2010年7月27日

論より詭弁

論より詭弁

詭弁はお得?

反論理的思考のすすめ

教師の香西秀信さんが著者。

詭弁学をダラダラ述べているだけなので退屈だが、
我慢して読み進めると何かしらの発見がある。

多くの場面において、対人関係は対等ではない

そんな状況下では、論理的な話し方は、無力のようだ。
(このへんは、実感できる部分も多い)

答える側は、よほど用心しないと、
相手が選んだその言葉に合わせて、
問いに答えさせられる羽目になってしまう。

日常的な議論の場で、われわれは、しばしば
相手に問い詰められ、絶句してしまうことがある。

が、これは必ずしも相手の主張が正しいことを意味しない。

反道理や、こじつけは役に立つのか?

事実に意見を混入させる、言葉の魔法、
完璧な論理の心理的不自然さを突く戦術。

「仕事とワタシ、どっちが大切なの?」
と、詰問された時の切り抜け方としても、微力ながら役立ちそうだ・・・

相手を説得、納得させるための一助に。

2010年7月26日

他人を見下す若者たち

他人を見下す若者たち

空想の才能

著者の速水敏彦さんは、アマゾンのレビューでも
存分に叩かれてますが、確かに
断言するためのデータ不足は否めない。

架空の才能を求める若者を分析しているが、
年齢は関係ないだろう。

解決方法も、実にありきたりでガッカリ。

2010年7月25日

別冊カドカワ スガシカオ

別冊カドカワ スガシカオ

ココロの闇
そのカケラ

指摘されるとドキッとする、心の暗部を描いた歌詞、
1フレーズで、ザクッと気持ちの闇をえぐられる。

スガシカオさんの壮絶、崖っぷちデビュー話。
(本人も事務所もレコード会社も・・・)

僕はもう藁にもすがる気持ちだったんだけどね・・・。

一応「おたくの事務所、誰がいるんですか」って話したら、
「いや、今は活動してないけど、杏子と、これからデビューする
山崎まさよしと・・・」って。

「あれれ?・・・ 誰も稼いでないじゃん!」みたいな感じで・・・(笑)。

本人のインタビュー、秋元康さんによる歌詞解説、
同じ事務所の杏子さんと山崎まさよしさんのコメントが読みドコロ。

杏子:シカオくんとファミレスでご飯食べた時、
「山ちゃんは若くてデビューしてるから、グイーンときてる。
でも、俺は大丈夫かな?」って延々、言ってた (笑)。

山崎:「どうすりゃヒットするの?」って話になって。
その頃、シカオちゃんのかけてたサングラスが濃かったんだよ。

角度によっては目が見えんくらい (笑)。

だから俺は「もうちょっと薄いサングラスにしたら?」
って、曲と関係ないことを言ってみたわけ。

それでほんとに薄くしたら、ドーンって売れちゃって (笑)。

そこで「サングラス薄くしたのは、俺の趣味だ」
とか言ってりゃいいものを、俺のところに来て
「山ちゃん、サングラス薄くしたら売れたよ!」って。

それが売れた原因じゃねぇだろって (笑)。

ミスチルの桜井和寿さんとの対談は、
作曲以外の創作活動にも活かせる話。

桜井:"言葉"っていうのは、"想い"をデフォルメしたり、
削り取って伝え易くしたりしてるものなので、
"想い"と"言葉"って、どこか似てるようだけど、
ホントに"言葉"を突き詰めてしまうと、
"想い"とは離れていくような気がして・・・。

ウルフルズのトータス松本さんからのコメント。

ベテランのブルース・バンド、ソウル・バンドを見ても
なんか面白くないなって感じるのは、
みんなが同じ趣味趣向だからなんだと気づいたんです。

平和で楽しそうやな、うまいな。
でも、その次に来るものがない
その差が分かった。

2010年7月23日

疑う力の習慣術

疑う力の習慣術

他人を疑い、
自分も疑う。

著者は、和田秀樹さん。

手持ちの仮説数と、検証を続ける大切さを語る。

本書では、話が広がり過ぎているのが痛いトコロ・・・

2010年7月22日

フリーペーパーの衝撃

フリーペーパーの衝撃

フリーペーパー研究

稲垣太郎さんが、フリーペーパーを後付けで解説。

著者自身が、フリーペーパーを立ち上げて成功したワケではないので、
内容に説得力は無い。

無料誌の中でも、大規模な事例が多く、
小規模フリーペーパーを画策している人には、役立たない。

2010年7月21日

テレビ進化論

テレビ進化論

テレビ周辺の歴史
それだけ

著者の境真良さんは、
経済産業省→客員准教授という経歴。

本書のタイトルに惹かれて手に取る人にとっては、すでに知っている知識だ。

"進化論"というのは羊頭狗肉で、
著作権の話と、"テレビ周辺の歴史"という程度・・・

2010年7月20日

巨人軍論

巨人軍論

情と数字

組織とは、人間とは、伝統とは

野村克也さんの組織論。

模範となり、チームの鑑となる人物の大切さ、
規則、データ収集と解析の必要性。

機能するチームへの適材適所についての話だが、
エピソード部分が多く、核心には到達できない。

2010年7月19日

CG WORLD 2010年8月号

CG WORLD 2010年8月号

デカールが
細かい!

第1特集は、番組のオープニング映像や、CM、PVの、
モーショングラフィックス制作過程を解説。

第2特集は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のCGメイキングを紹介。

モデリングやモーション、エフェクト類・・・
中でも、デカールとしての味付けテクスチャが、
細か過ぎて凄い!

2010年7月18日

CG WORLD 2010年7月号

CG WORLD 2010年7月号

映像系CS5

Adobe CS5の新機能紹介。

じっくり、ガッツリ読み込むというよりは、
浅く眺める内容。

2010年7月16日

テレビCM崩壊

テレビCM崩壊

その広告で
売上げアップした?

マス広告の終焉と動き始めたマーケティング 2.0

  • 著者 Joseph Jaffe
  • 翻訳 織田浩一

テレビCMと、広告の崩壊。

出稿した広告が、話題になったとしても、
(広告関係者だけが観ていたのかもしれない!)
収益に繋がらなければ意味が無い

著者は、広告コンサルタントなので、
「そのブランドが、より身近な存在になればOK」

と言っているが、それは広告屋としてのポジショニングトークだろう。
(今後、雇ってもらえないと困るからね。
 そして、本書では解決策や、広告事例の裏側は解説されていない)

キャンペーンが成功して知名度が上がるだけなのと、
実際に売上げが上がるのは、天と地ほどに違う。

効果測定の数字を鵜呑みにするのではなく、
算出が困難な数字を、自分で弾き出してみることが重要だ。

そのためには、提示された情報や数字を疑うところから始めればイイ。

2010年7月15日

実践Web2.0論

実践Web2.0論

身軽に、柔軟に

著者は、ウェブサービスへの興味がある川俣晶さん。

基幹サービスになりつつある、各ツールやサイトを短く解説し、
10年単位のウェブの失敗も探っている。

著者自身の失敗体験も交えているので、読み物として楽しめるが、
話がインターネットの思想に広がってしまうので、
漠然とし過ぎて収集が付いていない。

2010年7月14日

劇的ワンペーパー

劇的ワンペーパー

アピールする力

稼げる文章能力を推すが、
著者の中野雅至さん自身が文章で稼げているかは疑問。

実用書からは、ほど遠かった・・・

企画の骨子を、以下のように単純にすると効果的。

  1. なぜ?
  2. 中身
  3. 今後の見込み

2010年7月13日

図説 日本のマスメディア 第二版

図説 日本のマスメディア 第二版

資料集以下

大学教授の著者、藤竹暁さんと
他の年配の方々が、テレビ、ラジオ、新聞、
出版、インターネットの大まかな歴史の推移や、
広告媒体との関係を列挙したもの。

本書には、今後の考察は書かれていないので、
過去から学ぶデータベースとしての役目以下でしかない。

2010年7月12日

ロングセラーの発想力

ロングセラーの発想力

薄っぺらい感想文

売れる!アイデアが身につく

著者の齋藤孝さんが連載していた
『週刊ダイヤモンド』の記事をまとめたもの。

ロングセラー商品を後付けで考察しているが、
普遍的な価値のツボには辿り着けず、ヒントすらも得られない。

タイトルで謳い過ぎ

2010年7月 9日

Webコミュニティでいちばん大切なこと。

Webコミュニティでいちばん大切なこと。

コミュニティ商売
の嘘

CGMビジネス成功請負人たちの考え方

以下、著者一覧 (敬称略)

  • 水波 桂
  • 平尾 丈
  • 片岡 俊行
  • 斉藤 徹
  • 古川 健介 (けんすう)
  • 伊藤 将雄
  • 大迫 正治
  • 原田 和英

当然ながら、人を集めるコツは書かれていない。

だが、コミュニティサイトの運営方法が解説されているので、
2chやmixi等を体験していない人には役立ちそうだ。

本書の中で、この部分が一番面白かった。

ひろゆき(西村博之)

コミュニティに関して、5年先の事業計画を数字にして
自信をもって出せる人って、たぶん
詐欺師か嘘つきかバカだと思うんですよね。

コミュニティ商法に引っ掛からないよう、注意していたい。

2010年7月 8日

SNSビジネス・ガイド

SNSビジネス・ガイド

これからのSNS

Web2.0で変わる顧客マーケティングのルール

以下、著者一覧 (敬称略)

  • 斉藤 徹
  • 的場 大輔
  • 藤井 達人
  • 川井 拓也
  • 猪川 知紀
  • 宇佐美 進典
  • 在賀 耕平
  • 宮澤 弦
  • 伊藤 靖

2006年時点での、SNS業界の面々が繰り出す宣伝本。

以下、7つの型について解説されている部分もあるので
新たにSNSサービスを構築予定なら参考に。

  1. ポータル型
  2. ビジネスマッチング型
  3. アイテムショップ型
  4. ファンクラブ型
  5. コマース型
  6. コミュニケーション型
  7. ナレッジ型

これからは、本書とは逆張りで、
Our → Myの時代になり、より閉じた特化SNSが必要となる。

2010年7月 7日

Web屋の本

Web屋の本

4年前のネット

Web2.0 ビジネスサイト2.0 Web屋2.0
著者は、中野宗さんと安藤直紀さん。

『Web Site Expert』絡みということで、胡散臭さが漂う

2006年時点でのウェブ用語や単語、サービスを羅列しただけなので、
現在や今後のヒントとしては活かせない。

2010年7月 6日

アイデア会議

アイデア会議

ブレストしてる?

著者は、加藤昌治さん。
前作のプロフィール欄は、博報堂となっていたが、
今回は、大手広告会社勤務となっている。

何か言われたのだろうか・・・

本書の内容を大雑把に言うと、ブレスト (ブレインストーミング)の
やり方を書いているだけなので、『考具』と同じく、新卒社員や初心者向け。

2010年7月 5日

考具

考具

初心者向け思考法

考えるための道具、持っていますか?

著者は、博報堂の加藤昌治さん。

考えることをスタートさせてくれる本ではないし、
すでに考えることを始めている人にとっては、あまり必要が無い。

他の本でも紹介されているような、シンキング・ツールが
並べられているので、新卒社員や初心者向け。

2010年7月 2日

お前なんかもう死んでいる

お前なんかもう死んでいる

オイっ! 自分!
調子にのるなよ!

プロ一発屋に学ぶ50の法則

元猿岩石の有吉弘行さんによるドン底体験記。

ポジティブ本で良書は数あれど、ネガティブ方向での良書は少ない。
そんな1冊が本書。 そして以下が学べる。

  • お金の貯め方、使い方、もらい方
  • 嫌な人とも付き合うコツ
  • なんとかして生き抜く処世術

自分自身が一番信用ならないという・・・ 未来をネガティブに捉えて、
地獄を見る前に備えておけ、という趣旨。

調子にのって天国から地獄へ落ちかけて、再び浮上してきた
著者にしか語れない説得力がある。

芸能人本だからと、毛嫌いしないで読んでみて欲しい。
時折、自分を戒めるために読み返したい本。

2010年7月 1日

マイクロトレンド

マイクロトレンド

分散された
トレンド

世の中を動かす1%の人びと

  • 著者 マーク・J.ペン E.キニー・ザレスン
  • 翻訳 三浦展 吉田晋治

マーケット・ウォッチャーの著者は、
小さなトレンドが、大きなトレンドへ繋がるのではないかと推測している。

本書は、良く言うと事例集、悪く言うと数字のデータだけ。
考察部分も深くないので、ビジネスに繋がるヒントは、自力で探すしかない。

2010年6月30日

21世紀の国富論

21世紀の国富論

本業をやれ!

著者、原丈人さん自身の宣伝と、
話題をアチコチから拝借してきているので、
言いたいコトが広く、とっ散らかっている。

ただ、指標、数字経営の功罪、株式会社や会計の嘘、
上層部の役割は、文字数も少なく理解しやすい。

結局は、「本業に精を出せ」という至極真っ当なアドバイス。

2010年6月29日

イノベーション・マネジメント

イノベーション・マネジメント

簡単に
イノベーション
できれば苦労しない

成功を持続させる組織の構築

  • 著者 トニー・ダビラ マーク・J・エプスタイン ロバート・シェルトン
  • 翻訳 スカイライトコンサルティング

著者達 (大学講師やコンサルタント)が、
有名なビジネスを立ち上げたわけではないので、
当然、コツは書かれていない。 後付で解説しているだけ。

戦略タイプ別に自社を当てはめることができるが、
必要なのは、背中を押してくれる励ましの言葉だと思う。

その重要成分は、本書から得られない。

2010年6月28日

ウィキノミクス

ウィキノミクス

繋がるか?
消え去るか?

マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

必要なのは、素直、柔軟、拡張性。

社内で抱える垂直統合の崩壊にあたり、
外部との協創関係を築く必要性を語る。

実例を解説しているが、とにかく文章が長い。

箱からドアへ

捨てちゃいけないプライドと、
捨ててもよいプライドを吟味することによって道が開ける。

2010年6月25日

人を10分ひきつける話す力

人を10分ひきつける話す力

意味の含有率

著者は、齋藤孝さん。

相手 (読む人、聴く人)に、
新たな発見や気付きを提供できているか?

本書に例文として取り上げられている、下記の方々の小話を読んで、
話の構成を自分で解剖するば事足りる。

  • 小林秀雄
  • 宮崎駿
  • 永六輔
  • 古今亭志ん朝

イイ話をする、というよりは、
ダメな話をしないための本

2010年6月24日

ローリスク・ハイリターン起業法

ローリスク・ハイリターン起業法

能力より責任感

著者、松田綾子さんのセミナー宣伝本の印象や
登場する方々の胡散臭さは拭えないが・・・

起業家インタビューの中で、各々の仕事に対する意識が変化した、
スイッチングの瞬間が語られていて、
自分が起業可能な環境なのか? チョットだけ理解できる。

情報商材 (これも十分胡散臭いが・・・)を売り物にしている、
新井論之さんの部分だけを読めば事足りてしまう。

能力より責任感

人脈を作ろうと思ったら、作ろうとしている人としか会えない

競合他社と順位を競わない

簡単に起業できる思っている人は、
『起業バカ』から先に読んで、怪しい罠を回避すること!

2010年6月23日

起業バカ

起業バカ

起業幻想
死屍累々

英単語が併記されているので超絶読みにくいが・・・

著者の渡辺仁さんによって、どんな種類の落とし穴が、
どの辺に仕掛けられているのかが記載されているので、
変な起業啓発本より、役に立つ。

下記の創業期の罠話は、短いものの読み応えあり。

  • ジュリアナ東京
  • ユニクロ
  • クレイフィッシュ

マルチ、FC (フランチャイズ)、融資話は、
胴元が必ず儲かるようになってるという当然の仕組みも、
実例が出ているので、読み物として楽しめる。

  • 暗躍する怪しい仕事師
  • 自惚れからくる過信、自分が持つ実力の勘違い
  • 吸い上げられるフランチャイズ契約の実体
  • 著者が体験した雑誌創刊、不動産ブローカーの誘惑
  • ベンチャーの乗っ取り話

教訓は、他人が発信した情報 (世間体、マスコミも含む)は、
アテにならないこと、そして依存のリスクを常に感じていること。

以下の著書も面白そうだ!

2010年6月22日

高学歴ノーリターン

高学歴ノーリターン

学歴と犠牲

著者、中野雅至さんの経歴もあって、
役人の労働環境の話が多いので、
ソッチ系へ進む人は参考に。

学歴と金儲けの相関関係を探りつつ、
学歴を盲信するリスクの恐怖、
実力主義のプロフェッショナルと、売り込み能力の必要性を説く。

当然、具体的な方法は書かれていないが、
少しばかり、背中を押してくれるハズだ。

結局、人との出会いと、周囲の好環境によって触発されるかどうか、
それが一番重要になる。

2010年6月21日

社長の値打ち

社長の値打ち

社長を分析

「難しい時代」にどうあるべきか

著者の長田貴仁さんに社長経験が無い (と思われる)ので、
説得力が薄く、形容詞がとっ散らかっていて、もの凄く読みづらい。

ジャーナリストの視点というよりは、終始、交友関係の自慢が続く。

社長になれなかった嫉妬からなのか、
「老婆心ながら・・・」と言い訳しつつ、上から目線なのも痛々しい。

多くの事例を出すあまり、内容が薄っぺらいので、
本書を読む時間で、有名創業者の自伝を読んだほうがイイ。

どうにか良い点を探すと・・・

常に創業者でいること、最低でも創業者精神を持つコトの重要性。
そして以下の点を、常々意識していたい。

  • 愛嬌
  • 謙虚
  • 礼節
  • 正直
  • 衆知の収集と分析
  • 他者と自己のベンチマーク

2010年6月19日

Web Designing 2010年7月号

Web Designing 2010年7月号

UI新時代

特集1は、ユーザーインターフェース。

ついつい、使い慣れた型を使いがちだけれど、
ユーザビリティも考慮しつつ、ユーザーに新たな体感を与えたい。

特集2は、Webを絡めたアートの話、この分野に興味があれば・・・

連載の読みモノの中に、結論が出ず、言いたいことがウヤムヤに
なっている文章が多くなってきたのが残念。

2010年6月18日

生涯現役

生涯現役

老いへの心構え

  • 著者 吉本隆明
  • 聞き手 今野哲男

本書は、吉本さんの著書の中でもハズレの部類だが、
老いの入り口での見込み違いや、
自分の課題と宿題をヤリ続ける必要性などが語られている。

技術力やテクニックへの過信。

技術的に微分した答を積み上げていって、
精神性とか全体性にからむ何かに出会えると思ったら、
それは錯覚に過ぎないということになります。

流行廃りも加速度的になったネット時代の今、
うっかり油断しないように、理念を持ち続けたい。

2010年6月17日

グーグル・アマゾン化する社会

グーグル・アマゾン化する社会

グーグルもアマゾンも
信用するな!

