2009年8月13日

天才の時間

天才の時間 竹内薫 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

天才になる
ための余暇
発酵と腐敗の違い

著者は、マルチ科学ライターの竹内薫さん

吉本隆明さんが言うところの「ひきこもる時間」
天才を熟成した休暇について解析した本書

対象読者は・・・

  • 結果が出なくて焦っている人
  • 雑事を減らしたい人
  • 集中力の無さを周囲のせいにしている人

主な登場人物は下記

  • ニュートン
  • アインシュタイン
  • ダーウィン
  • エッシャー
  • ヴィトゲンシュタイン
  • ユング

ヴィトゲンシュタインの部分は、著者の哲学的な思い入れもあり、
お金はモノ? コト? といった話に興味を惹かれました。

小飼弾さんの書籍『弾言』で見かけた考え方の元ネタは
ここから引っ張ってきたんじゃないか? と思える。

結局のところ、どうやったら天才になれるの?
というのが一番知りたいところでしょう。

打ち込む環境に浸る
コレが最重要のようです。

本書で紹介されている天才達は、自分から進んで環境を構築
したのではなく、幸か不幸か、そのような環境にならざるを得なかったり、
没頭していたら、自然と打ち込む環境が出来ていた。 
というのが多い様子。

さて、引き籠もれる時間を準備できるかどうか。

2009年7月 5日

続「超」整理法 時間編

続「超」整理法・時間編 野口悠紀雄 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

脱・時間貧乏

著者は、『「超」整理法』でお馴染みの、野口悠紀雄さん

アウトプットの質を調整するテクニックは、
他人や未来の自分が、最低限把握できるほどのレベルで線引き。
今風に言うと、ベータ版

一番知りたいのは、
「時間泥棒の見分け方」といったところでしょう。

電話をかけてくる人に限って、仕事がデキない罠
さらに留守電に、どんなメッセージを吹き込んでいるかによっても、
相手の事務能力がわかります。 マジでわかります。

以下は、ファックスに限らず、メールや電話でもいえる法則

P.104
必要事項がうまく整理されて箇条書で的確に書いてある場合、
相手は信頼してよい。

インタビューを受けても、こちらが啓発される場合が多い。
共同作業をしても、得るところが多いだろう。

これに対して、余計なことが長々と書かれているファクスは、
えてして連絡先、日付、会合場所など肝心の事項が落ちている。

また、こちらの名前を間違えているのもある。
こういう相手は、要注意である。
後でトラブルが起こることが多い。

ファクス一枚を見れば、相手の事務処理システムの全貌が把握できてしまう。

本当のコトを教えたい、という心理を突く。

P.199 シャーロック・ホームズ

知りたいことを聞き出すこつは、こちらのいうこうとに
異議を唱えさせることだ

質問や、モノの聞き方が上手い人って、事前にある程度調べてきていて、
「自分はココまで調べて、その結果こう思うんだけど?」
という疑問を目の前に提示してくれます。

そうすると、こっちもソコを起点にするし、応えやすい。
(こちらの時間を奪う以上、前もって、自力で何かを調査してくる姿勢
ってのは、精神的にも高評価です)

2009年4月25日

THE21 すぐやる人vs先送りする人

THE21 すぐやる人vs先送りする人 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

人は
確実に死ぬ

別々の記事の著者2人が
同じコトを言っていたのが、印象的だった。

人には必ず、死が訪れるが、
大多数の人は、それに気付いていない、
特別意識していない、と。

特集は、「すぐやる」「スピード整理術」だが、
なぜ、スグに行動に移さないといけないのか、
冒頭の言葉が全てだ。

手持ちの時間は、限られているのだから。

2008年11月18日

大人の時間はなぜ短いのか

大人の時間はなぜ短いのか あれ?
もうこんな時間!?

