2010年7月30日

PRESIDENT 「悩まない」練習

PRESIDENT 「悩まない」練習

悩みの型

今号のプレジデントでは、悩み、不安、負の感情の
発生パターンと、対処方法を解説。

自分の思考スタイルがすぐには治らないとしても、
どんな型にハマっているか、認識しておきたい。

孫正義さんが、悩み抜くコトを後押ししてくれる。

P.47
人生のテーマを決めることで
人生の半分が決まると思っています。

P.49
自分の登りたい山を定めずに歩くのは、さまようにも等しい。

これは非常にもったいないことです。

でも、実は99%の人が
自分の山を決めかねたまま
なんとなく生き続けているのではないでしょうか。

だから迷いも生まれるし、
「自分の人生、こんなはずじゃなかった」 なんて愚痴も出る。

では、どんなはずだったのか

2010年7月23日

疑う力の習慣術

疑う力の習慣術

他人を疑い、
自分も疑う。

著者は、和田秀樹さん。

手持ちの仮説数と、検証を続ける大切さを語る。

本書では、話が広がり過ぎているのが痛いトコロ・・・

2010年7月 6日

アイデア会議

アイデア会議

ブレストしてる?

著者は、加藤昌治さん。
前作のプロフィール欄は、博報堂となっていたが、
今回は、大手広告会社勤務となっている。

何か言われたのだろうか・・・

本書の内容を大雑把に言うと、ブレスト (ブレインストーミング)の
やり方を書いているだけなので、『考具』と同じく、新卒社員や初心者向け。

2010年7月 5日

考具

考具

初心者向け思考法

考えるための道具、持っていますか?

著者は、博報堂の加藤昌治さん。

考えることをスタートさせてくれる本ではないし、
すでに考えることを始めている人にとっては、あまり必要が無い。

他の本でも紹介されているような、シンキング・ツールが
並べられているので、新卒社員や初心者向け。

2010年5月27日

まさか!?

まさか!?

自分に頼らず
自分で決める

自信がある人ほど陥る 意思決定8つの罠

  • 著者 マイケル・J・モーブッサン
  • 翻訳 関谷英里子

意思決定の最善策は、過去の成功体験や他人の情報に惑わされず、
常に想像力を持ち、多様な客観的立場
身を置いて判断することであり。

時と場合 (そして運)によって、結果も変わってくるので、
情報収集しながら時流を読んで、自分を過信せずに最終決定をおこなう。

本書では、その手順のサンプルが、実験データと共に解説されていて、
その掲載情報自体と、自分だけは特別を疑う
心構えが得られる。

2010年5月26日

「みんなの意見」は案外正しい

「みんなの意見」は案外正しい

集合知 集合愚

習慣の罠、権限とインセンティブについても解説されているが、
事例が多すぎて、言いたいことがまとまっていない。

そのせいで、ダラダラと長い。

結局は、1度自己否定を通すコトが大切なのだ。

2009年12月25日

忘却の整理学

忘却の整理学 外山滋比古 表紙画像

忘れてもOK!

著者は、外山滋比古さん。

知識を仕入れることやライフハック、
テクニック本にすがる昨今のタイミング。

『思考の整理学』の続編という謳い文句で、
単に流行の逆張りがてら書いたような本。

(今出せば売れますよ、とでも言われたのだろうか・・・)

アタマの中のゴミを出すことが主な内容だが、
失敗を忘れるコトを正当化してくれるものではない。

入力と出力のハイブリッド頭を推奨し、
知的ハングリーになるための循環を促す読み物。

アナタにとって、不要な知識は何ですか?

どうせ読むなら下記をお薦めしたい。

2009年12月24日

自分の頭で考える

自分の頭で考える 外山滋比古 表紙画像

外山滋比古の
アタマの中

外山滋比古さんが、日頃、何を考えているのか、
その一部がわかる読み物。 ファン向け。

どうせ読むなら下記をお薦め。

2009年12月22日

ライフワークの思想

ライフワークの思想 外山滋比古 表紙画像

美酒になる
分かれ道

吉本隆明さんの『ひきこもれ』と同系列のテーマ。

モノを利用する人や愉しむ人、モノ作りをする人や批評する人が
陥りがちな勘違いについて、著者の外山滋比古さんは、
花屋で切り花を買ってくることと、球根から花を育てることの違い。
カクテルと、酒蔵の酒造りの違い。 と例えていてわかりやすい。

生活の周囲にあるモノやサービスから、
自分の立ち位置や距離を把握し、
自身の考えやライフワークに活かすための本。

自分の思考に補助線を引く方法を活用し、
人生という名の酒の創り方を閃きたい。

以前の著書も併せて参考に。

2009年10月24日

まねる力

まねる力 勝間和代 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

真似て学ぶ

居酒屋 和民の社長、渡邉美樹さんの
怒りを持って突き進む姿勢は、
"怒っちゃだめ""とりあえず落ち着きなさい"
と不感症的なアドバイスが多い中、
ひとつの捉え方として参考になる。

2009年8月23日

コンテキスト思考

コンテキスト思考 杉野幹人 内藤純 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

阿吽の呼吸2.0

コンサルティング会社、A.T.カーニー勤務の
杉野幹人さんと、内藤純さんが
新しいフレームワークを売り込んで、名を上げようとする共著

コンテキストとは「文脈」「前後関係」「背景」のことらしい。

ケースバイケースでその場の空気を読む感性、
想像力と長年の協業が必須であり、それは、"あ・うんの呼吸"といわれる。

コンテキスト思考の時代が来るかどうかは、わからないが、

  • クラフト (経験)
  • アート (直感)
  • サイエンス (分析)
  • 環境 良くも悪くも影響を受ける
  • 土壌 価値観、評価軸、自分軸

といった分類は、何かの役に立ちそうだ。

個人的にハッとさせられて、好きになった言葉は、文中の
"価値観もどき"

残念ながら、本書を読んでも、想像力や気付く力が得られるわけではない。
データとデータの解析力が向上するわけでもない。

様々な企業別シチュエーション、事例が登場するものの、
実際の出来事だったのか、創作なのか、よくわからない。
多分、例題としての、現実とは異なる絵空事なのだろう。

自惚れと楽観が引き起こす爆発は、
暴発になるかもしれないが、心配性には無い特性なので羨ましいが・・・

2009年8月 6日

2011年 新聞・テレビ消滅

2011年 新聞・テレビ消滅 佐々木俊尚 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

マスメディア
消滅のお知らせ

この言葉一つで未来が見えました。
それは、「ミドルメディア」

企業のブランディングにも関係してくるので一読あれ。

著者は、ITジャーナリストの佐々木俊尚さん

タイトルに釣られたところで、具体的な対策は出てきませんが、
立ち位置(ポジショニング)や、ビジネスモデルの確認になるのは救いです。

グーグルの及川卓也さんが説明したとされる、下記。
新しいフレームワークとして、役立ちそうです。

  1. コンテンツ
  2. コンテナ
  3. コンベア

既存のサービスを当てはめると・・・

  1. コンテンツ 新聞記事、テレビ番組、楽曲
  2. コンテナ 新聞紙面、テレビ、レーベルが製造したCD
  3. コンベア 販売店、電波、CD販売店

当ブログでいうと、以下のようになるワケです。

  1. コンテンツ 書評
  2. コンテナ ブログ
  3. コンベア インターネットの回線

新旧の入れ替わりについても、記述されているので、
コンテンツ生成と、コンテナ構築、どちらがお得か
を考えるより先に、他者と比較して、自分がどのルートを押さえて(握って)
いるのか確かめてみてください。

著者は、コンテナを自前で抱える重要性、
プラットフォーマーの旨味を説いています。

皆さんが気になるのは、この部分でしょう。

コンテンツには金が入らないとも説明されていて。
「じゃあ、逆張りで・・・」
敢えて、コンテンツ創りに勤しむのもアリだと思います。

本書では、大昔の話に例えられてもいます。

  1. コンテンツ 小作人
  2. コンテナ 地主
  3. コンベア 道や荷車(ウェブ担当創作)

IT土方や、デジタル土方、という言葉が注意を促してくれていますが、
コンテンツを創っていれば、お洒落でモテモテ、という幻想に惑わされがちです。

どれを取っても、結局は力業で何とかしている部分が多いかと思います。

小作人のメリットは、ノウハウが蓄積したり、コンテナやコンベアが変化しても、
収益に影響を受けにくいというのがあります。 デメリットは売上げが少ない・・・らしい。

地主は、準備が大変ですが、売り上げがドカンとデカイというのに尽きます。
デメリットは、新しいコンテナの出現に怯えることです。また、新旧の回転も早い。

コンベアは、小銭が入りながらも、暫く安泰ってイメージがあります。

どの道を選択すればイイか、本書を読みながら
パズルのように思考していくと良さそうです。

2009年8月 3日

戦略フレームワークの思考法

戦略フレームワークの思考法 手塚貞治 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

フレームワークに
あてはめれば
イイってもん
じゃない!

著者は、日本総合研究所の手塚貞治さん
(日本総研は、シンクタンクが主業務かと思ってたら、
システムインテグレーターがメインらしいですね)

対象読者

  • 特定のフレームワークに対して、釈然としない気持ちを抱えている
  • 周囲に「フレームワーク、フレームワーク」と煩いヤツがいる

フレームワークによって、直接答が出るものではなく、思考プロセス、
切り口、コミュニケーションツールに過ぎない、と明言されています。

著者は、フレームワークは3つのパターンに分けられ、
問題解決に繋げられる、と言います。
お陰で、数多くのフレームワークを丸暗記する必要はなさそうです。

  1. フレームワーク思考のすすめ
  2. 3つのパターンを知る
  3. 実践

中でも、二次元化思考についての解説量が多いです。

その他にも、フレームワーク作成時の裏側、名称を流行させる方法、
無理矢理な語呂合わせ等にツッコミを入れている点が、他書と違うところです。

さらに、数々のマーケティング教典(主に海外)が
題材としているフレームワークを、完結に述べていて、
話の流れで学べるので、分厚い翻訳本を読む手間が省けます。

フレームワーク一覧ガイド、というよりは、
フレームワークの成り立ちを勉強するための教科書。 読んでおいて損はないです。

2009年8月 2日

最強フレームワーク100

最強フレームワーク100 永田豊志 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

フレームワーク65

著者は、元リクルートの永田豊志さん

冒頭から、人口の減少、新興国の台頭、
無料ウェブサービスの登場、ソフトウェアの高度化・・・ と、
ネガティブな見通しを列挙して煽ってくれます。

それでも尚、現状に満足している人に、読んでいただきたい。

各フレームワークが、ジャンル分けされているのですが、
デメリットや、ツッコミ所がもっと記載されていれば、好きになったのに・・・

  1. ビジネス戦略
  2. 業務改善、時間管理
  3. マーケティング、アイデア発想

書名は大嘘で。 フレームワークの紹介は65個、
残り35個は、下記の作成法を題材としています。
無理矢理100という数字に合わせた強引感が出まくりで・・・

  1. データチャート
  2. アウトプット術

騙された、と思いきや・・・

チャート(グラフ)の種類を解説、
解析したい要素にあわせて、向いている型が提示されています。

見栄えの装飾ではなく、機能的なグラフ作成についてなので、役立ちそうです。

各ページの右下に「このフレームワークを使ってる人は
こんなものも使っています」というレコメンド機能のような、
数珠繋ぎのような項目があって、使えるかどうかは別として
フレームワーク系の書籍としては、新しい試み。

姉妹編の『革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55』
出版されています。

2009年7月30日

竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術

竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術 竹内薫 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