著者は、ライターの森健さん。

一極集中に関して書かれているが、考察というより、
データを羅列しているだけ。

グーグルとアマゾンに、自分の好みを把握されたり、
他社の無料サービスに頼り切らない、
そんな危険性への注意や主張は得られなかった・・・

2010年6月16日

ウェブ2.0は夢か現実か?

ウェブ2.0は夢か現実か?

2006年 シャバに
いなかったなら・・・

テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力

著者は、IT系ライターの佐々木俊尚さん。

出版された2006年 (4年前)の一部のIT事件簿と
ウェブ四方山話なので、今学ぶべき物は得られなかった。

あれこれ出版しているだけに、他書との重複や内容の希薄さがあり、
書籍を乱発する著者の文章には、青臭さも漂う。

当時、日本に、娑婆にいなかった人向け。

2010年6月15日

グーグル 既存のビジネスを破壊する

グーグル 既存のビジネスを破壊する

Googleを
信用するな!

著者は、IT系ライターの佐々木俊尚さん。

ネット広告の様々な形態を、実例を交えて紹介。

ユーザーは、アテンション (注目)を目指し、
Googleは、その流通の仲介屋をするという視点で捉える。

Googleの存在を知らない人向け。

2010年6月11日

新訳 経験経済

新訳 経験経済

経験中毒市場

脱コモディティ化のマーケティング戦略
  • 著者 B・J・パインII J・H・ギルモア
  • 翻訳 岡本慶一 小高尚子

自社製品やサービスに、「~経験」という売りがあるか?

無い場合は、"変化したい"と思う顧客の心を、
場と絆によって繋ぎとめることができれば、解決に近付きそうだ。

経験とエンターテインメントの相違点、
陥りやすい罠などが、漠然と解説されている。

顧客は選択肢が欲しいのではなくて、
自分の欲しいものが欲しいだけだ。

真面目過ぎる日本人が苦手とするところではあるが、
フラッグシップ・サービスの実例も挙げられている。

全部読むより、訳者の1人、岡本慶一さんのあとがきを読めば事足りる。

2010年6月10日

101人の起業物語

101人の起業物語

へそ曲がりで
頑固なオリジナリティ

彼らはなぜ成功したのか?

  • 著者 竹間忠夫 大宮知信

起業に必要な独自性、劣等感、怒りの源泉、失敗談を短く紹介。
数が多い分、1つ1つの情報量が少な過ぎるのが残念・・・

アメリカのビジネス小話が1番役立った。

「みんな」でやらなければならない、重要な仕事がありました。
「みんな」は、「誰か」がきっとやるだろうと思いました。

しかし、「誰でも」やることができるはずなのに、
「誰も」やりませんでした

「誰か」が「みんな」の仕事なのにと、腹を立てました。
「誰もが」、「誰でも」できると考えていたからです。

しかし、「誰も」やらないんだろうとは、「誰1人」気づかなかったのです。
「誰か」にそれを頼んだ人は、1人もいかなったのに、
最後はみんなが「誰か」のせいにしました

2010年6月 9日

生きていくのに大切な言葉

生きていくのに大切な言葉

生きて
考えて
死ぬ

吉本隆明さんという、美味しい部分も不味い部分もある、
思考の断片と屁理屈でコネくり回された食材があるとして。
その食材を、著者の勢古浩爾さんが食し、排泄しただけの本。

抽象的な言葉を身近なものに当てハメて解説しているが、
始めから著者のコトが好きか、読みながら好きにならないと、文字を追えない。

どうやったら変わるのか。
変わらなければならないと思わないことだ。

その上で、黙々とひとつのことを継続することだ。
自分でできることはすべて自分ですることだ。

           (~中略~)

いいところまで変えてしまわないように。

自分自身が目撃したかどうか? そうでないのなら、語らない。
その規範を、益々守りたくなった。

2010年6月 8日

勝つための状況判断学

勝つための状況判断学

経験から得る
バランス

軍隊に学ぶ戦略ノート

著者は、元自衛隊の幕僚、松村劭 (まつむら つとむ)さん。

目的からのアプローチ (何をすべきか?)と、
可能性、現実性からのアプローチ (何ができるか?)、このバランスの解説。

歴史上の戦争、戦略、戦術を分析しているが、それは後付けに過ぎない。
話もアチコチに飛ぶので、まとまりが無く、
漠然とし過ぎているので、ビジネスシーンでの応用も利かない。
なので、本書は地政学と国民性の関係を探る方面の読み物として楽しみたい。

色々こねくり回しても、結局、経験の蓄積でしか解決しない、
というコトだ。

2010年6月 7日

「ここだけの話」が「ここだけ」なワケがない。

「ここだけの話」が「ここだけ」なワケがない。

口癖では見抜けない

口グセから相手のホンネを読む本

著者は、ライターの下関マグロさん。

『相手のホンネをズバリ見抜く本』のタイトルをすげ替えたもの。
(いい加減、こういうセコイ商法は止めていただきたい!)

口癖から、性格や心情を察し、ラベリングをして言い切っているが、
その分析も感覚的でアバウト、決め付け調が後味悪い。

イラつく口癖に対抗したい時、
人間不信になりたい時の読みモノ。

2010年6月 4日

V字回復の経営

V字回復の経営

社内政治を
ブッ壊せ!

2年で会社を変えられますか

2001年発売のハードカバーを、2006年に文庫化したもの。
著者は、コンサルタント兼物書きの、三枝匡 (さえぐさ ただし)さん。

自身が経験した事例を混合させた経営物語の中で、登場人物たちの本音が
インタビュー形式で挿入されるという、珍しいカタチ。

だた単に、皆で頑張りましょう、という内容ではなく、
足の引っ張り合いや、部署間のゴタゴタ、欲の暗部が描かれている。

わざとらしい表現や、過去の著書宣伝、著者自身の売り込みを差し引いても、
組織に属しているなら、読み物として楽しめる。

組織の壊死は、とっくに始まっているので、
変化への後押しをしてくれるかもしれない。

たった一回しかない人生を、そんな
張り合いのない毎日で埋め続けて
いくつもりなのだろうか。

本書では、「創って、作って、売る」とあるが、
職種によっては、以下の方がしっくりくる。

創って、売り込んで、売る

下記も気になる、三枝匡さんの書籍。

2010年6月 3日

勝利のチームメイク

勝利のチームメイク

チームメイクは
自分メイク

2003年4月に刊行された『勝利のチームメイク』が文庫化。

ラグビー、サッカー、野球、異なるスポーツの組織論から、
ハイブリッドな組織論を生み出したい。

サッカーのワールドカップ (南アフリカ共和国大会)が迫る今、
読んでおくと、気軽に岡田監督や選手批判ができなくなる。

一瞬、一瞬を全力で
長所を"本当に"活かす対談集。

古田敦也×平尾誠二

思い込みでもイイから、勝つ自信を付ける、余裕と楽観、
意思疎通を円滑に行う理解力。

平尾誠二×岡田武史

最低限の人間関係について。 好き嫌いではなく、
相手の得意技を認めて託す
職場のチームが噛み合っていない時に参考になる心構え。
システムと感覚の併用観も。

古田敦也×岡田武史

宇最後には吹っ切れる。

岡田武史

「開き直り」の境地に行くまでって、やっぱり苦しいんだよ。
どうしても逃げたくなって「投げやり」になってしまうんだ。

「放任と管理」の話は、ビジネス組織でも活かせるハズだ。

2010年6月 2日

広告批評 2007年11月号 No.320

広告批評 2007年11月号 No.320

心を捉える魔法

後半に掲載されている、海外の広告屋さんへの
インタビューが読み物として面白い。

ジョン・ヘガティ (Sir John Hegarty)

インテリジェンスを"マジック"に変えること

ユーモア、ウイットの必要性、
相手との感性のズレを掘り下げて楽しむこと、
エゴとクリエイティブの関係も語っている。

アレックス・ボガスキー (Alex Bogusky)さんは、
尊敬されるようになると、進化が止まる?
など、裸の王様にならないような心がけについて。

全体を通して、他人や同業者と意見交換する重要性を再確認できる。

2010年6月 1日

広告批評 2007年10月号 No.319

広告批評 2007年10月号 No.319

前向きエネルギー

海外の広告制作者へのインタビューがメイン。

物創りについて、 広告コミュニケーションについて、
前向きなエネルギーを、お裾分けしてもらえる。

正直で誠実、他人と同じアプローチはしない。
というのが全体的な共通点。

マイク・スカリット (Mike Schalit)

広告は、一般的に消費者の失礼にあたるものだから、
自分は招かれざる者の立場にいながら、
消費者に見返りがあるような表現になるようにエネルギーを注ぎ、
人びととクライアントをエモーショナルに結びつけたいと考えています。

ニック・ロウ (Nick Law)
人生で最も大切にしているもの。

今日

2010年5月31日

人生とは何か

人生とは何か

真面目に
のんびりと

吉本隆明さんの書き物や、話した内容の一部を収録したもの。

子育て、親子関係、老いと死の捉え方、悩みを、べらんめぇ口調で話してくれる。

日本人のワイドショー気質は、今ネットで起こっているコトにも該当。

雰囲気がすべてで、それしかない。
開かれているようで、実は思考が閉鎖しているんです。

小刻みに、小分けにする日々の希望の持ち方は、
老いも若きも関係無く、心の支えになる。

2010年5月28日

就職しない生き方

就職しない生き方

レールに騙されない

ネットで「好き」を仕事にする10人の方法

インタビュー対象の人数が多い。 半分で良かった・・・

  1. 古川健介 (株式会社ロケットスタート 代表取締役社長)
  2. 深水英一郎 (未来検索ブラジル 代表取締役社長)
  3. 蝉丸P (動画作者&住職)
  4. 塩見直紀 (半農半X研究所 代表)
  5. 堀内議司男 (遠州流 茶人 壷中庵・宗長)
  6. 佐藤大吾 (NPO法人チャリティ・プラットフォーム 代表理事)
  7. 家入一真 (株式会社paperboy&co. 代表取締役CCO)
  8. 登大遊 (ソフトイーサ株式会社 代表取締役会長)
  9. 堀江貴文 (元株式会社ライブドア 代表取締役社長CEO)
  10. 西村博之 (元巨大掲示板2ちゃんねる管理人 )

以下の面々(敬称略)の話題はこんな具合。

  • 古川健介 マニュアル世代の真骨頂
  • 塩見直紀 自分の根本を結晶化させて強くする方法
  • 登大遊 タダ乗りされない、搾取されない
  • 堀江貴文 面倒を省いてシンプルにした、会社の経理処理
  • 西村博之 失敗を笑いのネタに昇華させる、自分で取捨選択する
  • 巻末対談 古川健介×西村博之
    社会や会社の仕組みが、ダメ人間を生産する?

その他の方々は、就職しない働き方の一例になるものの、
憧れの対象や、参考事例にするには弱かった。

西村博之 (ひろゆき)

お金持ってる人に事業のプレゼンをする場合、
この事業でこんなにもうかりますよっていうのは
もうさんざん聞いてるじゃないですか。

だから、その人がなにが好きなのか知ったうえで、事業メリット以外に、
あなたの好きな、こんなメリットがありますよってアピールします。

好きなものが手に入るとか、お金以外の付加価値をつけるんです。

この手法は、相手に印象付けられるし、
何より、面白いヤツだなぁ~と、気に入ってもらえる。

本書全体を通して、就職した方がイイのか? 独立した方がイイのか?
自分の得意分野を発見し、活かすヒントが発見できる。

2010年5月27日

まさか!?

まさか!?

自分に頼らず
自分で決める

自信がある人ほど陥る 意思決定8つの罠

  • 著者 マイケル・J・モーブッサン
  • 翻訳 関谷英里子

意思決定の最善策は、過去の成功体験や他人の情報に惑わされず、
常に想像力を持ち、多様な客観的立場
身を置いて判断することであり。

時と場合 (そして運)によって、結果も変わってくるので、
情報収集しながら時流を読んで、自分を過信せずに最終決定をおこなう。

本書では、その手順のサンプルが、実験データと共に解説されていて、
その掲載情報自体と、自分だけは特別を疑う
心構えが得られる。

2010年5月26日

「みんなの意見」は案外正しい

「みんなの意見」は案外正しい

集合知 集合愚

習慣の罠、権限とインセンティブについても解説されているが、
事例が多すぎて、言いたいことがまとまっていない。

そのせいで、ダラダラと長い。

結局は、1度自己否定を通すコトが大切なのだ。

2010年5月25日

インターネット2

インターネット2

12年前のネット

次世代への扉

著者は、日本でのインターネット立ち上げに関わったという
情報工学者の村井純さん。

1998年(12年前)時点でのインターネットにできるコト、
希望や些細な注意点が書かれている。

『インターネット』の方が、読み応えアリ。

2010年5月24日

インターネット

インターネット

まず動かす

著者は、日本でのインターネット立ち上げに関わった
情報工学者の村井純さん。

1995年11月 (今から約15年前)の著書。

インターネットを支える技術が持つ、ほどほどの信頼性、
誰でも使えるシンプルさ、ネットの生い立ちを語ったウンチク本。

出来の良いアトラクションに乗ってる感じで、流れるように話が進む。

ベータ版を速攻でリリースするスピード感

新しい人間活動や社会をもたらすような技術は、できるだけ早く、
多くの人びとが共有できるようにすべきです。

自己の体験も早めに行う。

人間は、理解したり対応するのに時間がかかることが多いので、
理解と体験は早めにしなければいけません。

分散する各々の趣味、拡散は加速するのでさらに特徴が際立つ。

できることをそれぞれがする

PDCAサイクル (plan計画 → do実行 → check評価 → act改善)
にも似た体制作り。

作る人間、運用する人間、割り当てる人間

アイデアの初期衝動が強すぎて、後半に行くほど疎かになりがち。
歴史のスパイラルを意識しながら、「創る→運用→改善」を回していけばイイ。

本書から3年後に発売された続編 『インターネット2 次世代への扉』
(1998年出版 今から約12年前)もあり。

今の時期にこそ、新しいものを書いてもらいたいなぁ~
なんて思ってたら、出てました。

『インターネット新世代』 (2010年 1月21日出版)

2010年5月21日

デザインの生態学

デザインの生態学

思考する知と行為
それがデザインだ

新しいデザインの教科書

リアリティをデザインするために、3人が紡ぐ思考の痕跡

  • 深澤直人 (プロダクトデザイン/プロダクト・アート)
  • 後藤武 (建築設計)
  • 佐々木正人 (生態心理学)

大学の先生の講義って、本当に何かを教えようとしているのではなく、
個人の趣味性を発表する場なのか、ポジションを維持するためだけなのか、
話が生徒の方向へ向いていないような気がする。
前半、佐々木正人さんのパートは、そんな流れ。

自らの説明が必要なアート向きであり、本書では不要な部分だ。

鼎談 (ていだん)を基本にしつつ、各パートに合わせて、
司会者が入れ替わるようなカタチで進行する本書。

建築から学ぶデザイン、デザインから学ぶ建築、その2つだけが
本書のエキスかと思っていたが、巻末のカール・マルクスのこの言葉が
出てきた時点で、一気に幅が広がった。

P.269 後藤武さんの選書の中で、カール・マルクスの文言

哲学者たちは、世界をざまざまに<解釈>してきたにすぎない。
肝心なのは、世界を<変革>することであるのに

身体的知覚の定着化

接触を楽しむ行為、そのものにヒントがありそう、
時代時代で変化する洗練さの価値を見出せる。

意識を発見する

内側と外側の張り、力の加減がアイデアのようだ。
無意識の記憶を刺激するデザインを学ぶ。

P.116 後藤武さん

未知なのだけど既知。
その部分を発掘するということなのでしょう。

行為の痕跡を探し、遊ぶ。

直感の正体

P.126 後藤武さん

あたかもレンズで拡大するように分析していたものを、
一気に圧縮して整理できる瞬間がある。

この技術が制作の技術なのではないか、と思うんです。

拡大するテレビ画面、近寄りすぎる関係、明るすぎるモノの輪郭、
急激に発散され、あっという間に去っていく音、急激な照明、光の強さ・・・

現代人は、モノと人の関係性や
距離感覚を意識する能力が、弱まっているのか?

P.158 深澤直人さん

ものの機能や特徴による選択はできても、
他のものとの関係が読み取れない。

それは選択する側だけでなく
作る側の感覚の欠乏でもある。

mixiなどのSNS、ツイッターによる情報把握にもあてはまる、
誰が何処で何をして、何を考えているか、その情報は本当に必要なのだろうか?

存在感の無いモノを求めるのは、
雑音が多い時代ならではだ、と言う。

P.160 深澤直人さん

ものをデザインすることは
関係の距離をデザインすることである。
主張の強さを調整することである。

多機能化の落とし穴

ミニマリズムって多様性を内包 (残した)した思想だったんですね・・・
単純に、削ぎ落としてシンプルになったものかと思ってた。

人間のセンサーや触角を引き込むデザイン

P.163 深澤直人さん

デザインに意味を込めようとしてもしょうがない。
この場合の意味は作者の意図の表れであるから醜いし、押し付けがましい。

意味は受け手との合意によって意味となる

             (~中略~)

デザインに理由は必要ない。
デザインの意味は発生するものである

触媒と質感

後藤武さん曰く、
縁 (ふち)や隅 (すみ)の操作によって、浮遊感が生み出せるという。
建築に限定せず、デザインやモノ創りの現場で活かせそうなテクニックだ。
3DCG、CADでの設計での注意点も語る。

不純物を濾過して取り除く。

P.221

本質的なものだけを保存するために、不純物を除去

想像力のみに頼ると、他者性が欠落するという・・・

P.236

想像力に依存しないこと。

想像力を括弧に入れ、
物質が語るこの世界に投入すること。
その中から新しさを思考すること。

巻末ブックガイド

深澤直人さん、後藤武さん、両名のみのキーワード付き解説が役立つ

P.269 後藤武さん

哲学と同様にデザインも世界と
やすやすと「和解」してはならないのだ。

研究と表現の起点は同じであったり、中庸の普遍さが理解できる。

P.282 深澤直人さん

情報は定義化されて繁殖し事実から遠ざかる

P.283 深澤直人さん

デザインされたものやアートもそのもの単体ではなく
状況の作り込みである

2010年5月20日

次世代ウェブ

次世代ウェブ

技術、サービス
(おもてなしの心)、
集客

グーグルの次のモデル 著者は、IT系ライターの佐々木俊尚さん。

引用が多く、次世代のウェブに関する具体的な解決策は、
当然のように書かれていない。

お節介さ、まごごろ、インフラを、
どのレイヤーに設定、意識するか?

