2010年7月28日

部下をやる気にさせる100の方法

部下をやる気にさせる100の方法

合意を管理

著者は、作家でセミナー講師のスティーヴ・チャンドラーさんと、
ビジネスコーチのスコット・リチャードソンさん。
翻訳は初となる、黒川敬子さん。

100というのは、単なる数字合わせ・・・ と思いきや、
部下やパートナーより先に、自分をヤル気にさせてくれる内容。

一緒に働く仲間の心理効果を刺激する方法と共に、
どっしり構えた、余裕のある上司になるための本。

  • 現実的
  • 楽天的
  • 正直
  • 手本を示す

現状分析をしたら、建設的な考えにシフトする、
現実主義と楽観主義のハイブリッド思考。

見開きで項目が分かれているので、読みやすい。
難しい書籍を読みすぎた時の清涼剤として。

2010年7月27日

論より詭弁

論より詭弁

詭弁はお得?

反論理的思考のすすめ

教師の香西秀信さんが著者。

詭弁学をダラダラ述べているだけなので退屈だが、
我慢して読み進めると何かしらの発見がある。

多くの場面において、対人関係は対等ではない

そんな状況下では、論理的な話し方は、無力のようだ。
(このへんは、実感できる部分も多い)

答える側は、よほど用心しないと、
相手が選んだその言葉に合わせて、
問いに答えさせられる羽目になってしまう。

日常的な議論の場で、われわれは、しばしば
相手に問い詰められ、絶句してしまうことがある。

が、これは必ずしも相手の主張が正しいことを意味しない。

反道理や、こじつけは役に立つのか?

事実に意見を混入させる、言葉の魔法、
完璧な論理の心理的不自然さを突く戦術。

「仕事とワタシ、どっちが大切なの?」
と、詰問された時の切り抜け方としても、微力ながら役立ちそうだ・・・

相手を説得、納得させるための一助に。

2010年7月26日

他人を見下す若者たち

他人を見下す若者たち

空想の才能

著者の速水敏彦さんは、アマゾンのレビューでも
存分に叩かれてますが、確かに
断言するためのデータ不足は否めない。

架空の才能を求める若者を分析しているが、
年齢は関係ないだろう。

解決方法も、実にありきたりでガッカリ。

2010年7月20日

巨人軍論

巨人軍論

情と数字

組織とは、人間とは、伝統とは

野村克也さんの組織論。

模範となり、チームの鑑となる人物の大切さ、
規則、データ収集と解析の必要性。

機能するチームへの適材適所についての話だが、
エピソード部分が多く、核心には到達できない。

2010年6月29日

イノベーション・マネジメント

イノベーション・マネジメント

簡単に
イノベーション
できれば苦労しない

成功を持続させる組織の構築

  • 著者 トニー・ダビラ マーク・J・エプスタイン ロバート・シェルトン
  • 翻訳 スカイライトコンサルティング

著者達 (大学講師やコンサルタント)が、
有名なビジネスを立ち上げたわけではないので、
当然、コツは書かれていない。 後付で解説しているだけ。

戦略タイプ別に自社を当てはめることができるが、
必要なのは、背中を押してくれる励ましの言葉だと思う。

その重要成分は、本書から得られない。

2010年6月25日

人を10分ひきつける話す力

人を10分ひきつける話す力

意味の含有率

著者は、齋藤孝さん。

相手 (読む人、聴く人)に、
新たな発見や気付きを提供できているか?

本書に例文として取り上げられている、下記の方々の小話を読んで、
話の構成を自分で解剖するば事足りる。

  • 小林秀雄
  • 宮崎駿
  • 永六輔
  • 古今亭志ん朝

イイ話をする、というよりは、
ダメな話をしないための本

2010年6月21日

社長の値打ち

社長の値打ち

社長を分析

「難しい時代」にどうあるべきか

著者の長田貴仁さんに社長経験が無い (と思われる)ので、
説得力が薄く、形容詞がとっ散らかっていて、もの凄く読みづらい。

ジャーナリストの視点というよりは、終始、交友関係の自慢が続く。

社長になれなかった嫉妬からなのか、
「老婆心ながら・・・」と言い訳しつつ、上から目線なのも痛々しい。

多くの事例を出すあまり、内容が薄っぺらいので、
本書を読む時間で、有名創業者の自伝を読んだほうがイイ。

どうにか良い点を探すと・・・

常に創業者でいること、最低でも創業者精神を持つコトの重要性。
そして以下の点を、常々意識していたい。

  • 愛嬌
  • 謙虚
  • 礼節
  • 正直
  • 衆知の収集と分析
  • 他者と自己のベンチマーク

2010年6月 7日

「ここだけの話」が「ここだけ」なワケがない。

「ここだけの話」が「ここだけ」なワケがない。

口癖では見抜けない

口グセから相手のホンネを読む本

著者は、ライターの下関マグロさん。

『相手のホンネをズバリ見抜く本』のタイトルをすげ替えたもの。
(いい加減、こういうセコイ商法は止めていただきたい!)

口癖から、性格や心情を察し、ラベリングをして言い切っているが、
その分析も感覚的でアバウト、決め付け調が後味悪い。

イラつく口癖に対抗したい時、
人間不信になりたい時の読みモノ。

2010年6月 3日

勝利のチームメイク

勝利のチームメイク

チームメイクは
自分メイク

2003年4月に刊行された『勝利のチームメイク』が文庫化。

ラグビー、サッカー、野球、異なるスポーツの組織論から、
ハイブリッドな組織論を生み出したい。

サッカーのワールドカップ (南アフリカ共和国大会)が迫る今、
読んでおくと、気軽に岡田監督や選手批判ができなくなる。

一瞬、一瞬を全力で
長所を"本当に"活かす対談集。

古田敦也×平尾誠二

思い込みでもイイから、勝つ自信を付ける、余裕と楽観、
意思疎通を円滑に行う理解力。

平尾誠二×岡田武史

最低限の人間関係について。 好き嫌いではなく、
相手の得意技を認めて託す
職場のチームが噛み合っていない時に参考になる心構え。
システムと感覚の併用観も。

古田敦也×岡田武史

宇最後には吹っ切れる。

岡田武史

「開き直り」の境地に行くまでって、やっぱり苦しいんだよ。
どうしても逃げたくなって「投げやり」になってしまうんだ。

「放任と管理」の話は、ビジネス組織でも活かせるハズだ。

2010年4月27日

田原式つい本音を言わせてしまう技術

田原式つい本音を言わせてしまう技術  表紙画像

相手に食い込む

著者は、田原総一朗さん。

相手の懐に入り込む技術から、日本の政治話まで。
人付き合いや、営業の入門書。

2010年4月15日

イライラしがちなあなたを変える本

イライラしがちなあなたを変える本 安藤俊介 表紙画像

怒りの種類を知る

ウェブ担当がお薦めする、
『アンガー・マネジメント』の著者、安藤俊介さんの新作。

怒りをコントロールするための本。

他者との価値観の相違から発生する怒り。
その原因は「自分のワガママだ」 という。

イライラの核心を探り、その部分を書き換える手法を取る本書では、
怒りのランク付け、怒りログ(記録)、ケーススタディが具体的。

肝は、他人目線で感じられるかどうか。

「権利・欲求・義務」で切り分けるマトリクス図によって、
お互いの食い違いを洗い出す。

その手法は新鮮だし、即効性がありそうだ。 前作同様、超お薦め!

2010年4月 7日

週間ダイヤモンド タイプ別営業力 強化法

週間ダイヤモンド 営業力強化法 表紙画像

胡散臭い営業法

タイプ別診断で己を知る。

自分の中身を把握することは大事だが、
タイプ診断ってヤツは、強引過ぎて乱暴だ。

本書で、取り上げられている人々も胡散臭い人ばっかり。
占いや血液型性格診断と同程度の扱いで楽しみたい。

2010年3月 1日

友だち地獄

友だち地獄 土井隆義 表紙画像

友人関係の痛み

「空気を読む」世代のサバイバル

著者は、社会学的に、少年少女を探っている土井隆義さん。
凄いタイトルですが、言い得て妙。

読んでいて、少々暗くなるが、一部の若い世代の
痛みが伝わってくるような、真面目な内容。

仕事や家庭、通常の生活で若い子達と接する機会があるのなら、
目を通しておくと、日本の何かが見えてくるかもしれない。

不真面目な方は、『情報病 なぜ若者は欲望を喪失したのか?』から
読み始めるのをお薦め。

2010年2月23日

プレゼンテーション Zen

プレゼンテーション Zen ガー・レイノルズ 表紙画像

NGデザインの例

  • 著者:Garr Reynolds (ガー・レイノルズ)
  • 翻訳:熊谷小百合
  1. 物語
  2. デザイン
  3. 共感

以上を、ポイントと説くが、本書のレイアウトと、
素材写真が糞なので、まるで説得力がない・・・

どこかで聞いたセリフの寄せ集めで、
「シンプルにする」ってコトを長々と説明してるだけ。

2010年2月22日

話は5行でまとめなさい

話は5行でまとめなさい 横江公美 表紙画像

読み手には
時間が無い

著者は、横江公美さん。

なぜ、2行や3行ではなく、5行なのか?
その根拠が「読み手が飽きないのでは?」だけでは薄い。

全体的に奥行きや、オリジナリティが無いのが残念だ。
本書を反面教師にして、読み手のコトを考える切っ掛けにしたい。

2010年2月 5日

インセンティブ

インセンティブ タイラー・コーエン 高遠裕子 表紙画像

取引という行為
価値観の衝突

  • 著者 タイラー・コーエン (経済学の教授でありブロガー)
  • 訳者 高遠裕子

自分と世界をうまく動かすが副題だが、
上手く動かせるワキャないだろ! 馬鹿野郎!