知的な中身
本当の感情

著者は、マルチ・サイエンスライターの竹内薫さん。

わんぱくでもイイ、
たくましく表現して欲しい。

というコピーがピッタリな内容。 構成は下記

  1. インプット (本、ネット、英語、PC、聞く)
  2. 考える
  3. アウトプット (文章術、話す)

竹内さんの私生活が垣間見えつつ、
英語の学習法(竹内流使える英単語メモ付き!)や、
お薦め書籍、ニュースサイトの選び方などは参考になります。

もの凄く咀嚼してくれているので、
入門書の一歩手間の書籍として役立ちます。

小学校高学年から、中学、高校生の時に読んでおければ
良かったな、と感じました。

考えてばかりの人は嫌われる?
とかも含めて・・・

目先の欲望に囚われない。

「この人、あんまり考えていないな」
というように見える人は、
情報収集における視野が狭い場合が多いのです。

確かに情報を取り入れて分析はしているのだけれども、
全体の大きな流れが見えていない
場合が多い。

全体像が把握できていない中での断片的な情報というのは、
ほとんど意味をなさないわけです。

幼い頃、ダンボールの空き箱を使って自由に工作したり、
木を削ったり、籐を編んで工芸に熱中している自分を思い出しました。

文化祭の準備のように、ミンナで組み立てる面白さってのも好きですが、
それとは違う・・・

独りで、最初から最後まで、やりたいんだ。 やらせてくれ。
それが創るコトだ! と再認識した次第。

本書のタイトル、"知的アウトプット"というと、
ビジネス寄りなスキルのイメージがありますが、
有形無形を問わず、何かを生み出している方に、しっくりくる内容です。

2009年7月29日

「買う気」の法則

「買う気」の法則 山本直人 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

広告は
作品じゃないよっ!

著者の山本直人さんが、
「マーケティング + 人材育成」という視点で語る、広告業界の
あれから30年、この先30年

(リデザインという言葉は、好きではないのですが・・・)
マーケティングや組織の、「フォーメーション・リデザイン」や、
実際に手足を動かす、「マーケティング専門の人材とは?」について
説明されています。

併せて、下記の事柄も解析

  • 売上げを向上させてナンボ
  • ブッシュ型、プル型の主戦場
  • 情報の再設計
  • 分析→実行 (フレームワーク活用→人材登用)

そして、本書の肝は、新しいフレームワークの紹介

フレームワークに対応して、実行の部分、
つまり、適材適所の見分け方にまで届いている。 そこが嬉しい。

過去の大きな流れから、消費者が好む広告のサイクルを知る。
もしかしたら、ライバルに先んじて予測の波に乗れるかもしれません。

モノを買う喜び < お金が無くなる不安

上記をひっくり返すために、
本書で登場する、ヤマモト・グリッド(仮)というフレームワーク

著者が温めてきた内容だけに、触発されて、
既存のフレームワークを疑う癖がつきました。

著者自身も述べていることですが、ヤマモト・グリッド=ABCDモデル は、
未完成の状態なので、不足分を自分で考える必要があります。
その余白部分が、本作の最大の旨味と言えます。

2009年7月24日

考え・書き・話す「3つ」の魔法

考え・書き・話す「3つ」の魔法 野口吉昭 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

3つの数字が
生み出す効能

コンサルタントの野口吉昭さんが、
3つに並べた言葉の力を題材に、過去や現在の事例を解説

科学的根拠は薄いものの、昔から使われいるだけに
現代科学では解明できない何かがあるのかも・・・ よって魔術の類と言える。

単純に要素や単語を3つに並べるだけではなく、
その組み合わせも種類別に考察しているところがポイント。

報告する際に提示するコト

  1. 問題
  2. 原因
  3. 解決策

問題点だけ突っ込んだり、原因や責任だけを追及したり。
それだけではなく、大人らしく、解決策も明示するのがキモ。

時間を無駄にしない技

会議や話し合い、参加の前に決めておくこと。

あなたのキャラにもよりますが、コレが無いと、
門前払いを喰らう可能性大です。 (相手は、いちいち指摘してくれませんヨ)

  1. 目的
  2. 定義 (使用する言葉の定義)
  3. 着地点 (例:解決策は宿題にする、解決策まで決める、等)

「とりあえず、ミーティングに参加してください」とか、
「近々、お会いしたいのですが・・・」とか、お誘いを受けるのはありがたいのですが、
この情報だけじゃ、誘われた方も、引き受けるか辞退するか迷いますよね。

安請け合いすると、後々トラブルに捲き込まれます

なぜなら、一発目の連絡内容に受け手のことが考慮されていないから。
奇跡的に、その打ち合わせで何かが決定したとしても、
その後、相手を考慮しない担当者と、延々やり取りするハメになります。

こういう時、どんな言葉を返しておくのが的確なんでしょうかね・・・

  • 「先に、議題が知りたいのですが・・・」
  • 「アジェンダを教えていただけますか?」
  • 「詳細は、どのようになっていますか?」

うーん、なんか釈然としない、ボヤけた表現ですね。
なんか、コレだ、私はこうしてるヨ! ってのがあったら教えてください。

"伝える"だけで終わらせるのではなく、しっかり"伝わる"ようにする。

  1. 自分軸
  2. 相手軸
  3. 幽体離脱

上記以外にも、守破離、松竹梅、猪鹿蝶、三位一体の違いも比較

本書は、フレームワークやメール術、プレゼン、スピーチの
基礎の基礎を、まとめて勉強したい人向けの内容です。

2009年7月17日

戦略思考コンプリートブック

戦略思考コンプリートブック 河瀬誠 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

右脳でボケて
左脳で突っ込む

著者は、河瀬誠さん

なぜ戦略的な思考方法を取るのか?
それは、改めて言うまでもなく、問題を解決するためである。

本書には、下記の使い方も盛り込まれているが

  1. フレームワーク一覧
    『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』 )もオススメ
  2. グラフ・カタログ
  3. コメント付きブックガイド

メインディッシュは、仮説を構築して問題解決
に取り組む。 というコト

実際にやることを決めるために活用できる。

自分の脳の中で、ボケのクリエイティブさと
突っ込みのロジックさを両立させることが肝のようだ。

読んで"賢くなったつもり"で終わらせるのではなく、
手を動かし、その後のアクションに繋げるための一冊

2009年6月20日

ほぼ日刊イトイ新聞の本

ほぼ日刊イトイ新聞の本 糸井重里 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

おとなの文化祭
そのワクワクを
解析

1990年、バブルが弾けた頃を境に、糸井重里さんは変わり始めたそうだ。

広告業界が悲鳴をあげている現在と似た状況に、
今を突破するためのヒントが詰まっている。

『ほぼ日』が生まれた過程を振り返り、当時の熱や、
糸井重里という看板があるから出来たコト、逆にスレスレだった日々など、
ひとつの成長物語として、読み進めることができる。

そして、下記の方々にオススメ

  • 他人に自分の人生を預けている
  • コンテンツ創りに悩んでいる

思考するほど、知識があるほど、見えなくなるモノがあるという。

P.18
小さくて見過ごされそうな、しかもチャーミングな考え方は、
プロフェッショナルを自称している人間には
だんだん見えにくくなっていくものなのだ。

企業やメディア、大衆のパトロン化について。 上手いコトを言うなぁ~

P.33
しかし、パトロンが無数に増えたことは同時に、
「口を出す財布」も限りなく増えたということだ。

財布を持った変態もいれば、
口先だけのつまらない文句
を言う人間も混じる。

しかも、パトロンの数にあわせてクリエイティブの数も多くなるから、
一個のクリエイティブの値段は低下せざるを得ない。

必要なサイト、それがダメな理由

P.159
アクセス数の増加を自己目的化すると、
どうしても「必要」なホームページになろうとするからだ。

「必要」なものとは検索、ニュース、便利なリンク集、
常連の掲示板、性欲、賞品などなどだが、
いずれも資本でつくりだせる。

こいつらしかできない
と思えるものをつくるには、「必要」の助けを借りないほうが練習になる。

他にも、こんなコトが学べます。

  • 多忙は怠惰の隠れ蓑
  • メールあたり (送り手の感情に影響され、受け手の体調が狂うコト)
  • ルーティンワークの落とし穴

モノ創りの気概

P.187
『ほぼ日』は工業製品ではないのだ。

間違いなく誰でもが大量につくれるものが、
ぼくらのつくる商品ではない。

まちがいなく同じことをしているのは罪である。

本書では、自身の大御所時代も回想し、客観的に解説している。
糸井重里さんは、良いコトも、不快な出来事も含めて、
自分をさらけ出すのが上手い。
日本語と文章表現が話言葉に近く、共感も得やすいのだろう。

糸井さんが巧みなのは、親近感を抱かせること。
恥ずかしいけど、ぶっちゃける姿勢や、人懐っこそうな性格、
そのエキスを吸収すると、人付き合いにも役立ちそうだ。

2009年6月14日

THE21 残業ゼロのスピード判断術

THE21 残業ゼロのスピード判断術 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

直感重視の
判断術

記事のように見せかけた巧妙な広告が目立つが、
羽生善治さんへのインタビューを筆頭に、
実用的判断スキルの特集もあり、今号は買い。

結局のところ、最善の判断を素早く行うコツって、いったい何なのよ?

ってのを、手っ取り早く知りたいワケだが、
どうやら、人生観や人間観に思いっきり左右されるようだ。

そして、共通して提示されていたのが・・・

  1. 思い込みを無くす
  2. 考えたり、迷ってないで、実行してみる
  3. やりながら軌道修正
  4. ダメなら潔く撤退 (もしくは成功するまでやる)

事務屋(ホタル)暮らしに、浸っていないか?

P.11 吉越浩一郎さん

「迷ったら現場に戻りなさい」ということです。
現場にすべての答えがあるわけですから。

経験不足や知識不足の他に、思い込みという落とし穴がある。

P.12 渡邉美樹さん

思い込みというのは片側の視点からしか
物事をみていないわけですから、
さまざまな視点で物事をみることが大切ですね。

「思考の三原則」と私が呼んでいる考え方をご紹介しましょう。それは、物事を

  1. 多面的にみること
  2. 根本的にみること
  3. 時間軸を伸ばしてみること

インタビューは、コンサルタントの技能についての流れで、なんとも耳が痛い話へ

P.15 大前研一さん

事実やデータを集めるといっても、慣れていないと
自分の思い込みを証明するのに
便利なものだけを集める
ようなことをやりかねない。

グレーゾーンのグラデーションを知る。

P.23 小宮一慶さん

世の中は、白か黒かはっきり分けられるものばかりではありません。
しかし、論理的思考力のない人ほど、すぐに白黒をつけたがる。

論理的思考力のある人は、その白と黒のあいだにある
灰色の層をいくつも見分けることができる

論理的思考と、直感力の他に必要なモノ

P.25 細野真宏さん

100%正しいと思えることであっても、「8~9割は正しいかもしれないけど、
1~2割は外れているかもしれないな
と考えていたほうがいい。

ここでは、思考停止を理由としているが、
人当たりがソフトになるという利点もあるはずだ。

どうやって最善手を判断しているのか?

P.28 羽生善治さん

最後は直感です

瞬間的にこれが正しいと感じるというのは、要するに、
それまでの経験の積み重ねから
脳がそう判断したということですから、
ああでもないこうでもないと理屈で考えた結果よりも、よっぽど信頼できます。

経験に安住せず、局面の流れを観て、リスクを把握しながら、挑戦する。

P.29 羽生善治さん

安全運転ではなく、意識して
アクセルを踏み込むようにすべきなのです。

そうやってアクセルの踏み加減
リスクの按配を覚えていくのが
ほんとうの成長であり、正しい判断ができる
ということにもつながるのだと思います。

ミスとどう付き合うか?