ポータルサイト、SNS、ツール(無料アプリ)、サーチエンジン、
ネットで利益を出すポジショニングを後付で解説。

自分の立ち位置を知って、ウェブ大地主ではなく、
あえてインターネット小作人として生きればイイ。

2010年5月19日

おもてなしの経営学

おもてなしの経営学

ギークとスーツ

著者は、プログラマーの中島聡さん。

なせグーグルは、YouTubeを創れなかったのか?
(Google Videoがあったにも関わらず!)

その謎を解くのが、本書の肝。 大企業病の一例もわかる。
経営学の本ではなく、どちらかと言うと、IT四方山話。

作り手だけのこだわりで、自己満足に終わるのか?
それとも、ユーザーの満足度を高めるこだわりに繋がるのか?

クラフトマンシップ (熟練工の誇り)の重要性も読み解ける。

  • 対談×ひろゆき グーグルの先行き不明感
  • 対談×古川享 マイクロソフト内でのゴタゴタ
  • 対談×梅田望夫 この対談は両者のエリート意識や自己顕示欲が
    鼻につくが、欲の無さについて
  • 中島聡 「これで世界にインパクトを与えよう」という欲

なんとなく、社会が停滞しているように感じるのは、各自が
褒められていないから、上手くやりきれない。
そんな些細なコトが閉塞感の原因になっているのだろう。

2010年5月18日

経験を盗め 文化を楽しむ編

経験を盗め 文化を楽しむ編

当然、楽しむ

著者の糸井重里さんと、
楽しんで物事に取り組んでいる人々の談話集。

酒の席で聞けるような、四方山話が多く、
盗むというほど強いエキスは出ていない・・・

と思っていたら、続編の存在を知った。
即効性がバキっと効くような内容は、
コッチで語られているような気がする。

2010年5月17日

Web Designing 2010年6月号

Web Designing 2010年6月号

されど1ピクセル

神は細部に宿ると言いますが、
さらなる作り込み、1ピクセルのうっかりボケ対策から、
ピクセルにかける情熱的な特集。

アクセス解析&SEO特集では、Google Analyticsの基本をメインに取り上げつつ、
宣伝も込みでか、他の有料アクセス解析サービスも紹介している。

アクセス解析やサイト改善点のうわべ的なコトしか
掲載されていないので、今号を入り口にしつつ、専門書を買った方がイイ。

中村勇吾さんの雑談は、『現場のプロから学ぶWeb制作ワークフロー』
同じような内容なので、ホントにホントにおまけな読み物として。

2010年5月14日

天才をプロデュース

天才をプロデュース

やれば出来る
という嘘

オフィス北野 (ビートたけしさん、たけし軍団等の事務所)の
社長である森昌行さんの著書。

仕事環境を整える、ビジネス&クリエイティブについて。

ローカルコンテンツが持つ力や、外国を意識した映画作りの体験談だが、
エキスのようなコトは書かれていない。

何か得るものがあるとしたら、あとがき。

行動しなければわからないし、いざヤリ始めると、
難しさにブチ当たる。 といったコトが語られている。

2010年5月13日

結局「仕組み」を作った人が勝っている

結局「仕組み」を作った人が勝っている

ネットで儲ける?
あくまで一例

著者は、2名のライター、荒濱一さんと高橋学さん。

主にネットを使った儲け話だが、
登場人物が胡散臭いので、単なる宣伝本の域を出ない。

同じコトをしても稼げないので、
ビジネスモデル資料集の1つの読み物として。

著者が深いところまで理解していないせいか、
誤解を生むような情報があるので注意したい。

続編は、『やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』

2010年5月12日

会社を利用してプロフェッショナルになる

会社を利用してプロフェッショナルになる

人材教育の
良い面だけ

有名企業の人材教育事例を羅列しているだけ。
宣伝やヨイショ臭がキツ過ぎる。

本書には、プロが生き残る具体的な策は書かれていない。

社内の胡散臭い仕組みや、効率の悪さ、
自分の会社が、なぜその搾取システムを採用しているのか?

その理由を探り出すことが大切だ。

2010年5月11日

日本のブルー・オーシャン戦略

日本のブルー・オーシャン戦略

机上の空論

10年続く優位性を築く

  • 著者 安部義彦
  • 著者 池上重輔

経験が無かったのか、分析が間違っている箇所もあり、
様々な書籍をまとめただけな印象。

後付の理由が多く、行動に移せるかどうかも疑問・・・

日本企業の事例を読むだけの、机上の空論な一冊。

2010年5月10日

CG WORLD 2010年6月号

CG WORLD 2010年6月号

Houdiniに
興味があるなら

今号は、アニメのCGメイキングが多め。

宣伝かもしれないが、Houdiniのチュートリアルや、
プロダクション運営、スタッフの育成を考察する連載は、珍しい。

2010年5月 7日

現場のプロから学ぶWeb制作ワークフロー

現場のプロから学ぶWeb制作ワークフロー 画像

自社の宣伝本

ベースメントファクトリープロダクションの仕事術

著者 ベースメントファクトリープロダクション 北村健

代理店や中抜きをスッ飛ばすための、自社宣伝本。

普段から真面目に取り組んでいる人は、読む必要が無いし、
不真面目な人が読んでも、心を入れ替えるコトは無いだろう。

対象読者としては、ウェブやクリエイターの世界に、変な憧れを持っている人。
本書を読むと、いかに地味でベタな仕事かが理解できる。

中村勇吾さんとの雑談 (インタビューではない)では、
狩人と、罠を仕掛ける人の違い、SとMの属性が語られているので、
オマケの読み物として楽しみたい。

2010年5月 6日

スタディーズ・イン・オーガニック

スタディーズ・イン・オーガニック 隈研吾 画像

隈研吾
好きなら・・・

Studies in Organic Kengo Kuma & Associates
著者 隈研吾建築都市設計事務所

中島英樹さんの斬新過ぎるグラフィックデザインが、
見づらいレイアウトなので、超絶に読みにくい。

建築家の隈研吾さんが好きなら、お値打ち価格ではある。

2010年5月 5日

デザイン思考が世界を変える

デザイン思考が世界を変える 画像

経験からくる観測眼

イノベーションを導く新しい考え方

  • 著者 ティム・ブラウン
  • 翻訳 千葉敏生

結果を考えた、観察の重要さ。

物事をただ眺めているだけではなく、観察、観測を通した体験から、
目の前の出来事を計り、結果に繋げる。

その実例が記載されている。

デザインに関わらず、物作り、現場の改善、売上げ向上など、
カタチの有無を問わず、全てのプロジェクト関係者にお薦め。

2010年5月 4日

マイクロソフトでは出会えなかった天職

マイクロソフトでは出会えなかった天職 ジョン・ウッド 画像

自分を騙して
最適化してないか?

僕はこうして社会起業家になった

  • 著者 ジョン・ウッド
  • 翻訳 矢羽野薫

会社は僕をあてにできたけど、
友人や家族は僕をあてにできなかった。

ということもあり。 マイクロソフトを飛び出した著者。

本好きが、恵まれない子供達へ向け、図書館や学校を創る。 という話。
マイクロソフトで学んだビジネスエピソードを交え、物語は進む。

結果や進捗報告をマメに行い、他の慈善団体と差別化を図る。
(ボランティア、仕事を問わず、基本的なコトをできない人々が多い・・・)

マイクロソフトのスティーブ・バルマーから学んだコト

情熱があって、
自分の数字を知っている人間
だけを雇うこと。

著者の性格も反映してか、組織や取引先とのダークな話は
あまり出てこないのが残念なところだが、
読んでる最中や、読み終わってから、「自分も頑張らないとな・・・」と思える。

2010年5月 3日

菜根譚

菜根譚 画像

バランス思想と
八分目

ディスカヴァー・トゥエンティワンの"賢く見える風シリーズ"
中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

  • 著者 洪自誠 (コウ・ジセイ)
  • 翻訳 祐木亜子

本書は、巻末の原文記載と目次で、
約25%程のカサ増しをしているのが残念なところ。

以下を補った人生訓。

  • 儒教 (律する)
  • 道教 (気楽に)
  • 仏教 (宇宙観からくる悟り)

心を乱さず、シンプルに生活するための心構えが書いてある。

  • 楽しみながら我慢する
  • 無欲で素朴、平穏な生活を送る
  • 物質や精神的に雑多なモノを抱え込まず、日々減らすための指針
  • 度量を広げる方法

ホントかよっ!? と感じるアドバイスもあるが、
自分が気に入った部分を吸収することから始めればイイと思う。

人徳が一家の主人だとすれば、
才能は、その主人に仕える使用人のようなものである。

一歩譲ることが、結果的には自分が一歩進むことにつながる。

耳に痛い忠告や小言を常に聞き、
心の中に思い通りにならない物事が常にあってこそ、
自分を磨き、大きく成長できるのだ。

世の中には汚いものや、けがれたものがたくさんあるが、
それらをすべて受け入れるだけの度量が必要だ。

名誉や財産は、時代とともに移り変わるが、
人間の信念や志は、後の世までずっとたたえ続けられるものである。

この世は汚れてもいないし、苦しいことばかりが起きるわけではない。
そうさせているのは、自分自身の心である。

故事を解説した『菜根譚 中国の処世訓』も併せて読みたい。

シリーズ物を読むなら、下記のお薦め順を参考に。

  1. 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
  2. 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
  3. 『賢人の知恵』
  4. 『超訳 ニーチェの言葉』
  5. 『アランの幸福論』

2010年4月30日

住まいの解剖図鑑

住まいの解剖図鑑 増田奏 画像

行動と合致した
部屋創り

心地よい住宅を設計する仕組み

著者は、建築家の増田奏さん。

人の気持ちと連動する、家(部屋)の役割。
人それぞれの組み合わせパターンと、機能盛り込みの罠を解説。

家を建てようと考えている人に必読の書であり、
部屋の掃除や模様替えを予定している人にもオススメ。

2010年4月29日

ラクガキ・マスター

ラクガキ・マスター 寄藤文平 画像

ゆる~く描く

描くことが楽しくなる絵のキホン

著者は、当ブログでもお馴染み、寄藤文平さん。

四次元視点で観察する方法や、
単純なラインや形態をモーフィングして、特徴を捉える発想が新鮮だった。

普段、絵を描かない人が、気軽に簡単なイラストから始められる。

落書きの気軽さ、そんな心構えも、自身の体験を通して
伝えられているので、自分の内面を気負わず表現できる。

2010年4月28日

続・しごとば

続・しごとば 鈴木のりたけ 表紙画像

普通じゃない
職業絵本

著者は、イラストレーターの、鈴木のりたけさん。
仕事現場の絵本、『しごとば』の続編。

広角や魚眼レンズを用いたような構図で描かれていて、ダイナミック。
細かさ、職業に合ったポージングの格好良さも表現されている。

仕事で使わなそうな、不要な道具も置かれているが、あれこれと探すのも面白い。

村上龍さんの『新13歳のハローワーク』『13歳の進路』
併せて読みたいし、読ませたい。

2010年4月27日

田原式つい本音を言わせてしまう技術

田原式つい本音を言わせてしまう技術  表紙画像

相手に食い込む

著者は、田原総一朗さん。

相手の懐に入り込む技術から、日本の政治話まで。
人付き合いや、営業の入門書。

2010年4月26日

機長の「集中術」

機長の「集中術」 表紙画像

当たり前を列挙

著者は、JALの元機長、小林宏之さん。

ありきたりな校長先生の話を、
朝礼で聞かされているような内容。

言われるまでもなく、当たり前のコトだらけ。
もっと独創的で特別な切り口が欲しかった・・・

2010年4月23日

アランの幸福論

アランの幸福論 表紙画像

自主的人生

  • 著者 アラン (エミール=オーギュスト・シャルティエ)
  • 翻訳 齋藤慎子

ディスカヴァー・トゥエンティワンの"賢く見える風シリーズ"

胡散臭い新興宗教っぽいタイトルと装幀の印象、
真っ先に、「アランて誰ヨ?」ってなる。

(フランスの高校教師で、哲学のコラムニストだった人らしい)

感情ではなく、態度をコントロールする。

悲観主義は感情からくるもの、
楽観主義は意思からくるもの。

いらいらしないようにしよう。
人生のこの瞬間を台なしにしないようにしよう。

あれがない、これがないとこぼす人は多いが、
その原因はきまって、その人たちが
本気で手に入れたいと思わなかったからである。

運命は不変ではない。
指をパチンとならした瞬間にも、新しい世界が生まれる。

人生の山登りと、その痕跡、自主性を持つためのアドバイス本。

読むなら、下記のお薦め順を参考に。

  1. 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
  2. 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
  3. 『賢人の知恵』
  4. 『超訳 ニーチェの言葉』
  5. 『アランの幸福論』

2010年4月22日

賢人の知恵

賢人の知恵 バルタザール・グラシアン 表紙画像

友人も習慣も
捨て札に

  • 著者 バルタザール・グラシアン
  • 訳者 齋藤慎子

鋭敏で狡猾な人生訓

辻褄が合わないアドバイスもあるが、
都合のいい提言だけを選び取れば良い。

  • 相手に期待を持たせ、自分を小出しにするテクニック
  • 自分を謎めいた人物に仕立て上げるための心構え
  • 自己の不足を求めるための書

一度愚かだと思われたら、
中身のある人間だと証明するのは不可能なのだ。

勇気を伴わない知識は無力だ。

どうせ読むなら、『賢く生きる智恵』の方をお薦め。

下記のお薦め順を参考に。

  1. 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
  2. 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
  3. 『賢人の知恵』
  4. 『超訳 ニーチェの言葉』
  5. 『アランの幸福論』

2010年4月21日

情報は集めるな!

情報は集めるな!  指南役 表紙画像

情報溺死

著者 指南役

アナタは情報を集め、溺れたまま
一生を終えるのか!?

実際には、あまり役に立たなそうだったが、
人とは違う、インプットの逆張り術の紹介なので、天の邪鬼でヒネくれた人向け。

2010年4月20日

OFFICE STYLE

OFFICE STYLE(オフィス・スタイル)表紙画像

オフィス
あれこれカタログ

これからオフィスを作る人、模様替えをする人にオススメ。

文房具や便利なオフィスツールの紹介では、
アナタが気に入るモノが、きっと見つかる。

2010年4月19日

Web Designing 2010年5月号

Web Designing 2010年5月号 表紙画像

jQueryがイッパイ

Ajax、jQuery (JavaScriptのライブラリ)を特集。

今月号は、ほとんどが広告的内容なので、見送りも可。

  • アコーディオン
  • タブ
  • ツールチップ
  • 角丸表現
  • ドロップダウンメニュー
  • スライドナビゲーション
  • 右クリックでのアイコン付きメニュー
  • Mac OSX風 Dock
  • Lightvbox風ギャラリー
  • 画像のスライド (カルーセル)
  • フルスクリーンの画像ギャラリー
  • マウスオンで画像の一部を拡大表示
  • カレンダー
  • 行を並び替えるソート機能
  • チェックボックス
  • リンク先のスクリーンショットを表示

サイト制作時のスパイスとして活用したい。

2010年4月16日

ウェブを炎上させるイタい人たち

ウェブを炎上させるイタい人たち 中川淳一郎 表紙画像

ネットはいつだって
無法地帯だぜ!

面妖なネット原理主義者の「いなし方」

著者は、下記の著書でお馴染み、中川淳一郎さん。

暇人が持つ、負のエネルギーを紹介し、バカの"いなし方"を解説。

ウェブ上での人間関係を内省し、整理するための切っ掛けになる。

インターネット教の嘘
バカとアホの間に生ずる軋轢、著者が遭遇した
お互いにとってまったく不毛な出来事も、物見遊山気分の読み物として楽しめる。

常に、分母と分子を比較する大切さを忘れてはならないし、
ネット上で馬鹿なコトする時は、常に
「バカで暇なコトをしているな~」 と自己認識していたい。

2010年4月15日

イライラしがちなあなたを変える本

イライラしがちなあなたを変える本 安藤俊介 表紙画像

怒りの種類を知る

ウェブ担当がお薦めする、
『アンガー・マネジメント』の著者、安藤俊介さんの新作。

怒りをコントロールするための本。

他者との価値観の相違から発生する怒り。
その原因は「自分のワガママだ」 という。

イライラの核心を探り、その部分を書き換える手法を取る本書では、
怒りのランク付け、怒りログ(記録)、ケーススタディが具体的。

肝は、他人目線で感じられるかどうか。

「権利・欲求・義務」で切り分けるマトリクス図によって、
お互いの食い違いを洗い出す。

その手法は新鮮だし、即効性がありそうだ。 前作同様、超お薦め!

