2008年6月 6日

Webアプリケーションの常識

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プログラミングなどはできないが、
取引先や発注先との打ち合わせで
知らない単語が出てきたら・・・

その時、焦らないために
これだけは知っておきたい各ウェブアプリの概要

会議の場で、相手があまりにも普通にその単語を
使うので、なんか常識っぽくて今さら聞けない。
その上ちょっぴり恥ずかしい。

会話の流れを遮らないように、知らないのに無理してうなずく、
また知ったかぶりをしてしまった・・・ そんな行為とも、本書でおさらば。

日常で少ししかウェブを利用しないよ!って方にも関係しそうな場面。
どこかのサイトへログインする時の疑問。
「いったい、普通のと、SSLってどこがどう違うの?」

HTML、CSSからはじまり
Perl、PHP、Ruby、Python、Java、JavaScript などの
プログラム(スクリプト)言語から、Flash、XML、DOM、Ajax
キャッシュの扱い、ブログやSNS、ショッピングサイトの仕組み、
セキュリティ対策まで。

一通りの概要説明が揃っているので、
企業の広報担当者、ウェブの窓口になっている方は
サクっと目を通しておくとよさげ。

一つ一つの単語について、説明できなくてもよいが、
会話に登場した時に、そのプログラムがどんなことを
やってくれるのか、どんなサービスを提供してくれるのか、
知っておくと恥をかかないですむ。

2008年5月18日

アルファギークに逢ってきた

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ライブドアの前身、オン・ザ・エッヂ時代に
CTO(最高技術責任者)を務めていた小飼弾さんが、
様々なギーク(技術中毒者)と対談したもの

はじまりから、あとがきまで、
濃厚ギトギトの豚骨会談
プログラミングやスクリプト系の用語を知っていると
より一層味わえます。

はてなの伊藤直也さんとのトークセッションにて。
トンズラできることの機敏性と、戦略性、
言いたいことを言う担保としてのお金の価値について

「いつでもケツまくれるんです。
『俺で嫌だったらいいんだよ。他に注文すれば
っていうのが、言えるわけですね」

プログラミング言語、Perl(パール)の開発者
ラリー・ウォール氏との対談の結果
プログラマーの三大美徳として
怠惰、短気、傲慢をあげる

矛と盾のどちらが善で、どちらが悪か
を定義することに意味などあるのでしょうか」

プログラミング、エンジニアリング世界での話が軸ですが、
一般的な仕事でも、しょっちゅう矛盾する条件のせめぎ合いが
発生するので参考に。

ライブドア事件のまっただ中、
同社に入社したma.la(まら)さんは、
弾さんに「身体を張ったギャグを一年続けてみた感想は?」
と突っ込まれつつ。

特定の会社が無くなっても困らないが、
当事者だったら寂しく、存在意義を問われてしまう。
とか、ブログを通じた人々の生活や繋がり、
ネットの功績など、ハートウォーミングな話

Twitterを作ったエヴァン・ウイリアムス氏
「テクノロジーはアイディアを実装する手段」
技術を学ぶことにより、ものごとの構造や
可能なこと、何が簡単で何が難しいのか、価値までもを
見抜けることができたという。

プログラマー向けの書籍を手がけるデイブ・トーマスさんの
「それは私の才能ではない」という台詞が印象的。
弾さんは、「自分の得意分野に自信があるからこそ言える」と分析。

Mozillaに在籍するジョン・レッシグさんは
JavaScriptをこよなく愛し、凄いエンジニアの定義を
あえて機能を追加しないことができる人が
すごいエンジニアだと思います。
すなわち具体的に何が重要であり、かつ何が重要でないか
ということを理解したうえで、その理解のもとで最適化ができる人」

これは、デザインやサイト構築全般にも言えることです。
その後のメンテナンスを視野に入れ、行動を小さく収めるコトを心がけよう

Perlプログラマーのジェッシー・ヴィンセントさん
「新しいことを学んでいきたいという姿勢とか、
実際に自分が今やっていることに没頭する姿勢とか」
上記をハックへの愛に昇華できる人が、優れたエンジニアだと言う

「いまどき正気の人はいません。みんなどこか狂ってます。
だから大事なのは、正気か狂気かじゃなくて・・・
役に立つ狂気か、役に立たない狂気か
の違いであると。

弾さんの感覚。Perlはユニクロで服を買う、
JavaScriptは手編み感がある。って表現が面白かった。

mixiを騒がせた、はまちちゃん達との回では、
勢いの重要性で盛り上がる弾さん一同。

作って出しちゃうっていうのは、本当重要だよね。
それが本当に肌でわかったのは、ブログを書き出してから。
変なクオリティのものを人様に出せるかい!ではなくて、
出してもいいんですよ。人に突っ込まれたらそのときに直せばいい」

プログラマの妻たちをメインとした夫婦対談、その設定が秀逸
「行動を起こしたほうに
どんどん情報はついてくる」

とは、はてなの代表、近藤淳也さん

マンガやイラストも描ける、異色のプログラマー
きたみりゅうじ氏との会話の中で

他の人は何をしていないか、
何がないのかを嗅ぎ分ける弾さんは、
ピラミッド型の受託から、ネットワーク型受託になっていくと予想

自分がいなくなったら、この職場は
どうなるだろうというのを、定期的に考えておくといいと思います」
と、自分をクビにする状況を想像しろとアドバイス

「何でみんな、同じところにたかるのか。
何でネコも杓子もPHP、
何で猫も杓子もRuby on Rails
なんだって。バカかと」

「どういう技術が向上すると自分は不要になるのか。
もしそれが見つかったら、自分が作っちまおうよ。
自分で作って最高値で売って、次にいけ