普段、我々が“感じている時間”、
時間の不思議な特徴についての本。

研究者として、知覚の特性を知ることで生活の質を向上させる、
という責任を抱いている著者、一川誠氏が、
世にある実験例をもとに解説。

時間に苦しめられている人、
“時間”について考え始めたら夜も眠れず、
時間がいくらあっても答えが出ない方にお薦め。

自分の時間感覚を知るには、1分なり5分なりを
時計を見ずに(心の中でカウントもぜずにね)計測してみると、
時間にキッチリしている人か、ルーズな人かタイプがわかる。

人それぞれの時間感覚が違うことを念頭に置くことで、
組織の時間的仕組みや、個々のライフスタイルを
良い方向にチューニングできるかもしれない。

時間学という学問について、
人間という動物種に固有の錯視(だまし絵)から知覚(錯覚)を知る。

情報社会になるにつれ、やれそうなコトが増えてゆく現代社会。
時間を真に有効に活用する技術は、
「やらないより、やったほうがマシ」
という項目を、いかに切り捨てられるか、にかかっている。

自分の生涯時間を延ばすには、時計を意識し、
節目節目のイベントを設定し、
待ち焦がれると良いらしい。

知覚処理時間のズレは、集中力や自身の健康状態にも左右される。
そして錯覚や錯視も大いに影響するようだ。

時間が過去から現在を経て、未来に向かって
“進むように感じられる”というのなら、
その反対の例を炙り出せば、答えが見えてくる。

陽が暮れるまでが、ものすごく長かった時代はとうに過ぎ去り、
気づいたら一日が、一年が終わっている。
書いているそばから、もう年末だ。

歳を重ねると、日常生活にまみれ、新たな経験の入る余地がないから、
時間があっという間に過ぎるように感じると思っていた。

いや、待てよ。小学校のテスト時間や不得意ゆえに退屈な授業は、
永遠に終わらないように感じた。年齢は関係ないのか・・・?

学校の先生が魔法で時空を歪めていたワケではなく、
相対性理論の飛躍的使用法でもない。
時間を究めることに一歩でも近づければ、
一日が24時間ではなくなるかもしれない。
一日30時間になるかもしれない、という淡い期待を抱いて読み進めた。

グローバル化によって、身体的時間が狂わさせる。

P.173
いつでもあり得るような均質化された「いま」ではなく、
今しかあり得ない「いま」
が常にあることになる。

時間を均質化し、特異点をなくしていく生活パタンが、
この一期一会の時間性を見失わせることにつながっているとしたら、
時間との対峙や生活設計において、方針を間違えることに
なってしまうかもしれない。

また、本来は今しかないこのときを、
いつもと同じ「いま」とみてしまうことによって、
今しかできないことを見落とすことになってしまうかもしれない。

皆さん、本書を読む前にご存じだと思われるが、
人間の体内時間は、一日に1時間ほどズレてゆくらしい。

ここで疑問。何の必要があってズレるのか?

いったいなんのために?
進化の過程でなんかあったのかな?

無料で本書をプレゼント

2008年9月11日

「残業ゼロ」の人生力

「残業ゼロ」の人生力 人生に残業は無い!

トリンプ在籍時には、「早朝会議」「ノー残業デー」
「がんばるタイム」などの実施でお馴染み、吉越浩一郎さん。

余生とは対極に位置する人生観を
「本生(ほんなま)」人生と名付け、
仕事ゲームのリセットボタンを押された(押した)直後、
次の一歩をどこに踏み出すかを問う。

デッドラインなくして効率アップ無し
競争社会から離脱した時のこと、
相手に捨てられないための夫婦間コミュニケーションについてもアドバイス。
特に会社勤めの方々にオススメ。

定年退職後が安泰だなんて、誰が言った?

P.3
「定年になったら残りは余生だから、
あとはのんびり過ごすさ」という人は、
定年後の日々がのんびり過ごせるほど短くないことをわかっていません。

「何をやるかなんて、定年退職してから考えればいい」
といいながら、気がついたら周りには
パートナーも友人もいなくなっていた
というケースも、いまはざらにあります。
そのときになって、こんなはずじゃなかったと思っても遅いのです。

その人が充実した本生を過ごせるかどうかは、
現役時代にどれだけ準備をしたか
にかかっています。
しかし、日本では何の準備もしないまま定年を迎える
無謀な人が、あまりに多い。

