2010年7月15日

実践Web2.0論

実践Web2.0論

身軽に、柔軟に

著者は、ウェブサービスへの興味がある川俣晶さん。

基幹サービスになりつつある、各ツールやサイトを短く解説し、
10年単位のウェブの失敗も探っている。

著者自身の失敗体験も交えているので、読み物として楽しめるが、
話がインターネットの思想に広がってしまうので、
漠然とし過ぎて収集が付いていない。

2010年7月 9日

Webコミュニティでいちばん大切なこと。

Webコミュニティでいちばん大切なこと。

コミュニティ商売
の嘘

CGMビジネス成功請負人たちの考え方

以下、著者一覧 (敬称略)

  • 水波 桂
  • 平尾 丈
  • 片岡 俊行
  • 斉藤 徹
  • 古川 健介 (けんすう)
  • 伊藤 将雄
  • 大迫 正治
  • 原田 和英

当然ながら、人を集めるコツは書かれていない。

だが、コミュニティサイトの運営方法が解説されているので、
2chやmixi等を体験していない人には役立ちそうだ。

本書の中で、この部分が一番面白かった。

ひろゆき(西村博之)

コミュニティに関して、5年先の事業計画を数字にして
自信をもって出せる人って、たぶん
詐欺師か嘘つきかバカだと思うんですよね。

コミュニティ商法に引っ掛からないよう、注意していたい。

2010年7月 8日

SNSビジネス・ガイド

SNSビジネス・ガイド

これからのSNS

Web2.0で変わる顧客マーケティングのルール

以下、著者一覧 (敬称略)

  • 斉藤 徹
  • 的場 大輔
  • 藤井 達人
  • 川井 拓也
  • 猪川 知紀
  • 宇佐美 進典
  • 在賀 耕平
  • 宮澤 弦
  • 伊藤 靖

2006年時点での、SNS業界の面々が繰り出す宣伝本。

以下、7つの型について解説されている部分もあるので
新たにSNSサービスを構築予定なら参考に。

  1. ポータル型
  2. ビジネスマッチング型
  3. アイテムショップ型
  4. ファンクラブ型
  5. コマース型
  6. コミュニケーション型
  7. ナレッジ型

これからは、本書とは逆張りで、
Our → Myの時代になり、より閉じた特化SNSが必要となる。

2010年7月 7日

Web屋の本

Web屋の本

4年前のネット

Web2.0 ビジネスサイト2.0 Web屋2.0
著者は、中野宗さんと安藤直紀さん。

『Web Site Expert』絡みということで、胡散臭さが漂う

2006年時点でのウェブ用語や単語、サービスを羅列しただけなので、
現在や今後のヒントとしては活かせない。

2010年6月15日

グーグル 既存のビジネスを破壊する

グーグル 既存のビジネスを破壊する

Googleを
信用するな!

著者は、IT系ライターの佐々木俊尚さん。

ネット広告の様々な形態を、実例を交えて紹介。

ユーザーは、アテンション (注目)を目指し、
Googleは、その流通の仲介屋をするという視点で捉える。

Googleの存在を知らない人向け。

2010年5月20日

次世代ウェブ

次世代ウェブ

技術、サービス
(おもてなしの心)、
集客

グーグルの次のモデル 著者は、IT系ライターの佐々木俊尚さん。

引用が多く、次世代のウェブに関する具体的な解決策は、
当然のように書かれていない。

お節介さ、まごごろ、インフラを、
どのレイヤーに設定、意識するか?

ポータルサイト、SNS、ツール(無料アプリ)、サーチエンジン、
ネットで利益を出すポジショニングを後付で解説。

自分の立ち位置を知って、ウェブ大地主ではなく、
あえてインターネット小作人として生きればイイ。

2010年2月26日

「クックパッド」というビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス 上阪徹 表紙画像

何が顧客のために
なるのか?