P.30 羽生善治さん

同じようなところで同じようなミスを繰り返すのは
仕方のないことだと思うようになりました。

それに、ミスを犯さないようにしようとすると、
かえって自分の長所まで消してしまうということにもなりかねません。

たとえば、つい攻め込みすぎて逆襲されるというミスを
よくする人が、そうならないようにと慎重に指すようになったら、
おそらく別のところでミスを犯すようになるはずです。

だから、ミスをなくすというより、
自分のミスの癖を知っておけばいい
と思います。

ここまでが、総力特集の第1部、インタビュー記事。
第2部は実践的な手法や、すぐに活用できる判断術を紹介。

2009年6月 3日

自分の答えのつくりかた

自分の答えのつくりかた 渡辺健介 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

常識を捨てる

『世界一やさしい 問題解決の授業』の第2弾
著者は渡辺健介さん

難しい話をわかりやすく。 過度な説明を省き、
生活や仕事で活用できるフレームワークの
重要な部分だけを伝える、というシンプルさ。

1作目と同じく、小学生以上の全ての人にお薦めだが、
本作は、外国へ留学したり、異国での生活経験がない方が、
疑似体験できるような物語にもなっている。

各章は、このような流れで進む。

  1. 判断の質を上げる
  2. 考え抜く力をつける
  3. 集団での問題解決

情報を咀嚼する能力と、アクティブさが大事。

  • 純度の高い情報を仕入れる
  • 仕掛ける
  • たたみ込む力をつける (思ったらスグ行動する)

自信はどうすれば、身に付くのか?

自信は、日々の生活の結果として、
自然にそのコップに溜まっていく。
でも、溜まるだけじゃなくて、蒸発もする
時には、自ら誤ってこぼしてしまうこともある。

             (~中略~)

意識すべきなのは、自信をつけようとすることではなく、
自信が自然に溜まるような環境や体験に
自らを置くこと。

放っておくと、蒸発したり、無くなってしまうことがあると
指摘している部分が、自分を戒めてくれる。

学生と社会人(大人)との境目に気づけるかどうか。

社会人になるまでの間は、大人が設計してくれた「甲子園」で、
無我夢中に踊り、青春を謳歌できる。
自分のため、チームのため、力を出し切ることに専念すればよい。

しかし、大人になったら、自分が心の底から熱くなれる「甲子園」は、
誰も与えてくれない

大会もコンテストも、誰も用意してくれない。

日本を担う子供たちに読んで欲しい。
もちろん、うっかり大人になってしまった人にもお薦め。

なぜなら、あなたが大切にしている人も、部下も、あなた自身も、私も、
まだまだ成長していけるのだから。

2009年5月30日

Associe 見切る力

Associe 必要とされ続ける人の見切る力 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

私は
コレを捨てた!

見切ったり、何かを捨て、何かを拾っている真っ最中、
そんな方々の励みになる特集。

時間を効果的に、濃縮還元できそうです。

五木寛之さんが推奨する、"直感ノート"

生活や仕事の中で、
どうも乗り気がしない約束や案件があったら、
受ける前に、自分の直感をメモしておく。

そして、後日振り返ると、その時の判断が
自分的に正しかったのか、間違っていたのかが分かる、という仕組み。 

少々の手間だけど、自分の脳みそが
記憶や第一印象を差し替える前に、有効な手段。

三菱地所の社内ベンチャーで、四季リゾーツという会社を立ち上げた、
山中直樹さんの奔走記には熱い想いがこもってます。
理念て、こーゆーコトですよね。

2009年4月26日

リアル仕事力

リアル仕事力 小阪裕司 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

もしかしたら
身に付けて
いない力

それは、愉しく修行するチカラ。
ラクするスキルではなく、苦労を愉しむ姿勢だ。

こんな妄想をしたことはないか?

「今のノウハウや、考え方を維持したまま
過去のアノ時、アノ時代に戻してくれたら。 きっと・・・」

本書は、著者の小阪裕司さんが、昔の自分に宛てたもの。
(誰もが不器用で、それなりに必死だった)

新しいテクニックやハウツー、最新のフレームワークや理論、
近道をするショートカットテクではなく、根幹として身に付けておきたいコトを、
映画や漫画、実例を通じて提示してくれる。

現在の自分に至った過程を振り返り、
目の前にある仕事や趣味を掘り下げる。
自らの特性や興味を、立ち止まって考える大切さが理解できる。

まわりの誰もが観ている状況だが、
その時、だれも考えていない、思い付いていないコトに
思案を巡らす重要性にも気づくだろう。

無料で本書 『リアル仕事力』をプレゼント

2009年4月14日

小飼弾の「仕組み」進化論

小飼弾の「仕組み」進化論 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

見極めは素早く
諦めは悪く

仕組みをいきなり構築するのではなく、
仕組みが破綻することも予想してから始めると吉。

仕組みも人生もキーワードは、
準備しておくこと

分岐点、合流点での事故が多いことを例に挙げ、
小飼弾さんが仕組みを発動させるタイミングを探る。

ラベリングの重要性は、応用も利く話。
基本中の基本だが、意外と誰も教えてくれない。

ボツになったアイデアは、
"何故ダメなのか"まで、しっかり記録に残しておくと、
後々役立つそうです。

ついつい採用されそうなアイデアに目がいってしまいますが、
ボツ理由まで一手間かけてあげたいところ。

自らに突きつけるのが恐い質問

P.202
あなたが作っているものがなくなると、
だれかが生きていけなくなりますか?

この問い掛けには、
モノの仕事と、コトの仕事の違いが隠されている。

"本当"に働く
とは、どういうことか身につく一冊。

2009年4月 2日

未来を予見する5つの法則

未来を予見する5つの法則 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

社会は
螺旋階段を登る

著者の田坂広志さんは、社会や技術の発展は、
右肩上がりなのではなく、螺旋階段のように
上昇してゆく、と捉えている。

過去から学び、未来の大局観を掴む"きっかけ"
になるかもしれないが、本文中に答は書かれていない。

読者各人の頭で考えなさい。
という、実に抽象的な一冊。

本書を読んで、再認識したコト。

  1. 過去と未来は、ほとんど一緒
  2. 深く観察することによって未来が見える
  3. 反転するタイミングを見越した逆張り

矛盾を抱えてゆかねばならぬ、と示唆されている。
どちらか一方に偏らず、バランスを取ることは必須のようだ。

一人の人間が"複数の自己"を内包しやすくなってきた現在、
すべてを受け入れた時、人と世界はどうなってゆくのか?

自分の器を大きくしたい、大きくなりたい、
「器が大きいね」と言われたい!
そんな方々にお薦めの書籍。

無料で本書 『未来を予見する5つの法則』をプレゼント

2009年2月28日

思考の整理学

横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 思考の整理学 外山滋比古 PC vs 人間

勉強しない人は、
コンピューターやロボットに食われる。

自ら学習できる人は、逃げ切れる

本書は、"考えること"について考える本であり、
"考える""思う""知る"との関係性に気づく本である。

小分けになってるので、忙しい人にも読みやすい。 (しかも、軽い)

外山滋比古さんの肩肘張らない文章から学べるのは、
こんな具合だ。

  • 知の技法は編集力
  • 溜めずに発酵させるテクニック
  • 拡散と収斂(しゅうれん)の二面性を意識
  • 褒められたい、という気持ちに潜む罠
  • 目の前にあるのに、正しい姿が見えない"現代"のカタチ

中でも気に入っているのが、人間には拡散と収斂の2つの素養が
あるということ。言われてみればその通り、と腑に落ちる。
日常の些細なコトでも意識してゆこうと思った。

"現代"という流れを、人の意見ではなく、
自分の感覚で解剖すると、面白い文章が書けたり、
突飛なコンテンツが生まれたりするのだろう。

思考も悩みも、焦らず寝かし、安心感に包まれる。

P.40
人間には意志の力だけではどうにもならないことがある。
それは時間が自然のうちに、意識を越えたところで、
おちつくところへおちつかせてくれるのである。

生まれたばかりのアイデアは他言してはいけない。

P.156
話してしまうと、頭の内圧がさがる。
溜飲をさげたような快感がある。

すると、それをさらに考え続けようとする
意欲を失ってしまう

新規の、それも締切の決まっていない仕事の依頼があるとして、
受注のための打ち合わせを行った後、
相手からの連絡のペースが遅くなったり、
明らかにテンションが下がっている様子が垣間見える時がある。

安心してテンションが下降しているのか、
話してしまったことによって、頭の内圧が下がっているのか。

誰かに話を聴いてもらった時点で、話した本人のヤル気は
確実に損なわれている。

よく、悩み事を人に話すとスッキリするというが、
自分の大切なアイデアまで吐き出してはいけないのだ。

このコトを知っていると、相手のテンションが下落した時に、
間髪入れずにタタミ掛けることも可能になるので、大変お得だ。

2009年1月 8日

座右のゲーテ

座右のゲーテ 大人に抽象論は
必要ない

現実に応用しないと、
学んだことは机上の空論に過ぎない。
ゲーテを題材にして齋藤孝さんが語る。

"やりたいなぁ"と思うのと、"実際に行動している"ということには
大きな開きがあって、
恐ろしいのは、他人があなたのコトを見た時、
口先だけの人間かどうか、瞬時にわかってしまう点だ。

あなたの代名詞は何か?

本書を読んでみて、自分を創る時に役に立ちそうなコトをまとめてみた。

  1. 小分けにする
  2. 範囲を限定する
  3. 人に話さない
  4. 資本や系譜をデッチあげる
  5. 刺激は受けても支配されない
  6. 飽きが原因で得意技を崩さない
  7. 今現在という大勝負につぎ込む
  8. すぐに感情を表現するか、寝かせるか、使い分ける

他人に悩みを話すと、たしかにスッキリする。
言葉に言霊があると仮定すると、
何か負のエネルギーが吐き出されたのだろうか。

では、正のエネルギーの行き場はどうなるのか?

P.36
ゲーテは、人に思想やプランを話すことで、
意欲が失われてしまうことを恐れた。

この1年、今の状態で仕事を続けるのか?
年の初めに考えてみるのも良いだろう。

P.150
もてはやされたいというのは、
仕事を誰かに認めてもらいたいという気持ちだろう。

考えてみれば、仕事を認められたい、褒められたいというのは、
仕事が遊びになっていない証拠である。

外からの目線重視で自分の仕事をこなしていると、
自分自身の心が磨り減っていくだけなのだ。

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2008年11月24日

案本

案本 アイディアは
すべて
コミュニケーション

アイディアの源泉は経験にあり。

書籍としての体裁をなしていないので、
本を読むというよりは、話を流し聞いている感じに近い。
経験が何より大事、と知っているなら、
ページ数を余白でごまかすような本書を読む必要はない。

ブレインストーミングをやったことが無かったり、
これまでにアイディア出しというものをしたことが無い人向け。

「経験資本主義」「経験した経験」をキーワードに、
選ばれるアイデアの原資を探る。

イメージ同士の結びつきから着想を得るには、
経験と想像力が大切。見ようとする作業を怠らない。

経験するために経験する

ド真ん中と、その軸に付随する結び付きを表現できれば、良い案となるが。
結び付きを思い付くには、脳のシナプスを結合させる必要があり、
そのベースはやはり経験である。

積んだそばから消えてゆく経験、
脳を動かさないと、その出来事は思い出になるだけ。

問題を解決できるものこそ、経験と呼ぶに相応しい。

合理性からは生まれない、
経験価値のデータベース
自分から拾いに行く、かけがいのない瞬間に事前の計画性は無い。

簡単に手に入れようとする時に注意する、
疑似体験としての経験に潜む落とし穴。

経験を得るためには、人を嫌いにならない技も活用する。

著者、山本高史さんの言葉を借りると、
芸術も広告もデザインも文章も音楽も、
選ばれてナンボ

ただ漠然と生活して、僅かながらの経験値を細々と貯めるより、
何をどう経験しておけば良いのか、あらかじめ意識して積極的に蓄積しておきたい。
じゃあ、具体的にどうするのか?