仕事をゲームに例えると。

P.13
仕事というのは、人生における架空の空間で行われるもので、
そのオンオフスイッチが押されると、
あとかたもなく消えてしまうゲームなのです。
そういった意味で、「仕事はお金を稼ぐゲーム」
という私の持論からいえば、ゲームですから勝たなければ
楽しむこともできません。
ゲームの目的は、そこにあるのですから。
それに、お金をたくさん手に入れるには、
やっぱり勝たなければいけません。

でも、しょせんゲームはゲーム。
誤解を恐れずにいうと、パチンコや競馬と変わらないのです。
いくらパチンコや競馬に勝ったところで、
それで夫婦の仲が悪くなったり、健康を害してしまったりしたら、
それが幸せな人生だとあなたは思いますか。

P.157
要するに、仕事というのは、人生の一時期だけ参加が許されたゲームなのです。
優れたプレーヤーはそこで多くの利益を手に入れ、
他のプレーヤーからも称賛されます。
だから、みんな必死になってゲームの腕を磨き、結果を出そうとかんばるのです。

ところが、このゲームには年齢制限があって、通常は60歳になったら
参加資格をはく奪されゲームオーバーとなります。

そうしたら、どんなにそのゲームが得意で、自分ではまだやれると思っていても、
プレーヤーとしてのすべての権利を放棄して、
速やかにその場から立ち去らなければ
なりません。もちろん、プレーヤー同士の交流もそこで断たれます。

そして、仕事=ゲームという仮想空間を去ったあとに、
ようやく本生=自分の実人生が待っているのです。
こう考えると、たかがゲームでしかない仕事に自分の人生を重ね合わせるのは、
明らかに間違いだと思いませんか。

くどいようですが、仕事が人生などといっている人は、
競馬やパチンコにのめりこんで自分を見失っている人と、
大差ないような気がしてならないのです。

大義名分が通じない罠。

P.95
「俺は家族のために働いているんだ」といったところで、
奥さんはそうは思いません。家庭でのあなたの立場はせいぜい
賄い付きの下宿の住人、
給料は家賃というわけです。

そして、定年退職したら、それまでは朝と夜だけしか顔を合わせる
ことのなかった下宿人が、朝から晩まで家に居る。

しかも、毎月支払っていた家賃もこれからは払わないというのですから、
奥さんにしてみればたまったものではありません。
せめて昼間は外出して、私に昼の用意までさせないでほしいというのが、
奥さんの本音でしょう。

吉越さんの、本生とバカンスの関係図。

P.98
本生 約20年

バカンス 最低でも2週間、1ヶ月を目指す(本生への予行演習)

休暇 お盆やゴールデンウィークを利用して1週間前後

週末 休日

数年前から、夏になると2ヶ月以上バカンスってるウェブ担当。
予行演習はバッチリなのか!?

残業がない環境を自力で創り上げる。

P.101
あれもやってくれない、これもやってくれないと
ぶつぶつ文句はいっても、自分は何もせず
その現状を受け入れてしまっていたら、
いつまでたっても何も変わりはしません。
日本の企業から残業が減らないのだって、
みんな「残業がなくなればいいなあ」と思っているにもかかわらず、
なくそうという努力をしてこなかったからです。

現在の状況に不満があるのなら、
変えるための行動をなぜ起こさないのですか
いつか誰かが変えてくれるのをひたすら待っているだけというのは、
自立したおとなの
とるべき態度ではありません。

大企業にいれば安全なんて話は遠い昔。
しかし、実感として感じているか?

P.148
日本の社会というのは、自立していない人間を前提にできているので、
日本にいる分には、たとえ自立できていなくても、これまでは、
それほど苦労することはありませんでした。

ところが、これからはそうはいかないと思ってください。
グローバル化が進み、誰もが嫌でも国際化の波にさらされることになるからです。
今後は、個として自立できていない人は、
生存競争を勝ち抜いていくことができません。

アクティブに動いて、自分を選んでもらう。

P.160
前の会社の社長になったばかりのころ、
あるデパートの総会があって、
そのあとに立食パーティーが開かれるというので行ってみると、
そこにはそのデパートに商品を納入している企業の人たちが、
それこそ何百人も来ていました。