600万人の女性に支持される
「クックパッド」というビジネス

著者は、インタビュー形式の書籍が多い上阪徹さん。

料理という軸からブレない、美味しいと言って貰える
を満たすサービスとも言い換えられる。 ある料理レシピの話。

600万人という数字は、盛り過ぎだと感じつつも、
マザーズ上場直前の宣伝本という体裁を差し引いて、
お薦め本に加えることにした。

利用者に検索させたり、ユーザーに情報を掲載させるサービスを
考えている人にとって、大いに参考になる

現状のクックパッドが、カネに釣られ、
美学が崩壊してきているが、そんな裏側も考慮しながら読み進めたい。

クックパッドが力を入れている部分は、
コンテンツや宣伝を作る際の足掛かりに。

  • 検索キーワードを入力する時の状況を仮定する
  • 広告の取り込み方が上手い
  • 徹底的にこだわったユーザビリティ (使い勝手)
  • 8~13文字以内で伝える

サイト上に貼り付ける広告の是非、掲載形式、
クロスプロモーションの手法について、改めて考えさせられた。

創業者で代表執行役の佐野陽光さんによる、『星の王子さま』のような言葉
(話が逸れるけど、様々な意訳本が出続けているので、
読み比べるのも面白そうだ。『小さな王子さま』

便利なものって、実は信じられるものとは違うんですよ。

便利になって今はなんでも手に入るけれど、
それがいったいなんなのか
本当はどうやって作られているのか、
心の奥底では理解できていないんです。

本当に心から信じられているものって、
実はあまりないんじゃないかと。

ブラックボックスを消せるコトが、
本質を見抜いたサービス構築に繋がるのだろう。

マネジメントや職場の環境、便利の危うさ、会議のやり方や方向性、
自らのポジショニングや、残業代の出し方まで、
様々な種類が役立ち、嬉しい内容だ。

さらに、事務所移転後、漠然と準備されていた
引っ越しパーティーに、佐野さんは疑問を感じ、社員に問うた・・・

目的がないわけです。 危ないんですね。

ぼやぼやっとしていると、すぐに
手段と目的が入れ替わってしまう

顧客1人1人を意識し、丁寧に信頼を積み上げる、
クックパッドのやり方は、溜まったデータベースを、
単なる数字の集合体ではなく、ユーザーの欲求を読み解くツールとして活用している。

見栄えだけではなく、ユーザーにちゃんと振り向いて貰える広告作りを
どの方向でやっていけば、消費者の役に立つのか、色々な思考が浮かぶ。

おまけ

「ろでむ」さんという方のアマゾンレビューには、こんな風に書いてあった。

村上春樹氏の新作『1Q84』で出てくる
説明しなくてはわからないことは、
説明してもわからない

を思い出したのは僕だけだろうか・・・

  1. 『1Q84 BOOK 1』
  2. 『1Q84 BOOK 2』
  3. 『1Q84 BOOK 3』
  1. 『村上春樹『1Q84』をどう読むか』
  2. 『村上春樹の『1Q84』を読み解く』
  3. 『村上春樹を読むヒント』

2010年1月12日

「自分ごと」だと人は動く

「自分ごと」だと人は動く 博報堂DYグループエンゲージメント研究会 表紙画像

網衆宛に
置いておく

著者は、博報堂DYグループエンゲージメント研究会

網衆(もうしゅう)という概念を、図解で解説。

置いておくコミュニケーションの形や、
企業広告における、コミュニティ作りが重視されることを、再確認する内容。

2009年12月 2日

クリック!

クリック! 「指先」が引き寄せるメガ・チャンス 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

マーケティングの
ターゲットは誰か?

「指先」が引き寄せるメガ・チャンス

著者は、ネットリサーチ会社のビル・タンサーさん。
監訳者は、元オーバーチュア(検索連動型広告業)の泉浩人さん。

税込み2,100円の価値は無いので、買わなくていい

ネットユーザーの本心と行動、トレンド分析と形成プロセス、
ブームを予兆するためのヒントを伝える。

ユーザーが検索した時のデータを解析し、
ネットの金脈を探り当てられるか?