日々、のらりくらりと過ごしていても、蓄積されない。
動物と人とを隔てるもの。

P.13
経験は、だれでも生きているだけで、できるものだと思っていた。

しかし経験は、だれにでも黙っていても与えられるものではなかった。
与えられるものですらない。
自分の意思で経験するのだ
ため込むのだ。実は経験も能力だったのだ。

あなたのアイディアが誕生直後に晒される出来事を、
身も蓋も無く言い表すと、こうなる。

P.36
このくそ忙しい中、わざわざ時間を割いて、
おまえの提案を判断してやっているのだ。
どのようなベネフィットをオレに提案しようとしているのか、
わかりやすく手短にやってくれ。

             (~中略~)

彼らは、判断に際して、
自分が首を縦か横に振るだけの状況を要求する。

自分が労働することなく、つまり、頭を働かせたり
時間をかけたりすることなく、「理解」できることを要求する。

「理解」できない提案に対する仕打ちは、非道く冷たい。

少しだけ話は逸れ、歴史について著者が後悔している視点。
歴史から何かを学び取るとき、
「消えていった価値」「紹介されなかった選択肢」も意識したい。

P.44
歴史という学問の弱点は、「価値を選ぶ」ことを学ぶのではなく、
「選ばれた価値」を学ぶこと。

その場にいなかったことに、存在しなかったことにされる、
選ばれない恐怖

P.59
コミュニケーションの送り手である自分なんて、
年に数十回かるかないか。
その他の何億(推定)のコミュニケーションでは、ぼくもきみも受け手だ。

その視線って、どうだったっけ?
結構、キビしいんじゃないの?

             (~中略~)

選ぶ人間にしてみれば、アイディアを提案してくるのは、きみだけではない。
他にいる。たくさんいる。
きみがいなくなっても、彼らは困らないし
世の中としても影響はない。
選ばれないということは、捨てられること。

今さら説明するまでもないが、もう再確認しておこう。

P.86
「経験する」とは、「なにかに遭遇して、それをきっかけに脳を動かして、
脳に記憶として残すこと、蓄積すること」

文字面はそんなに違わないが、積極性が違う。
経験は自分から脳を動かして、脳に刻むのだ。
忘れ去られるようでは、思い出ですらない

経験とは、「イタリアへ行って、なにとなにを見て、なにを買って、
なにを食べた」ことではなくて、

             (~中略~)

そして、「どう感じたか、なにに違和感を持ったか、なにに感動したか、
それはなぜか、なにを発見して、どんな感想を持ったか」
ということである。

内田樹さんは言った。
自分自身を理解したかったら、自分の欠点を見ると、知りたいことに
早く到達できるのではないか? と。

ネガからの視点で、宝を発掘するのは、何にでも当てはまる
重要な方法なのかもしれない。

P.119
広告にはネガがない。
基本的に、ネガを表に出さない。
人生にダークサイドなどないことになっている。

だから、ネガが出てこないのなら、
ぼくらはポジのデータベースからのみ発想しなければならないのか?
そんなアホな

自分の主観を過信しない。

P.138
1978年だったか、来日したデヴィッド・ボウイのインタビューに、
前後の話のいきさつは忘れたが、

「たとえばだれかが、ある態度を私に見せたとしても、
それは彼の全体像に関しては
ほとんど意味を持たない
なぜなら、彼は何万面もあるミラーボールのような存在で、
たまたまその鏡の1枚に光が当たって、それが私に届いたにすぎない」

というふうな(あやふやですみません)コメントがあったのを覚えている

脳内経験、疑似経験を受ける時、あまり考え過ぎると・・・

P.148
経験のきっかけとなるものが、あらかじめ
だれかの価値観を経ている
ものだから、常に批判的な修正を心がけないと、
思いもせぬ偏見に影響されている可能性もある。

それを避けるためには、やはり疑似経験の数をこなすことになるのだが、
もともと楽しみで読んだり見たりするものが、数量、質の判断、
作品への冷静な視線などの条件を課せられると、
「なにしてることやら」
と、所期の目的を見失ってしまうことになる。

経験と思考のループは、
漠然と生活していると、得られない。

P.152
考えることは、経験である。
その経験が、考えるきっかけになる。

脳内経験とは、「経験をきっかけに、考えた経験」である。

他の人と、同じ穴を掘らない。
「課題」×「アングル」のフレームワーク。

P.189
受け手が使わない言葉は使わずに、
だれにでも思いつくものを、想像力のきっかけにすればいいのだ。

「選ばれるユニーク」とは、だれも考えないことではなくて、
だれもが考えはするが、
だれも考えつかなかったことなのだ。

ただし、行き過ぎないように調節が必要。

P.192
想像力に夢中になりすぎて
「課題」や「受け手のベネフィット」が見えないところにまで、
伸びてしまうからだ。これこそが
「ユニークの暴走」と呼んだものの正体である。

結局のところ、各自が経験を積んで、
ブレストなり、マインドマップなりでアイディアを創出すればOK。
自分のアクティブソナーを働かせよう。

P.123
経験は、自分から拾いに行く。

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2008年10月17日

弾言

弾言 ずっと自分のターン

小飼弾さんの新書。対談などを聞いていると、
人の話をあまり聞かなそうな印象が・・・
その一方的な勢いや熱さが、
イイところでもあるんだけどね。

インタビュー形式の書籍や、勝間和代さんとの読書対談、
ブログに掲載している書評などは刺激的だったんだけど、
本書では扱っている幅が広いため、少し散漫になっているかも。
様々な本のまとめ的内容でもあるので、
普段、読書をまったくしない方にお薦め。(弾さんのブックガイドもあるよ)

他人のせいにしている暇などない!
時間という資源が一番大事だと強調する。

仕事とカネの流れ、人と人の関係性を
バランスシートで説明しているのは上手い。
会計用語を耳にしただけでゲンナリしちゃう人でも大丈夫。

カネがモノを生んでいた時代から、
カネがカネを生む時代になり、崩壊したりもした。
ざまぁみろっ!と思っている人も、火傷しちゃった人にも。

そんな時代に自分の業界ルールや立ち位置をどう捉えるか、
本書は考える方向を教えてくれる。

エネルギー問題の解決策には驚きだったり、
「インターフェースが開いてる人材」に興味が湧いたり。

相変わらずテレビ漬けの人が多そうなので。

P.3
テレビや新聞を見ているといろいろなことが
わかったような気になりますが、
そこにあるのはあなたの「なぜ」に対する答えではありません。

くだらないワイドショーや、それに付随するコメンテーターもどき。
本当に必要な情報は、そこにはない。

自分の身の丈にあった、身近な情報を取捨選択する。
他人や他国のことを気にするのは、金と時間があり余っている人が
余力でやるべきものだと思う。

P.36
地球の裏側のことまで気にし出すと、
自分のことがおろそかになります。
情報の押し売りを断れない人は「負け」ですよ。
知らなくてもいいことを知り、欲しがらなくていいモノを欲しくなり、
買わなくていいモノを買ってしまう。

日本の外交にしても、他国に力を注いでいる場合じゃないだろ! と。
まずは日本国内に山積みになっている問題を解決していただきたい。

コンビニや飲食店、身近な場所にも外国人労働者の波は押し寄せている。
あなたの代役はいるか?

P.54
あなたが経営者だとして、100万円のお金を持っていたとします。
このお金で、日本人のアルバイトを1人雇いますか、
それとも10人の中国人を雇いますか?

昔ならこんな質問は単なる思考実験にすぎませんでした。
しかし、今や経営者なら、コンビニエンスストアの店長だって
こういう選択を常に迫られています。

すでに、日本人労働者は中国人やインド人と
直接競争しているのです。

いつの時代もだけど、国が自分を救ってくれたことなんて、
ただの一度もない。年貢泥棒に矛先を向けるもよし、
自分に向けるもよし。

P.55
今は国や他人に救ってもらうのではなく、
自分が自分を救うこと
を強制されている時代なんですよ。

目的の定義。なるほど新しい考え。

P.62
目的を設定することは、手段です。
目的を設定することで、視野は狭くなります。
これが重要です。「目的」は、自分の
視野を狭くするためにあります。

             (~中略~)

「ちょうどいい狭さ」というのは確かにあります。
狭すぎればつまらない。広すぎればなかなか達成できない。

エコノミストや証券会社の予測が大きく外れる理由。

P.97
自然からモノを取り入れ、それを
カネというファンタジー
に結びつけて経済を循環させる。

当たり前のことに思われるかもしれませんが、
われわれはこのことを忘れ、
経済と環境を別々の議論として捉えがちです。

自分という人間の棚卸しをしてみる。

P.118
自分が勝てるゲームとは何か。
それは考えない限り見つかりません。
自分は何ができて
何ができないのか、
客はどこから呼ぶのか。

ゲームを作るなら、自分が勝てるだけでなく、
客も楽しめるもの
にする必要があります。

相続先が社会になる「ベーシック・インカム」
日本で実施したらどうなるのかな。
興味があるシステムなので、是非とも行政は考えてみて欲しい。

P.191
世界から借りたモノを世界に返す

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2008年10月10日

ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践 汗臭く、泥の中を
這い回る
フレームワーク

自分に都合のイイ言い訳をして、
行動しないなら読まなくてもよい。
遊んでいれば、その間に格差が広がる。ただそれだけ。

頻度の高いフレームワーク×21選は、カタログとしても重宝する。
お薦め書籍、アイテム紹介はカラーページでとても見やすい。

書籍から得た知恵をフレームワークにブチ込んでみる。
「健全な疑い」や、使いやすいデザインにまで話は広がる。

フレームワークからハミ出たモノこそ、
思考のスキを突いた旨み成分である。

なぜその能力が必要なのか?
といった根本的な問いに対して、親切丁寧に実践方法まで解説されている。
本書で勝間和代さんが紹介する、ベンジャミン・ブルーム博士の
「思考の六段階モデル」をブン回そう。

アクションに繋げれば、その時点で差が広がる。

P.24
実際に行動を起こすことが、多くのビジネスパーソンにとって、
いちばん難しく、欠けがちな部分ではないかと思います。

どんなにいい推論をしても、それをもとに何かを実行して、
その実行の結果を着実に成果につなげないと、意味がありません。

ところが、多くの人が、
ここの実行の部分をさぼるのです。
それはやはりみな、結果がうまくいかなかったらどうしよう
と迷うからだと思います。

しかし、このことを逆に言えば、行動さえできれば、
圧倒的に他者より優位に立てる
ということになります。

お金は汚いものではない。

P.29
お金は、
「相手から自分への感謝の表れ」
だと思っています。

だれしも、お金は大事です。だからこそ、それを使うということは、
対象とするものに強く価値を感じているということです。
すなわち、時給が上がるということは、より高い感謝を
相手からもらえるようになったということなのです。

フレームワークを使って、楽ができると思ったら大間違い。

P.75
フレームワークは思考をより活発化し、
助けるために存在するのであって、
思考をさぼるために存在するものではない
ということです。その点を勘違いすると、
また、さまざまなフレームワークだけを集めて暗記するような
「教えて君」メンタリティになってしまうので、
それだけは注意してください。

ロジカル・シンキングより、ラテラル・シンキングの方が得意だと
気付いたウェブ担当。勝間さんが机の前に貼っていた標語。

P.125
抜け道はないか?
見落としはないか?
前提に間違いはないか?