会場を見渡すと、センターテーブルには
そのデパートの役員クラスや、主力メーカーのトップたちが
集まっていて、その一角だけ、なんとなくほかの人は
近づきがたい雰囲気になっています。
しかし、私は躊躇することなく、
センターテーブルに向かいました
もちろん、はじめのうちは知っている人などいるはずがありません。
でも、そんなのはおかまいなしです。

仕事の人脈というのは、こちらが選ぶのではなく、
選んでもらうのが基本ですから、
知り合いになりたいと思う人の、
少しでも近くにいたほうがいいに決まっています。

別に、話なんてしなくても、そこで、ニコニコしながら立っていれば、
顔くらい覚えてくれるだろうし、もしかしたら
「あなたは誰ですか」と声をかけてくれるかもしれません。

2008年7月 8日

戦略的グズ克服術

senryakuteki_guzu_kokufukujyutu.jpg

完璧主義と
自己批判
グズには報酬がある

不安に対処するためグズになる?

集中して仕事、集中して遊ぶためのグズハックで、
今、はじめられることに集中できる能力を得て、
目に見えない判定にビクビクしながら暮らす生活、
グズの狡猾なサイクルから脱出!

下のような症状がある方は、反心理学を用いた本書で処方の必要アリ。

仕事に圧倒されてプレッシャーを感じることにはじまり、
グズグズして逃げ回ることで終わる、
このようなサイクルに囚われている限り、逃げ道はない。

余暇の時間を心おきなく楽しむことで、創造的な欲求を満たしたり、
気分転換をはかったりすることもできなくなる。

遊んでいても、仕事から逃げ回っているような気になり、
心から楽しめない。そのうち仕事をする意欲を失い、
ますますグズグズするようになり、それが習慣化する。

グズ警告のサイン この項目にあてはまるか?

  1. 人生を果たすことのできない義務の連続のように感じる
    • つねにこなしきれないほど長い「やるべきことリスト」をもっている
    • 自分自身に「・・・ねばならない」という言い方で語りかける
    • 選択の余地がなく無力に感じる
    • 動揺や圧力を感じ、グズの習慣に囚われることを絶えず恐れている
    • 不眠に苦しみ、夜(週末、休暇、実際に休暇を取るなら)に思いっきり
      羽を伸ばすことができない
  2. 時間感覚が希薄である
    • 作業をいつはじめるかに関し、「来週あたり」とか「秋に」といった
      漠然とした言い方をする
    • 自分がどのように時間を過ごしたか覚えていない
    • 仕事の予定を立てても、それに深く関わっているという
      明瞭な感覚がもてない
    • 細かな計画、暫定的な目標、期限などを書き込んでいない
      空疎な予定表をもっている
    • 会議や夕食にかならず送れる
    • 渋滞時に車で街を通り抜けるのにかかる時間を考慮できない
  3. 自分の目標や価値観があいまいである
    • 一人の人間や一つの計画に没頭するのが困難である
    • 自分が何をすべきかはっきり分かっているが、
      自分が本当に求めていることは分からない
    • つねに楽な方へと流されていく癖がある
    • 自分にとって何がもっとも大切で、何がそうでないかを
      識別する能力がない
  4. いつも欲求不満で、落ち込んでいる
    • 達成したことのない、あるいは試みたことさえない人生の目標をもっている
    • つねにグズ人間であることを恐れている
    • 自分で達成したことに決して満足しないことを知っている
    • 楽しみを奪われている感じがする
      いつも働いているか、働かないことにうしろめたさを感じている
    • 「なぜあんなことをしたのだろう?」とか
      「わたしのどこが悪いの?」と絶えず悩んでいる
  5. 優柔不断で、間違えるのが怖い
    • 完璧を期そうとするあまり、プロジェクトの完成を遅らせてしまう
    • 決定に責任を負うのが怖い。何かが悪い方向へいった場合、
      責められるのが怖いから
    • 仕事に完璧を求める
    • 絶対にあやまちをおかさず、批判されないことを自分に期待する
    • 「もし・・・したら」と考え、延々と思い悩む
  6. 自信のなさや自己主張の弱さが生産的になるのを妨げている
    • 自分の失敗を外部の出来事のせいにする。
      自分の欠点を認めるのが怖いから
    • 自分の価値は、何ができるかによって決まると考えている
    • 自分の人生をうまく制御できていないと感じている
    • 判定されることや、欠点を見抜かれることが怖い