2010年4月14日

超訳 ニーチェの言葉

超訳 ニーチェの言葉 表紙画像

ゆったり、全力で
駆け抜ける

  • 著者 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
  • 翻訳 白取春彦

ディスカヴァー・トゥエンティワンの賢く見える風シリーズ

ニーチェの名前は知っていても、実はよく知らない・・・
という人向けの簡単読み物。

相田みつをさんのレベル並に、単純なカタチに落とし込まれているので、
取っ付きやすい。

日々、ゆったりと全力で生きるための養分として。

読むなら、下記のお薦め順を参考に。

  1. 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
  2. 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
  3. 『賢人の知恵』
  4. 『超訳 ニーチェの言葉』
  5. 『アランの幸福論』

2010年4月13日

+DESIGNING 2010年5月号

+DESIGNING (プラスデザイニング)2010年5月号 表紙画像

直感を
後押しするチカラ

これから特集ということで、
ネット広告、現状と少し先の未来について。

宮田識 (みやた さとる)さんは、
直感や感覚に、お墨付きを与える
背中を押す、自分なりの理屈の必要性について語っている。

自信喪失気味なら、心の栄養剤として。

2010年4月12日

CG WORLD 2010年5月号

CG WORLD 2010年5月号 表紙画像

人体を
モデリングするなら

人体モデリング、人型クリーチャーのモデリング、
テクスチャの張り方など、基本手順を解説している。

上記の作業が苦手な人に、取っ付きやすい内容。
カラーマネジメント設定の特集もアリ。

2010年4月 9日

デザインノート No.30

デザインノート No.30 表紙画像

表現と構造の
差異と共通項

文字デザイン、タイポグラフィにまつわる
インタビュー特集。

葛西薫さんの心がけ。

どうすれば文字や言葉が
居心地よくしてくれるかという
間の作り方こそ重要だと思うんですよね。

下記は、ネットのコンテンツでいうと、突っ込みドコロか?
『ウェブはバカと暇人のもの』参照)

ビシッと完璧に決まったものは
時間が止まってしまい
入り込む余地が無い気がして、見る人も
見ているようであまり見ていないんだと思うんですよ。

ある程度の緩さ、だるさ、ぬるさ、
そういうものがあった方がふーっと引き込まれて
読むことの邪魔をしない。

中村勇吾さんは、「表現」と「構造設計」「構成原理」についての自身の考えを。

野尻大作さんは、「置いて、ハイ、終わり」、ではないタイポの可能性を追究。
下記は、ブランディング表現について、

商品の説明ではなく、
自信を伝えるためのイメージです。

他にも、中村至男さん、大杉学さん、北川一成さんへのインタビューからは、
何か得るものがある。

言葉は違えど、全体を通して共通だったのは、
実験、検証を重ねる労力だったり、構築中に自らブッ壊す意気込み。

文字が場の空気を変える

2010年4月 8日

デザインの現場 2010年 4月号

デザインの現場 2010年 4月号 表紙画像

デザイン
+ビジネス思考
→ブランド

ついに、『デザインの現場』も廃刊。

最終号は、様々な分野に散らばって瞬いている職人や匠を紹介。

深澤直人さんが、イタリアと日本のデザイン会社のやり取りや、
組織、企業風土の違いを比較している。

決断がモノ創りを動かす、「やります」を担う
意気込みの重要性、ブランドの根幹や体系にも話は及ぶ。

2010年4月 7日

週間ダイヤモンド タイプ別営業力 強化法

週間ダイヤモンド 営業力強化法 表紙画像

胡散臭い営業法

タイプ別診断で己を知る。

自分の中身を把握することは大事だが、
タイプ診断ってヤツは、強引過ぎて乱暴だ。

本書で、取り上げられている人々も胡散臭い人ばっかり。
占いや血液型性格診断と同程度の扱いで楽しみたい。

2010年4月 6日

Associe 最強の文具活用術

日経ビジネス Associe ( アソシエ ) 2010年 4/20号 表紙画像

何でもかんでも、
文房具

今号のアソシエは、文房具特集。

メーカーの宣伝も兼ねているのか、過剰なお薦めに食傷気味

「そこまで、文房具を使わないでも・・・」、というようなシチュエーションが目立つ。

オフィスツール好きには、たまらない特集なので、
好みな逸品が見つかるかもしれないが・・・

2010年4月 2日

WEB制作会社総覧2010

MdN WEB制作会社総覧2010 表紙画像

制作会社の選び方
&愚痴

出版社は、MdN

作業の流れや、ウェブ制作会社の選び方と同時に、
制作会社の愚痴も掲載されいるので参考に。

「全国WEB制作会社リスト」という、テキストだけの画像が無いリストで、
ページ数を稼ぎ、カサ増ししているのは、いただけない。

新しい情報がお好みなら、同時期にマイコミから出た
『Web制作会社年鑑 2010』を選んでもイイ。

2010年4月 1日

web creators 2010年5月号 vol.101

web creators 2010年5月号 vol.101 表紙画像

今号で廃刊

ウェブサイトでの連載に移るということで、
紙媒体では今号をもって休刊、というか・・・
事実上の廃刊。

悪い意味でMdNがヤバイ、という噂を聞いていたので、
驚きはしなかったが、長年、お世話になりました&お疲れ様でした。

最後の記念に買う、というには厳しい内容だが、
巻頭特集は、プロデューサー、プロマネ、ディレクターを未経験の人にとって、
少々の価値あり。

巻末特集は、ウェブ制作のための無料ツールを紹介。
毎日のようにネット技術系のブログ等を読んでいれば、不要だが
新しい情報と疎遠気味ならば、痒いトコロに手が届く道具に、
どんなものがあるのか、把握しておいて損はない。

2010年3月30日

XHTML/HTML+CSSスーパーレシピブック

XHTML/HTML+CSSスーパーレシピブック 表紙画像

理解度が高まる

  • 著者 エ・ビスコム・テック・ラボ
  • 出版社 マイコミ

初版第1刷では、ソースに誤植があるので、初心者は混乱するだろう。

固定、リキッド、対応ブラウザが分かりやすくアイコンで表示され、
作りたいエリアやパーツごとに分類されている。

IE5やIE5.5での反映方法も掲載されていて、対応策が練れる。
ソースが冗長化されてしまうが、対象ブラウザを何処まで入れるか、
といったコトを念頭にして読み進めたい。

段階を追って1つ1つ、画像付きで解説されているので、大変わかりやすく、
ありがちな作業として、レイアウトを左右(上下)入れ替える場合の
ソースが変更部分だけ色分けされていて、視認性も抜群だ。

誌面では省略されているソースもあるので、多少戸惑うものの、
他書と違って、シンプルなソースで解説されてるのが嬉しい。

HTML5とCSS3の解説も同時にあって、
読み手のコトを考えた、とても丁寧な一冊。

2010年3月29日

賢く生きる智恵

賢く生きる智恵 バルタザール・グラシアン 表紙画像

生真面目だけだと
頼りないので、
小狡く生き抜く知恵を

  • 著者 バルタザール・グラシアン
  • 訳者 野田恭子
  • 出版社 イーストプレス

ライバル出版社、ディスカヴァー・トゥエンティワンの
賢く見える風シリーズ(勝手に命名)の装丁や内容を丸パクリ。

と思いきや、後出しジャンケン手法で本家を越えた。

著者は、17世紀スペインの哲学者、修道士、著述家という
色々やっていた山師的な人。

狡猾さが満載で、真面目な人は、ご立腹だろう。

名言集というよりは、油断せず、狡賢く生きるための実用書であり、
メリルリンチ証券(ウロ覚え)の生活で目立つな
(派手な暮らしを自慢するな)という標語に近い。

中には「うーん・・・」と否定したくなる文章があり、
同じ話だったり、強引な箇所も目に付く。

一貫して提言しているのが、
余計なコトに首を突っ込むな
という姿勢であり、感情が渦巻く世界で、
悪知恵と誠実さを使い分け、世渡りしてゆくための提言集になっている。

あなたの人生は誰のモノか?

穏やかに生きていくためには、
人の人生に干渉しないようにすればいい。

穏やかな人は、ただ生きるだけでなく、人生を自分のものにする。

聞きもするし、見もするが、沈黙を守る
言い争いをしないので、夜はぐっすり眠れる。

             (~中略~)

自分に関係ないことで心を悩ませるのは、
自分に関係あるだいじなことに無関心なのと同じくらい、
愚かなことなのである。

想像力でカバーする。

自分の持ち物が良く見えるのは、手に入れた最初の一日だけで、
あとはよその人の目を楽しませることになる。

ところが人の持ち物ならば、壊す心配もなく、
いつも新鮮な気持ちで見られるので、より楽しむことができる。

本家ディスカヴァー・トゥエンティワンのシリーズものとパクリもの。
読むなら、下記のお薦め順を参考に。

  1. 『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
  2. 『賢く生きる智恵』 (イーストプレス)
  3. 『賢人の知恵』
  4. 『超訳 ニーチェの言葉』
  5. 『アランの幸福論』

2010年3月26日

デザインの理念と実践

デザインの理念と実践 深澤直人 表紙画像

力を入れ過ぎて
壊さないようにする

  • 著者 日本デザインコミッティー
  • 編集 平野敬子

記念展の内容を書籍化。

プロダクトデザイナー、深澤直人さんの言葉からは、
個性を全面に出し過ぎないように、注意する指針が得られる。

つくり出すというより、環境のなかに見出す
という感覚が強い。

できれば現象に留まりたい
無意識のなかの見えない繋がりをデザインしたいと思っている。

人とものと環境の折り合いをつけることが
デザインである。 それはシャボン玉のように柔軟で薄い空気の輪郭である。

氏のデザイン物や商品への好き嫌い、売れる売れないはあるだろうけど、
自分自身のスタイルを、客観的に傍観するための1つの視点として追加しておきたい。

照明デザイナー、面出薫 (めんで かおる)さんの言葉。

建築照明デザインとは、このような
"巧妙な気配を作り出すための光の罠"を仕掛ける仕事である。

明る過ぎず、暗過ぎず、光の焦点についての話は、
黒背景を使用する際のウェブデザインにも活用できる。

建築家、プロダクトデザイナーである黒川雅之さんの言葉。

"人のためにつくる"という思想がデザインを狂わせた、

             (~中略~)

他者のためにデザインするという考えが不遜なのである。

自分が誰のためにデザインしたり、物創りをおこなっているのか?
今一度見直す切っ掛けになる。

2010年3月25日

標準ウェブ制作完全ガイド

標準ウェブ制作完全ガイド 松岡清一  表紙画像

キーワードの羅列

プランニングからデザイン、そしてシステム構築まで。
Webの「仕事」がトータルに理解できる
プロフェッショナル養成講座

  • 著者/編集 MdN編集部
  • 監修 松岡清一

知識の少ないプロデューサーや、ウェブ制作の入門者向け。

タイトルや表紙に、完全ガイド全網羅とあるが、
あくまで、入り口的な手引き書に過ぎない。

他書と比べて、視認性だけは高いが、
キーワードを羅列しているだけなので、当然、深いところまではわからない。

上っ面の言葉だけを懐に入れて、場シノギの
会議や打ち合わせでは、恥をかかないかもしれないが、
その先まで見越していないと、大変危険

2010年3月24日

ガレリアCSS

ガレリアCSS 表紙画像

理解し難いCSS本

プロに学ぶスタイルシートの定番デザイン

  • 著者 林大輔
  • 出版社 ソフトバンククリエイティブ

表紙だけに留まらず、記事の色味が
ドギツくて目がチカチカする。
情報整理も紛らわしく、わかりづらい。

視覚的に理解度が遠のくCSS本。

2010年3月23日

「安心な食品」の見分け方

「安心な食品」の見分け方 安部司 表紙画像

価格と安心は
トレードオフ

著者は、商社の食品課で加工食品の開発、セールスを
行っていた安部司さん。 現在は、JASの回し者でもある。

下記と共に、良さげに見える表示のカラクリを暴く。

  • 化学合成
  • 合成物質
  • 添加物
  • 人造肉
  • 怪しい食品マーク
  • 偽装表示

添加物の一括表示は、ケミカル系が省略表示され、
故意に隠蔽されているようだ。

自宅で作るための安心レシピや、お薦め商品、ヤバイ製品も紹介。

毎日、毒を食べているコトを自覚し、
売るためには、何でもアリの世界を生き抜くための参考書としたい。

2010年3月19日

Web Designing 2010年4月号

Web Designing 2010年4月号 表紙画像

ホンノリ未来の
サイト構築

『Web Designing』は、半分に薄まってきている。

記事の密度が薄まっているのではなく、
方向性に迷いが生じているように感じられる。

未来のワクワク感と、旬の技術
このバランスが狂ってきているようだ。

良く言うと多様性を持たせていて、悪く言うと迷走している。
以前のように、一冊丸々の満足度は半減してしまった・・・

特集の取り上げ方は、丁寧で細かくて、優しくて好きなのだが、
何かが薄まっている。

(マイコミからのリンク切れが、多数発生していて
使い勝手が悪かったり、誤字脱字が目立つのも一因だ)

特集1 加速度的に新ブラウザや、様々なデバイスが登場する昨今、
下記を新たなワークフローとして取り入れたい。

  • Fluid Grid (フルードグリッド)レイアウト/横幅と画像の同時可変
  • 文字デザインからCSSを組み始める

詳細な手順が掲載されているので、参考になる。

高速化、CSS3、HTML5については、
最近の『Web Designing』と重複する内容もあるが、
補完されている部分もあるので、購入前には事前確認が不可欠だ。

特集2 一眼レフでの動画撮影。

特に求めていない人には、まったく必要無いが、
ハード面の特集も、たまには面白い。

2010年3月18日

人間というもの

人間というもの 司馬遼太郎 表紙画像

司馬データベースで
自分を創る

司馬遼太郎先生の作品の中から、道標となるフレーズを集めたもの。

出典の書名と巻数が記されているので、
未読の作品を読み始める切っ掛けにもなる。
イイとこ取りでこの値段は安すぎる。

内容は以下の流れ。

  1. 人間とは何か
  2. 組織から社会へ
  3. 夢と生きがい
  4. 日本と日本人
  5. 等身大の英雄たち
  6. 男と女

世間歩きという表現には、唸らされた。

人は、その才質や技能という
ほんのわずかな突起物にひきずられて
思わぬ世間歩きをさせられてしまう。

司馬遼太郎さんが描く人物像には、人間愛が詰まっている。
これは、氏が生涯、対面できなかった理想像や人間臭さが
表現されているのかもしれないし、その真逆だったかもしれない。

こんな処世術も学べる。

  • 他人の裏側に潜む闇を、機敏に把握するための技
  • 嘘っぱちの大人と、理想の大人

下記、各章から得られるコトを、自分なりにまとめた。

人間とは何か

  • 思い上がりの利点
  • 気合い、胆力、格調の姿
  • 遊戯の理屈
  • 基準を持たない者はどうなるか
  • 人との距離、刺激
  • 好意に対する返答
  • 利害の使い方
  • 分不相応の罠

組織から社会へ

  • 喧嘩をするための状況整備
  • 権力現象という化け物
  • 名将になる

名将とは、人一倍、臆病でなければならない。

『韃靼疾風録』(下)

夢と生きがい

昨今のワイドショーめいた情報過多を疑う。

認識は、わけ知りをつくるだけであった。
わけ知りには、志がない。
志がないところに、社会の前進はないのである。

『菜の花の沖』(3)

日本と日本人

ビジネスにも活かす

歴史は、戦術転換を断行した軍人が必ず勝つことを示している。

『国盗り物語』(1)

能力主義が必要とされる時代は、何度も繰り返す。
例えば、戦国時代、明治時代、そして2000年代

等身大の英雄たち

  • 戦国武将、信長、秀吉、家康から滴るエキス。
  • 自己愛を捨てて、澄んだ眼になる。
  • 正義という言葉に隠された陳腐さ。
  • 愛嬌は役立つ。

男と女

  • 女に溺れる恐怖

余白に 谷沢永一

竜馬は、議論しない。
議論などは、よほど重大なときでないかぎり、
してはならぬ。 と自分にいいきかせている。

もし議論に勝ったとせよ。
相手の名誉をうばうだけのことである。
通常、人間は議論に負けても
自分の所論や生き方は変えぬ
生きものだし、
負けたあと、持つのは、負けた恨みだけである。

『竜馬がゆく』

強制される思想や仕組み、胡散臭いルールについて。

ほとんどの体系は
うそっぱちをひそかな基礎とし、
それがうそっぱちとは思えなくするために
その基礎の上に構築される体系は
できるだけ精密であることを必要とし、
そのことに人智の限りが尽くされた。

『項羽と劉邦』

生きるには、時間はあまりにも短い。
やりたくないコトに囚われている場合ではない。

2010年3月16日

HAPTIC 五感の覚醒

HAPTIC 五感の覚醒 原研哉 表紙画像

触角に訴える
デザイン

著者は、株式会社竹尾、
原研哉、日本デザインセンター原デザイン研究所

質感により、触角を刺激されるデザインについて。

テクノロジーは、視聴覚へと進化しているが、それ以外の話。

なんとなく、感触は想像できるが、意外な使い方を紹介。
ウェブやデジタルデザインの参考に。

2010年3月15日

デザイン 現場の作法

デザイン、現場の作法。デザイン力を鍛える仕事術 伊達千代 表紙画像

アドビ系ソフトの
買い時

デザイン、現場の作法。 デザイン力を鍛える仕事術
著者は、伊達千代さん。 出版社は、MdN

レイアウトのバランスチェック時に、グレーにする、
左右反転、上下反転の手法は使える。

OTFフォント、TTは印刷に向かない、といったコトから、
Adobeソフトの買い時(バージョンアップは1~2個跳ばし)、
使える機能、使えない機能の紹介までやっているところは、
ケンカを売っていて頼もしい

2010年3月12日

女たちよ!

女たちよ! 伊丹十三 表紙画像

男の美学
女の美学
語りかける皮肉

伊丹十三監督の映画しか知らないのなら、
是非、文章も読んでいただきたい。

『ヨーロッパ退屈日記』でも描かれていたように、
生活の中で気付いたコト、日用品についての講釈が深く辛辣。

表現も、「ですます調」と「だ、である調」を
混合させる際のお手本のような文体。

文章も上手いが、言葉も上手い。 例えばこんな感じ。

インスタント・コーヒーについては、
世の中にそういうものがある、ということを
知っているにどどめたい

世の中には、そういうものを飲まなければならぬ
かわいそうな人たちがいる
ということを知っているだけにとどめたい。

伊丹十三さんが生きていたら、昨今の服飾事情や、プライベートブランド、
ハイブリッドカーについても、存分に語っていただきたい。

男の寂しさと飽きっぽさ、本当の料理、主婦(主夫)のプライド、
不愉快な出来事、飲み食い、男女の問題にも話は及ぶ。

女性に対する願望が、愚痴に変わる瞬間も描写している。

「サテ、と、あなたなに飲む?」

「そうね、あたしジュースかコーラいただくわ」

女連れでごはんを食べにいって、
一番がっかりするのがこの瞬間である。
もう、そのひとに対する
あらゆる興味を失ってしまう

だってそうでしょう。
男が女を食事に誘うということは、

             (~中略~)

そこに男の全存在がかかっているのだ。

             (~中略~)

「あたしお酒だめなんだけど、ちょっとどんな味かみさせて」
ちょっと嘗めてみてから、目を輝かせて
「あ、おいしい!」 といってもらいたい。

これがつきあいというものではないか。

我々が気付かなかったコトを再確認

  • 不幸な人は、モノゴトが上達しやすい!?
  • 動作や1日の行動を、全て意識する

などなど。 さらに、テーマを設定する勇気、それを買う勇気、
何かを得て、別のことを犠牲にする勇気の話も頷ける。

幸せを感じる瞬間は、いつ来るのか?