(当然、具体的な方法は、書かれていないが・・・)

アーリーアダプター (イノベーターの次ね)の特徴をさらに分析すると。

  • ボヘミアン・ミックス
  • 金と頭脳
  • 若きデジタルエリート

PRIZM分類で、上記のセグメントに属するようだ。
単語を覚えていると、ジャブ的に役立つだろう。

ネットユーザーに当てはめる、ヤコブ・ニールセンの法則

1 対 9 対 90

  • 1% 積極的に関わっている
  • 9% ときどき関わる
  • 10% アクセスはするものの関わろうとはしない潜伏者

関わるサイトやブログの操作性、参加ユーザー自身の属性にも影響されて
誤差が出るので、あくまで参考程度に。

ウェブ3.0に追加される感覚

情報を寄せた人自身の評判、評価基準、正確性によって分類する手法

以上を考慮したサービスが必要になってくる、と言う。

異なる評価、価値基準を持つユーザーを、ひとまとめにすると問題が発生するし、
Amazonレビュー等では、実際に頻発している事案だ。

今後のネットコンテンツの肥料になると感じたので、覚えておいて欲しい。

著者は言う。 ネットの普及によって欲しいモノがすぐに手に入る今、
それと引き替えに、興味が持続する時間が短くなってきている、と。

日本人特有の飽きっぽさかと思っていたけど、
実は、世界中で加速しているのかもしれない・・・

2009年11月28日

FREE (フリー)

FREE (フリー)〈無料〉からお金を生みだす新戦略 クリス・アンダーソン 小林弘人

原始社会2.0到来
解放せよ!

無料からお金を生みだす新戦略

本書は、分厚いし、価格も高いので、小林弘人さんの
巻末解説を読んで、概要を掴んでから購入を検討するコト

著者は、ワイアード誌の編集長クリス・アンダーソンさん。
(ネイチャー誌やサイエンス誌でも勤務していたようだ)

ロングテール理論の名付け親、とされているので、
こちらもどうぞ、『ロングテール (アップデート版)』

監修・巻末解説は、ワイアード日本版、サイゾーなどを
創刊した小林弘人さん。 近著は下記
『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』

無料を活かすか?
無料に喰われるか?

GoogleのChrome OSリリース、
Twitterの課金 (「有料つぶやきサービス」と「コンテンツ課金」の予定)

ニューズ・コーポレーションは、コンテンツ(新聞サイト)が
グーグル検索されるのを拒否し、
マイクロソフト検索サービス(Bing/ビング)だけに検索を許諾するそうだ。

このような話がニュースとして取り上げられている今、
無料サービスについて考える、丁度良い時期だろう。

無料戦略を取り入れないで、高級嗜好やオーダーメイドにするか?
タダにするならば、そのタイミングをいつにするか?
あるいはハイブリッドにしておくか・・・

本書では、タダという価格非貨幣経済圏
についても述べられているので、
自分の商売や職種を見つめ直すための書籍として参考にしたい。

自分の業種のライバルが、
サービスや製品を無料で提供しはじめる恐怖の世界

回避するためには、上流工程、著者が高次のレイヤー
言っている場所に登って、オーダーメイドや個別の解決策で対応、
他には無い付加価値が必要とされるが、他の方法は無いのだろうか?

その部分の情報量が本書の肝である。

商売人としては最も気になる、
タダで提供して儲かるのか?

無料提供は、
肉を切らせて骨を断つマーケティング
とも言い換えられるが、無料という潮流にいかに乗れるか、
無料競争を味方にするか、敵にするかは、本書を読んだ後のアナタの決断次第だ。

偽物、不正コピー、オープンソース、果てはSFまで話の幅が広過ぎるが、
読み物としては面白い。

他にもこんな話題

  • モノ時代のタダ商法と、情報時代の無料商法では、何が違うのか?
  • 課金して良い場合と、課金しないで効果的な事例を紹介
  • 認知作業(ユーザーに考えさせる)コストの発生を意識する
  • 過去のメディアや広告手法の考察
  • フリーの概念や成り立ち、歴史、分類

無料になったり、市場を縮小させることで、発生する
富の再配分に気づけるかどうか?