グズじゃない人には、理解できない苦しみ。

仕事が遅れることを絶えず不安に思い、
仕上げた仕事が完璧でないことに罪悪感を覚える

グズグズする理由を知りたくはありませんか?
原因を突きとめないと、どんなアドバイスやツールも意味がない。

優柔不断になりやすい人は、完璧を期すあまり、
批判や失敗を極度に恐れる傾向があり、
そうした恐れから逃れるため、グズという戦法に頼るのである。

人間の精神を肯定的にとらえ、
好奇心を刺激する切っ掛けを作らない場合、自分の人生は・・・

ブレーキをかけながらドライブをしている
ように感じるに違いない。

不安=批判、失敗、機会損失、過度な期待

あなたはもう忘れてしまったかもしれないが、
幼い頃の躾、社会に出てからの大失敗が足かせとなる。

ナウ・ハビットのプログラムリスト

  1. 安心できる状況を作る
  2. 肯定的な内的対話を通して、否定的な姿勢をプログラムし直す
  3. 症状を治癒の引き金として活用する
  4. うしろめたさのない遊び
  5. 三次元思考と逆向き予定表
  6. 心配を逆手に取る
  7. すきま時間予定表
  8. 現実的な目標設定
  9. フロー状態で働く
  10. 失敗の制御

グズの定義

神経症的な自己防衛の形態

やるべきことがすべて順調で、実際に完璧だったと思い、
周囲からも歓迎されていたのはいつまでか?
子育ての残忍性と暴力性、この「有害な教育」を受けていないか?

子どもの中に自尊心を育もうとせず、
物事を否定的に捉える態度を身につけさせる教育

「グズによって自分を守ること」のプロセスを分解する

  • 完璧主義的な要求
  • →失敗への恐れ
  • →グズ
  • →自己批判
  • →不安と憂鬱
  • →自信の喪失
  • →より大きな失敗への恐れ
  • →より強いグズへの欲求

グズの矛先は、上司であるあなたへも向けられる

権威をもった者からのプレッシャーに対抗する間接的手段

意外にもこんなところへも影響が

成功への恐れに対する抵抗手段

成功はしたいが、失敗はしたくない。

心理学者、パトリシア・W・リンビルの研究結果

自己感覚が複雑で多様性に富んでいればいるほど、
一つのことでのストレスで落ち込む可能性が低くなることを発見した。

なぜなら、「他の領域が緩衝装置として働く」からだ。

グズとストレス

ストレスの多い世界で最大の実績を上げるには、
自分は価値があるのだという疑う余地のない感覚を
身につけなければならない。

どのようにして
グズになるのか?

人生で起こっている大半は優先順位の高い仕事と
直接かかわりのない物事である

ほとんどの場合、人はただ単に仕事をやることと、
自分の価値を試すこととを混同する

自分を説得する

建設的な何かに効率良く向きを変えさせ、
自分の中の犠牲者や反抗者の言葉は無視する。

人を意欲的な行動に駆り立てるのは、鍛錬でも、
意志力でも、他人からのプレッシャーでもない。

複数の選択肢から行動を選択する自由、
ある種の使命感、自分の決定の結果にいさぎよく責任を負う
姿勢などが意志を強化し、精神を鼓舞するのだ。

生産的人間 vs グズ人間

「選択」を重視するところにある。
「わたしが選ぶ」「わたしが決める」「わたしが・・・したい」
というメッセージはエネルギーを一つの目標に向かわせ、
その結果に明確な責任をもたせる。

過去を手放すことを学ぶ

「それはもう過去のことだ。
残念だが、今はもうどうすることもできない。
自分に今できるのは何だろう?」

著者、ネイル・A・フィオーレが空挺師団に所属していた時、
命がけで得た教訓

抵抗するのをやめ、本気になる

出来事との関係性

物事を楽しめるかどうかは、
しっかりと関われるかどうかにかかっている

大規模な案件を抱えている方への注意点

事業が大型で、圧倒的なものであればあるほど、
あなたがグズになる確率は高くなる。

不安が、自然に湧いてくるはずのモチベーションや
好奇心に取って代わるからだ。

巨大事業に押しつぶされそうになったら

「わたしは小さな一歩を踏み出すことができる。
小さな一歩とは、一枚のラフなプラン
一枚の不完全なスケッチ
些細な挨拶などである。
それが現在、する必要があることのすべてだ」