幸せというものは過ぎ去った時に初めて
それと知れる。

今に、今に、と思っているうちに一生終っちゃって
きみはすべての幸せを取り逃がしちゃってることに気がつくのだよ。

なんて哲学的なコトも学べちゃう。

2010年3月11日

デザイナーの仕事 デザインガイドブック

デザイナーの仕事 デザインガイドブック Real design編集部 表紙画像

コレ買う?
という視点

著者は、Real design編集部

プロダクト、インテリア、アートディレクター、インテリアショップのオーナーへの、
インタビューとコラムは、情報は多いが、すごく浅い。

お気に入りのイスや文房具から、なぜデザイナーになったのか?
幼少時の思い出や切っ掛けも述べられている。

ケータイ別、イス別といったジャンルで、
手がけたデザイナーが分けられているのは、珍しい。

鄭秀和 (ていしゅうわ)さんの
「俺、コレ買うかなって (笑)」
からは、自分のデザインに対する客観的視点が学べる。

2010年3月 8日

TUGBOAT 10 Years

TUGBOAT 10 Years  表紙画像

タグボートの
仕事履歴
画像の陳列

広告制作会社「タグボート」の仕事履歴。

各人のコトバは、オマケ程度の数ページのみなので、
何か得るモノが欲しい人には、躊躇する価格。

仕事履歴の画像がズラリと並んでいて、
そこから、彼らが10年やってきた考え方や視点を読み解くには、
見る人に負荷が掛かる。

それが楽しいという人もいるし、
タグボートを愛しているなら、8,400円を払って、
バーンと購入してもイイかもしれない・・・

2010年3月 5日

すごい!ホメ方

すごい!ホメ方 内藤誼人 表紙画像

長所変換術

職場で、家庭で、恋愛で・・・
相手を思うままに操る悪魔の心理術

著者は、お手軽心理学の著書が多数ある、内藤誼人さん。

疑り深いタイプや、美人、権威好き、プライドが高い、
といった、敷居の高い人種に対する手練手管の
実践ホメ・テクニック

相手や自分の弱点を無理矢理にでも、長所に変換しておきたい。

2010年3月 4日

CG WORLD 2010年4月号

CG WORLD 2010年4月号 表紙画像

アニメのエフェクト

日本アニメのエフェクトや演出紹介が中心。

自分が普段接しないジャンルが、今、どういう流れなのか、
参考にしておきたい。

2010年3月 3日

pen 世界でいちばん好きな場所

pen 2010年2/15号No.261 表紙画像

世界を旅する
時間が無いのなら

世界でいちばん好きな場所
過去の写真も交えて紹介していたりする。

世界中を旅する機会が無い人にとって、最適な内容。
各種多様な、とっておきの場所が垣間見える。

2010年3月 2日

web creators 2010年4月号 vol.100

web creators 2010年4月号 vol.100 表紙画像

見送りで

第1特集は、普段、ビジネス書籍を読んでいない人向け。

第2特集は、ネットの有名人やサイト、出来事を改めて振り返る。
正直どうでもいい・・・

2010年3月 1日

友だち地獄

友だち地獄 土井隆義 表紙画像

友人関係の痛み

「空気を読む」世代のサバイバル

著者は、社会学的に、少年少女を探っている土井隆義さん。
凄いタイトルですが、言い得て妙。

読んでいて、少々暗くなるが、一部の若い世代の
痛みが伝わってくるような、真面目な内容。

仕事や家庭、通常の生活で若い子達と接する機会があるのなら、
目を通しておくと、日本の何かが見えてくるかもしれない。

不真面目な方は、『情報病 なぜ若者は欲望を喪失したのか?』から
読み始めるのをお薦め。

2010年2月26日

「クックパッド」というビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス 上阪徹 表紙画像

何が顧客のために
なるのか?

600万人の女性に支持される
「クックパッド」というビジネス

著者は、インタビュー形式の書籍が多い上阪徹さん。

料理という軸からブレない、美味しいと言って貰える
を満たすサービスとも言い換えられる。 ある料理レシピの話。

600万人という数字は、盛り過ぎだと感じつつも、
マザーズ上場直前の宣伝本という体裁を差し引いて、
お薦め本に加えることにした。

利用者に検索させたり、ユーザーに情報を掲載させるサービスを
考えている人にとって、大いに参考になる

現状のクックパッドが、カネに釣られ、
美学が崩壊してきているが、そんな裏側も考慮しながら読み進めたい。

クックパッドが力を入れている部分は、
コンテンツや宣伝を作る際の足掛かりに。

  • 検索キーワードを入力する時の状況を仮定する
  • 広告の取り込み方が上手い
  • 徹底的にこだわったユーザビリティ (使い勝手)
  • 8~13文字以内で伝える

サイト上に貼り付ける広告の是非、掲載形式、
クロスプロモーションの手法について、改めて考えさせられた。

創業者で代表執行役の佐野陽光さんによる、『星の王子さま』のような言葉
(話が逸れるけど、様々な意訳本が出続けているので、
読み比べるのも面白そうだ。『小さな王子さま』

便利なものって、実は信じられるものとは違うんですよ。

便利になって今はなんでも手に入るけれど、
それがいったいなんなのか
本当はどうやって作られているのか、
心の奥底では理解できていないんです。

本当に心から信じられているものって、
実はあまりないんじゃないかと。

ブラックボックスを消せるコトが、
本質を見抜いたサービス構築に繋がるのだろう。

マネジメントや職場の環境、便利の危うさ、会議のやり方や方向性、
自らのポジショニングや、残業代の出し方まで、
様々な種類が役立ち、嬉しい内容だ。

さらに、事務所移転後、漠然と準備されていた
引っ越しパーティーに、佐野さんは疑問を感じ、社員に問うた・・・

目的がないわけです。 危ないんですね。

ぼやぼやっとしていると、すぐに
手段と目的が入れ替わってしまう

顧客1人1人を意識し、丁寧に信頼を積み上げる、
クックパッドのやり方は、溜まったデータベースを、
単なる数字の集合体ではなく、ユーザーの欲求を読み解くツールとして活用している。

見栄えだけではなく、ユーザーにちゃんと振り向いて貰える広告作りを
どの方向でやっていけば、消費者の役に立つのか、色々な思考が浮かぶ。

おまけ

「ろでむ」さんという方のアマゾンレビューには、こんな風に書いてあった。

村上春樹氏の新作『1Q84』で出てくる
説明しなくてはわからないことは、
説明してもわからない

を思い出したのは僕だけだろうか・・・

  1. 『1Q84 BOOK 1』
  2. 『1Q84 BOOK 2』
  3. 『1Q84 BOOK 3』
  1. 『村上春樹『1Q84』をどう読むか』
  2. 『村上春樹の『1Q84』を読み解く』
  3. 『村上春樹を読むヒント』

2010年2月25日

文章力の基本

文章力の基本 阿部紘久 表紙画像

文章の土台

著者は、文章指導員風な阿部紘久さん。

日常でも、述語の繋がりが無い、
"宙に浮いた言葉"は、気付かずに表記しがち。

修飾語の置き場所、読点の打ち方、文章のユーザビリティを
再考し、自分の癖を見つけたかったが・・・

本書には、助詞の「てにをは」に関しては、他の文法書をあたれ!
など、乱暴な箇所が飛び出すので、念頭に置いて活用したい。

2010年2月23日

プレゼンテーション Zen

プレゼンテーション Zen ガー・レイノルズ 表紙画像

NGデザインの例

  • 著者:Garr Reynolds (ガー・レイノルズ)
  • 翻訳:熊谷小百合
  1. 物語
  2. デザイン
  3. 共感

以上を、ポイントと説くが、本書のレイアウトと、
素材写真が糞なので、まるで説得力がない・・・

どこかで聞いたセリフの寄せ集めで、
「シンプルにする」ってコトを長々と説明してるだけ。

2010年2月22日

話は5行でまとめなさい

話は5行でまとめなさい 横江公美 表紙画像

読み手には
時間が無い

著者は、横江公美さん。

なぜ、2行や3行ではなく、5行なのか?
その根拠が「読み手が飽きないのでは?」だけでは薄い。

全体的に奥行きや、オリジナリティが無いのが残念だ。
本書を反面教師にして、読み手のコトを考える切っ掛けにしたい。

2010年2月19日

「本当に使える」勉強法

できるビジネスマンのための「本当に使える」勉強法 キャリアアップ研究会  表紙画像

駄目な勉強法

できるビジネスマンのための「本当に使える」勉強法
著者 キャリアアップ研究会

タイトルの裏の意味、要注意の勉強法が面白い。

  • 天才にしかできない
  • 脳を鍛えると主張
  • 著者のセミナー案内
  • ノート作り

様々な勉強本や方法論に対する、ハッキリとした辛口批評、
「ここはイイ!」「ここはザンネン!」の、残念部分だけ読むのも一興。

怪しい本や、胡散臭い著者を暴く
姿勢が痛快だ。

2010年2月18日

Web Designing 2010年3月号

Web Designing 2010年3月号 表紙画像

飾りの小ネタ

特集1は、jQuery、CSS3などを用いた、
下記の部分での小ネタ特集。

  1. メニュー&ナビゲーション
  2. グラフィックの配置と制御
  3. フォーム、グラフ

演出の幅が少しだけ広がりそうな、装飾テクニックだった。

特集2は、ヘッダやフッタ、ナビゲーションメニューから、
ちょっとしたボタンやアイコン類の参考ギャラリー集。

今号は、肝のような部分が見えず、全体を通して表層的な感じ、
自分にフィットする内容がなければ、見送りで。

2010年2月17日

d/sign デザイン no.17

d/sign デザイン no.17 中村勇吾 表紙画像

細かいコトは
気にすんな!

中村勇吾さんへのインタビューが掲載されています。

人の生き死にが関わってるワケではないので、
細かいコトは気にすんな、っていう雰囲気で語られています。

とはいえ、中村勇吾さんの仕事は、適当ではない緻密さがあるので、
氏の振り幅が垣間見えるインタビューでした。

肩のチカラを抜いて、感じなさい、とも受け取れました。

2010年2月16日

BRUTUS 特別編集 井上雄彦

BRUTUS 特別編集 井上雄彦 表紙画像

継続と身体性

2008年7月1日号、
『ブルータス 緊急特集 井上雄彦』の改訂版

『スラムダンク』や『バガボンド』、『リアル』の
作者としてお馴染みですが、有名にならなかった作品も少なからず存在する。

物事を継続してやり続けることの重要性を、再確認することに。

内容は、井上雄彦先生の道具へのこだわり、『バガボンド』執筆の苦悩、
読者との関係、自身の身体性と作品との関わりなど。

物創りをする人や、井上雄彦さんのファン向けの内容。

パソコンに向かっていると、心技体の「体」の部分は、疎かになりがち。
ユーザビリティや感動にも繋がる身体性は、
常に意識しなきゃなー、と思った次第。

2010年2月15日

プロデュースする人

プロデュースする人 杉浦幸 表紙画像

店にコピーを付ける

著者は、業態開発やブランディングをおこなっている
杉浦幸さんという方。

本書は、店舗プロデュースの本、
コピーを1行作る必要性は、他書でも学べる。

初めて書籍を作ったのだろうか・・・
デザイン的な行間が読みにくいったりゃ、ありゃしない。

2010年2月12日

BRUTUS 吉本隆明特集

BRUTUS 吉本隆明特集 表紙画像

大切な魂を
腐らせないために

今号のブルータスは、吉本隆明さんの、
過去の言葉の寄せ集め。

糸井重里さんによる、吉本隆明関連の
物販臭が強めなので、気を付けて。

吉本隆明ブックガイドの面もあり、
糸井重里というフィルターを通しての、吉本隆明の姿が見える。

生活全般、生きるということ、足りないと、焦る病に打ち勝つ、
粘り強さについての話。 アナタは今を生きているか? などなど。

地理的物理空間の高さにしても、あまり上を観てこなかった、日本人。
ついつい横ばかり向きがちだ。

糸井重里:
横を見ることに忙しくて前は見えず、
その場で足踏みするしかなくなります。
いまはそのほうが商売になるから、
横の話題が扱われることが多いです。

仕事も生活も、すべては遊びの中に。
そんな時にどこからともなく出現する邪魔者。

糸井重里:
せっかく人が楽しいことに向かっているのに、
「そこには悲しいものが待っています」とか
「よそには苦しんでいる人がいます」とか
言ってくる人、いるでしょう。

どうして人のところにわざわざやってきて、
肩をぽんぽんとたたき、「もしもし」と言うんだろう?

言われると興醒めするが、言いたくなる気持ちも理解できる・・・

熱中していると忘れがちだけど、フトした瞬間に思い出したい。

吉本隆明:
いいことをしていると自分が思っているときには、
だいたい悪いことをしていると思うと
ちょうどいいというふうに
なっているんじゃないでしょうか。

内容の多くは、吉本隆明さんに対してゴチャゴチャと言っているだけだが、
評論家の鹿島茂さんは、昔と今の世情の違いや、日本人気質の特異性と
背景について、わかりやすく解説している。

吉本隆明さんネタとは関係なく、中村勇吾さんのインタビュー有り。
FPMさんのサイトを創ったそうですよ!

2010年2月10日

momoeri beauty

momoeri beauty 桃華絵里 ももえり 表紙画像

スッピン偉い!

色々あった後に、雑誌『小悪魔ageha』の
専属モデルとなった、ももえりこと、桃華絵里さん。

化粧のビフォア・アフターで、
薄化粧をしているモデルが多い中、
スッピンを晒した姿勢が偉い!

2010年2月 9日

ぼくらの頭脳の鍛え方

ぼくらの頭脳の鍛え方 佐藤優 立花隆 表紙画像

インテリ風
古典ガイド

ジャンル別の古典ブックリストを見て、
知的遺産を活用できれば。

興味ある書籍が紹介されているが、
タイトル通り、彼らの頭の鍛え方であって、
あなたの頭脳にシックリくるかは疑問なところ。

立花隆さん、佐藤優さんのことが好きならば・・・ といった感じ。

2010年2月 8日

QUOTATION no.5

QUOTATION Worldwide Creative Journal no.5 表紙画像

アジアのフリ見て
我がフリ直せ

注目すべきアジアのクリエイティビティとして、
上海、バンコク、台北、ハノイ、ムンバイのアートシーンを紹介。

漢字だけが理路整然と並んでいる雑誌の表紙に、気持ち悪さを感じた。

アジアの他の国々のアート、デザイン、グラフィックから受ける違和感は、
自分で創ったモノを、海外からの視点で捉えるような効果がある。

自分が手がけたモノを、一歩下がって、多角的に観られるようになる、
その一歩としての一冊。

2010年2月 5日

インセンティブ

インセンティブ タイラー・コーエン 高遠裕子 表紙画像

取引という行為
価値観の衝突

  • 著者 タイラー・コーエン (経済学の教授でありブロガー)
  • 訳者 高遠裕子

自分と世界をうまく動かすが副題だが、
上手く動かせるワキャないだろ! 馬鹿野郎!

誘拐、奴隷市場、家事手伝いをやらせる方法、会議のやり方、
イベントのお誘いやメールの返事が遅れる理由
返事がないワケ、寄付やチップは必要か? などを紹介しつつ、
意外なモノを売買した例や、賄賂の事例も紹介する。

金品も含めた、インセンティブ与え方を考察し、
金銭的な報酬、罰則の限界を知ることができるが・・・

値段、分厚さ (文字量)、読みにくい日本語訳、
どれをとっても駄目な本
解決が困難であると、長々述べているだけだし、
できないものは、できない、と断言しているだけ。

本書を読まなくても、日常生活では、
自分自身を実際以上に良く見せたい、素敵に思い込みたいという
相手のインセンティブを突くコトが、いくらか解決にはなりそうだ。

2010年2月 4日

ファッションブランドの印刷物

ファッションブランドの印刷物 庄野祐輔 藤田夏海 内山 隆太郎 表紙画像

高級志向の
デザイン

  • 著者/編集 庄野祐輔
  • 編集 藤田夏海
  • 編集 内山隆太郎
  • 出版社 BNN新社

金がかかってそうなインビテーション、ダイレクトメール、
カタログや商品タグなどの印刷物を掲載。
ミニマルなデザインの参考に。

それにしても値段が・・・
(10,290円という強気な価格設定)

高価格なファッションブランドには、理由がある。
しかし、参考資料がブランディング価格である必要はない。

2010年2月 3日

なぜ「科学」はウソをつくのか

なぜ「科学」はウソをつくのか 竹内薫 表紙画像

科学の敵とは?

科学のデッチ上げを、科学好きな著者、竹内薫さんが語る。

マスコミ (マスゴミ)、エセ科学者、役人 (公僕)、
御用作家に、御用ジャーナリストを取り上げ、
原発、エコ商売、DNA鑑定の嘘なども題材にする。

血税を守るためにも、知識を身に付けておきたい。

2010年2月 1日

グッズづくりのイエローページ

グッズづくりのイエローページ グラフィック社編集部 表紙画像

グッズを創るなら

著者は、グラフィック社編集部

見るからに質の悪そうなノベルティグッズを含めて、
掲載サンプルはダサいが、アイデア次第。

価格や、最低ロットが記載されている発注先 (制作先)リストが、役に立つハズだ。

2010年1月31日

+81 VOL.46

プラス+81 VOL.46 表紙画像

絵画的写真

9人のフォトグラファーを紹介、
絵画的な写真が多め。

インタビューもあるが、情報量は少なめ。

2010年1月30日

web creators 2010年3月号 vol.99

web creators 2010年3月号 vol.99 表紙画像

CSS特集と、
効率アップテク

知っている人は、すでに知っている
CSSのテクニックをまとめた特集。

ルーティンワーク作業や運用の効率化を図る
操作テクニックでは、Dreamweaverをはじめ、Adobe系アプリの小技を紹介、
宣伝か知らんが、Expression Webのテクも掲載されているのは珍しい。

「ケータイWEBサイト制作事情」も、ほんの少しだけアリ。

2010年1月29日

「メール好感度」を格段に上げる技術

「メール好感度」を格段に上げる技術 神舘和典 表紙画像

痛いメール、
ウザいメール、
書いてない?