誘拐、奴隷市場、家事手伝いをやらせる方法、会議のやり方、
イベントのお誘いやメールの返事が遅れる理由
返事がないワケ、寄付やチップは必要か? などを紹介しつつ、
意外なモノを売買した例や、賄賂の事例も紹介する。

金品も含めた、インセンティブ与え方を考察し、
金銭的な報酬、罰則の限界を知ることができるが・・・

値段、分厚さ (文字量)、読みにくい日本語訳、
どれをとっても駄目な本
解決が困難であると、長々述べているだけだし、
できないものは、できない、と断言しているだけ。

本書を読まなくても、日常生活では、
自分自身を実際以上に良く見せたい、素敵に思い込みたいという
相手のインセンティブを突くコトが、いくらか解決にはなりそうだ。

2010年1月21日

こんな男は捨てられる

こんな男は捨てられる 山崎世美子 表紙画像

ホントに
捨てられるのか?

元探偵で、恋愛、離婚カウンセラーと
称する著者、山崎世美子さんが男女間のトラブルを解説。

男性の恐怖といえば、女性に愛想を尽かされ
捨てられるコトですが、本書は、役に立つというよりは、
時間潰しの読み物としての内容。

2009年12月13日

平常心の鍛え方

平常心の鍛え方 保坂隆 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

怒りは加速する

著者は、ストレス、メンタル関連の書籍が多い、
保坂隆さん。

科学的な根拠は薄く、関連のない例え話が続くが、
ライトな読みものとして気軽に接することができる。

楽天家になるための指南書、
以下の症状に該当するなら、読んでもいいかも。

  • 怒り
  • イライラ
  • 後悔
  • 引きずりやすい
  • 不安
  • 燃え尽き
  • 完璧主義
  • 神経質

午前2時~4時、午後1時~4時が魔の時間と呼ばれるワケ
など、雑学的な情報もわかる。

ストレスを吸収する方法として、自分の心と身体は、
ゴムボールだと思い込むのが効果的らしい。

下記の解決言葉にあるように、過去や未来のコトを考えすぎて、
今現在を楽しめず、ストレスを蓄積しがちな、
真面目な男性向けの書籍ともいえる。

今、この一瞬だけを考える

2009年11月18日

「男を見る目」がある女ない女

「男を見る目」がある女ない女 里中李生 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

男の選び方
女の選び方

著者は、男女関係の書籍が多い里中李生さん。
本書では、自慢話が盛り込まれ、全体的に考えが浅い。

しかし、以下のような教訓も拾える。

男性向けには、
女を捨てて叶える夢
(自分の夢を実現させるには、女にかまけている暇などない。 そんな男がモテる)

女性向けには、
人生は甘くない、
と知っている男に近付け

(甘やかされた坊ちゃんは、真剣味が足りない)

2009年11月17日

女を味方にして男は大きく伸びる

女を味方にして男は大きく伸びる 佐藤富雄 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

女性の採集脳

著者は佐藤富雄さん。
2004年に発売された書籍が、
ポケット版用に再編集されたもの。

モテ道がざっくりし過ぎなので、恋愛本の基礎として活用したい。

ちょいちょい、女性のココロとプライドを揺さ振るような、使える台詞も飛び出す。

俺は育ちの悪い女はパスだ

上記の宣言が織り成す効能とは?

原始時代の頃のモテと、現代のモテは
少々カタチは変化したものの、本質的には変わらない。

  • リーダー度=女にモテる
  • ハンター度=お金

また、女性へ向け、
「快」と「益」を同時に提供するために
こんなことも必要なようだ。

  • 自分の身体への自信を付ける
  • 自分の感情を殺す

他にも、落ちやすい女性の見分け方や、関わると厄介なタイプまで、
色々なケースが紹介されている。

下記の台詞が、どれだけ効果的かは不明だが、
技の1つとして覚えておいてもイイだろう。

君に惚れた。俺と付き合わないと損だぞ。

絶対に君を幸せにしてやる!

本書で得た知識を披露しても、深入りする相手を見極める冷静な眼を持ちたい。

(西洋の諺)
女は結婚前に泣き、男はあとで泣く

2009年11月13日

PRESIDENT なぜ、あの人の話し方だと売れるのか?

PRESIDENT プレジデント なぜ、あの人の話し方だと売れるのか? 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

相手の感情に
どっぷり漬かる

プレジデント社から出版された、著者 横田雅俊さんの
『営業は感情移入』という書籍を基礎とした特集だが、
宣伝臭が強め。

相手の感情を読むだけではなく、
感情移入することが大切だと説いている。

他にも、言ってはいけないNGワード集付きで、
なぜ駄目なのか? その解説もあり。

この機会に、うっかり発言しそうな危険フレーズを、チェックしておきたい。

2009年10月28日

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群 岡田尊司 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

執拗力の
天国と地獄

精神科医でもあり、
作家でもある岡田尊司さんの著書

アスペルガー症候群とは、興味、関心、コミュニケーションが
過度に働いたり、機能しなかったりで、
一般的な人々と較べて、特異なバランスである状態。

1つの分野で飛び抜けた才能を発揮するが、
対人関係が上手くいかないことが多い、らしい・・・

タイプ別の考察、ケーススタディ、遭遇した時のアドバイス、
有名人や偉人で該当する人物
(この部分は断定できないので、差し引いて読むこと)、
症状のチェックリストと、かなり網羅的

あくまで周囲から見た評価だが、
アスペルガー症候群の天国と地獄にも触れている。

本書を通して、集中力、没頭、粘り強さ、執拗さを持った彼ら(彼女ら)と
上手く付き合う方法、能力を伸ばす教育手法、
指導する側の注意事項を学ぶことができる。

ボクもアナタも、アスペルガー

軽度から重度まで、深度があるものの、
誰しも(特に男性は)、その特性を持っているような気がする。

ソコに逃げ込んで、正当化してはいけないが、
自分自信や、まわりを観察するコトは、やるべきだ。

2009年9月 1日

妻の相談に乗ってはいけない

妻の相談に乗ってはいけない 織田隼人 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

密接な関係が
ケンカの原因?

著者は、性差の心理学に詳しく、
女性の気持ちを扱った書物を手がける織田隼人さん。
(五月女ケイ子 画伯の帯が中身のイメージに合致)

本書では、コストパフォーマンスの高い
恋愛テクニックが解説されています。

男女の性別の違いを意識した、実生活に役立つアドバイス集でもあります。

「部分的に謝罪する女性」に対して、
我々は、どのように振る舞えば良いのか?
無意味に思える会話と、どう絡んでいけば安全なのか?

男性は、"物事を伝えよう"とし、女性は、"感情を交流させよう"とする。
と本書では述べられています。

同じようなことにも思えますが、微妙に違いがあるようです。
伝達と共感、この目的のズレが、
男女間のケンカの原因となるようです。

以下のような女性の特徴が、細かく分析されているので、
思わず膝を打つでしょう。

  • 女性の相談は、イコール、愚痴
  • 女は幸せをパケット換算している
  • 女性の奇妙な行動

女性に有効な、魔法のワードや、
先制防御の方法が紹介されているので、読んでいる瞬間から実践できます。

女って、ホント、面倒臭い生き物だな・・・
と痛烈に感じますが、先方も同じように思っていることでしょう。

男性側が、我慢して"女性が描いたシナリオ"通りに行動することは、
少々アタマにきますが、グっと我慢しよう、とのこと。

2009年8月24日

「S」と「M」の人間学

「S」と「M」の人間学 矢幡洋 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

あなたは病的?