家を建てるとき、一度に建てることなどできない。
まず、コンクリートで基礎を築かなければならない。
それから柱を立て、一本一本釘を打って、壁を作る必要がある。
そうやって、小さな一歩を積み重ねていくしかないのだ。

心おきなく遊び、
仕事の質を高める

グズのもっとも破壊的な効果は、
人生を先延ばしにすること。
一つの仕事をやり遂げても、その報酬を味わうことや、
遊びを思う存分楽しむことを後回しにするのだ。

グズの習慣は重要な仕事の妨げになるだけではなく、
過食やテレビの見過ぎといった癖につながりやすい。

グズの人はまた、一つの趣味に集中することができず、
趣味をコロコロ変える傾向がある。

そんなことを繰り返しているうちに自分自身に嫌気がさし、
自分を敬う気持ちが失せてしまうのだ。

仕事の虫と、グズ人間の共通点

  • いつも仕事が中途半端だという感覚を抱いている。
    四六時中、仕事をしているにもかかわらず、
    休むに値しないと自分のことをみなしている
  • 自分の人生を「保留状態」と考え、いつの日か、
    成功して人生を楽しめるようになるだろうという
    かすかな希望にしがみついている
  • 人間を怠け者とみなし、プレッシャーやモチベーションを
    生み出すための鍛錬が必要だと考える。
    両者とも否定的な語りかけや脅しを用いるが、
    仕事中毒の人は絶えず忙しくすることでそのプレッシャーに応え、
    グズの人は不安に圧倒され、身動きできなくなる
  • 仕事に対して否定的な態度を取りつづける。
    仕事を際限のないものとみなし、犠牲がつきものだと考える。
    仕事の虫は、仕事の時間を確保するためにしばしば人とのつき合いを避ける。
    グズの人は犠牲を大げさに考え、二度と遊べなくなるのではないかという
    恐れから、中途半端な遊びに逃げ込む

渋々、背中を押し続けるのか?

自分の仕事が「本当は仕事じゃない」という人は、
仕事に行くのに、自分で自分の背中を押す必要がない人だ。

子ども時代を振り返る

学習するときのわくわくした気持ちは、
いかに周囲の期待に合わせるかを教えられる段階で、
失われてしまう。

障害の克服

悪いところや足りないところを責めてばかりいる
親に育てられたグズの場合

脅して育てられた人のもっともありふれた解決法は、
自分自身を脅して、自分を批判する人たちに同化
することによって、承認を得ようとすることだ。

科学の教師、ローラがフル・マラソンから学んだコト

走るのがつらい。ただ立っているのさえつらい。
歩くと痛いし、横たわっても痛いだろう。
何をしても痛いのだ。
だから、走って、できるだけ早く、走り終えた方がいい

ウェブ担当も準備好きです。

仕事に必要な情報をすべて集めたことに気を良くするが、
自分のアイデアを実行に移す前に、もっと準備をする必要が
あると感じる。 より確かな自信をもちたいからだ。

   (~中略~)

こうした傾向を乗り越えるには、
社長に忠告を求めたり、本に解決を求めたりする傾向を
すべてグズとみなす必要がある。

あなたがその仕事でどれだけのことをしたかは、
忠告を集めたり、準備したりすることではなく、
仕事の完成にあなた自身がどれだけ貢献したかによって
決まるのだ。

自己批判的な完璧主義者は、自分が目的に向かって達成してきたことを
自分の手柄としてなかなか認めようとしない。

もう少し時間が欲しいか

営業部はあなたの作った製品を売り出す準備ができている。
しかし、あなたはミスをチェックして磨きをかける時間が
もっと必要だと訴える。

あなたは社長やクライアントの要望に応えるすばらしい仕事をするが、
それが完璧でミスのないものであることを確かめるまでは、
完成品とはみなさない。

他人があなたの製品を見てもう十分だといくら言い張っても、
あなたはそれを自分の手から離さない。

あなたは自分の仕事が完璧でないことが分かっていても、
それを終わらせる不安とリスクに耐えることを学ばなければならない。

スキマ時間の活用

作者が追い求めた実用的なシステム
いつまでもデブと思うなよ』で提唱されている
レコーディング・ダイエットのような仕組み
特徴は、遊びや余暇、趣味の時間から確保しはじめるコト