経験を積むほど陥りやすい落とし穴。
明日から、いや、今すぐ意識したい。

P.128
コンサルタント時代、しつこく
「ゼロベースでものごとを考え直せ」
といわれましたが、それは視野を広く持つための前提です。

また、「成功は復讐する」ということも
繰り返し習いました。これは、それまでの成功体験があればあるほど、
環境変化に気づくのが遅れて、
新しい動きについていけず、
失敗してしまうことが多いということです。

アイデアやビジネスモデルの発掘場所。
自分の特技をブランディング化するのにも役立つ。

P.134
最近はすばらしい
つぶつぶの技術や情報
には事欠かないため、いかにそれを組み合わせるか、ナビゲートするか、
パッケージ化するか
ソリューションにまで高めるか、いずれにせよ、
既存のもので、一見関係なさそうなものを組み合わせて、
新しい考え方をつくるのです。

他人が考えた“最良”を使わせてもらう。

P.143
私たちはこれまで得られた知識・経験から、
その時点で最良と思われる結論を生み出すことができます。

これを複数の人に尋ねてみるということは、
すなわち、複数の人たちの経験を生かすことができる
ということなのです。

説明のため、図表、グラフ、イラスト、写真等を使うワケ。
テレビや映像にすると、相手の思考がフリーズしてしまうので、
行き過ぎてしまうだろう。

P.182
相手の無意識の中に、あるいは、
相手がこれまで経験値として蓄えてきているものに、
いかにきっかけを与えて働きかけ、それを
呼び覚ますことができるかです。

数字自体に囚われて、つい忘れがち。
パッと見、30秒でわからせる資料の極意。

P.225
数字を使って人に説明するというのは、
数字を説明することではなくて
数字の結果がイメージできるように
相手を説得するということなのです。

自分というフィルターで濾過してからの、ラベリング。

P.239
多くの知識、多くの説明を知り、
その説明に、言葉でラベリングをし、
そのラベルを用いて、その知識を人と共有する。
その繰り返しを行ってみてください。

仏教でいう三毒の追放。
怒りを忘れるのが一番難しそうだ・・・

P.283
妬む、怒る、愚痴るというのは、
やはり体に毒を回します
いずれも、ネガティブな考え方ですので、その分、頭と身体が傷むのです。

物理的、精神的に身体に悪いものを避ける。

P.286
どうしても自分が
無理をしないとつきあえない人
とはつきあわないことにするのも、一つの方策です。

そして、いっしょにいて気持ちのいい人、
たとえば裏表がないとか、嘘を言わないとか、言ったことを守るとか、
誠実であるとか、そういう人たちとの関係を中心に生活するのです。

             (~中略~)

自分が気持ちのいいものに囲まれる生活を目指して、
一日、一つ二つずつでいいですから、いろいろなものを組み変えて
いってみてください。いろいろなものとは、洋服もそうですし、
家もそうですし、人間関係もそうですし、食べ物もそうですし、
あるいは、仕事の仕方もそうです。

迷ったときの指針。
取らなくてよいリスクもあるので、
そこは惑わされないように。

P.293
結果が不確実なものをやらないとしたら、場合によっては、
やらないということ自体が失敗
につながります。

リスクをとって新しい行動を起こすことで、その行動から
次の行動への勉強ができます。
そして、行動の勉強を重ねていけばいくほど、私たちは賢くなります。
たとえ失敗しても、次に同じようなリスクをとったときは、
成功する確率が上がりますし、逆に何がとるべきリスクで、
何がとらざるべきリスクかということを学んでいけます。

したがって、偶発性、偶然性を生かすためには、
迷ったときにはリスクをとる
方向で考えることです。

迷ったら、ツライ方、厳しい方に進路を取る人もいるようです。

建設的な意見には耳を傾ける。

P.306
これらの意見により、ああ、次はこのあたりをもう少し深めれば
よいのだなとか、こういったところをもっと追究して勉強すべきだなとか、
あるいは新しい金融商品として、このあたりに今ニーズが生じているのだな等々、
いくつも新しい考え方がどんどん浮かんできました。

私が本で勧めたアイデアどおりに、
手放しで「はい、素晴らしい」
と言われても、私にとってはセレンディピティにはならないわけです。

それよりは、もっと新しい見方があるのではないかという新しい声、
新しい情報に触れていくことで、また、新しい知識・アイデア・展開が
生まれますし、その新しい情報を受けて、次の行動に進むことができます。

批判や批評に晒されると辛いものだが、
モノ創り、制作者の役に立つ、後に続くようなアドバイスとして、
素直に受け入れる視点を持ちたい。

2008年8月26日

思考のボトルネックを解除しよう!

思考のボトルネックを解除しよう! リミッター解除

「思考のボトルネック」が
あなたの頭の良さを決め、
あなたのアウトプットを制約し続けるとしたら?

「知識」「選択」「生/活力」の枠組みから
問題を探るが、なによりもその土台は好奇心から成り立つ。

「効率的にやみくもに」
自分に必要な情報を収集する。

「知識」のパートを【情報】【手法】【技術】に区切って
ボトルネックを見つけ出す。まずは【情報】について。

知るという、ちょっとした努力
大きな差を生みます。

       (~中略~)

自分に影響があることは、知って、知って、知りまくることです。
仕事、生活、投資、勉強、病気、何でもかんでも、
知っていないと高くつきます

       (~中略~)

くだらないことから大事なことまで、
知らないことは、あなたの人生のコストを上げていきます。

今後は、ある専門分野で突出しない限り、生き残れないと思います。
そうでなくとも、少なくとも人一倍の情報を持たないと、
いろいろ不利益を被ると思います。世界はどんどん複雑になり、
巧妙なからくりを持ちつつあります。
知らないと収入も頭打ち、高コストの人生で、収奪される側になってしまいます。

言葉を手に入れろ。

言葉は素材、言葉は道具、言葉は武器

「複利」は、「金利」という言葉(概念)の発明から、
さらに派生した言葉(概念)ですが、この発明された言葉どおりに
世の中が運営されていて、大きな影響力を持っているということです。

繰り返しますと、言葉は、世界を切り取り(認識し)、
再構成して操作することを可能にしました。
「複利」を知らないと、「複利」を知っている人との間に
大きなハンディキャップが生まれます。

「複利」で貸す側は大きな収入を得ますが、
借りる側は雪だるま式の利子を払う羽目になります。

つまり、言葉を道具として手に入れ、操作できる側にいると、
多大な利益を手にすることができるのです。

       (~中略~)

まず、言葉を知るべきです。言葉は世界を創り上げる素材であり、
世界を操作する道具なのです。世界を操作する道具とは、
あなたが世界でゲームを戦うための道具です。
多くの言葉を知っているということは、
多くの「武器」を持っていること
にも等しいのです。

ECRSのフレームワークにあてはめて、情報を得るための
行動を改善してみる。

  • E:Eliminate(やめる、なくせないか)
  • C:Combine(同時化、いっしょにできないか)
  • R:Re-order(順序変更、順番を変えられないか)
  • S:Simplify(単純化できないか)

情報のラットレースに捲き込まれないように、
著者である石川和幸さんが読書において順序付けているコト。

  1. 仕事に関する領域
  2. 一般的知識に関する(気になる、知識の幅を広げてくれる)領域
  3. 趣味の領域
  4. 時間があったら読む領域(流行の本等)

【手法】について。フレームワークの効能

競争状況の分析「五つの力」

  1. 自社
  2. 顧客
  3. 競合他社
  4. サプライヤー(供給業者)
  5. 代替品

経営分析の「3C」

  • Company(会社)
  • Customer(顧客)
  • Competitor(競合)

こうした決め打ち型のフレームワークは、たくさんあります。

  • マーケティングの4P
  • 現場改善の5S
  • 製造業のQCD
  • 株式評価のPER、PBR・・・・・・
  • 株価チャートテクニカル分析の13週移動平均・・・・・・
  • 財務分析のROA、ROS、ROE、EVA・・・・・・

推論により、フレームワークを自作する。

演繹法(三段論法)

演繹法は、前提を置いて結論を出すだけです。簡単です。たとえば、

  • 大前提 SEの仕事は過酷
  • 小前提 私はSEに転職した
  • 結論  したがって、私の仕事は過酷になる

といった感じです。

これは定言的三段論法です。有名な例はこんな感じで、言い切る論法ですね。

  • 大前提 すべての人間は死ぬ
  • 小前提 ソクラテスは人間である
  • 結論  ゆえにソクラテスは死ぬ

ほかには、次のようなものがあります。

仮言的三段論法

  • AならばBである
  • Aである
  • ゆえにBである

線形三段論法

  • AはBよりも大
  • BはCよりも大
  • ゆえにAはCよりも大

帰納法

帰納法はもっと単純で、複数のことから普遍的なことを導く手法です。

  • りんごには種がある
  • 桃には種がある
  • 葡萄には種がある
  • ゆえに、果物には種がある

といった内容です。

こうした論理展開は、思考の基本となるもので、この展開に乗せて
論を整理するだけで、ふつうに思考が整理されます。
(帰納法は結論に至るときに、ちょっとした論理の飛躍があるので、
使うときはご注意を。反例がないかよく検証しましょう)

また、他人をだますときやマスコミ報道の誤謬などでは、
この推論を悪用していることが意外とあります。

MECE(ミッシー、ダブりなし、モレなし)の前提条件

全体の範囲をどう設定したかです。これをスコープといいます。
「議論のスコープは、営業部だけにします」とか、
「今日は電車の話をします」とか、議論の範囲を絞ることです。

つまり、議論の対象となる
「全体」を最初に定義
するのです。
議論の土俵を設定するのです。

スコープを設定しないと、MECEの設定はできません。
全体を定義するから、その中の要素をモレなく、ダブリなくあげられる
のであって、全体が定義されていないと、要素が次から次へと出てきてしまいます。

       (~中略~)

MECEかどうかは、スコープの設定に依存します。
スコープを広げた途端、MECEは成り立たなくなるのです。
常にスコープを意識し、スコープから逸脱しないように気をつけることが重要です。

【技能】について。

基礎練の目的

練習とは、リスクのない安全な状況下で、擬似的実践を繰り返すことです。
練習問題を何度も解くということです。

学校ではドリルや練習帳で何度も繰り返して学んでいったと思います。
その後、テストで本番を迎えたはずです。
社会に出てしまうと、なぜかみな、
練習をやめてしまい
、それどころか、
情報や手法を収集することすらやめてしまう人まで大勢いますが、
やはり「練習」は必要なのです。

「練習」内容をさらに分割する。

机上練習は次の三つです。

  1. 何度も「練習」する
  2. 「シミュレーション」する
  3. 「ケーススタディ」で現実に当てはめてみる

実地練習は次の四つです。

  1. 楽しみながら一人でもできる「ゲーム」
  2. 一定のルール下で行う「ディベート」
  3. 複数で役割分担する「ロールプレイング」
  4. 師匠について本番で学ぶ「見よう見まね」