エロい方向のSMではなくて、
S性格やM特性の人と上手く付き合うためのタイプ別鑑定。
著者は、心理学に詳しい矢幡洋さん。

デザイナーやクリエイターに限らず、モノ創りに従事する職種は、
Mじゃないとやってられない・・・ なんて話もあるわけで。

SとMを更に細分化させたパターン分け。

  • ポジティブS
  • ちょいS
  • ドS
  • ぶちキレ系S
  • 暴君系S
  • 警官系S
  • 弱い犬ほどよく吠える系S
  • ポジティブM
  • ちょいM
  • ドM
  • ぶちこわし系M
  • 愚痴たらたら系M
  • 尽くしまくり系M
  • 自己陶酔系M
  • 他人から距離をおくタイプ
  • 葛藤中のタイプ
  • 強迫性パーソナリティー
  • サドマゾ

S系列とM系列、さらに第三のタイプ、シゾイド・パーソナリティーの発掘によって、
もうゴチャゴチャ。 せめて視覚的に見やすく、まとめて欲しかった・・・

「ちょいS」という括りが登場するが、アンディ・グローブや、
スティーブ・ジョブズのように「ドS」じゃないと
メチャクチャ尖ったものは創れないことを再確認。

S的要素とM的資質は、混在しているものであり、
場面、局面で使い分けができないと、病的状態となってしまう。

SとMは、根源パワーは同じで、ベクトルが違うだけ。
という考えを著者は否定して、こう仮定する。

もしかして、Sは体質的な問題、
Mは後天的に身に付けた、
社会的テクニック
なのではないか? と。

後半は、わざと会議の進行を遅らせたり、
仕事を遅延させるヤツが周囲にいたら必読。

分析を終えたら、第7章「ドSやドMとうまく付き合う方法」が参考になる。

職場や家庭でのウサ晴らしに、捲き込まれないため、
愚痴好きに対抗する技が書かれている。

そして、気になる、SとM、SとS、MとM、それぞれの相性も紹介。
自分自身と周囲の他者を、見つめ直す切っ掛けに。

2009年7月25日

ヤリチン専門学校

ヤリチン専門学校 尾谷幸憲 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

戦2.0時代を生き抜く

東スポに掲載されていた記事を加筆修正、
著者は尾谷幸憲さん

草食系男子には、あっちの席で、パセリでも喰っててもらって。
こっちの席では、生物学的に重要な事案を討議したいと思います。

主な議題は、モテ★エネルギーの相対性理論について

太古の昔、新島でブイブイいわせてた丘サーファーな大先輩にも、
山下公園をぐるんぐるん回っていた、イカした車のおにーさんにも、
江ノ島花火大会をクルーザーから優雅に観覧して、
「今夜は、モテモテだぜ!」と期待して男友達と乗り込んだら、
クルーザーじゃなくて実は漁船で・・・
さらに、モロな横波に煽られて吐きまくってた、あの時の中学生にも、
伝えたい。

前はもっと、ガツガツしてたんじゃないの?
ほとばしるエナジーは何処へ消えたの?
アンタ、そんな男じゃなかったじゃないっ?
アタシ、あの頃のアンタが好きだったのに・・・

エネルギーの源泉を探るのは、対異性ってだけじゃなく、
ビジネスでも活かすため。 (ですよね?)

  1. プライドを捨てろ
  2. カネやモノで釣らず、人間性に興味を持たせろ
  3. 割り勘 (投資→回収の心理をフル活用しろ)
  4. 強引かつ乙女チックにキメろ

モテたいってのは、千里の道の一歩目

だけど、気付いたら、刻んだ一歩目から、思わず発展して
自分磨きや仕事のスキル向上に繋がってた・・・ なんてボーナスもあるワケで。

本書に掲載されているテクニックを使って終わり、じゃなくて、
その先の地平線が見えたらイイですね。 と、そんな理論。

おまけ
本文中に紹介される仮説。 あくまで仮説

  1. 炭水化物を摂取しないと馬鹿になる!?
  2. ヨガをやり過ぎるとアホになる!?

2009年7月14日

人生『一発逆転!』を狙え!?

人生『一発逆転!』を狙え!?  小峯隆生 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

宴会芸の心

著者は、佐藤優さんとの対談が爆笑だった、小峯隆生さん。
当人の判断基準はドキドキするかどうか。

色物ライターとしての仕事に飛び込んだ末、
様々な作家や、メチャクチャな上司との出会い、
転がりながらも駆け上がってゆく人生に発展します。

表面上はバカ話を装ってますが、
ところどころで元気を貰える。 そんな物語が詰まってます。

フリーとしての、こんな処世術も。

のちに俺は、桜木さんにフリーの存在理由を聞いた。
「編集部に無い物を引っ張ってくるんだよ、
それがフリーだ」と言われた。

雇う側としては、一時的に雇うだけなので、コストパフォーマンスが高いから 、
使い捨てができるから、というのがメインでしょうけど、
雇い主へが飛びつくような特典も、用意しておかないといけませんね。

小峯隆生さんは、徹底的に人との繋がりを活かしているように見えます。
あとは、周囲に心配がられるような、面倒を見てあげたくなるような
キャラクターってのも、結構重要なポイントでしょう。

小さな頼まれごとや、些細な仕事、運と奇妙な巡り合わせが
混ぜこぜになって、大きなウネリになったり、
下落したりする人生の荒波が描かれています。

そして、
アノ人がプライベートで絡んでくれる。 なんて初めて聞いた・・・

おっと、
ここで書いてしまうのが、もったいないほどの有名人が多数登場します。
揚げ句の果てに、重鎮 (司馬遼太郎)までも飛び出す始末・・・

読後感としては、本書のタイトルのように、狙っていけるようなモノじゃないと、
強く感じました。 まったく、ハチャメチャ過ぎてスゴイ

2009年7月 4日

どうしても「許せない」人

どうしても「許せない」人 加藤諦三 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

誰かのせいに
していませんか?

著者、加藤諦三さんの個人的な怨みも同梱しつつ、
"質が悪い人"の定義を探る。

断言している箇所の根拠が薄く、
論理的に破綻している部分が多々あるものの、
その言い切りの中に、納得できるコトも発見できます。

誰しも、"許せない人"の100人や200人は、いるかと思います。

下記のような輩が周囲にいるならば、読んでおくと
落ち着き方が身に付くかもしれません。

  • 騙す
  • 無茶な要求を繰り返す
  • 都合よく利用しようとする
  • トラブルメーカー

許すべきコトと、許してはいけないコトの境目をハッキリさせる本書
気付かぬうちに、憎しみを抑圧していないか?

見えないように、うっすらと、そして
徐々に悪いコトを仕掛けてくる相手に、どうやって対処するか?

P.78
ずるい人には「心の痛み」がない

貴重な時間とエネルギーの浪費

P.104
相手を捕まえて非難しようと思う人もいる。
この場合、それに費やされるエネルギーは、
その状況にアンバランスなほど大きい

あなたが嫌っている相手がいるとして、
その相手も、あなたのことが嫌い、の法則

P.107
自分が周囲の人に敵意を抱いているのに、
周囲の人が自分に敵意を抱いているように思う。

しかし、それは違う。 自分の中の敵意を
周囲の人を通して見ているだけである。

身勝手な欲求や要求の内容は問われていない。
いくら正論でも、一度捨ててみることが必要だ。

P.108
自己中心的でわがままな人は、
自分の身勝手な欲求を押し通そうとするから、
周囲の人が妨害者に思える。

器をデカくするには?

P.129
人は理屈で、人の上に立つのではない。
心で人の上に立つのである。

自分自身に対する不公平を許せることが、人の上に立つ器量である。

結局のところお得なのは、自分が変わること。

P.105
自分が変わっても、世の中の現実は変わらない。
しかし、自分が変われば世界は変わる

2009年7月 3日

野蛮人のテーブルマナー

野蛮人のテーブルマナー 佐藤優images/mat/  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

接待費を
誰にいくら使うか?