30分間集中して仕事をした時間を残らず記録しはじめた。
   (~中略~)
集中して仕事をした時間を記録するだけではなく、
休憩時間に期待できる報酬を、すきま時間予定表の中に
前もってリストアップしはじめるようになった。
   (~中略~)
30分という仕事の時間は短いのであまり負担にならない。
それゆえ、気軽に仕事に入っていけるのだ。
   (~中略~)
普通、グズを克服するための典型的なプログラムは仕事の予定を
組むことからはじめる。しかし、そのような予定の立て方をすると、
人生に楽しみや自由が欠けているという気持ちになりやすい。

抵抗感を生産エネルギーに変換する

グズの主要な原因の一つは、厳密なスケジュールや
権威に対する自然な抵抗感である。

はじめるという姿勢

たったの30分間、仕事を終わらせるというのではなく、
はじめることを目指す

続けた結果、こんなことを思うかもしれない

「自由時間ができた。しめた、働けるぞ!」

フロー状態で働く

映画評論家という仕事をわたしはうらやましいと思わない。
物語に浸りながら、片方でシナリオ、演技、音楽、カメラアングルなどを
絶えず批判的に見ていなければならないからだ。

失敗することや評判を失うことを恐れるグズの精神状態は、
創造性をせき止め、脳の新皮質がもつより高度な機能に
アクセスするのを妨げる。
そのため人は創造的な喜びを奪われ、欲求不満におちいるのだ。

挫折

自分を失敗者とみなす人々は、一度失敗すると、
そこで立ち往生してしまう。
「失敗者」は計画に取り組む前に、すべてが何の問題もなく
完璧にいく保証を欲しがる

一方、成功者は妥当なリスクを喜んで負う。
まずくなる要素があれば、まずくなるだろう」
というマーフィーの法則以外、何の保証もないのを知っているのだ。

あなたは自分の身に起こることには責任がないかもしれないが、
それを修正するために何をするかには責任を負っている

大学教授、スザンヌ・コバサが突きとめた
「たくましさ」の根本

  • コミットメント(物事に没頭する能力)
  • コントロール(出来事を制御する能力)
  • 旺盛なチャレンジ精神

とりあえず書き出してみることも重要だが

人を成功した生産的人間にする秘密の一つは、
達成できない目標や近々着手できない仕事を手放す能力だ。

現実的な目標とは、それに向かって積極的に歩み、
今、はじめるために必要な時間とエネルギーを惜しみなく
注ぐことができるものである。

もし目標に向かって踏み出す時間ややる気を見出せなかったら、
それは手放した方がいい。

そうでないと、何か重要なことをし忘れているという感覚となって
あなたにいつまでもつきまとうだろう。

わたしたちが目標を設定することにためらいを覚えるのは、
目標を決めると、耐えがたい挫折や要求に遭遇する危険があることを
知っているからだ。

目標を設定すると、ある期間、一定の方向に向かって歩むことを求められ、
自分の限界や弱さが露呈される可能性がある。

人生に、まったく努力のいらない道などない

仕事をするにも、仕事から逃れようとするにもコストがかかる
ことを心に銘記し、目標の達成にいそしむ準備をしてもらいたい。

選択は、働くか、働かないかではなく、
どんな働き方をするかである。

周りにいるグズ

かれらのために何かを決めようとしたり、
かれらの倫理性を批判したりしてはならない

オークランド・レイダーズの元コーチ、
ジョン・マデンの言葉

ある選手たちは、口で言えばすぐに分かってくれる。
そうかと言えば、図を描いて説明してやらないと、
自分のすべきことのイメージがつかめない選手もいる。

それだけじゃない。目で見たり、耳で聞いたりするだけではなく、
実際に身体を使ってプレイしてみるまで、分からない選手もいるんだ。

グズを持った上司は、どこからはじめればイイかを
ハッキリさせてあげるとともに

有能なコーチは兵士や社員のモチベーションや恐れ、
自分なりの逃げ方を理解しているのだ。
だから、かれらとコミュニケーションするときには、
かれらの恐れや欲求に気を配り、グズの習慣に逃げ込まないような
対策を講じる。