注目と評判(信頼)の数量化と有形化、それを意識したほうが良さそうだ。

売り手も買い手も、無料には代償がある、これを強く理解したい。

フリーの周辺でお金を稼ぐ

巻末付録の「フリーを利用した50のビジネスモデル」は、
無料の商売を形ごとに分けている。

  1. 直接的内部相互補助
  2. 三者間市場あるいは市場の二面性
    (ある顧客グループが別の顧客グループの費用を補う)
  3. フリーミアム
    (一部の有料顧客が他の顧客の無料分を負担する)

何か新しいしいビジネスモデルを模索している人に役立つ資料となっている。

2009年11月22日

生き残るための広告技術

生き残るための広告技術 進化したインターネット広告 「行動ターゲティング」のすべて 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

行動ターゲティング

進化したインターネット広告「行動ターゲティング」のすべて

  • 著者 Rob Graham
  • 監修 徳久昭彦
  • 翻訳 DAC広告技術研究室

次世代の広告ソリューションや、生き残るため、という言葉は大袈裟で、
ウェブマーケティングやアクセス解析の経緯をざっと知るための本。

ユーザーの行動履歴を含めた莫大な情報に突っ込みすぎても、
偏った判断になってしまうし、偏った判断をしたくなるので、
どうかな?

2009年11月 3日

ツイッター 140文字が世界を変える

ツイッター 140文字が世界を変える コグレ マサト いしたに まさき 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

つぶやきの
事例を公開

著者は、ブロガー、アフィリエイターのコグレマサトさんと、
いしたにまさきさん。

Twitter(ツイッター)の歴史や日本での事例、使い方を紹介。
『仕事で使える!「Twitter」超入門』より、本書をお薦め。

企業や店舗の導入事例の解説から、
さらに突っ込んで、メリット、デメリットまで掲載。

Twitterを使い始めてから、何がどう変わったのか?
というところまで掘り下げられているのが嬉しい。

2009年11月 2日

仕事で使える!「Twitter」超入門

仕事で使える!「Twitter」超入門 小川浩 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

今現在の
ニュースを検索

著者は、商社マンからネット会社方面に行った小川浩さん

本書は、タイトル通り、超超超入門なので、
実用書というよりは、「興味があれば、読んでもイイかもね」 という内容

自慢ですけど、Twitter(ツイッター)が出来た当初から
アカウント取ってたもんね! とっくに持ってます!
使ってないけどな!

(友人が教えてくれたんだけど、GREEやmixi同様、
最初は新興宗教かと思ってた。 胡散臭かったなぁ・・・
それにしても、この友人の先見の明は凄い)

Twitterは、有名人や、知名度の高い企業が使うと効果的。

マーケティングとして使用するなら、
ツイッター・ユーザーのみの特典を与えたりしてね。

イベント開催時に有効だったり、
ニュースメディアとしては良さそうだが、
今のところ、ネットの世界が変わる! という代物でもない。

あくまで1つの武器として活用したい。

2009年10月27日

ネットビジネスの終わり

ネットビジネスの終わり 切込隊長 山本一郎 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

製品&
マーケティング
=ビジネス

著者は、切込隊長こと山本一郎さん

ケータイ、通信、メディア、アニメ、ゲーム等を、コンサル風な視点で考察。

良い製品を作るだけじゃダメで、売り方や広め方も考えないと、やっていけない。
なんて、ことはとっくに承知しているワケで・・・

そのあたりが、まったくわからない初心者向けの本

本書のタイトルに適合する内容は、
最後の最後に出てくるから、気になる人は、その章だけ読んでもイイ。

ネットの成長率が伸び悩んできた、
というだけのことに対して、タイトルは大袈裟

2009年10月 9日

目立つ力

目立つ力 勝間和代 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

目立つことは
目的か? 手段か?