本番の仕事は、最大の学ぶ機会。以下を意識して試す。

  1. 新しい知識をどう組み合わせて見せればわかりやすいか
  2. チームをどう説得するか
  3. 自分は何に貢献できるか
  4. どうすれば作業中も仲よくできるか

「選択」のパート

「選択」のボトルネックは、あなたの「居場所」と「向かうべき場所」を
決めてしまいます。あなたの今と今後の活躍の場を選ぶということなのですから、
この「選択」が、あらゆる努力の開花の場所を決めてしまいます。

       (~中略~)

「自分はこの程度だ」と認識して、妥協した選択をしている人がいるとしたら、
もったいないことです。せっかく学んでいることは、たんなる暇つぶしでしょうか。
あるいは、少しでも自分を向上させたいと思ってのことでしょうか。
「選択」がボトルネックになっていないか、きちんと検証すべきかもしれません。

自分が今どこにいるのか。そして、どこを目指すのか。
その前提は何か。検証してみるべきだと思うのです。

選択の視点マッピング

短期的視点では、以下の三つの視点があります。

  1. 「重要」と「緊急」の軸
  2. 「好き」と「得意」の軸
  3. 今いるところで真剣にがんばる軸

長期的には、以下の二点の視点があります。

  1. 自分を「たな卸し」する
  2. 未来を夢見る視点、未来から見る視点

自分だけの「選択」

もっと大切なことがあると思うのです。それは「思い」です。
「自分の人生のテーマ」といってもよいでしょう。
目先の作業や会社のことは自分の外にありますが、
「思い」は自分の中にあります
人生とはすなわち、たくさんの選択の集積です。
その集積が、目先の短期的な功利性だけで判断してきたものだとしたら、
人生は、「都度判断」の集積、小手先の人生になってしまいます。

もっと骨太の「選択」、人生で達成すべきことは何かという「選択」をして、
そこに、自分の時間とお金をかけるべきではないかと思うのです。

「たな卸し」の際に参考になる、著者の項目分類。

  1. 仕事
  2. 家族
  3. 人間関係
  4. 健康
  5. 趣味・ライフワーク
  6. 財産

たまには、立ち止まって振り返る。

「選択」は「認識」同様に過去を引き継いでいます。
自分を「たな卸し」するとは、自分も含めた過去を引き継ぎ、
夢へとつなげることなのです。
「あなたはどこから来たのか」
という問いは重要です。このような問いをせずに、
自分の道が決まっている人には、不要な問いかもしれません。

しかし、職業も住む場所も自由に選択できる今、この問いは重要です。
そして、この問いは、そうそうできるものではありません。
おそらく、行えて一生に一度とか、そういった回数かもしれません。

生まれてから今まで、どんな環境で育ったのでしょうか。
親は、家族は、何を支えてくれたのでしょうか。
町内会・子ども会など地域の人々や学校、塾、クラブの友達などと、
どんなやりとりがあったのでしょうか。
偶然出会った多くの人々は何をしてくれたのでしょうか。

育てたペット、植物、捕った虫、登った山、水遊びをした海や川。
本、絵画、音楽、映画、漫画、芸能、スポーツ。

見たこと、やったこと、聞いたこと、怒ったこと、泣いたこと、笑ったこと。

風景、風の音、雨のにおい、鳥や虫の声、雪の色、花の色、空の色、雲の色・・・、

たくさんの善意と少しの悪意、たくさんの生活の命の営みの中で、
いろいろな人の思いが注ぎ込まれて
きたのだと思います。
私たちはその思いを受け継いでいます。

仕事の世界に入り、多くの人々に出会ってきました。
目の前の仕事に集中する人、仕事の質にこだわる人、グループを取りまとめる人、
出世を目指す人、あきらめた人、どのような思いを受け継いだのでしょうか。

もし、過去にいやなことがあっても、そのいやなことさえ、
とらえ直すことができます。
過去の出来事は変えられなくても、
出来事の意味づけは変えられる
のです。

未来を見ること、未来から見ること。

私は今の知的な思考法を伝える書籍等の意義を認めつつも、
一方で、今の世の中が単なる知的スマートさだけでは、解けない問題に
直面しつつあると感じているからです。

つまり、頭だけでは全然だめで、そもそもの志、夢、情熱があってこその
知識であり、思考のフレームワークであり、それがなければただの頭の
お遊びになりかねない、あるいは、血も涙もない結論を導くおそれもある
と思うようになったのです。

       (~中略~)

そこでは、知的作業による結論の細かな違いよりも、思い、志、ミッション、
価値観が決めてとなると思うのです。そこには、単なるロジックや
損得勘定を越えた決断があります。

何に基づいて「選択」するのか、その基準、すなわち、自分の中の思い、志、
ミッション、価値観、目指すものを持っていること、
そして、常にそこに立ち戻ることが大事だと思います。

「選択」するということは、責任を引き受け、
未来を引き受けることだと思うのです。

「生/活力」における、石川さんの3Sルール

  1. Simple(単純)であれ
  2. Small(小さく)あれ
  3. Sustainable(永続的)であれ

2008年8月24日

凡人として生きるということ

凡人として生きるということ デマからの解放

押井守監督が社会を切り取る。
成熟した大人の分別を持つオヤジとは?

虚構のスタイルに踊らされるな!
生きることを留保するな!

自在感を持ちつつ、自分が平凡な人間だということに気付き、
やり直すところから始める。

本音と建前が交錯する映画創り、融通無碍に生きる術、余計な回り道、
恋愛や文化の遺伝、オタク的情熱についての考察も。

「若さの価値」に含まれるデマ

「若い」ということの意味は、生まれてから時間が経っていない
ということだが、それ以外には、経験が足りない、分別がない、
しっかりした考えを持っていないとまあ、そんなものだろう。

分別がないから、若者は無意味なことにお金を使ってしまう。
本人には重大な意味があるように思えるものも、
オヤジの目から見たら、無意味にしか見えないものだ。

例えば、ファッション。個性を表現する手段として、
多くの若者がファッションにお金をかける。
自分の個性やセンスを証明する手段として、
大量生産品の靴や服
得意気に身にまとっている。

だが、本来それは、個性やセンスとは
まったく次元の異なるものであり、
若者は自分が単なる消費者に堕していることさえ気づいていない。

一方、オヤジたちはそんな無駄なものに金を使わない。
大量生産品を身にまとって発揮する個性など、
本当の個性ではないことを知っているからだ。

むしろ、オヤジは若者をだまして、
経済効果を狙っている方である。
ところが若者の目には、ダサい格好をしたオヤジたちが腐って見える。
「ああいうふうにはなりたくない」と思う。
自分たちの個性と信じているものの正体が実は、
その軽蔑するオヤジたちが巧妙に仕掛けたものだったとも気づかずに、
である。

若者に価値はあるのか?

若者は消費単位としても、あまり価値はない。
お金を持っていないのだから、これは当然のことだ。
ましてモノを作る人間としては未熟で、ますます価値が低い。

社会にとって、若者の利用価値はそれほどまでに低いのだ。
だが、オヤジたちは自分の都合のいいことにしか、金を使おうとしない。

オヤジは簡単にだまされないし、無意味なことには興味を示さない。
そうなると、やはり若者からお金を引き出す
しかなくなるのである。

歳を取って、良い意味で狡猾になると、
本音と建前を場面に合わせて使い分け、
強者と弱者を行き来する自由度を得られる、とも。

若さ信仰でない、大人の分別について

人からの押し付けやデマゴギーではなく、
ちゃんと自分の頭で考え抜いて、自分なりの価値を探すのだ。

仕事でも、家族でも、世界平和でも、革命でも、何でもいいが、
自分が準じる哲学を自分の手で勝ち取るのだ。

「セカンドライフで田舎暮らし」とか「引退後はソバ打ち、陶芸三昧」とか、
本当にそれがしたいことならいいが、
世間で流布されたデマ
かどうかを注意深く見抜き、その上で自分が本当にしたいことを探しだす。
そうすれば、自分で自分の人生を選んだことになる。

判断基準は自分の中にしかない
ということに気づくことが大切なのだ。
そうやって内面における自由を得られるということが、
オヤジになるということの本質なのである。

千載一遇のチャンスを、よく考える。

我々はどのように生きればいいのだろうか。
それは、より本能的に、より感動的に生きる
しかないということだ。
最近、僕はいろんな人にこんなたとえ話をしている。

今、家路を急ぐあなたの足元に小さな子犬がくんくんとすり寄ってきた
としよう。本当にかわいらしい子犬で、ぶるぶる震えながら、
あなたが抱きかかえてくれるのを待っている。
もちろん、あなたも子犬を抱きしめたい衝動にかられる。

ところが、あなたはふとそこで思い直すのだ。
待てよ、この子犬をここで抱きしめたら、
きっと家に連れて帰りたくなってしまうだろう。
そうして家に連れ帰ったら、母親や妻に叱られてしまうかもしれない。

いや、家族が犬を飼うことに賛成してくれたとしても、その先が大変だ。
当然えさ代はかかるし、毎日誰かが散歩に連れて行かなくてはならない。
旅行にも行けなくなってしまうかもしれない。ああ、そうなったら大変だ。

ここで犬を抱き上げるわけにはいかない。
犬なら飼いたくなった時に、ペットショップにでも行けばいいではないか――。
そうしてあなたは無情にも、その子犬をそこへ置いて、再び家路につくことになる。

あなたはその子犬との関わりを絶ってしまった
犬なんていつでも飼えるさと、とりあえず将来の可能性に留保して、
今は子犬との生活を拒絶した。

さて、あなたはいつか犬が飼えるだろうか。それは分からない。
飼えるかもしれないし、飼えないかもしれない。ただ確実に言えるのは、
その子犬とは二度と再び会うことはできない
ということである。

確かに、子犬を連れて帰らなかったことで、あなたの暮らしは昨日までの
暮らしと何ら変わらない、穏やかなものになったかもしれない。
だが、子犬を連れて帰っていれば、もっと楽しい、
豊かな生活があったかもしれない。
それこそ、旅行なんか行きたくもなくなるような、毎日の散歩が苦行ではなくて、
楽しくて仕方ないような、そんな暮らしがそこにあったかもしれないのだ。

あなたは何も捨てていないようで、
実は大きなものを捨てている。
少なくとも、何も選択しないうちは、何も始まらない。
何も始めないうちは、何も始まらないのだ。

人生とは常に何かを選択し続けることであり、
そうすることで初めて豊かさを増していくものであって、
選択から逃げているうちは、何も始まらないのだ。

       (~中略~)

つまり外部のモノを自分の内部に取り込むことを拒絶しては
ダメだということだ。

勝負を諦めた時が、負ける時。

絶対に勝負を諦めてはいけない。
だだし、常勝を狙うのは禁物だ。勝負をしなければ勝つことはできないが、
必ず勝とう、絶対に失敗しないようにしようと意気込んだら、
緊張感や気負いや、そんな余計なものを背負い込んで結果的に負けてしまう。

押井さんが経験から得た、美学の定義。

美学というものは、自分で決める道であるとはいえ、
自分勝手なものではいけないということだ。
その美学が社会的に認知、公認されるかどうかは、とても重要な要素になる。

他人からカネをだまし取ることが美学だ、などと思い込んだとして、
そんなものは美学でもなんでもない。
自分の強い思いは必要だが、自分勝手な思い込みはいけない。
だから、絶えず自分の美学が
理にかなっているかどうか