経営者の焦点は、命令したり、責めたりすることにあるのではなく、
いかにすれば目標を達成できるかを教えることにあることなどを
再確認させた方がいいのだ。

懇願と脅しの間で

口やかましくいう立場に置かれるのは、
口やかましく言われるのと同じぐらいつらいことである。
口やかましく言っても両者に恨みが溜まるだけにすぎない。

ある夫婦に与えた試練

かれらにあたえた最初の課題は、実際より簡単に思えることだった。
口やかましく言ったり、アドバイスをしたり、相手がする必要のあることを
思い出させたりするのを慎むよう言ったのだ。

2008年5月 6日

時間を売るな!

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時間は、切り売りするものではなく
使うものだと言う飯塚哲哉氏の時間論

ネガティブな人か、リアリズムな人かを
見分ける方法、頭を使わずに湯水のように使われる
税金についての話

誰もが一度は体験したことがある、
フロー状態(極度の集中状態)
お母さんの「ご飯よぉ~」の声が聞こえないアレです。

作者は、この状態での高い成果、疲労感の減少、癒し効果を
味わうために仕事をしているようだ。

目に見えない時間を、「硬いタイルのようではなく、
弾力性のあるゴムやスポンジのようなもの」という
概念で示しているところは興味深い

「仕事に対する熱意や責任感が強い人ほど、
判断がシビアになる」

ここでいうシビアとは、ネガティブな思考ではなく
経験に裏打ちされたリアルを見ること。

「どうせ誰かがこれを壊しにやって来るからだ」
と言って、自社製品のシェアを奪うインテルのパラノイアの話題

創造的な仕事をしてきた著名人の
心の中は、相反する要素でいっぱいだ。とか

「仕事を信頼して任せられる人間と出会えないのであれば、
無理にチームをつくる必要はない

「厳しい競争を生き抜くためには、自分の得意な領域を
注意深くつくり上げ、それを大事にすることが必要」

本書に出てくるダーウィンの言葉から
「生き延びた種とは、賢いとか強いとかではなく、
適応することができたものだ」

2007年12月 7日

時間単位の市場戦略

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結構な勢いで本を買うので、たまにハズシもあります。
そんな1つが今回。

オリジナルの単語を流行らせたいのか、
創作ワードがチョイチョイ出てくるので、うっとうしい。

時間切り売り産業の例に、多数の業態が出て
くるのですが、ビジネスニュースを読んでいれば、
そんなのわかるよ程度の薄さ。

今後の展望が漠然としていて、経験則が少量なので説得力皆無。
ぼやけた文章表現をしているのは、著者にコンサルを依頼させようとする罠か。

日本市場の知識がいっさい無いという人向け。

「個人が個人同士で集まり直す時代」
ブログやSNS(mixi等)の出現でコミュニティが加速するのもあるし、
対会社でも、中間の会社をすっ飛ばす傾向がありますね。
だって、直接取引した方が早いし安いんだもん。とゆーのが主な理由。

プロフェッショナルとは、「最高の結果を提供できる人」
「顧客の絶対時間を奪わない人」というのが、この本での定義
言われるまでもないが、お客様を数秒待たすなんてもってのほか。
オーダー時や会計時に発生しやすいので要注意。

「ディテール、デザイン、雰囲気、笑顔、もてなしに投資する」
このような努力がその店の「風情」という見えない特徴になる。

顧客の心をとらえ、支持されているのか? あなたのお店に風情はありますか?

「自然の生命力を借りて、有限の人生を歩く」
「どんなことでもスタート時に、それなりのところまで持っていかなければならない」
生きること=時間を過ごす  命=時間
忘れがちですが、時間単位でちゃんと意識していますか?

お互いテンションをアゲていきましょう。