著者は、ライターの神舘和典さん。

格段にメール文章のスキルが上がるかは、人による・・・
メールの基礎から、くだけた感情表現までを解説。

男女間のメール、痛い文章例、ウザいメール、
ラリーメールの切り時など、実践的な内容もアリ。

2010年1月28日

クラッシュマーケティング

クラッシュ・マーケティング ジェイ・エイブラハム 金森重樹

考えて
ビジネスを
デザインする

  • ジェイ・エイブラハム (著)
  • 金森重樹 (訳)

ビジネスモデルの事例や、キャッチコピー、
果ては事務手順なども紹介した、幕の内弁当的な一冊。

他のビジネス書やビジネス雑誌を読んでいれば、事足りるので、
書籍を選ぶ時間、読む時間、コストを考慮して、
一冊だけ決め打ちで買いたい、という超絶初心者向け。

2010年1月27日

トリセツ・カラダ

トリセツ・カラダ 海堂尊 表紙画像

内蔵の地図
描けますか?

著者は、海堂尊 (かいどう たける)さん。

身体の内部構造を把握し、
自分のカラダ地図を、サラっと描けるようになる絵本。

ドキドキ、ハラハラする小説を読みたいなら、
海堂尊さんの気になる作品一覧も参考に。

2010年1月26日

これがデザイナーへの道

これがデザイナーへの道 増渕俊之 表紙画像

手作業が好きだ!

著者は、増渕俊之さん。 出版社はMdN

エディトリアル、CDジャケット、WEB、PV、装幀、ポスター・・・
31人、ぞれぞれの道。 以下登場陣 (敬称略)

  1. 青木康子 (PANGAEA)
  2. 打越俊明 (錦斗雲/錦瓊)
  3. 白石良一 (白石デザイン・オフィス)
  4. 伊東優
  5. 坂本志保
  6. サイレント・グラフィックス
  7. 高橋伸幸 (3 MIN. GRAPHIC ASSOCIATES)
  8. 藤枝憲 (Coa Graphics)
  9. 岩淵まどか
  10. 岡野登 (Cipher.)
  11. 北山雅和 (HELP!)
  12. イム・ジョンホ (mount inc.)
  13. 平川彰 (幻冬舎デザイン室)
  14. 島尻一成 (ソニー・ミュージックコミュニケーションズ)
  15. 鈴木真吾 (magnet design)
  16. 江森丈晃 (TONE TWILIGHT)
  17. 素樹文生
  18. 水戸部博 (grid graphics)
  19. 田島照久 (THESEDAYS)
  20. ヨシマルシン
  21. 駿東宏 (エスジー)
  22. 炭谷賢
  23. 阿萬智博 (阿萬企画)
  24. 金松滋 (メタモ)
  25. マーチン荻沢 (HIT STUDIO)
  26. 岡村浩志 (Ages5&up)
  27. 清水幹太 (イメージソース/ノングリッド)
  28. 原大輔 (SLOW Inc.)
  29. 古賀学 (ペッパーショップ)
  30. 小林信広 (finch-talk)
  31. 秋田和徳

彼ら彼女らは、いかにして、
突出した自分の技を身に付けたのか?

アートディレクターは、世界を見渡し
デザイナーは没頭するという・・・

本書では、その使い分けの必要性を気付かせてくれる。

何故、デザインを始めたのか? 経緯も伝えているので、
デザイナーを目指す人へのアドバイスになる。

逃げ出した出来事や、営業の是非など、裏側部分も
取り上げられているのが、他のクリエイター集と違うところ。

田島照久さんのセリフから、物作りの好き加減を感じる。

「僕の年齢でまだ現役で、InDesignのオペレーションから、
Final Cut Proでの映像の編集まで自分でやってるデザイナーって、
あまりいないのではと思います。
もはやストーンズの心境(笑)

2010年1月25日

書いて稼ぐ技術

書いて稼ぐ技術 永江朗 表紙画像

実践的 文筆生活

著者は文章術、読書術、インタビュー術などの
書籍が多い、永江朗 (ながえ あきら)さん。

本書は、ネット時代の文筆入門として適しており、
書くことを自分のキャリアデザインに組み込むための
指南書的機能も果たしている。

内容は、ライター、書評家、評論家、小説家はどうやって発生し、
どうすればなれるのか、根幹部分の考察から、
つい、疎かにしがちな肩書きの付け方、
気になる原稿料や印税の話にまで及ぶ。

ルポタージュの基本は、
ブログや興味を惹く文章を書く時に、必須の心構えになる。

ルポタージュの書き手は
幸福になってはいけません

少なくとも読者よりは。

私たちは他人の不幸が大好きです。

仕事や生活全般に該当するが、収入方法とジャンル、公開するメディアを分散し、
リスクを回避する必要性が高まってきてるように感じる。

著者は、物書き全般は、読者に変わって事物をなす代行業だと
言っているが、サービス業全般にあてはめられる考えだと思った。

好奇心代行業に終わりは無い。

著者の書籍で気になってるモノ
(タイトルに惹かれただけ、ってハナシも・・・)

2010年1月23日

ノート&ダイアリー スタイルブック Vol.4

ノート&ダイアリースタイルブック Vol.4 表紙画像

手帳紙質
データベース

手帳と、その周辺グッズを陳列。

手帳というより、紙質に重点を置き、掘り下げたデータベース。
情報量の多さに圧倒される。

昨日のエントリー、『Real Design 2010年1月号』も眺めて、
お気に入りのツールで、仕事や生活を彩って。

2010年1月22日

Real Design 2010年1月号

Real Design リアル・デザイン 2010年1月号 表紙画像

グッとくる神器

クリエイター達の愛用品と神器を紹介。

そのアイテムやツールを使う理由も述べられているので、
とても参考になる。

読むと、手帳や文房具、カバンが欲しくなる!

2010年1月21日

こんな男は捨てられる

こんな男は捨てられる 山崎世美子 表紙画像

ホントに
捨てられるのか?

元探偵で、恋愛、離婚カウンセラーと
称する著者、山崎世美子さんが男女間のトラブルを解説。

男性の恐怖といえば、女性に愛想を尽かされ
捨てられるコトですが、本書は、役に立つというよりは、
時間潰しの読み物としての内容。

2010年1月20日

サイゾー 2009年 12月号

サイゾー 2009年 12月号 押井守 表紙画像

監督自身が
「何も無い」
という映画

押井守監督へのインタビュー。
自らが監督した、黒木メイサ主演の『アサルトガールズ』は、
中身が何も無い映画だそうだ・・・

オマエら、イケメン1個小隊がいりゃ何でもイイんだろ!?
的な、映画やドラマ作りの現状を小バカにした話は笑えますっ!

2010年1月19日

見た目の若さは、腸年齢で決まる

見た目の若さは、腸年齢で決まる 辨野義己 表紙画像

うんち臭い病

著者は、腸内お腹スッキリ系の著書が多い、
辨野義己 (べんの よしみ)さん。

腸内細菌と病気の関係を紐解く。

腸年齢テストや、うんちタイプチェック
あるものの、「肉喰うな」、「ヨーグルト食べろ」と、
まぁ、あたり前のことを言ってるだけ。

2010年1月18日

Web Designing 2010年2月号

Web Designing 2010年2月号 表紙画像

Ajax vs
ユーザビリティ
& Flash高速化

「WEFAIL」 (イギリス人とアメリカ人のコンビ)へのインタビューは、
人を喰ったような応対。
制作者なら頷ける内容で、少し元気が出た。

Ajaxに気をつけろ! Ajax時代のユーザビリティ 30のポイント

Ajaxでやってイイこと、悪いこと、注意点を解説

  1. レイヤー型ポップアップ
  2. ドロップダウンメニュー
  3. ページレイアウト
  4. エフェクト (機能としての意味付けも)
  5. タブインターフェイス
  6. 入力フォーム補助/入力チェック

実在の大手サイトや、実装するAjaxを題材に検証しているので
具体的で現実味がある

普段、ウェブサイトの閲覧に慣れていると、
派手な演出に惹かれたり、使い方が直ぐに把握できるけれど、
日頃まったく接しない人のコトも考えて、設計したい。

SWFチューニング

SWFファイルの容量とメモリ使用の効率化、
軽量化と最適化のためのテクニックを学ぶ。

  1. 画像/フォント
  2. 動画/アニメーション
  3. ActionScript

背景画像など、画像を繰り返して配置する時には、
画像サイズや配置の個数によって、ファイル容量が変わるのには驚いた。
プロジェクト毎に検証が必要そうだ。

配列も、Arrayじゃなくて、Vectorを使った方が
高速だったり・・・ 知らなかったコトが盛り沢山。

2010年1月17日

CG WORLD 2010年2月号

CG WORLD 2010年2月号 表紙画像

FF13 綺麗

特集は、「ファイナルファンタジーXIII」の3DCG

5年以上の開発期間、その裏側の一部を解説、
制作体制から、何かを学べるハズだ。

モデリング、背景等、ゲームに欠かせない演出の創意工夫も紹介。
眺めているだけで美しい

2010年1月16日

月刊ビジネスアスキー 2010年1月号

月刊ビジネスアスキー 2010年1月号 表紙画像

科学男子

次世代テクノロジー入門

男の子が、赤文字系女性誌に掲載されている洋服に
詳しかったり、ananをやたら熟読していたりすると
女の子に気味悪がられそうだけど・・・

対男子に関しては、下記のジャンルを女子が知っていたりすると、
ポイントが上昇してくもの。

  • ロケット
  • 航空機
  • 軍事
  • ロボット
  • 医療

ネットで商品を安く買う方法も紹介!
一般的には、コッチの特集が役立ちそうだ。

2010年1月15日

マンガでわかる恋愛心理学

マンガでわかる恋愛心理学 ポーポー・ポロダクション 表紙画像

浮気と嘘の
見抜き方

著者は、ポーポー・ポロダクション

サイエンス・アイ新書からは、他の著者で、
かなりマニアックなジャンルの基礎本が、多数出版されているので、
書店で見かけた方も多いハズ。

本書は、マンガの流れの中で、分かりやすく、出会い、デート、結婚、
夫婦関係・・・、浮気や嘘の見抜かれ方まで
丁寧に解説されている。

怖い人にとっては、余計な知識であり。
役立つ人には、かなりメリット (デメリット?)をもたらす内容。

2010年1月14日

ヘッテルとフエーテル

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話 マネー・ヘッタ・チャン 表紙画像

マネー版 童話

本当に残酷なマネー版 グリム童話

著者は、マネー・ヘッタ・チャンという方で・・・
只野範男 (ただの のりお)さんと同等に悪ノリした名前。

自己啓発ビジネス書籍で有名なアノ方や、
アイテム名が小バカに調理されて登場するので、ニヤリとした笑いを誘う。

簡単に騙されるバカにならないように、
儲け話の裏側を、童話形式で分かりやすく暴露しているが、
生まれつき不真面目な人は、読まなくてよろしい!

2010年1月13日

デザインの現場 2009年 12月号

デザインの現場 2009年 12月号 表紙画像

届け!
この想い!

  • 招待状
  • DM
  • ショップツール
  • ノベルティグッズ
  • 会社案内

上記を、相手の心を動かす贈り物と捉え、
"空気を創る"ための手引き書。

制作先に依頼するためのリストが嬉しい。

2010年1月12日

「自分ごと」だと人は動く

「自分ごと」だと人は動く 博報堂DYグループエンゲージメント研究会 表紙画像

網衆宛に
置いておく

著者は、博報堂DYグループエンゲージメント研究会

網衆(もうしゅう)という概念を、図解で解説。

置いておくコミュニケーションの形や、
企業広告における、コミュニティ作りが重視されることを、再確認する内容。

2010年1月11日

CG WORLD 2010年1月号

CG WORLD 2010年1月号 表紙画像

ゲームの
インターフェース

ゲーム業界と、映画『2012』のCGを紹介。

ゲーム内のインターフェースや、フォントを扱う仕事なら、より参考になる。

2010年1月10日

web creators 2010年2月号 vol.98

web creators 2010年2号 vol.98 表紙画像

今後のウェブ技術

サイト設計から、デザイン、制作の流れを解説。

HTML5や、CSS3の動向を知らないのなら、
目を通しておいてもイイかもしれない。

2010年1月 9日

プロのデザインルール8 サービス案内編

プロのデザインルール8 サービス案内編 ピエブックス 表紙画像

わかりやすい
案内図

出版社は、ピエブックス

スっと、アタマに入ってくる案内図や比較表、
店舗メニューの書き方を解説。

どんな作図を依頼されてもいいように、手元に置いておきたい書籍。

2010年1月 8日

ブレーン 2010年 1月号

ブレーン 2010年1月号 表紙画像

表現の根幹

WEBの話や、
表現の根幹を探る鼎談がためになる。

2010年1月 6日

新装版 現代ニッポン裏ビジネス

新装版 現代ニッポン裏ビジネス 別冊宝島編集部 表紙画像

イカサマを
見抜け!

著者は、別冊宝島編集部。
裏家業や、闇仕事の話。

医療、整形、事故車販売、借金返済や一本化の罠などを紹介、
詐欺に騙されないように、事前に学んでおきたい。

2010年1月 3日

病気にならない7つのルール

病気にならない7つのルール 新谷弘実 表紙画像

コーヒー浣腸

著者は、胃腸や健康系の書籍が多い、新谷弘実さん。

自宅でできるコーヒー浣腸は、刺激的で無謀な内容だが、
それ以外は、あたり前のコトをまとめているだけ。

2010年1月 2日

SF科学のお値段

SF科学のお値段 三才ムック 表紙画像

あの兵器って、
実際作れるの?

戦闘ロボット、サイボーグ、パワードスーツ、
レーザー兵器に光学迷彩、AIなど、
近未来の技術は、現実的にどうなのか? 掘り下げて解説。

SFアニメや作家の話を交えているので、SF参考書としての価値もある。

2009年12月30日

肝臓にぐぐっと効く本

肝臓にぐぐっと効く本 主婦の友社 表紙画像

肝臓防御

著者、編集は、主婦の友社。

日頃から肝臓をいたわるためのケア本ですが、
年末年始、お酒の機会も多いからこそ、読んでおきたい。

酒の飲み方や、その理由が書かれている。

併せて、肝臓保護隊の二日酔い対策の記事も参考に。

2009年12月29日

Web Designing 2010年1月号

Web Designing 2010年1月号 表紙画像

ハイパフォーマンス
ウェブサイト

表示が速いウェブサイトの作り方、即行テクニックを、
こもりまさあきさんと、浜俊太郎さんが解説。

Google、Yahoo!、Youtube等の大手サイトでも取り入れられている手法、
画像、CSS、XHTMLのソース、JavaScript、jQueryでの注意点。

チューニングを施したい理由は2つ。

  1. 閲覧ユーザーにストレスを与えない
  2. 検索エンジンからの評価基準
    (将来的に、ロード時間がアルゴリズムに組み込まれるとか!)

運用や更新頻度が低い (もしくは、まったく発生しない)サイトなら
よりいっそう効果的だ。

以下簡単にできる技。

  1. 画像の最適化 (容量削減)
  2. @importの使用を避ける
  3. 複数のCSSファイルを結合
  4. Minify化 (ソースの無駄な部分を削除)

以下は、少々手間がかかる。

  1. gzip圧縮
  2. CSS Spriteの活用 (画像の結合)
  3. キャッシュの有効期限を延長

オマケ記事として嬉しかったのが、
WordPressやMovable Typeでのスピード改善術。

速さと、メンテナンス性はトレードオフ
なので、十分に考えてから実施したい。

2009年12月28日

web creators 2010年1月号 vol.97

web creators 2010年1号 vol.97 表紙画像

役立つ付録

jQuery、HTML5を使用した、
メニューまわりのアニメーション効果や、
フォーム系を中心に解説。

過度な情報量や装飾に埋もれている
メタボリック・サイトのダイエットも行う。

付録の小冊子は、「CSSレイアウト 表現手帳」

基礎的なコトや注意点を復習しつつ、痒いところにも手が届く。

2009年12月27日

Web Designing 2009年12月号

Web Designing 2009年12月号 表紙画像

バナー
CMS
ケータイFlash

付録は、テーマ別に分けられたWebツールのガイド、便利っぽい。

特集では、実在のFlashバナーのActionScript、ブログパーツの肝を解説。

案件によって異なる、CMSのベストマッチを探す。

比較にWordPress (ワードプレス)と
Movable Type (ムーバブルタイプ)が入っていないのが残念なところだが、
導入時のチェックリストと、運用までを見越した項目は、策定の参考になる。 

対応サーバー、使用言語、対応データベースの仕様から、
導入事例が紹介されているのが嬉しい。

管理画面、モジュール管理画面のスクリーンショットを
掲載しているのは、細かい配慮だ。

(以下、掲載順)

オープンソース CMS

  • Drupal (ドゥルーパル)
  • Joomla! (ジュームラ)
  • modx (モドエックス)

特化型 CMS

  • EC-Cube (イーシーキューブ) eコマースサイト用
  • OpenPNE (オープンピーネ) SNS構築ツール

有償 CMS

  • WebRelease 2 (ウェブリリース 2)
  • tsumiki 2.0 (ツミキ 2.0)
  • vibit CMS (ヴィビット シーエムエス)
  • Jimdo (ジンドゥー)

ただし、本誌スポンサーの広告も混入していて、
嘘臭い記事もあるので注意が必要だ。

各CMSの将来性に関するコメントにも目を通し、
流れの中で、メリット、デメリットを見極めたい。

「Web Designing Lab.」では下記を紹介。

  • シンプルな検索フォーム、問い合わせフォーム
  • 同一ページでリストを表示するAjax
  • Webカメラを利用した連続写真ツール

「モバイルコンテンツ最前線」は、
処理の軽いFlashを作るためのアドバイス。

ケータイでは、グラデーションをかける方向も
考慮しておかないといけないようだ。

2009年12月26日

今ウェブは退化中ですが、何か?