点検する必要がある。

僕の場合は、次に誰からも仕事の依頼が来なくなったら、
「これはヤバイぞ」ということになるだろう。

仕事と恋愛の愉悦点と、その差異

仕事の場合は客観的に評価される仕組みがある。
それは、消費者の評判だったり、お客の反応だったり、
上司の査定だったり、審査員の批評だったりするわけだが、
恋愛の場合は、審査員も消費者もいない。当事者同士で自己評価しあうしかない。

収入もあって社会的にも評価され、誠実にふるまっているというのに、
「あなたのことは、恋人としては見られない」
などと無残にふられることは当然ある。

では、自分をふった相手がどんなご立派な相手を
恋人に選ぶのかと観察していると、
何のことはない、どう考えても世間的には自分より劣っているとしか思えない、
どうしようもない人間とくっついたりすることもよくあることだ。
この不条理こそが、恋愛の面白いところだ

       (~中略~)

人間というものは自己実現の方法として、
常に他人からの評価を得たがる存在である。
だから、社会性の中で評価(=仕事)と、当事者間での評価(=恋愛)という
二つの基準で成り立つ評価のうち、どちらか一つだけでは
なかなか満足できないものなのである。

「オレは仕事だけでいい」というやつは単にいじけているだけだし、
「オレは女だけでいい。愛に生きる」というのはウソに決まっている。

普通は、恋愛の相手からの絶対評価と、
社会からの相対評価の両方をもらって、
やっと満足できるものなのだ。

だから、恋愛の相手が仕事にばかりかまけていると、
「相手は私の下す評価より、社会が下す評価を優先させているのではないか」
という疑心を芽生えさせることになる。

そこで、「私と仕事とどっちが大切なのか」
などと、それこそ相手にとってはどちらか選びようのない
理不尽な二者択一を求めたりするのである。

失敗も挫折もないと、生きているとは言えない。

果敢に戦いに挑む者も現れるが、見事にふられた結果、
「あの女はオレにふさわしくない」なとど、
妙な理屈をつけて自分を慰めようとすることだ。

だが、それをやってはダメだ。本気で相手を好きになったことを否定することは、
自分を否定することだからだ。だから、不幸にして恋愛に敗れたら、
次のように考えるべきだ。

よろしい。確かにオレはふられた。
だが、その結果はオレ自身の世間的な評価とはまったく関係ない。
反省すべき点はあったかもしれないが、それとて決定的な原因だったかどうかは
明かではない。ひょっとしたら、相手の女の子さえ、どうしてオレではダメなのか、
説明できないかもしれない。

だが、オレは彼女に本気でほれた。
その気持ちにだけは、
間違いはなかったはずだ

そういうふうに考えれば、いちいち傷つくのがバカらしくなるはずだ。
このゲームは努力だけではどうしようもない。結果は不条理そのもの。

神様だか、宇宙の偉大なる存在だか、誰の差し金かは分からないが、
何かほんのちょっとした気まぐれで勝ち負けが決まる――。

だとしたら、失敗を恐れるのはばかげているし、
失敗を恐れて手数を出さず、みすみす成功の確率を下げてしまうのは
本当に愚かだとしか言いようがない。

いつかきっと素敵な恋愛が向こうからやってくる。
初めて出会った相手と、お互い見た瞬間にガビーンと電気が走って、
結ばれるかもしれない。

そう信じて、指をくわえて待っているだけの人間は、
生きることを留保しているだけの人間だ
その人生には、失敗も挫折もない。
その代わり、生きているともいえない。

犯人探しの無意味。

文化は遺伝するし、繁殖する。
いくら取り締まっても、文化はそれ自体が生き残ろうとする意志を持っている。
まさにそれ自体が遺伝子と同じ振る舞いをする。
だから、特殊な性欲も、文化の中で遺伝されていくことになるのだ。

幼い子供が犠牲となるような事件が起きると必ず、
「漫画が悪い」「アニメが悪い」と犯人探しが始まるが、
いまさらそれを主張したところで、何の意味もない。
性の商品化は文明化の一部だからだ。

漫画やゲームやアニメを犯人にしたいのならば、少なくとも
浮世絵の時代ぐらいまでは
さかのぼって批判
するしかない。

そして、文化は、文化としての存在価値を問われて淘汰されない限り、
取り締まって消えることはない。破廉恥だとか、反社会的だとか、
そういう理由で文化が
絶滅することはないのだ

映像で表現する使命感。

映画監督の使命は、虚構の中で欲望を形にして、
とりあえずそれを人々の目に触れさせることだ。
映画の主要な役割は、欲望を代行することであり、
だから、映画から暴力とセックスが消えることはない。

ただ、本来は、映画を見た人間が興奮したり、カタルシスを得たりした後で、
「はて、この映画で気持ちよくなった
自分とは何だろう?

と考えさせることが大事なのである。

つまり、「気持ちよかった」と思わせるだけでは表現としてはまだ稚拙で、
大切なのはその先にまで観客を誘うことだ。

       (~中略~)

そうやって映画監督である僕らは、欲望の本質をあぶりだすのが務めだ。
これも文明化の一つの側面である。
評論家は社会のうごめきの本質を見抜き、それに適切な言葉を与えることを
求められ、僕らはそれを映像で表現する。

幻影のお友達。

損得勘定で動く自分を責めてはいけない。
しょせん人間は、損得でしか動けないものだ。
無償の友情とか、そんな幻想に振り回されてはいけない。
そうすれば、この世界はもう少し生きやすくなる。

一つのことを信じ過ぎない。

ポル・ポトの過激な思想も元をただせば単純な正義から出発したはずなのだ。
それは、「人間は自由で、平等であるべきだ」という考えである。
それ自体は決して批判されるべき思想ではないし、間違ってもいない。
しかし、だからといって、それを徹底し始めると、どうにもおかしなことが
起きてしまう。こういうことは人間社会ではよくあることだ。

なぜかというと、人間という存在がそもそもいい加減だからだ。
同じ教育を施しても、伸びるやつとそうでないやつがいるように、
本来、人間は個体による能力差が大きい動物だ
だから、あまりに人間の平等性を確保しようとすると、
結局は人間の能力差やいい加減な部分まで否定せざるを得なくなる。

こんな人間のいい加減な部分に我慢ならず、民族を均質化させ、
優生思想を先鋭化させた集団がほかにもあった。
言うまでもなく、ナチスである。彼らは健康のためにと禁煙を推奨した。
身体障害者やユダヤ人を憎んだ。

運動会のかけっこで順位をつけることが差別だとして、
全員が一等にするようなことも教育現場では行われているようだが、
普通に考えればアホらしい、そんな行為がまかり通ってしまうのが、
この社会なのである。

元は「かけっこでいつもビリの子はかわいそう」という、
まことに善意あふれた愛情たっぷりの訴えから
始まった措置だと思う。子供に順番をつけるのは良くない、
という単純な正義感だったのかもしれない。

だが、そのアイデアのいきつく先に、人間社会を実に住みにくいものに
変質させてしまう可能性がある。
実は、そういうところに、人間の怖さが隠れているように思う。
煉獄への道は善意で舗装されている
というが、まさにその通りだ。

理念を高く掲げすぎない。

「人間は自由で平等である」。この前提には誰も反対しない。
おそらくスターリンも毛沢東も、ポル・ポトでさえも、反対はしないはずだ。
だが、人間を自由で平等でいさせるための社会システムを作ろうとした途端に、
殺し合いが始まる。

民主主義にはそもそも、そのような危険さがある。
北朝鮮が民主主義を国名に謳っているように、その理念は高級すぎて、
処方箋を誤るととんでもない事態となる。
極端な民主主義の行き着く先は強制収容所しかない。
だから、民主主義は中途半端で、
不完全な間がとりあえず一番うまく機能する。

人間は平等。はい、その通りです。
でもやっぱりちゃっかり儲けているやつもいれば、商売の下手なやつもいる。
それが人間の面白いところ。

せっかく才能があるのに、酒におぼれて、人生を台無しにするやつもいる。
わけのわからない映画を作って嬉々としている監督もいるし、
体に悪いと分かっているのにタバコをやめられないやつもいる。
いやはや、人間とはどうしようもない存在ではないですか――。

とまあ、このくらいの余裕で人間社会を眺め渡したほうが、
社会はうまくいくような気がするのである。

民主主義は根本にきれいごとの理念が鎮座しているので、
あまりにそれを徹底すると、危険だ、と先ほど指摘した。
日本人は民主主義の新参者なので、どうしても行き過ぎてしまう。
アメリカ人も原理主義的な傾向がある。長い闘争の歴史の中で学んできた
ヨーロッパは最も振れ幅を小さくして、修正する能力を持っているように見える。

だから、そろそろ成熟した社会に突入しつつある日本人は、
真面目すぎる自らの特性をよく理解して、
あえていい加減な道を選ぶべき時期
やってきたのだと、僕は思う。

民主主義に対する距離のとり方は、否定するでもなく、信奉するでもなく、
というぐらいが最も適当だろう。また、一個人の生き方としても
すべてをスッキリさせず、いい加減に生きていくことが一番ではないか、
と思うのだ。

模倣から全てがはじまり、下劣な模倣も続く。

僕は、「人の取り得る行動のすべては、
何らかの模倣である」

という考えを持っている。人殺しでも恋愛でも、戦争でも善行でも、
すべてがその例外ではない。
だから、家族内の殺人も度重なる模倣の末に起きた一種のブームなのだと思う。

       (~中略~)

欲望でさえ、模倣の末に生まれるのであり、
まったくの無から生じることはない。

       (~中略~)

この世は模倣されたモノたちで満ち溢れている。そして、ジャーナリズムの進歩が
模倣の速度を驚異的なまでに引き上げている。
あらゆることが一気に全世界に広まり、次々とブームが作られる。
これからの世界を生きる人間は、このブームの中に隠れている本質を、
いつも注意深く見つけ出す努力をしていないと、
自分の立ち位置を失ってしまうことになるだろう。
何かの事件が起きると、ジャーナリズムは
ゲームやアニメや漫画に原因を見つけようと
躍起になる。テレビのワイドショーではコメンテーターと称する人たちが、
本質とはかけ離れた議論を繰り返している。
何の発見もない言葉だけが無意味に再生産され、
際限なく展開されていく。
その言葉がまた、
新たな模倣を生むだけ
なのである。

大半のテレビ番組、ワイドショーは
ギャアギャアわめいているだけだが、
評論や批判の文化的な側面とは?