佐藤優さんの連載が書籍化
掲載していたのは、一瞬で藻屑となった月刊誌「KING」

下記のコトに触れているが、
具体的に掘り下げて、詳細なスキルを披露しているわけではない。

  • 誰に、いくら接待費を使えばよいか?
  • 情報を引き出す
  • ニセ情報に騙されない
  • 状況説明と、感想を付け加える違い
  • ロシア人を喜ばせる酒の飲み方

著者が体験した出来事と織り交ぜて書かれているので、
即効性のあるハウツーというよりは、物語を読むイメージが正解だ。

書籍タイトルからは想像していなかったけれど、
「AV (アダルト・ビデオ)業界に学ぶ
組織論」
が興味を惹く。 いや、純粋に組織論としてね・・・

"AV嬢 & 恐いお兄さん"というか
"AV嬢 vs 恐いお兄さん"と表現したほうが的確なのか。

AV業界といった、ある種確立されている循環システムを、
経済性や組織構築にあてはめる、不真面目かつ真面目な内容。

佐藤優さんと、名物編集者の小峯隆生さん(宅八郎とモメてた人)
という方の対談ですが、発言はピーって音が頻繁に入るような具合、
大変不埒で面白い。

2009年7月 1日

勝てる広告営業

勝てる広告営業。―50のキーワードで知る 戸練直木 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

普通のコトを
ちゃんとやる

著者は、風とバラッド系列の戸練直木さん

基本的な事柄を標語形式にして並べ、
著者の実体験を交えて解説している。

他のビジネス書で取り上げられている
営業や人脈維持の方法を学んでいない人向けの、入門書的書籍。

2009年6月26日

すごい議論力!

すごい議論力! ロバート・マイヤー 内田和成 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

"意味のある勝ち"
を手に入れる方法

  • 著者 ロバート・マイヤー
  • 訳・解説 内田和成

議論や討論には勝ったけれど、精神的な利益
(論破してやった! 言い負かしてやった! 超気持ちイイ~!)
だけが手元に残り。

  • 初期に双方が思い描いていた理想と、かけ離れてしまった・・・
  • そんなつもりは無かったのに、つい喧嘩腰になってしまった・・・

幾度か、そんな経験がある人ならば、
本書のありがたみは倍増するはずだ。

議論好きや、クレーマー体質の人は、頷ける箇所もあり、
反省すべき点もありで、自省しながら読み進めるのはツライところだが、
相手の本音と建前が区別できるようになったり、
話の真意はどこにあるのか探知できるようになれるのは、理想的な姿。

なぜ、あなたが遭遇する相手は、
わからず屋で、融通が利かず、頑固なのか?

P.13
双方が自分の立場を死守し、
自分の意見を変えることをかたくなに拒絶する。

人間心理と交渉決裂の関係

P.27
あなたが持論を盾に強行突破をこころみればみるほど
相手は身構え、可能な限り陰険なやり方で
あなたの持論の根拠を突き崩そうとする。

P.33
人は「知っていること」を過信し、
自分の「知らないこと」を軽視する傾向もある。

大切なのは、自分の熱意や、相手に近付こうとする態度

P.61
議論において、過ぎたことにこだわる理由はただひとつ、
相手に批判するために他ならない。

「議論の目的は間違いを認めさせたり
謝らせたりすることではなく、合意を形成することにある」

「合意できなかった理由」ではなく、
「どうすれば合意できるか」に的を絞る。

「正しいコトを言っているように聞こえる。 けど・・・」
と含ませ気味に受け取られるより、
正しいと納得してもらうために何ができるのか?

個人の好みや性格が多様化している社会だからこそ、
トラブルの頻度や種類が増えていると思う。

一時の快楽で双方が破滅に向かうのではなく、
新たな道を模索する方法を、是非学んでおくべきだ。

2009年6月 9日

他人と深く関わらずに生きるには

他人と深く関わらずに生きるには 池田清彦 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

したたかに
しなやかに

2002年に発売された書籍が文庫化
著者は池田清彦さん

濃厚な付き合いは、人間関係のバランスを崩すという。
話は、バブル崩壊直後から始まるが、状況的に、今現在の日本にピッタリだ。

目を惹く内容

  • 恋愛
  • 結婚
  • セックス
  • おせっかい主義
  • 法律は便宜上のモノに過ぎない
  • 他人と付き合う醍醐味
  • 病院と医者に騙されない

歯に衣着せぬ物言いで、
乱世を生き延びるための生活習慣が理解できる。

  1. 前半 原理主義 vs 他人と深く関わらない (他者の自由も認める)
  2. 後半 社会システムの再構築

後半は、国家(政府、役人、公務員)は道具なんだから
調子にのるなっ!って話が主体

基底にある考えは、国家は
人々が自由に生きるための道具
だという、ごく当たり前で、とても簡単なものだ。

これは、本書に限らず、家族問題や組織論としても使える言葉

改革で一番大事なのは
物事の順序である

次のは、難しそうだ・・・

相手の生き方や生活の干渉をしない。
聞かれもしないのに意見をしない。
自分の流儀を押しつけない。
要するに、相手をコントロールしない
ということが他人とつき合う上で一番大事なことだ。

身の回りの大きなお世話さんや、
テレビを含む多くの俗悪メディアに騙されないように・・・

世間というのは、
あなたをコントロールしようとする
最もたちの悪い、見えない権力であるから、
くれぐれもだまされないようにね。

頼まれもしないのに、つい、人にお節介を焼いてしまう方々に
読んでいただきたい。 (と言うウェブ担当は、やっぱり、お節介である・・・)

2009年6月 1日

怒らないこと

怒らないこと アルボムッレ・スマナサーラ 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

10分でデキる
幸福の秘訣

とか言っちゃうと、怪しいですけど
まぁ、聞いてください。

前に、アマゾンで「怒り」に関する書籍を調べて、
15冊ほど目星を付けた中で、評価が上々だったもの。

著者は、スリランカ仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラさん

「カッとなって、つい・・・」 「ムシャクシャして・・・」
という事件が起こる時、
あなたは怒る側にもなれば、怒られる側にも簡単になってしまう。
その状況を避けるためには、いったい何を準備しておけばよいのか?

釈迦の教えと聞いて、身構えたけど、
現実に沿って、「時間の浪費」「無駄なこと」「短い人生」を
念頭に置いているのが新鮮だった。

怒りの正体を知るために、ジャンル分け。
下記の症状に思い当たる方々にお薦め。

  • 怨み
  • 軽視
  • 張り合う
  • 嫉妬
  • ケチ
  • 反抗的態度
  • 反省ではない後悔
  • 激怒

精一杯努力しつつも、結果を求めない姿勢や、
怒りが役に立たない理由、
そして、怒りを捨てる方法を教えてくれます。

簡単に捨てられたら世話ねーよ
と、お考えでしょう。 よくわかります。

  • エゴを捨てる
  • 面子やプライドを捨てる
  • 余計な概念を捨てる

段階的視野で捨てていくと、
最後に残るのは、自分の名前だけ・・・

というトコロまで行き着くらしいです。

私は「忘れないで覚えておくのなら、
勝手にどうぞ。けれどあなたは不幸になりますよ」
としか言えません。

大上段からのお説教ではなく、
人間には、どうしようもない感情があることを
理解したうえでの話に、身近さを感じました。

2009年5月25日

扉の法則

扉の法則  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

明るく前向きに
なるのは得か?

  • ジェームズ・スベンソン (著)
  • 弓場隆 (訳)

二日酔いや、ハードな仕事の後は、ボーっとしていて、
本を読んでも、文字を追っかけているだけで
内容が頭に入ってきません。

そんな時は、薄くてサラっと読める本書がオススメ
「こんな人とは、付き合ってはいけない
リストも眺めつつ、下記有名人の言葉も参考に。

  • マーク・トウェイン
  • ヘンリー・フォード
  • ロックフェラー
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ
  • アインシュタイン

自分が今、どの段階にいるのか把握して、
そのプロセスを楽しんでいるか確認する。

豊かな収穫を得ようとするなら、
まず畑を耕し
肥料をやり
種をまき
水をやり
発芽させ
日光を当てて育てなければならない。

作家 チャールズ・ディケンズの言葉

自分がしてほしいと思うことを、人に施す努力をせよ。

もし相手がそうしてくれなくても、がっかりする必要はない。
あなたが相手をがっかりさせるよりは
ずっといい。

2009年4月29日

負けない交渉術

負けない交渉術 大橋弘昌 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

交渉は
スポーツだ!

そして、交渉と贈与の境目は曖昧だ。
著者の大橋弘昌さんが、
アメリカや日本企業の裁判経験から最適解を探る。

感情的になったり、相手を言い負かしても、
その時スッキリするだけで、長期的に考えたら不利益になる場合が多い。
人間は感情の動物でもあるので、気持ちはわかる。

本書には、つい自分の気持ちを最優先させてしまう人を、
思いとどまらせる内容が詰まっている。

我々は、どんな最低ラインで譲歩すればよいのか?

個人同士の交渉や、チームでの交渉で、
してはいけないコト
安易に引き受けるのではなく、
フェアな取引を実現させるための交渉術

交渉の柱

P.105
あなたが最優先すべきは、
自分の目的を達成することだ。

相手に自らの非を認めさせよう
とすることもないし、かといってあなたが不利になることを
わざわざ相手に伝える必要もない。

何故、交渉をするのか?