今ウェブは退化中ですが、何か? 中川淳一郎 表紙画像

ネット教の嘘を暴く

クリック無間地獄に落ちた人々

著者は、『ウェブはバカと暇人のもの』
痛快だった、中川淳一郎さん。

前作がコンテンツに焦点を当てていたものだとすると、
本作は、利用者によって、コンテンツがどう扱われるかを分析した内容。

ネットに書く人、読む人、炎上しやすいタイプ、
PV (ページビュー)の稼ぎ方などを紹介。

ネットのくだらない部分を生温かく解説しているが、
良い面を否定しているわけではないので、
タイトルの先入観を捨てて、読み進めたい。

インターネットの利用もほどほどにし、
現実の生活を充実させる方向へと導く、
切っ掛け作りにも活用できる。

2009年12月25日

忘却の整理学

忘却の整理学 外山滋比古 表紙画像

忘れてもOK!

著者は、外山滋比古さん。

知識を仕入れることやライフハック、
テクニック本にすがる昨今のタイミング。

『思考の整理学』の続編という謳い文句で、
単に流行の逆張りがてら書いたような本。

(今出せば売れますよ、とでも言われたのだろうか・・・)

アタマの中のゴミを出すことが主な内容だが、
失敗を忘れるコトを正当化してくれるものではない。

入力と出力のハイブリッド頭を推奨し、
知的ハングリーになるための循環を促す読み物。

アナタにとって、不要な知識は何ですか?

どうせ読むなら下記をお薦めしたい。

2009年12月24日

自分の頭で考える

自分の頭で考える 外山滋比古 表紙画像

外山滋比古の
アタマの中

外山滋比古さんが、日頃、何を考えているのか、
その一部がわかる読み物。 ファン向け。

どうせ読むなら下記をお薦め。

2009年12月23日

勝間和代 ニュースの裏が読める思考のフレームワーク32

勝間和代 ニュースの裏が読める思考のフレームワーク32 表紙画像

勝間式

勝間和代さんのインプットやアウトプット術、
お薦めの書籍を紹介。

ニュースに出てくるキーワードを題材としているが、
普段、自分でモノを考えない人向けの内容だ。

2009年12月22日

ライフワークの思想

ライフワークの思想 外山滋比古 表紙画像

美酒になる
分かれ道

吉本隆明さんの『ひきこもれ』と同系列のテーマ。

モノを利用する人や愉しむ人、モノ作りをする人や批評する人が
陥りがちな勘違いについて、著者の外山滋比古さんは、
花屋で切り花を買ってくることと、球根から花を育てることの違い。
カクテルと、酒蔵の酒造りの違い。 と例えていてわかりやすい。

生活の周囲にあるモノやサービスから、
自分の立ち位置や距離を把握し、
自身の考えやライフワークに活かすための本。

自分の思考に補助線を引く方法を活用し、
人生という名の酒の創り方を閃きたい。

以前の著書も併せて参考に。

2009年12月20日

日経TRENDY 新製品完全テスト

日経TRENDY 新製品完全テスト

家電を買うなら
必読!

デジタル家電、白モノ家電を徹底比較

首都圏主要駅エリアに分けて、
大手家電量販店の価格も較べているので参考に。

購入先はビックカメラ、ヤマダ電機が安そうだ。
(ヨドバシカメラ、さくらやはダメっぽい・・・)

さらに面白い企画だったのは、「訳ありカニ」の比較検証

タラバガニ、ズワイガニの部位を分解して考察しているのが、ヤリ過ぎで最高

訳アリ商法に引っ掛からないためにも、読んでおきたい一冊

2009年12月19日

SAPIO 日本人を精神分析!

SAPIO 日本人を精神分析!

オバマに
騙されるな!

バラク・オバマ大統領の裏側と
ダークな繋がりを分析

現代日本人の病理を解説しているので、興味があればどうぞ~

2009年12月18日

大人のワザあり! 超メール術

大人のワザあり! 超メール術 石原壮一郎

必殺フレーズ

著者は、コミュニケーション関連の
書籍が多い石原壮一郎さん。

お笑いコンビ、アンタッチャブルの
山崎弘也さん (ケツアゴで太ってる方)のキャラみたいな
営業トーク全開のメール術。

受け手にとっては、バレバレのお世辞だが、
それが、相手を心地好くさせる。

普段、真面目な人も、不真面目な人も、
本書に書かれている文体と解説は、想像以上に役立つハズだ。

2009年12月17日

やればできる

やればできる 勝間和代 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ミンナで頑張る

勝間和代さんの自分史を例に出していて、
PR本としての要素も強い。

周囲のみんなと協力してガンバル!
というコトを伝えているだけ・・・

2009年12月16日

東洋経済 30歳の逆襲

東洋経済 30歳の逆襲 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

社会や会社に
頼らない!

働くスタイルを下記の5つに分解して
メリット、デメリットを解説

  • 大企業
  • ベンチャー経営
  • 外資系金融
  • 社会起業家
  • 非正規社員・フリーター

就職先や、今後の身の振り方を考えているなら、参考になる。

2009年12月15日

情報病

情報病――なぜ若者は欲望を喪失したのか?  三浦展 原田曜平 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

情報消費世代の
KY消費

なぜ若者は欲望を喪失したのか?

著者は、三浦展さんと、原田曜平さん。

オジさんとオッサン、そして若者の鼎談、
年配者は若者を、若者は年配者を知るための一冊。

若者は、みんなに合わせる外交関係の消費、
周囲の仲間とのコミュニケーション維持管理に手一杯で、
さらには、カネを巻き上げられている、という。

現代の若者文化や考え方を知り、マーケティングに活かしたい。

  • KY消費の正体とは?
  • だよねコミュニケーション
  • 良過ぎるサービスによって牙を抜かれる?
  • 自動化で人の才能が減る?

カネと時間と自由を搾取されているが、
江戸時代に似てきたという発想は面白い。

(江戸時代2.0として、スパイラルしてるんだろう・・・)

本書は不真面目な内容で面白いが、
真面目な内容の『友だち地獄』も合わせて読むことをお薦め。

2009年12月14日

ライフログビジネス

ライフログビジネス 寺田眞治 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

人生を勝手に
収集されている!

著者は、寺田眞治さん。

ライフログ (属性情報の収集)というキーワードを
流行らせたいのだろうか・・・

いかにして、自分のログやネットでの痕跡を
集められないようにするか、その部分に注意を払いたい。

2009年12月13日

平常心の鍛え方

平常心の鍛え方 保坂隆 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

怒りは加速する

著者は、ストレス、メンタル関連の書籍が多い、
保坂隆さん。

科学的な根拠は薄く、関連のない例え話が続くが、
ライトな読みものとして気軽に接することができる。

楽天家になるための指南書、
以下の症状に該当するなら、読んでもいいかも。

  • 怒り
  • イライラ
  • 後悔
  • 引きずりやすい
  • 不安
  • 燃え尽き
  • 完璧主義
  • 神経質

午前2時~4時、午後1時~4時が魔の時間と呼ばれるワケ
など、雑学的な情報もわかる。

ストレスを吸収する方法として、自分の心と身体は、
ゴムボールだと思い込むのが効果的らしい。

下記の解決言葉にあるように、過去や未来のコトを考えすぎて、
今現在を楽しめず、ストレスを蓄積しがちな、
真面目な男性向けの書籍ともいえる。

今、この一瞬だけを考える

2009年12月12日

PRESIDENT 司馬遼太郎と幕末・明治の人物学

PRESIDENT 司馬遼太郎と幕末・明治の人物学  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

歴史の思想

司馬遼太郎さんの作品や、
氏の世界観から、今、学ぶべきもの。

3ヵ条のキーワードが共通フォーマットとして、まとめられて
いるので、気に入った箇所から読めるのが嬉しい。

参謀の必要性も含め、考えて行動する指針が得られる。

2009年12月11日

1000冊読む!読書術

1000冊読む!読書術 轡田隆史 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

本読め!

著者は、元朝日新聞の
轡田隆史 (くつわだ たかふみ)さん。

本を読んだ方がイイ、
そのコトを長々語っているだけ。

2009年12月 9日

超★ライフハック聖典

超★ライフハック聖典 迷えるアダルトのための最終 自己啓発バイブル ココロ社

ゆるゆる
ライフハック

迷えるアダルトのための最終☆自己啓発バイブル
著者は、ココロ社さん。

ビジネス向けの流行ライフハック術とは、まったく異なったベクトルであり、
完全に笑いを狙った内容。

3つの諺にまとめる試みがされているが、多くの箇所で滑っているのが悲しい。

緩過ぎライフハックの本なので、
生真面目な人には向かない

2009年12月 8日

買いたいのスイッチを押す方法

「買いたい!」のスイッチを押す方法 小阪裕司 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

買いたい衝動
消費者は
待っている

著者は、わくわくマーケティングを推奨する小阪裕司さん。

実践的な販促方法を紹介した今までの著書に、
脳科学の要素をプラスした内容だが、
著者の書籍の中では残念な部類に入る。

流行に乗っているだけなのか、取って付けただけなのか、
脳科学やフレームワークなんてフレーズが飛び出す始末・・・

大まかな流れは

  1. 心と行動のメカニズムを解析
  2. 購買行動を創り出す
  3. 顧客感性の育成と継続
  4. 自分の成長 (分析力の向上)

本書を一言で表すと、
ミラーニューロン&
ドーパミン・マーケティング
の書籍と言える。

カギは、新しさの驚きがあるかどうか。

情報の加工、編集、remixを、お客の五感に投げつけるのだ。
その結果、購買の動機が発動したり、
顧客の未来(=ブランド)を売るコトができる。

ハードルのハードルの部分を読みながら、
お客さんやユーザーの心理状態マトリクスを書いてみた。

縦軸

  • 買いたい (感性、感情、情動、自己表現)
  • 買いたくない (知らない)

横軸

  • 買える (理性)
  • 買えない (リスク)

このマトリクスを利用すると、組織や店舗の人材の
担当部分が浮かび上がってくるので、ぜひ参考にして欲しい。

2009年12月 7日

「いい人に見られたい」症候群

「いい人に見られたい」症候群 根本橘夫 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

封印した自分を
解放する

著者は、自我心理学の書籍を数冊執筆している
根本橘夫 (ねもと きつお)さん。

様々な心理学者の研究成果を引き合いに出しているが、
逆に言うと、著者の経験談や考えの部分が少ない。
読み物としては興味を惹く、といった程度。

自分を認め、現実社会で揉まれることを解決法とするが、
言葉だけで簡単に変われる程、甘くはない

期待されている自分像を演じているうちに、
本当の自分を見失っているかもしれない。

他人の思惑や、誰かの期待に踊らされないように防ぎつつ、
自分の実体を取り戻すための手順書であり、
自分自身の証明書を発行するための書籍。

偽りの自分を生きるメリットもあれば、デメリットもある。
本書は後者に重点を置いた内容である。

ひとりの男子大学生の言葉は、誰にでもあてはまる。

僕の誠実さや優しさは、
邪悪さをカモフラージュする隠れ蓑です。

心と身体が乖離してしまった人々、
それぞれの苦しみ、そのケーススタディを紹介し、
本当の自分と、偽りの自分、その分裂した感覚の修復方法まで解説

  1. 養育者 (主に母親)からの安定した愛着
  2. 「自分で」「自分が」という意志の欠落
  3. 拮抗禁止令の束縛

度が過ぎるとわがままに、
一人っ子や、お金持ちの親に甘やかされて育った子に多いような気がする。

法律を含め、ルールに縛られすぎないコトも大事

言葉とは感情の代理物であり、
衝動的行動の代理物です。

基本的な欲求は満たされないと、
その欲求への過度の執着が生じるという
性質があります。

どこかで読んで知っているかもしれないが、
自分の根本的欲求を分析するやり方

  • 性格のルーツ調べ (性格形成に影響を与えた他者の相関図)
  • 価値分析 (本当にヤリたいことを書き出す)

自分を生きるための、
そして、感覚と感情を信頼するための一冊

2009年12月 4日

スティーブ・ジョブズ 神の策略

スティーブ・ジョブズ 神の策略 竹内一正 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

不可能な目標を
押し通すアメとムチ

著者は、ジョブズ、アップル、パナソニック関連の
書籍が多い竹内一正さん。

失敗を重ねたジョブズの製品から、
恩人を裏切る歴史、交渉力を解説。

アップル、マイクロソフト、IBM、インテル、ピクサー、
コンピューター業界や、エンターテインメント業界周辺に生息する
天才達とカリスマの話が中心であり、そこでは、
魔術師とイカサマ師が入り乱れる
闘いが繰り広げられている。

製品開発に重要な事柄が多々学べる。

  1. 時代と技術を理解する
  2. 徹底したこだわり
  3. 執念
  4. 顧客ニーズより明日の価値観
  5. 本心を隠す

綺麗事では済まないビジネスの姿が簡潔に描かれており、
異なる次元に突入する際の肥料として心がけたい。

文中は、励まされる言葉で溢れている。

この世に安定などない。
次のチャンスがあるだけだ

全力は必ず何かを残す

『スティーブ・ジョブズ 神の交渉力』もお薦めです。

2009年12月 2日

クリック!

クリック! 「指先」が引き寄せるメガ・チャンス 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

マーケティングの
ターゲットは誰か?

「指先」が引き寄せるメガ・チャンス

著者は、ネットリサーチ会社のビル・タンサーさん。
監訳者は、元オーバーチュア(検索連動型広告業)の泉浩人さん。

税込み2,100円の価値は無いので、買わなくていい

ネットユーザーの本心と行動、トレンド分析と形成プロセス、
ブームを予兆するためのヒントを伝える。

ユーザーが検索した時のデータを解析し、
ネットの金脈を探り当てられるか?

(当然、具体的な方法は、書かれていないが・・・)

アーリーアダプター (イノベーターの次ね)の特徴をさらに分析すると。

  • ボヘミアン・ミックス
  • 金と頭脳
  • 若きデジタルエリート

PRIZM分類で、上記のセグメントに属するようだ。
単語を覚えていると、ジャブ的に役立つだろう。

ネットユーザーに当てはめる、ヤコブ・ニールセンの法則

1 対 9 対 90

  • 1% 積極的に関わっている
  • 9% ときどき関わる
  • 10% アクセスはするものの関わろうとはしない潜伏者

関わるサイトやブログの操作性、参加ユーザー自身の属性にも影響されて
誤差が出るので、あくまで参考程度に。

ウェブ3.0に追加される感覚

情報を寄せた人自身の評判、評価基準、正確性によって分類する手法

以上を考慮したサービスが必要になってくる、と言う。

異なる評価、価値基準を持つユーザーを、ひとまとめにすると問題が発生するし、
Amazonレビュー等では、実際に頻発している事案だ。

今後のネットコンテンツの肥料になると感じたので、覚えておいて欲しい。

著者は言う。 ネットの普及によって欲しいモノがすぐに手に入る今、
それと引き替えに、興味が持続する時間が短くなってきている、と。

日本人特有の飽きっぽさかと思っていたけど、
実は、世界中で加速しているのかもしれない・・・

2009年12月 1日

東洋経済 ディズニーの正体

東洋経済 ディズニーの正体 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ディズニーを
マネるのは困難

2~3軒の大型書店を巡ったところ、
軒並み平積みが無くなっていた。

(売れているのか、入荷数や印刷数が少ないのかは不明)

やはり皆、ディズニーの戦略は気になるのか?

書店でゴッソリ無くなるほどに期待した
ダークな内容や、過激な話は書かれていない。

東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド、東京ディズニーシー等)を
運営している、オリエンタルランドの財務状況は大丈夫? くらい。

ディズニーのサービスや製品、そのキメ細やかさや手広さを参考にしろと言われても、
簡単には真似できないので
それほどためにならない。

2009年11月30日

web creators 2009年12月号 vol.96

web creators 2009年12月号 vol.96 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

プラグイン無しの
Web 3D

誤字脱字が多過ぎ。

最新WEB配色トレンド2010

国内、海外の配色をカラーイメージ別に考察し、
色遣いや、アクセントカラーの注意点を理解する。

色味をこのままパクれば、良いサイトができるかっつーと、
それはまた別の話・・・

イマドキのCMSとの付き合い方

プロジェクトに適合したCMSを選ぶため、
特性、適性を理解しておきたい。

プラグイン無しのWeb 3D「WebGL」

「WebGL」は、ブラウザ上での3D描画技術
HTML5の「canvas」(図形を描くための要素)と
OpenGL系列を使用するため、Flash Playerや、Silverlightが無くても再生可能

賛同しているのは下記のようだが・・・

  • AMD (半導体メーカー)
  • エリクソン (通信機器メーカー)
  • Google (検索エンジン/ソフトウェア)
  • Mozilla(Firefox/ブラウザベンダー)
  • NVIDIA (半導体/グラフィックボードメーカー)
  • Opera Software ASA (Opera/ブラウザベンダー/ソフトウェア)

Appleの「CSS 3D Transforms」、AdobeのFlash、マイクロソフト、インテル、
各社の動きや未来への思惑も気にしておきたい。

(どうせ複数の技法が混在してくるんだろーけど、
Web 3Dっていっつもこうだよ・・・泣

その他の記事はケータイ用のSEO、SEM、リスティング広告導入の基礎だったり。

Webタイポグラフィ、フォントのトレンドや、
和欧混植(異なるフォントの組み合わせ)の基礎とコツ、などなど。
タイポ慣れしてない人や、フォントが苦手な人にお薦め。

2009年11月29日

ネトゲ廃人

ネトゲ廃人 芦崎治 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ネットゲームに
ハマって
失ったモノ 得たモノ

著者は、ノンフィクションライターの芦崎治さん。

「ネトゲ」とは、インターネットに繋がったゲームの総称。
(オンラインゲーム、ともいう)

その魅力は、プレイヤー vs コンピューターをベースとした従来のオフライン型と較べ、
プレイヤー vs 人間同士、簡単に人数を集め多人数プレイできるコト。

そうなると、当然、ゲーム世界での人間関係が構築されてゆくのだが・・・

本書は、ネットゲームにハマるという病理の報告書であり、
インタビューに応えられるレベルの廃人や元廃人の、生活観を浮き彫りにする。
(真の廃人、超廃人は、インタビューにすら対応できないだろう)

廃人達が犠牲にするものは、
当然ながら現実生活だが、暗い話ばかりではなく、
ネットゲームで出会った人々の優しさや狡賢さ、友情や結束力の有無、
泣ける話と、様々な事例(症例)が紹介されている。

教育者や、ゲーム好きな友人、子供や家族が身近にいる人は必読であり、
頭ごなしに否定したり叱ったりするのではなく、
まずは、ケーススタディの現状把握から始めたい。

彼ら彼女らが、ココでしか得られなかった必要な部分と、
我々が外側から観ていて、不安で危なげな部分を読み取り、判断したい。

2009年11月28日

FREE (フリー)

FREE (フリー)〈無料〉からお金を生みだす新戦略 クリス・アンダーソン 小林弘人

原始社会2.0到来
解放せよ!