未成年の凶悪事件が起きると、母親はどのような育て方をしたのか、
という議論になるようだ。
母親の手記を読んだり、家庭環境を調べたりして、その病理を探そうとしても、
あまり有効な手段ではないと、僕は思う。

原因をすべて個人に帰しても、あるいはすべてを社会に帰しても、
それは間違いだろう。そんな当たり前の分析や、
現状を追認するだけの報道ならば、
それは害の方が勝ると僕は思う。

報道がまた新たな模倣を加速させ
事件の引き金にならないと、誰が断言できるだろう。

現実には報道をストップすることなどできないのだから、
もっと有効な言葉を使って、この社会を分析していくしか、
評論家やジャーナリズムの意義はないのではないか。

現代日本ほど言葉が軽んじられた時代はないだろう。
若者たちが次々と新しい言葉を発明しては使い捨てにしていくのと同じように、
評論家は何ひとつ有効な言葉を見つけ出せず、テレビは
模倣された言葉を無批判に垂れ流して
いくばかりだ。

それどころか「KY(空気が読めない)」といった若者言葉が突然脚光を浴び、
いいオトナがそれをまねて使う。
「KY」という略語に言葉としての温かみや本質はほとんどない。

しかし、それでもまだ若者たちが仲間内で使っているうちは
わずかに残っていたはずの言葉の体温やある種の有効性は、
世間に流布したとたんに失われ
流行遅れの冷たい言葉に成り下がってしまう。

こんな若者言葉を面白がって報道したり、
模倣したりしている場合ではないのである。

ある現実を言い当てるときに、
表現に豊かな内実を持たせて、
それを社会に再び転化するような
力を持つ「言葉」を生み出す

ことこそが本来、文化的な仕事なのだ。

言葉によって、社会を使いやすく

映画評論で言えば、映画を作った当の監督が驚くような、
「なるほど、オレが作った映画には
こんな意味があったのか」

と、作者自身をハッと目覚めさせ、作者の無意識をも再認識させる
ような評論にはめったにお目にかかれない。それが今、
できているのはスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーぐらいだろう。

だが、今必要とされているのは、映画評論などではなく、この社会を、
このろくでもない社会全体を
言い当てる鋭い論評なのだ。

僕らには言葉が必要だ。有効な言葉が必要なのである。

それがないままに軽いコトバだけが、テレビやネットの上で
無意味に模倣され続ける結果、ある状況に陥った人間がヤリ玉に挙げられ、
よってたかって叩きのめされるという、社会的リンチ状態が発生するようになった。

本当にろくでもない時代が訪れたものだ。
こんな時代には、いくらか斜に構えて、いい加減に生きるぐらいしか、
僕らには有効な手立てはないように思う。
そんなふうに思ったのことが、本書を著すきっかけだった。

2008年8月12日

プロ棋士の思考術

pro_kishi_no_shikougyutu.jpg 虚仮の一念

誘惑に弱くて、意志が弱いという
囲碁棋士、依田紀基さんが
どん底生活から得た、一心にひとつ。

  • 「実利」=金、財産
  • 「厚み」=人脈、信用

どちらを取るかで、その後の展開が変わってくるのは、囲碁も実生活も同じ。

負け心の共通点

判断ができない人、つまり負けが込む人は、
判断基準を持っていないのではないかと私は思っている。

心の根本のところに、「こういう方向に行く」
「ここで行動する」という定まった基準がないのではないか。

完璧を目指し過ぎない。

野球で十割打者がいないように、
100パーセント勝てる碁打ちなどいない。

それを全部勝とうと欲するから苦しむ。
何も考えずにベストを尽くし、あとは天に任せればいい。

呪縛から解放してあげる。

マイナスになるのは、既成概念化しているからだ。
既成概念がすぐ胸に浮かぶようでは、縛られてしまう恐れがある。

束縛は、新しい手を生み出す障害になる。
ここはこう打つものという決めつけが、
よいイメージを損なってしまうからだ。

決めつけがない
こだわらない
自由である
そういうことが碁では大事だ。

相手は常に、生きて、揺れ動いている。

生身の人間であるから、こうした手で必ず感情は動く。
肝心なことは、そのようにこちらから動いて相手を動かし、
局面を動かすことだと思う。

いま、世の中は理屈っぽくなっていて、
感情の重大さを見逃しがちな気がする。
だが、自分、相手、周囲それぞれの感情が一体となって
大きな作用をもたらすことを忘れてはならない。

感性と共に心中する勇気。

勝ちたいと思いすぎると、のびのびした手が打てなくなるのだが、
そのさらに真因を探ると、
「安全に勝とう」とする心がある。
「この手はいけそうだ」と感性上では成立している、
しかし、ぎりぎりのところでどこか危ない感じがある。

いくか。いくのをとどまるか。

対局中には、そういう葛藤が何度もあるが、そのたびに、
その手を引っ込めていたのだ。
その結果、ずるずると後退してしまう。

冒険をしないのだ。自分を信じていないわけである。

そこで、「安全に勝ちたい気持ちは、かえって危ないな」と
考えを変えた。

それよりは、自分の読み、感性がとらえた手を大切にし、
それと心中するくらいの気持ちで打とうと決心した。

勝負の世界と、一期一会の繋がり。

その手を打つ場面が、自分の生涯における最後の対局だとしたら、
どのように打つだろう。一期一会の気持ちで、
一手を、悔いのないように思い切って打とう。
そう深く思い定めた。

好機とは?

チャンスはツキとかなり似ている。
キャッチしなければ、ただの風景として通り過ぎていく。
「幸運の女神には後ろ髪がない」というが、まさにそれである。

チャンスはどこにも転がっている。
あとはキャッチするだけだ。
必要なのは意識の集中である。

       (~中略~)

可能性のあることはすべてやってみよう。
そう意識を集中させて考えていくと、路傍に転がっている
石さえもチャンスに見えてくるものだ。

       (~中略~)

感受性が閉ざされた人には、何も聞こえないのである。
「チャンスに恵まれなかった」という人の多くは、
「チャンスをキャッチできなかった」
人なのではないだろうか。

少しずつ、自分を。世界を変える。

自分を進めることは
世界を少し進めること

2008年2月24日

幸福論

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吉本のおっちゃんは、しんどいとか調子がイイとか、
そんな心や身体の状態を、長期スパンで考えない

幸、不幸をちいさく刻んで考える。
ちょっとしたイイ気分でも、それで幸せ。
な感覚

「一般に日本の場合は、孫と親と自分の三代は、
理想的には同じ家にいて、老人は子供とうまくいってなくても
孫とはそんなことないですから、
孫の相手をしてる間は楽しいよ、ということです。」

おっしゃるとーり、どこの家庭もそんなよーな気がするよ。

2008年1月11日

地頭力を鍛える

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フェルミ推定

これだけでも、賢くなった気がするでしょう?

概算で予測を弾き出す手法を扱った書籍なので

完璧主義のあまり、ついつい時間をかけてしまう方、
金銭や人材を管理するポジションにいる方々にオススメ。

打ち合わせの最中に、好奇心旺盛な社長が乱入してきて
進捗を聞かれたら? どうする?

報告書の提出期日3日前に、
絶対に顔を会わせたくない上司と、
会社のエレベーターで一緒になったら? 短い時間でどう答える?

物事を30秒で説明する必要性を、感じていただけましたか?

ビジネスはアートか? サイエンスか?

両方の組み合わせで成り立っているから、
ビジネスが大好きだ!という強欲な方にもレコメンド。

著者には、ジアタマデバイドと命名した単語を流行らせたい気持ちが
強いようですが、それは無視しておくのが健康的読書イズム

「世界中にラグビーボールはいくつあるのか?」
といったような、一見無謀な数量や問題について、推定ロジックに基づき
短時間で概数を求めることを、フェルミ推定と言いますが、
解答がぴったり正解でなくてもよく、
桁数が大まかに合っていれば、一応の目的は果たしたことになります。

「原子力の父」こと、ノーベル賞物理学者のエンリコ・フェルミが
嬉々としておこなっていたことから、フェルミ推定と呼ばれているわけで。
どのくらい好きだったかと言うと、死の淵にいながらも、
点滴が落ちる間隔を測定して流速を計算していたと、
いう逸話が残るほど愛していた思考法

仮想思考の鍛え方の主な点
 少ない情報からでも仮説を構築
 前提条件を設置して先へ進む
 時間を決めて結論を出す

情報が少なすぎて、無理。と思った時点で負け

ここで問題
時間制限は3分間、電卓、パソコンの使用は不可、一切の情報参照も不可
「日本全国に電柱は何本あるか?」

答えは文章の最後に。(すぐ見ちゃダメよ)
すぐに解答を見る人は、知識に対する好奇心が高いWhat型
自分なりの答を出して楽しめる人は、問題解決に関する好奇心が強いWhy型

さぁ、レッツ!フェルミ!

人材管理で役立ちそうなのは、
絶対座標軸上にマッピングして、各人の適性を洗い出す技術。
これを備えていれば、上手なディレクションやマネージメントができそう。

このブログ記事も含め、相手の「話が長い」と感じる理由
 話がつまらない
 わかりにくい
 聞き手の興味に合っていない
 趣旨から脱線している
 いつ終わるかわからない

「あー、いるいる」とモニターの前でうなずいている、アナタ
もしかしたら、アナタ自身のことかもしれません。

フレームワークツール
3Cや4P、Plan/Do/See、QCDも、チョロっと学んでみようかな。
フレームワークのタイプ別リストが出ているので便利。
視点の高さ、ズームアウトでものを考える癖をつけよう。
資料作成時に内容も決まっていないのに、いきなり目次を作り始めたりする
荒技に憧れる。

「一人ひとりの人間は、それぞれ個性が違い、矛盾だらけで、
かつ、思いこみの固まりである」

この状況に対応する最善策は、
「智に働けば角が立つ」のと、「情に棹させば流される」の
イイとこ取りをしてミックス、
「合理的に考えつつ、感情に訴えて行動する」
という器で人を動かす。とゆーこと。

大好きからの理不尽なお願いと
大嫌いからの理にかなった依頼
同時に発生したら、どちらを優先させる?

人間てば、それくらいファジーな生き物。

電柱の数 正解は、約3,300万本
フェルミ推定的な正解は、一桁以内の誤差に収まれば合格らしい。
ちなみに、ウェブ担当者の答えは、約2,200万本

2007年11月28日

本質を見抜く「考え方」

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ものの考え方について考える本です。
1つのテーマに最低3つの仮説を立て、
一度言い切りの形で結論を出してみる。
その後、検証して修正、自分の感度を鍛える。

イギリスの労働者庶民は、国から高い税金をかけられ
ないように、政治家や知識人を見張っているのだとか。
日本人とイギリス人の歴史勉強の仕方や、歴史認識の手順の
違いが明確でおもしろい。

日本も見張り続けないといけませんね。全体的に。
なんかあったらすぐ暴動を起こすぐらいの強いエネルギーで。

一般のアメリカ人の認識の話。
地域や社会が国を支えているのであって、その反対ではない。
ブッシュ政権とアメリカ社会一般の距離感。このへんは日本と近い認識か。

流行や情報の変化の根底に流れる、不変なものを見抜く力について。
見抜きたいけどなかなか見抜けませんね。

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、
ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」 
作家、井上ひさしの言葉を実践できるようになれば、成長

2007年11月 4日

日本人の精神と資本主義の倫理

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波頭 亮と茂木 健一郎の辛口対談。

美意識や景観のとらえ方、文化や宗教、
日本の賞のセレクト眼の無さに失望。
ポップカルチャーvsハイカルチャーの構図。
経済至上主義のプロパガンダに飲み込まれるな!と、お二人。

「退屈でつまらない仕事」をしている人間は、
少額の報酬でも無意識のうちに、この仕事「実は有意義である」と、
心理的にニセのすり替えが起こるようです。皆さんは大丈夫ですか?

気になった言葉
「人間に対する深い理解がないと、ITは作れない」
には、身体を前のめりにして共感。

突き抜けて、常識も守って、商人的儲けも出しつつ、
社会貢献するベクトルで今後もやってゆきます。
そう・・・口先だけで行動が伴わない大人どもをバッサリと斬り捨てながら。

「今や最高学府はインターネット上にある」
ネットに繋げば、ほとんどのことが調べられる。
しかし、ある程度の素養や素地がないと最高学府を活かせない。と茂木さん。

付け足すとすれば、
膨大な外部記憶装置に繋いでいる以上、
ネットを利用して勉強し続ける覚悟を持って、
嘘を嘘と見抜く。冗談をジョークして笑い飛ばす。
批判を肯定の一部として受け入れないと、
やっていけませんよっ! つーことでオッケーですよネ。