P.121
お互い、何か予想外の出来事が起きたときに
どう対応するのかについて、
その出来事が起きてから交渉したのでは手遅れだ

交渉はゲームとして楽しむこともできるが、諸刃の剣でもある。
本書を読んで、諸刃の部分で自らを傷つけないように注意したい。

2009年4月27日

本人 vol.09 ひろゆき

本人09 ひろゆき  横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

相手の中身を
通して対話する

「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」を作った
ひろゆき氏へのインタビュー

ビビらず回避するスタンスの彼は、
システムを構築するのが好きだと言う。

以下、全部ひろゆき流での思考法

  • 頭のイイ人 悪い人
  • 深入りしない人間関係
  • 一般的な解釈とは違う、自由について
  • 仮説の立て方

人や現象を分析するのが好きな人は、
興味を持って読めます。

スタイリスト、北村道子さんへのインタビューは、不愉快。
第一印象として凄くも偉くもないのに偉そうで。

それとも、インタビュアーがよほど非礼で非道かったんだろうか・・・
矛盾した批判がお小言のように続く。

北村道子さんは、熱く、本気で対話をしたいのに、
受け手が捉えきれないまま、進んでしまう。

完全に2人キリでの対話の場ならまだしも、
それが出版された後、読者がどのような印象を本人(北村道子さん)へ
抱いてしまうのか、自分なら想像するが・・・

第三者をあまり意識していない、興味がないような
インタビューでした。 ですが、得るモノが無いワケではありません。

自分がインタビュアーだったら
この視野が狭く、人の意図が読めない姿勢に
ゲンナリするのだろうけど、
野次馬として読むなら、興味をそそられる。

そこには、偏屈で頑固な人間の末路
が映っているのだから。

読んでみて、意外だったのが、
お笑い芸人、山崎邦正さんへのインタビュー

テレビ出演中は、面白い部分がほとんど無いが、
彼の魅力が光るのは、インタビュー形式だ。

物事を始める時の都合のイイ解釈と、
すぐに飽きてしまう展開が数多く、
その飽きっぽさに内包されている狂気が笑えるのだ。

新しい趣味や仕事に対して、あれこれ思案して
初めてみるものの、結果として"何も考えていない"
という姿に見えてしまうところが面白い。

無料で本書 『本人 09』をプレゼント

2009年4月16日

軽くなる生き方

軽くなる生き方 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

空っぽの
バックパック

人生という旅の最中、
手荷物は軽くありたいものです。

部屋が散らかってきた時は、
ガラクタが目の前に広がっているので
見てすぐに散らかっていると分かりますが、
人と人との繋がり、しがらみ、こだわり、溜まった経験・・・

そんな目に見えないモノを、どうやって整理し、捨てるのか、
著者の松浦弥太郎さんは、ひとつのやり方を提示してくれます。

さらに、自らの虚言癖や、ダメダメだった過去も
開けっぴろげに話してくれる姿勢は、
装飾しない正直さが、軽さに繋がることを示唆しています。

本書の対象者

  • 得意じゃないことを続けている人
  • 少なからずコンプレックスを持っている人
  • 初々しさを失った人
  • 人に仕事を任せたい人
  • 会議が多く、会議の時間も長く、困っている人

プロの人生トラベラーのコツ

  1. 照れない
  2. 自分から挨拶をする
  3. 1対1で話をする

著者の考えとは真逆で、
厳しい管理は必要だと考えていますが、
最後の最後は、ゆとりを持って判断や評価がくだせれば、
自分もまわりも、すごく気楽になるのにな、とも感じました。

持ち味を殺さない。
この行為を意識するだけで、仕事や生活が
生き生きしそうな気がします。

愛するとは、相手を生かすこと

愛されるとは、自分らしさを生かしてもらうこと。

少し前まで、僕の世界の中心には僕がいた。

いかなるときも自分を中心にし、
自分を中心に考え、自分らしさを決め、
まわりの人の「持ち味」も
決めつけてきた

仕事に必須な厳しいゴール設定。
生身の人間は、どう対応するのか?

P.80
僕は、「基本的に人間は弱いんだ」
という前提をもっている。

             (~中略~)

それなのに、すべてに白黒をつけたら、
傷ついてしまうかもしれない。

それなのに、すべて割り切ったら、
怒りや憎しみが生まれるかもしれない。

人の心を無視したら、
どんなゴールにもたどりつけない

トラブルをどう活かすか?

P.142
自分を見つめてイヤなところを発見しても、
正当化してはいなかったか?

自分を見つめて病気の根っこを見つけても、
ごまかしていなかったか?

自分を見つめて変えたほうがよいところを見つけても、
転職したり、パートナーを替えたりして、
自分の環境のほうを変えていなかったか?

P.142
相手を恨んだり、世の中を憂いたりしても解決しない。

「ちょっと待てよ、もしかして
自分に問題があるんじゃないのかな?」

こう考えたときにだけトラブルは解決するし、前進できる。

  • 必要なモノ
  • 必要だったモノ
  • 必要じゃなかったモノ

それらを改め、人生を点検するための一冊です。

2009年4月 6日

セオリー 2008 vol.4 サービスの王国へようこそ!

セオリー 2008 vol.4 サービスの王国へようこそ! 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ケチ脳

今回の特集は、おもてなしについて。
役に立つのは、体育会系接待術と、ケチ脳。

脳は、力を酷使しないように、
環境に合わせて思考の深さを簡略化しているとか。

周囲が盛り上がっている時は、
自動的にまわりに合わせてしまうようだ。
その方が脳処理的に楽だから。

その場の雰囲気に便乗したり、相手につけ込んだり、
逆に自分だけ落ち着いてみたり、と環境に影響されず、
感情を使いわけることができたら便利だ。

無料で本書 『セオリー 2008 vol.4 サービスの王国へようこそ!』をプレゼント

2009年4月 3日

セオリービジネス 使える日本語

セオリービジネス 使える日本語 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 言葉を
上手く使って
得する! 儲かる!

とか、言っちゃってね。

どうやら、言葉と金品の架け橋は、
人から"誘われる"ということらしい。

叱る、謝る、フォローする等、ケース別の実践FAQが
ビジネスシーンで役に立つ。

特集「村上春樹の言葉で、人生を語ろう」では
村上作品に出てくる名言を取り上げている。

他人に期待しないコトから始める、というのがポイント。

全ての作品を読んだことがないので、
読みたい作品を見つけるための指針ともなった。

越川禮子さんが紹介する、江戸時代の言葉。

「お忙しい」や「初めまして」は使っちゃダメ?

P.116
忙しいというのは"心を無くす"と書くのですから、
相手に心を亡くしていますねと、言っているわけです。

「忘れる」という言葉も同様に心を亡くすと書くのでダメ。

忙しそうな相手に声をかけるときは、
「ご多用のところ」と言うんです。

「初めまして」というのも、
江戸時代では失礼な言葉なんです。なぜかというと、
先祖がお世話になっているから
でも、そのことに少し違和感のある現代なら、
「初めてお目にかかります」と言うとよいでしょう。

江戸の繁盛しぐさは、機敏な気遣いが必要だとか。
『商人道「江戸しぐさ」の知恵袋』も興味ある書籍。

無料で本書 『セオリービジネス 使える日本語』をプレゼント

2009年3月29日

PRESIDENT 年収2000万のプレゼン術

PRESIDENT 年収2000万のプレゼン術 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 謙虚でいて
爪を隠さない

主張は5行で10秒
あとは、相手がうなされるぐらいの熱意。

2009年3月 6日

断る力

横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 断る力 勝間和代 自己責任を
手に入れたか?

断るコトが出来るなら、もちろん断りたい。
と、強く感じているなら、読んでみてもイイかもしれない・・・
(新品を購入して保存というよりは、
古本などで格安で手に入れるコトを推奨)

本書は、このような方達向けの内容だ。

  • 他人の視線や言葉が気になる
  • 言いなりになって困っている
  • 安請け合いをして後悔する

嫌われたくはないが、ソリが合わないならしょうがないか・・・
と思っているが、やはり心許ない。

バランス感覚を身に付けるにはどうすれば良いのか?