無料からお金を生みだす新戦略

本書は、分厚いし、価格も高いので、小林弘人さんの
巻末解説を読んで、概要を掴んでから購入を検討するコト

著者は、ワイアード誌の編集長クリス・アンダーソンさん。
(ネイチャー誌やサイエンス誌でも勤務していたようだ)

ロングテール理論の名付け親、とされているので、
こちらもどうぞ、『ロングテール (アップデート版)』

監修・巻末解説は、ワイアード日本版、サイゾーなどを
創刊した小林弘人さん。 近著は下記
『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』

無料を活かすか?
無料に喰われるか?

GoogleのChrome OSリリース、
Twitterの課金 (「有料つぶやきサービス」と「コンテンツ課金」の予定)

ニューズ・コーポレーションは、コンテンツ(新聞サイト)が
グーグル検索されるのを拒否し、
マイクロソフト検索サービス(Bing/ビング)だけに検索を許諾するそうだ。

このような話がニュースとして取り上げられている今、
無料サービスについて考える、丁度良い時期だろう。

無料戦略を取り入れないで、高級嗜好やオーダーメイドにするか?
タダにするならば、そのタイミングをいつにするか?
あるいはハイブリッドにしておくか・・・

本書では、タダという価格非貨幣経済圏
についても述べられているので、
自分の商売や職種を見つめ直すための書籍として参考にしたい。

自分の業種のライバルが、
サービスや製品を無料で提供しはじめる恐怖の世界

回避するためには、上流工程、著者が高次のレイヤー
言っている場所に登って、オーダーメイドや個別の解決策で対応、
他には無い付加価値が必要とされるが、他の方法は無いのだろうか?

その部分の情報量が本書の肝である。

商売人としては最も気になる、
タダで提供して儲かるのか?

無料提供は、
肉を切らせて骨を断つマーケティング
とも言い換えられるが、無料という潮流にいかに乗れるか、
無料競争を味方にするか、敵にするかは、本書を読んだ後のアナタの決断次第だ。

偽物、不正コピー、オープンソース、果てはSFまで話の幅が広過ぎるが、
読み物としては面白い。

他にもこんな話題

  • モノ時代のタダ商法と、情報時代の無料商法では、何が違うのか?
  • 課金して良い場合と、課金しないで効果的な事例を紹介
  • 認知作業(ユーザーに考えさせる)コストの発生を意識する
  • 過去のメディアや広告手法の考察
  • フリーの概念や成り立ち、歴史、分類

無料になったり、市場を縮小させることで、発生する
富の再配分に気づけるかどうか?

注目と評判(信頼)の数量化と有形化、それを意識したほうが良さそうだ。

売り手も買い手も、無料には代償がある、これを強く理解したい。

フリーの周辺でお金を稼ぐ

巻末付録の「フリーを利用した50のビジネスモデル」は、
無料の商売を形ごとに分けている。

  1. 直接的内部相互補助
  2. 三者間市場あるいは市場の二面性
    (ある顧客グループが別の顧客グループの費用を補う)
  3. フリーミアム
    (一部の有料顧客が他の顧客の無料分を負担する)

何か新しいしいビジネスモデルを模索している人に役立つ資料となっている。

2009年11月27日

ユニクロ思考術

ユニクロ思考術 柳井正 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ベクトルを
まとめる

著者は、柳井正さん。
ユニクロのマーケティング、広告に関わった人々の痕跡話だが、
思考の基や肝を読み解くのは難しい。

ユニクロというブランドのファンならば・・・ といった内容。

どうせ読むなら、『一勝九敗』の方が良い。

2009年11月26日

一勝九敗

一勝九敗 柳井正 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

機能という名の
打ち出の小槌

著者は、ユニクロの柳井正さん。
柳井個人商店→ユニクロへの奇蹟と失敗談がわかる。

ここまで失敗例をさらけ出している書籍も少ないので、
追体験しておくためにも、買い。

だが、本書を読めば誰でも柳井さんになれる、というワケではない。

経営者も消費者も
機能に金を払う、というコトが再確認できる。

下記が記載されているので、忙しい人は、あとがきだけ読んでもOK

  • 起業家十戒
  • 経営者十戒
  • 経営理念の解説

莫大な不安や心配を、隣り合わせにして暮らせる者だけが得られる特権、
それらを得るためには、以下を常々意識、行動することが重要だ。

勝負するときには、実践あるのみ

失敗から育てる次の芽

安定したら終わり

2009年11月25日

嫉妬の力で世界は動く

嫉妬の力で世界は動く ジョゼフ・エプスタイン 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

嫉妬は簡単に
剥がせない

七つの大罪をテーマに扱っている。
洋書ではシリーズ化されているようなことが
冒頭に記載されていたが、日本語訳ではどうなるのか?

  1. 傲慢
  2. 嫉妬 『嫉妬の力で世界は動く』
  3. 憤怒
  4. 怠惰 『怠惰を手に入れる方法』
  5. 強欲
  6. 暴食
  7. 色欲

今回の著者は、ジョゼフ・エプスタインさん。 翻訳は、屋代通子さん。

どうやればラクに、そして簡単に、嫉妬から逃げ切れるか?
一番知りたいコトは書かれていない

2009年11月24日

節約の王道

節約の王道 林望 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

虚礼をぶっ壊せ!

著者の林望さんが、
下記項目の節約について語る。
人間関係に距離を置く
暗い節約術

  1. お金の管理
  2. 交際費
  3. 衣服と車
  4. 旅行、趣味
  5. 教育
  6. 住まい
  7. 節約と人生

無駄使いや、贅沢排除の生活を希望していたり、
高校生、大学生を抱える親御さんが読むと、実用的な言葉も拾えるだろう。

実際に何度か試してみたところ、
ATMから引き出すのは3万4千円、この心理効果は節約に効きそうだ。

節約は足し算だ!という著者の言葉は新しいが、
高飛車な文章、独断と偏見調が気になる人は、読まない方がよい。

文体に、伊丹十三さんほどのダンディズムやウイットは感じられず。
著者の貧乏くささ、飲み会に誘いたくもないケチ臭さが印象に残るからだ。

あれれ、この考えは古いんじゃないのかな?

  • 家を買う
  • 保険に入る

その他にも、著者の趣味性による節約術 (というか、悲しいケチケチ術)の
紹介なので、読んでいてさもしくなってくるし、全部が役立つわけではない。

社会勉強になるのウソ
自分の子供にアルバイトをさせるな論 (苦学生は除く)

せっかく親が買い取ってあげた時間を、
子どもがまた社会に売り渡して
お金に変えてしまうということです。

学生時代のバイトで、学んだコトもあるけれど、
経済観念が身に付いた、というよりは、笑えた話や面白い出来事系のエピソードが
記憶に色濃く残っているだけだ・・・

(精神年齢が大人になった頃にやった仕事やバイトの方が、色々吸収できた)

若者が学生時代にしかできないコト、その時間を大切に守ってあげたい。
と強く感じたりもできる。

やり過ぎ感もあったり、整合性が取れなくなって破綻している部分もあるが、
著者なりの理念があるようなので、一例として参考に。

指針となる自分自身の北極星を目指して、
日々の節約に励みたい。

2009年11月23日

Web Designing 2009年11月号

Web Designing 2009年11月号 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

Web創りを
楽しむ!

保存版小冊子「WD one's view 100」が付いてくる。
集録内容は、2001年~2009年まで、100号分に掲載された
グッドサイト・コレクション

30人それぞれのWeb考察

100号記念の書き下ろしコラムとはいえ、散々な内容。
テーマが漠然とし過ぎで、もったいない。

30人もいるが大半は、難しいコトを難しく、浅いコトを浅く言ってるだけ。
(意味もわからず掲載してるのか? 単なる人数合わせなのか?)

ヒドイのになると、自身の経歴や宣伝、売り込みを述べてるだけ。
そんなモノはなぁ、糞の役にも立たねぇんだよ!

暇で暇で死にそうな人以外は、下記の方々の文章のみを読めば事足りる。

木谷友亮さんの物作りと、食い扶持に関する考えを読んで。

作り手が楽しんだかどうか
ユーザーに見透かされてしまうのだろうか?

そして、それは熱意のこもったメッセージとして伝わるのだろうか?
そんなことを考えさせられた。

また下記のようにユーザーへの接点、その重要度やアプローチを
考察しているコラムもあった。

  • 文字で (川上俊さん)
  • 1つの視点で、強くハッキリ (稲本零さん)
  • 顔写真、アイコンで (川島高さん)
  • 消えたカルチャーと思想、通心とインタラクティブついて (高広伯彦さん)

変わり種として、箭内道彦さんは、「インターネット家族」というタイトルで、
J-POPの歌詞のように、インターネットの現状を表現。

嫌でもネット用の自分キャラに気付かされてしまう。

HTML5 & CSS3

Webブラウザ→Webアプリ、WebのOS化
このような状況に適応させていきたいもの。

サンプル付がありがたい特集

  • 省略可能な定型句
  • HTML5で登場する新しいブロック要素、セクション要素
  • CSS3 細かいセレクタ設定、透過、自動的なレイアウト変更、アニメーション

各々のブラウザの能力に合わせて、
機能を最適化する「Progressive Enhancement」も考慮したいところだが・・・

結局、正式勧告は10年以上かかるかも!?
だってさ!

モバイルコンテンツ最前線

ケータイ向け、小容量SWFファイルの制作テクニック
データ量を減らす工夫を紹介

Standard Coding

大藤幹さんのコーディングコラムが、今回で最終回・・・
毎月楽しみにしていたのに、とても残念。

分法エラーのCSSハックを使う理由についての賛否両論を紹介。

正しい分法、将来性 vs 保守性、ファイル容量の軽量化

結局はトレードオフなので、制作者の理念やスタイルが問われる。

2009年11月22日

生き残るための広告技術

生き残るための広告技術 進化したインターネット広告 「行動ターゲティング」のすべて 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

行動ターゲティング

進化したインターネット広告「行動ターゲティング」のすべて

  • 著者 Rob Graham
  • 監修 徳久昭彦
  • 翻訳 DAC広告技術研究室

次世代の広告ソリューションや、生き残るため、という言葉は大袈裟で、
ウェブマーケティングやアクセス解析の経緯をざっと知るための本。

ユーザーの行動履歴を含めた莫大な情報に突っ込みすぎても、
偏った判断になってしまうし、偏った判断をしたくなるので、
どうかな?

2009年11月20日

ブレーン 2009年12月号

ブレーン 2009年12月号 深澤直人 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

輪廻するデザイン

広告クリエイティブデザインの専門誌

特集の「戦略的カラークリエイティブ」では
色彩潮流の今を把握できる。

「三人が見るデザインの輪郭 深澤直人×藤井保×副田高行」

この鼎談だけでも、買い。

深澤直人さんは、焦点をあてるコトによって、
逆に見えなくなるものがある、という。

デザインや物創りの際、創作物全般で、つい過剰になりがちだが、
新たな視点を持って注意を払いたい。

そこでは、あえて輪郭をボカすことによって、
人間の心理や生態まで考えたデザインが閃くかもしれない。

副田高行さんの言葉も印象に残る。

形は環境が決める

シーンをデザイン

進化論や生物学、生態学というと、過去→未来へ、
なんだか大掛かりになってくる印象があるが、
人間の行動の今を捉える
という、身近な例に活かすことも可能だ、と思った。

(行動心理学の逆アプローチとも言えそうだ・・・
行動心理学が、人間の内なるエネルギーから発生するものだとすると、
副田高行さんが言っていることは、外的なチカラが作用している現象)

深澤直人さんの言葉

何かを作り込もうとすると、その分だけ意思が浮き出てしまう、
それは後で消せないんです

無駄に、過剰になりすぎないように、後々のことまで考えていかなきゃなー
と、改めて考えさせられる。

デザイナーや、クリエイター、作り手が無意識のうちに、
作品や制作物に込めてしまう自意識。

この署名のような、サインのような、自分のセンスの自慢のような、
自分自身の存在証明そのもののようなエゴ。

作り手にとっては、愛着があり、
ユーザーにとっては、ウザいだけ、ってコトもあるかもしれない。
その存在を客観認識する勇気を持つところから始めたい。

深澤さんが言っているデザインの輪廻
という概念は、逆張りに動くことや、螺旋の概念に通ずるモノがあった。

2009年11月19日

売り込まないでお客を引き寄せられる「超」営業法

売り込まないでお客を引き寄せられる「超」営業法 平秀信 網倉博 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

スパムDM
スパムFAX

著者は、平秀信さんと、網倉博さん

本書に記載してある書き方で、ダイレクトメールや、
宣伝ファックスレターを作成しても、
単に迷惑な自己満足のスパムになりそうなので、
実践する際には、注意すること。

2009年11月18日

「男を見る目」がある女ない女

「男を見る目」がある女ない女 里中李生 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

男の選び方
女の選び方

著者は、男女関係の書籍が多い里中李生さん。
本書では、自慢話が盛り込まれ、全体的に考えが浅い。

しかし、以下のような教訓も拾える。

男性向けには、
女を捨てて叶える夢
(自分の夢を実現させるには、女にかまけている暇などない。 そんな男がモテる)

女性向けには、
人生は甘くない、
と知っている男に近付け

(甘やかされた坊ちゃんは、真剣味が足りない)

2009年11月17日

女を味方にして男は大きく伸びる

女を味方にして男は大きく伸びる 佐藤富雄 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

女性の採集脳

著者は佐藤富雄さん。
2004年に発売された書籍が、
ポケット版用に再編集されたもの。

モテ道がざっくりし過ぎなので、恋愛本の基礎として活用したい。

ちょいちょい、女性のココロとプライドを揺さ振るような、使える台詞も飛び出す。

俺は育ちの悪い女はパスだ

上記の宣言が織り成す効能とは?

原始時代の頃のモテと、現代のモテは
少々カタチは変化したものの、本質的には変わらない。

  • リーダー度=女にモテる
  • ハンター度=お金

また、女性へ向け、
「快」と「益」を同時に提供するために
こんなことも必要なようだ。

  • 自分の身体への自信を付ける
  • 自分の感情を殺す

他にも、落ちやすい女性の見分け方や、関わると厄介なタイプまで、
色々なケースが紹介されている。

下記の台詞が、どれだけ効果的かは不明だが、
技の1つとして覚えておいてもイイだろう。

君に惚れた。俺と付き合わないと損だぞ。

絶対に君を幸せにしてやる!

本書で得た知識を披露しても、深入りする相手を見極める冷静な眼を持ちたい。

(西洋の諺)
女は結婚前に泣き、男はあとで泣く

2009年11月16日

空気を読むな、本を読め

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

本と接する

小飼弾の頭が強くなる読書法

読書の仕方、本との接し方を紹介。

小飼弾さんのオススメするリストは、
SFに偏ったりもしているので、あくまで一例として活用したい。

(リストはネットに転がっているので、そちらを参考に)

2009年11月15日

日経ビジネス 今こそ起業資本主義

日経ビジネス 今こそ起業資本主義 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

競争死

過当競争やスペック合戦、
値引き抗争に巻き込まれたら、死。

即死しないために、本書を参考に。

肉食系起業家(ヒルズ族)と、草食系起業家(地味お洒落)を
イラスト入りで対比していたのが、面白かった。

アナタはどっち?

2009年11月14日

東洋経済 仕事術&勉強法

東洋経済 仕事術&勉強法 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

無駄な時間を
かけるな!

本書で紹介されている、クラウドコンピューティング、
仕事術、勉強法、データ整理をやっている手間暇で、
何か別のコトをやったほうが有意義だ。

2009年11月13日

PRESIDENT なぜ、あの人の話し方だと売れるのか?

PRESIDENT プレジデント なぜ、あの人の話し方だと売れるのか? 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

相手の感情に
どっぷり漬かる

プレジデント社から出版された、著者 横田雅俊さんの
『営業は感情移入』という書籍を基礎とした特集だが、
宣伝臭が強め。

相手の感情を読むだけではなく、
感情移入することが大切だと説いている。

他にも、言ってはいけないNGワード集付きで、
なぜ駄目なのか? その解説もあり。

この機会に、うっかり発言しそうな危険フレーズを、チェックしておきたい。

2009年11月12日

BRUTUS 真似のできない仕事術

BRUTUS 真似のできない仕事術 安藤忠雄,糸井重里,佐藤可士和,スタジオジブリ

4つの事務所
違いを考える

古今東西、偉人達人の仕事術、メッセージカード付き。

特集で面白かったのは、下記4つの有名事務所の職場環境の紹介だ。
雰囲気やスタッフの働き方、情報整理の方法などが解説されている。

この4つの事務所で働くとしたら? どこが自分に合っているか?
また、4つの事務所で働いてみたら、自分の精神状態はどうなってしまいそうか?

そんな考察を楽しめるなら、今号は絶対買い

自己分析しながら、同時に、今の職場環境を良い方へ変えるヒントが詰まっている。

自分なりに、2軸のマトリクスで分析してみた。

  1. 緊張:効率
    サムライ(佐藤可士和) 超神経質になるというコト
  2. 緊張:余裕
    安藤忠雄建築研究所 厳しいけどワケがある 構築から考える
  3. 弛緩:効率
    東京糸井重里事務所 愉しく消費から考える
  4. 弛緩:余裕
    スタジオジブリ 人との繋がり、生活感を大切にする

(おこがましいケド)もしも、自分がココで働いていたら・・・

  1. サムライ 神経質は好きだが、過剰すぎて吐いちゃいそう・・・
  2. 安藤忠雄建築研究所 梯子での登り降りがきつそう、服装がまじめな学生っぽい・・・
  3. 東京糸井重里事務所 自由度を活用してゆったり働けそう
  4. スタジオジブリ 宮崎駿さんのキャラや、家庭っぽさに疲れそう・・・

全部の事務所が好きなのに、やはり働く環境となると、
好き嫌いがハッキリ浮き出ることに、驚き。