族や友人、同僚同士が、なんだか揉めてる場面に遭遇することは、
現実世界でもよくあることだ。
今まで穏やかだった空間から、モメてる空間や部屋に踏み入れてしまう、
あの嫌な感覚、変な違和感を見事に描いている。
大家族、食卓、生活観や各人の興味、これらをまとめて表現できる映画は、
実写でも少ない。 さらにエンタメとしてのバランスもイイ。
アニメだからといって、喰わず嫌いをせず、是非、観ておきたい作品。