断ることは、相手のためであり、
自分のためである
本文中の言葉を借り、得意不得意の資源配分を
おこなうと解決の兆しが見えそうだ。

断る行為とは少しズレるが
ブログが炎上してたり、2chで不具合を書かれてたりする会社、人への
"スルーして放っておく力"についても触れている。
完全な回避ってのは難しいんだろうけど、書き込まずにはいられない、
そんな人間の心理ってのが紹介されてます。

書き込むのは関係者、と指摘されているのが、
書き込んでいる側にとっては、ドキっとするのだろう。

無料で本書 『断る力』をプレゼント

2009年2月19日

交渉力 最強のバイブル

横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 交渉力 最強のバイブル―人間力で成功するベストプラクティス 駆け引きと
交渉の違い

複数の著者のせいだろうか、
本文とコラムの面白温度差が激しい。

本文では、シンプルな交渉術が複雑に。
込み入った内容がより錯雑になってしまっている。

コラムだけに目を通せば十分だ。

書店で中身を確認した時、
コラムにしか目を通してなかったのが敗因。

数個のコラムに2,200円も払うのは手痛い。
体感価格は220円くらい。久々に返本したい書籍。

しかし、交渉を数値に置き換え、
理論として学びたい方にはピッタリであろう。

アメリカ本だけあって、同じことのループが飽きる。

話の長い教授の講義を受けているような冗長な文章だが、
損した上に、何も得るものが無かった・・・
というのでは正直恥ずかしいので、学べる点をいくつか。

  1. 分配型交渉と、統合型交渉を意識する
  2. 交渉力に磨きをかけたいなら「最強の代案」を備える
  3. 交渉しない、交渉の機会にすら気づかないようなお人好しさんへの警告

対立によって得るモノ

P.64
対立が自己と他者という意識を高める。

対立を通じてなぜ腹が立つか、何が不満にさせるか、
何が恐れを抱かせるか、何が自分たちにとって大切かを知る。

何のために闘っているかが分かることで
自分自身について
多くを知ることができる

何が同僚を不幸にするかを知ることで同僚を理解できる。

自己の思考に固執しない。

P.254
人は相手の利害と目標について、
とかくステレオタイプな考え方をしがちである。

自分の目標や価値観を目安にして、
相手も自分と同じように考え、
同じようなことを欲していると思い込む。

日常生活と世界的なニュースを絡めた、交渉の状況解説本であり、
交渉術というより情報戦の対策本。

分厚いだけで、存在感はあるが、
即効性が少ない点が残念なところ。

無料で本書 『交渉力 最強のバイブル』をプレゼント

2009年2月18日

交渉・商談の鉄則

横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 仕事がデキると言われている人が必ずおさえている交渉・商談の鉄則 対話

ビジネス面重視ではなく、
人間関係を良好にするテクニックが全般。
著者は和知鋭二郎さん。

他の交渉本と比較すると、ドス黒い部分がないので、
実際の現場で使えるかどうかは疑問。

交渉術の書籍を読んだことがなかったり、
ソフトでポジティブな明るい交渉術を期待している人になら
ピッタリな内容ではある。

相手の意見には、ついつい反論したくなるものであるとか、
客先が沈黙したり、判断に迷っているような
行き詰まった状況に、どう対応するか、
クレーム対応、クレームの場面で反感を買ってしまう禁止用語など。

読み解くキーワードは下記

  • 反対歓迎
  • 要約
  • パッシブ・リスニング
  • 相手に話させる

アクティブ・リスニング一覧も参考に。

  1. 状況質問 現状、事実を聞く
  2. 問題質問 事柄に関する、相手の考え
  3. 示唆質問 問題の影響や重要性を尋ねる
  4. 解決質問 解決策について考えを聞く、提案する

自律性、自立的の定義

P.174 交流分析のエリック・バーン氏の定義

  1. 自分が源であることに気づいている
  2. うまくいかないときに他人や環境のせいにしない
  3. 他人を変えようとしたり、操作をしない
  4. 自分の思考・感情・行動に責任をもつ
  5. 過去を後悔せず「今、ここ」を精一杯生きる
  6. 代償を求めずに生きる

交渉相手や自分の、その時々の感情やテンションが介入してくるが、
そのあたりは書かれていない、あくまで性善説を前提にしている。

P.175
人には様々な過去があり、
多くのものを抱えて生きていますので、
一見、不可解に思える行動にも
それなりに理由があることがわかったりします。

その一つひとつに価値判断をつけることもできませんし、
その意味もありません。

無料で本書『交渉・商談の鉄則』をプレゼント

2009年2月17日

交渉のブートキャンプ

横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍 交渉のブートキャンプ 交渉軍曹

HEY! 野郎ども!
しっかり交渉してやがるか?
前線で取引先とドンパチやりまくってるか?

本書の教官はエド・ブラドーだ。
ブラボーでも、チャーリーでもねぇゼ。

「余計な注釈が邪魔」 とか。
「そんなモン誰でも知ってるよ・・・」 とか。

細かいコト言ってんじゃネェ!
単なるページ稼ぎだ! この野郎!

まさかテメェら、日々発生する交渉事に
私情や感情を持ち込んでネェだろうな?

「軍曹・・・ そんな高度なコトできるんですか?」

・・・って、口ごたえしてんじゃねぇ!

出来るワキャねぇだろっ!
ヒャーッハー!

大馬鹿野郎の貴様らに、
俺様がブラドー教官のブートキャンプ、
12回の特訓プログラムから無事生還し、
血まみれ、泥まみれで学んだ交渉の鉄則を教えてやろう。

  • 人の話を聞く
  • 話の腰を折らない
  • 相手のプレッシャーを突く
  • たまには、相手の立場になってみる

いいか?
今すぐ復唱して、クソしか詰まってねぇ頭蓋骨に叩き込め! 今すぐだ!!

ふざけるなっ! 大声だせ! このブタ野郎!

フゥハハハーハァー!!

P.32
交渉には決裂する覚悟が必要だ
ということだ。

「まとめよう」という気持ちが強すぎると
「ノー」が言えなくなる。

条件が不本意なものであれば、
合意にこだわることなく
交渉を打ち切るのがいいだろう。

ブラドー教官、よくぞ言ってくれたゼ!
そんな糞みたいな交渉は、
こっちからお断りだ!
ヒィヤッハァー!

P.50
誤解によって破談になる交渉は数知れない。
相手の言うことがよくわからないと思ったら、
説明を求めることだ。

相手の考えを想像して済ませる人がいるが、
この想像が誤解である場合が実に多い。

P.94
譲歩した内容に満足しているのではなく、
譲歩を引き出したプロセスに満足しているのだ。

いいか? オマエらが相手にしてるのは、ベトコンじゃネェ!
クソ熱いハートを持ってる、生身のクソ人間だ!

交渉は糞コミュニケーションだ!
ソコんトコ忘れるんじゃねぇゼ!

わかったら、サッサとトラップを仕掛けやがれ!
このド腐れ野郎っ!

経験少ないオマエらに、
本書でも解決しない問題点を教えてやろう。

敵の中には携帯やメールの連絡を無視し、
折り返しや返信をよこさないような輩が存在するってコトだ!

社会は多種多様だ!
教科書通りにゃいかないゼ! ベイベー

奴らは、不利さ加減を自覚してやがる。
だから、交渉の席に着くような愚かな真似はしねぇんだ!

そこんとこ、よ~く肝に銘じて弾幕を張れ! わかったか!

「サーッ! イエッサー!」

相手は、プロのキ○ガイだ!!

手加減するんじゃねぇゼ!
コッチがオッ死んじまう!

いいか? 必ず生きて帰ってこいよ!
このドマヌケ野郎っ!!!

2009年1月30日

アンガー・マネジメント

アンガー・マネジメント アメリカ・エグゼクティブの間で爆発的に普及! イライラ、ムカムカを一瞬で変える技 "怒り"を矯正

生真面目な方にこそ、読みこなしていただきたい。

間違っていても、間違っていなくても
まず、「自分が勘違いしているのだから変えてゆこう」
という気概が、取って置きの方法のようである。

刺々しい感情や、ストレスをマネージメントする本書。
著者は安藤俊介さん。

常に下記の様な症状に悩まされている方、
こんな上司や同僚が目の前にいる方は、必読だ。

怒りは、あなたの選択結果でもあるのだから・・・

  • 怒りっぽい
  • イライラする
  • 不機嫌
  • ムカつく
  • 対人関係にストレスを感じる
  • 頭にくることが多い
  • カチンとくる
  • 自分の言っている正しいことが、相手に理解できていないようだ
  • 独りよがりになっている

いつも怒っている人より、
穏やかな人の方が、他人からの印象は良い。

そんなコトは、とっくに体感している。

肝心なのは、フトした切っ掛けで、煮えたぎってくる
このエネルギーを支配して、
違う方向へ向けられないものだろうか・・・ と思案することだ。

書店に並んでいる心理学関連の書籍は、怒りという感情の区分や
状態説明のみに終始しているだけだし、
メンタルトレーニング本だと、「怒っちゃダメ、取りあえず落ち着け」
とか、どうにも分かりきっていて、実際の現場からは、ほど遠い。

「ポジティブ・シンキングだぜ! イェーイ!」
とか、うるせぇっ!