ネットを効果的に利用し、自分を開示するメリットを
勝間和代さんが自身の体験から語る。

ブログやSNS、Twitterをやっていない完全な初心者向けの内容であり、
ネット世界で生き残るための方法論だが、
戦略的にブログを展開している人には不要。

本書のAmazonレビューは、情報操作がヒド過ぎる・・・

人の役に立つ情報を提供するためのキーワードを、単純化すると、
"ありがとう!"を集めるブログ
お土産ブログと表現できる。

現段階でブログをやってはいるものの、あまり上手く噛み合っていないのなら、
自分のブログと比較しながら読み進めると、見直す切っ掛けにもなるだろう。

次の記事が待ち遠しい、という面白ブログの共通点は確かにあって。

生活や仕事の気づきを、色々な角度から説明、検証しているものや、
距離感の近い言葉で書いてあるものに、面白さを感じる。

"お笑い"にも共通すること。

書き手と受け手の間に
情報ギャップがあるものほど、面白い

その他にも

  • 普段の話言葉で書くのが魅力的?
  • 自分のファンが年をとってくるので、新規開拓にニューメディアを活用
  • ブログに広告を入れると信頼感が増す?
  • 公の場(ネットを含む)では傲慢になったほうがイイ?
  • 傷だらけのブロガーだけが生き残る?

大西泰斗さんも同じコトを言っていた。 小飼弾さんの言葉。

まねたあとで、残った違和感がお前なんだ、と。
個性って、違和感のことです。

梅田望夫さんも、物事を言い切れ(断定しろ)というようなことを言っていたけど、
本書を読んだあとは、文章の表現方法も変化しそうだ。

2009年8月25日

東洋経済 アマゾンの正体

東洋経済 アマゾンの正体 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

インフラ王

物流インフラとITインフラ、両方を押さえている
Amazonと、出版業界の関係を探る。

出版業界特有の問題点も
炙り出しているところが面白い。

日本では、インターネットの本屋としてのイメージが強いAmazonだが、
今回の特集で、ネット時代の買い物の未来が見えてくる。

2009年8月 7日

新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に

新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に 小林弘人 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

誰でもメディア
  vs
誰でもメディア

著者は、ワイアード日本版、サイゾー、
ブログ出版などを手がけた小林弘人さん

ネットプロモーションや、ウェブコンテンツの
注意書きのようでもあるし、単なるお説教とも受け取れる。

雑誌とネットコンテンツを同一視するのは無理があるだろう。

そして、いちいち、用語解説がうるさい。
知っている言葉を並べただけであり、著者の宣伝臭もする。

ユーザーの方を向いて仕事をする、という当たり前の結論に帰結してしまう
ところが悲しい。 本書に対して、よい受け取り方をしたとしても、
それは長文の応援歌としての役割でしかない。

そんなコトを言っていても始まらないので、本書で学べるのはこんな具合

  • メガ・ブログから学び取る。 人気者になる方法。
  • 新たなプラットフォーム(表現の場)に乗り換えるタイミング
  • 必要とされるのは編集力
  • ワイルドサイドを歩く

「ワイルドサイド」というのは、羽生善治さんが言うところの
「学習の高速道路 その先の大渋滞」
梅田望夫さんの言うところの「けものみち」

育てた時間を取り返したくなる気持ち。

多くの人々は、自分がいま携わっているメディアこそ
最高のものだと考えがちです。

手塩にかけて育んできたコミュニティのユーザーたち、
あるいは何年も費やし完成形を見いだしたデザインや使い勝手など、
そのメディアにとっての財産なのですから当然のことです。

しかし、新たなプラットフォームはそれを切り捨てるかのように迫ります。

             (~中略~)

仮にスムーズに新しいプラットフォームに乗り換えられたとしても、
その新しいメディアが求める文脈をいちはやく発見し、
それにあわせたコンテンツを供給し、
必要とあらばユーザーの成長とともにスタイルも変えていくことが
なければ、ユーザーの支持は得られません

プロのジレンマ

プロであるということは、逆にいえば、
過去の資産としてこれまで培ったスキルを持ち込んで闘うということです。
そのため、新しい読者に対応が遅れてしまう場合があります。

気になる、必要なスキル。

  1. 人の流れや動きを直感し、情報を整理、編集
  2. システム、UI(ユーザー・インターフェイス)、デザイン
  3. 換金化のためのビジネススキーム
  4. 腰が軽く身軽なアクティブさ
  5. パラノイア的な粘り強さ