知りたいことは、そんなコトじゃない。

社会心理学の本を紐解いてみると、
人と人とが遭遇する場所で怒りは発生している、という。

人間のエゴやワガママが衝突し、
今尚、各地で"怒り"が生産されていて。

遠くで聞こえる砲弾や弾幕の音は、
そのドン詰まりの工場から発射されている。

大自然に向かって、「縄文杉! コノ野郎!」とか、
「やいやい青空! 青いんだよ! バカヤローッ!」
とか怒鳴っている人を、あまり見かけない理由でもある。

アンガー・マネジメントは辛く、孤独な作業だ。
自分の嫌な内面、思い出したくないトラウマ、
性格の歪みと向き合う、という工程を避けて通れないからだ。

あなたの信念と価値観は、いつも正しい。
しかし、正しいと信じているからこそ、
自分勝手でわがままな人々と、激突してしまうのも知っている。

相手に正論をブチ込んで、徹底的に追い詰めるのも良いだろう。
お互いにボロボロに消耗して、結果的に物事が上手く進行しなくても、
勝利を手に入れられたのだから、スカっとする

だが、それで、完璧に満足したと言えるだろうか?
本当に最善の手順だったのだろうか?

その相手やプロジェクト、仕事と初めて巡り逢った時、 キラキラと輝いていたものは、
そんな散々な結末を向かえて良かったのだろうか?

自分が正しいと思う人こそ、トラブルに柔軟に対応できるような
器になってほしい、出発点はここからだ。

P.18
感情がジャマだと思っても、
なくなることはない。

P.23
出来事そのものは
あなたを怒らせることはできない

             (~中略~)

あなたの選択が
あなたを怒らせているのです

あなたが抱いている「~べき」は、
立場の異なる人から観た場合、はたして正しいのだろうか?

本書ではこの「~べき」=欲求
と解釈し、「怒りのままに行動してしまう」ことを押さえる。
価値観の相違、認識のズレを埋めるために努力するのだ。

何故、自分が怒っているのか、原因を探ったり、
相手をとっちめて、悦に浸るより、
「怒りをコントロールして、どのようになりたいか
を意識する。

秘訣のまとめ。

  • 憎悪、怨恨を思い出さないで、未来へ向ける
  • 怒りの"見える化"
  • 自己の感情をレベル分けする
  • 自分の中に発生する"怒りのリンク"を切っていく
  • 脳の思い違いエラーを修正する

感情は目に見えるわけではないので、
可視化し、客観的に眺め、
怒りを分析することによって、
感情を収めるスキルを習得することができる、ようだ。

P.155
長期的な視点から見たとき、自分やまわりの人にとっても
健康的でプラスになるために
できることはなんだろうか

ドカンと暴発する前に、
自分の"怒りの地雷"の場所を把握しておくことも勘所だ。

毎度の怒りパターン=あなたの特徴 なのである。

小さな行動ひとつが、
周囲を変化させる力を持っている。

と感じた時、気づいたら怒りが収縮しているかもしれない。

大人だからこそ、掘り下げるし、
深読みしてあげる余裕を引っ提げたい。

P.190
怒りの後ろには、伝えたい気持ちがある

怒りの矛先を無視するなんてことは、できない。無理。
そんな方に朗報。
後半は、たとえハラワタが煮えくり返っていても、
表に出さないテクニックがまとめられている。

P.206
誰も好きで責められたい人はいません。
責められた側は、本当のところ
自分に責任があろうがなかろうが
気持ちいいものではありません。

             (~中略~)

誰かを責めて状況を悪くすることはできても、
状況をよくすることはできません。

P.209
自分が怒っている、困っている、悲しんでいるのに
他の誰かに責任を押しつけ、
それをわからせようとします

毎回正しいあなたの、心の炎上。
それを素早く消火できるのは、あなたしかいないのだ。

2009年1月20日

座右の諭吉

座右の諭吉 漏電検査

歴史上の人物を描いた小説や、ビジネス立志伝では、
自分が物語の中に入り込み、
精神的充電ができるので役に立つことが多いだろう。

しかし、その人物の話や人柄を、
他人に熱く語り始めると、どうだろうか?

相手に興味があれば、会話は盛り上がるが、
偶像を語る熱意が強いほど、話し手との間に見えない溝ができる。

実際に対面して話したり、憧れる人が書いた(と、される)文章を
読んだとしても、思考の全て知ることができるワケではないのに、
後世に残された書物のみに頼って、一方的に尊敬してしまう、
どこか親衛隊のような趣がある本書。 著者は齋藤孝さん。

あなたが尊敬する人物も、
見えないところで随分とエグい交渉をしたり、
黒い取引をしていることだろう。

大事なのは、人間の暗黒面も把握した上で清濁合わせて評価する、
ということ。
物事の良い面だけ見ているのは、とっくに騙されている証拠。

他人の事物を浪費させることはあっても、
自分だけ浪費しないスタイルは、策士そのもの。
福沢諭吉に、騙されようとは思わないが、

時間、金、情熱を浪費しない姿勢や、些末なコトに悩まず、
自己投資としての勉強に明け暮れる生活には、学ぶべきものがある。
世知辛い時代を生き抜くには、策略を張り巡らさなければならない
場面にも遭遇するのだから。

策略といっても、他人を騙すことありきではないので、
自分自身を振り返って検証したい。

  • 自分の持ち時間を意識する
  • 他人に流されない、煩わされない
  • 人付き合いは、腹六分

mixi等のSNSを使って、大昔の同級生や知り合いに簡単にアクセスできる時代。
そこには思い出から抜け出せなくなる危険性が潜んでいる。

周囲を居心地の良い馴れ合いのお友達
で囲んでいないか、再度チェックしておいたほうが良さそうだ。

P.82
二十歳を超えて作っていく人間関係は、
子ども時代の友だちの作り方とはかなり違う。

社会人になってからの人間関係は、
人から期待されないと増えていかない。

             (~中略~)

そこでは自分が何を持っているか
が人から見られている。

後半は福沢諭吉をベースに、他の有名経営者の話で
肉付けされ、水増しされてゆく。

茶色いお札の諭吉さんは大好きでも、
福沢諭吉の行動をまったく存じないようなら、
ザックリとした人物像のアウトライン把握にはなるだろう。

無料で本書『座右の諭吉』をプレゼント

2008年12月19日

頭がいい人の「自分を高く売る」技術

頭がいい人の「自分を高く売る」技術

バカとみなされたら
大損をする

苦労人であり、鬱屈した性格をさらけ出している
樋口裕一さんが、自分の経歴と当時の気持ちを交えて
「つき合う価値のある人間」(これは自分自身も含める)を語る。

後半にいくほど、暗く、ほんのり汚く、
ドス黒いテクニックになってくるのはご愛敬。

だって鬱屈してるんだもん・・・ と一言で片付けるのは容易いが、
日陰者として過ごしてきた(と想像される)1人の人間の、
泥臭さから生まれた対人技術の集大成である、と捉えてもよいだろう。

もし、現状の人間関係に100%満足しているなら、
あなたの頭がもの凄く良いか、周囲が優れているか、騙されているだけか、
そのどれかだろう。
不満があるのなら、必死さが足りないのかもしれない。

■お薦めしたい対象者

  • 評価されていない人
  • 謙虚な人
  • 自分をフックアップ(引き上げ)してくれる他力を夢想している人
  • 大きな仕事を任せてもらっていない人
  • 打ち明け話や相談事が舞い込まない人

真に頭の良い人は、このようなジャンルの書籍は読まないのだろうけれど、
取り残された凡人はどうすればイイのか?