スキルを色々な方向に伸ばしておくスタイルが必要になる。
枝を広げるのに興味がない人は、駆逐されていくのかな・・・

2009年4月20日

ウェブ営業力 御社の営業力が躍進する75の処方箋

ウェブ営業力 御社の営業力が躍進する75の処方箋 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

WEBサイトの
営業機能カタログ

自社のサイトを作ってから、
営業をかける。

これが大多数の流れだと思うが、
本書では、先に営業を考え、自社サイトに必要な企画の
根本を練り直すことに重点を置いている。

つまり、営業ありきでサイト構築を行うのだ。

なんとなく、営業理由もわかっていて、
「アレとコレを盛り込んでおけばOKかな・・・」
という漠然とした工程を踏んでいるなら、
一度、本書に目を通して、自社サイトの機能を
カテゴリー分けしてみると、何かが掴めるハズだ。

営業フックの分類が本書のウリ。
自社サイトが、どこに分類されているか、
現状把握の比較データベースとして使える。

  • 事例系
  • 人物系
  • 実績系
  • データ系
  • ノウハウ系
  • カテゴライズ
  • 多機能化
  • 資料提供
  • 個別対応
  • 参加対応
  • 会員化

各項目のメリット、デメリット、ポイントがまとめられている。

なかなか明かされない顧客のテンション(BANT)。
その中心を探る施策も掲載。

2008年10月28日

Webマーケティング 広告戦略のセオリー

Webマーケティング 広告戦略のセオリー ネットで利益アップ

流行に乗ったタイムリーな情報より、
将来、検索されても
色褪せない記事
を掲載することを心がける。

そんなブログの記事は、
以下のユーザーへ向けて書くように意識するとイイようだ。

  • 見込み客
  • 検索エンジン
  • 記者

会社や店舗でブログをやっているならば、
強く意識しなければならない点として。

P.52
すべてのブロガーにはオンライン
広報担当者としての責任があります。

監訳者が述べる"平易な日本語"が裏目に出て、
読み辛いのは残念。
流れるような文章ではないので、文脈が途切れ途切れでもったいない。

インターネットを効果的に活用した売り上げアップの
入門書ではあるが、ある程度の専門用語やアメリカのサービスを
知っていないとスラスラ読めないので注意。

無料で本書をプレゼント

2007年12月13日

その1人が30万人を動かす!

hitori_30man.jpg

インフルエンサー
胡散臭い単語ですが
要するに、ブログやSNSを活発に利用した、
声のデカい(影響力がある)人のコトです。

本書は、そのインフルエンサーをカテゴリー分け
しながら、企業がインフルエンサー・マーケティングに
成功した事例や、
うっかり手を出して失敗しちゃった例を取り上げてます

2007年11月13日

Webコミュニケーションシナリオ

web_communication.jpg

帯に釣られて買ってしまった・・・orz
ペルソナマーケティングを実施しようとしている
人向けの入門本です。

自社のサービスを尖らせるために、
ペルソナ(架空のユーザー人格)を設定しますが、
その性格設定と環境設定が細かく記載されています。

それ以外の内容は、抽象的なノウハウが多いのと、
筆者の会社や、著書の宣伝臭が強い、
慌てて読む必要もないでしょう。

想像の範囲内でペルソナ設定は可能なので、急ぎで
導入したいマーケティング担当者は、それで十分な気がします。

2007年10月18日

キラーウェブ 儲かるウェブの裏側

killer_web.jpg

インターネットで大繁盛したコンテンツの事例です。
銀とピンクの組み合わせが可愛かったので完全にジャケ買い。
(*´∀`*)

顔面蒼白になるほどの大失敗をした後、試行錯誤して現在に
たどり着いている企業の未来への姿勢。

Oisixの食品ネーミングセンスや、アンジェの商品説明テキスト
完全に企業秘密という、想定する顧客の心理を反映した
コンセプトシートがものすごく気になります・・・