少なくとも、周囲に、あの人は
「頭がいい」「何かやってくれそう」
と思わせる戦略が必要だ。

頭がいいとは、どういう状態なのか。樋口裕一さんの定義はこうである。

  • 他人を理解する
  • コミュニケーションをとる
  • 物事をしっかりと理解する
  • きちんと仕事をこなす

この“頭が良い”の判断基準は相対的なものであり、
観察者によって異なる。しかし、片方の人々に良く見られたからといって、
開き直って、もう片方を切り捨てる行為を選ぶのは損害が大きい。

内面を磨く前段階で、外見上の頭の良さが必須である、と著者は提言する。
自信が無いから、恥ずかしいから、自己アピールを控える、のではなく、
先に自己アピールしちゃってから、後付で勇気や自信をついてこさせる。という技である。

あなたが無人島に漂着した場合はさておき、
実社会ではやってはいけないコトがある。なぜなら、
自分が恥ずかしい思いをした挙げ句、相手にも迷惑がかかるからだ。

  • 嘘をつく
  • 誇大広告
  • 誤魔化す
  • 知ったかぶる 通を気取る
  • 価値観を押し付ける

あなたの周りで発生している出来事。
おめでたいことに本人は気づかない恐怖がある。

P.25
世間では、ほとんどの人が、「大人のつき合い」を築いているので、
相手のことを愚かだと思っても
表面上は分け隔てなく
つき合ってくれるだろう。

P.28
相手に「この人は大したことがない」と思われたら、
以後しばらくは「大したことのない人」として扱われることになる。

ビジネスの世界なら相手も大人のつき合いをしてくるので、
露骨に態度に出すことはない
かもしれない。

それでも低く見られた場合は、なかなかチャンスが与えてもらえない
というふうに冷遇されることは容易に想像できる。

では、いったいどんな行動をとれば良いのか。
効果的なモノをまとめてみた。

  • 短くシンプルなスローガン
  • 仮想敵を明確に示す
  • 人と違うコトを言う
  • 最後に一言、意見を口にする (おいしいところを独り占め)
  • 異なる価値観を理解する姿勢
  • 数種類の相槌を使い分ける
  • 質問をする
  • 話をまとめる
  • イエス・ノーを明確に
  • 裏付けを示す

本書で学んだコトを逆に使うと、相手の自己演出を暴くことができるはずだ。

無料で本書『頭がいい人の「自分を高く売る」技術』をプレゼント

2008年12月15日

Associe 整理達人のスゴ技

アソシエ 整理達人のスゴ技 年末大整理

アソシエの特集はデジタル、アナログ問わず、
効率化に繋げる整理術。

メールのフォルダを下記の3つだけにして

  1. today 今日中にやる
  2. later 後でやる
  3. all その他

毎日必ず、todayフォルダの中身を空にしてゆくことを心がける。
あまり細かく分類しないのがコツだとか。

棚を磨く。
と言ってもリアルに棚を雑巾がけするのではなく、
自分の持ち物を減らして、厳選された所有物をより輝かせること。
モノが捨てられない人は必読。

『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』
の著者、マーシャル・ゴールドスミスさんへのインタビュー

やってはいけない悪い癖は、一言多いこと。
何か一言価値をつけようと
(自分の存在を誇示しようと)してはいけない。

あなたのアイデアはたいして役に立たず、
くだらない内容である確率が高くて、
さらには相手から尊敬されることが少ないからだ。

例えば、賢い部下が上司であるあなたに、「良いアイデアがあります」
と言ってきたとします。
そして、あなたは、本当に良いアイデアだと思ったとしましょう。

多くの人はその時「良いアイデアだね」
と言うだけにとどめればいいにもかかわらず、
「それは良いアイデアだね。
でも、これも加えてみたらどう?
と余計な一言を言ってしまう。

部下のアイデアに、あなたの意見を加えることで
アイデア自体のレベルが少し上がるかもしれない。

しかし、アイデアを持ってきた部下のモチベーションはそれ以上に下がる。
「加えたらどう?」と言った時点で、
部下は自分のアイデアではないと思ってしまう。
自分は賢いと考える成功者にとって、
余計な一言を言ってしまう癖をやめるのは難しい。

リーダーに必要なこと
「口を開く前に深呼吸せよ」
「自分が今から言おうとすることは、言うだけの価値があるかを考えてから話せ」
内容が正しくても、その時に自分が言う価値があるかを問い、あれば口を開く。

相手のアドバイスをギフト(贈り物)ととらえる。
贈り物をもらって批判したり、
善悪を判断したりは普通しませんよね。
感謝し、お礼を述べる。

そして、使いたければ使うし、使いたくないのであれば使わない。
ただ、それだけのこと。

アイデアの研鑽は大事だが、同じくらいチームも大切。

今まで頑張ってきた自分に対して、「ありがとう」と感謝を述べる話は涙もの。

2008年12月13日

東洋経済 速戦脳力

東洋経済 速戦脳力 対話の概念

マナーやモラル、常識や当たり前、
といったことは、
結構危ういバランスの上に成り立っている
概念のようでして。

対論、会話、対話の切り分けを人に説明しようとすると難しい、
なぜなら会話と対話の違いが自分でもよくわかっていないから。

会話を発展させたものが対話、かと思っていたけれど、
北川達夫さんの説明を聞くと、どうやら違うようです。

“価値観を共有しない人との共存”
これが対話、らしいのですが、会話とどう違うのか。

ここにaさんのAという考え、bさんのBという考えがあるとする。

【対論】 (ディベート、ディスカッション)
Aという考えをBに変える

【会話】 (相手との対立を避ける)
AはAのまま BはBのまま

【対話】
aさんがbさん側の立場にまわり、bさんがaさんの立場にまわる。
各々自分とは反対の意見を想像してみる。
そこからCという共有物(お互いに話しあった内容)を生み出す。
その共有物に影響を受け、aさんはA'、bさんはB'という新たな考えに昇華させる。

逆の立場に身を置くことは、ディベートのようでもある。
対論、会話と対話の差は何なのか?

それは、いったん自分の意見を“手放す”ことであり、
“絶対”という思い込みを捨てること。

対論は闘争本能にかなっているし、
会話は防衛本能に沿っているので、
本能に反する“対話”という行為は、難しいようだ。

日常生活の中で、話し合いが発生した時も
対論、会話、対話を混在させながら、進めていく。

自分が今、いったいどの状態で相手と向き合っているのか、
意識しながら話すことは必要なのだろう。

自分の視野や価値観を広げ、よく練られた思考を手に入れよう。

三谷宏治さんが出すフェルミ推定の問題で、
長年の疑問が少し解けたような、釈然としないような単位の話。

なぜ1時間は60分で、1分は60秒なのか?

どうして100分や100秒のように切りのいい数字ではないのか。
手動で時給計算をしている方々は発狂しそうな思いをしているだろう。

答えは、古代メソポタミアが生み出した60進法が便利だから、
だそうな。

んな馬鹿な・・・ 10進法の方が便利っぽいじゃん!
(人間の両手の指の数が10本だから、計算がしっくりくるとか・・・)

じゃあ、今でも時間や角度の単位として生き残っている60進法。
どんなところが使いやすいの?

60という数字は2でも、3でも、4でも、5でも、6でも割り切れる
とても便利な数字なのだ。
ちなみに100は3で割り切れないのが不便な点である。

100は6でも割り切れないが、100ってそんなに使いづらい?

60進法と10進法を比較し出すと、気が狂いそうになって、
結果的に、どっちでもイイや・・・  ってなるケド、頑張って少しだけ調べてみた。

60進法発祥の根拠(説)

  • 約数が多い
  • 地球の1年が約360日
  • 10進数、12進数、20進数に共通の倍数60
  • ある部族間の重さの単位が60:1の比率で差異があった
  • 木星の公転周期が約12年、土星の公転周期が約30年、その2つの公倍数

なんか日常的には100でいいような気もする。
それかいっそのこと、混在させずに全ての単位を60に合わせる、とか。

その他の内容としては、仕事と作業の違い、
デザイナーの待遇は神様か奴隷か、のどちらかである。などなど。

無料で本書をプレゼント

2008年12月12日

週間ダイヤモンド 使える心理学

週間ダイヤモンド 使える心理学 自我使い分け

心理学を商業的に活かす、というよりは、
手ぐすね引いて待ちかまえている企業の罠に
ハマらないように防衛するため活用したい。

実生活で幅広く役に立ちそうなのが、
心理学のTA(交流分析)理論。

ポイントは誰かにコメントや反応を返す際に、
自分の自我状態と、相手の自我状態を意識して使い分けるコト。

自我状態といっても、ひとりの人間の中には、
下記のように様々な自我状態が渦巻いているようで・・・

CP (批判的親)
厳格、規律的、道徳的、評価的、威厳的、押し付け

NP (保護的親
優しさ、保護的、心づかい、思いやり、愛情、過保護、おせっかい

A (おとな)
論理的

FC (自由な子ども)
天真爛漫、無邪気、自己中心的、本能的、衝動的、積極的、明るい、
創造的、直感的、わがまま、ルーズ

AC (従順な子ども)
反抗的側面:ひねくれ、反抗、反撃
従順的側面:素直、適応的、いい子

例えば、あなたがウェブ制作会社で勤めているとする、
そして、部下からこんな報告があった。

「株式会社○○の△さんからメールで連絡があり、
月末までにウェブサイトを作りたいそうです。」

さて、あなたはこの部下に対して、どのように返答するか?
その時の気分や感情、もしくはアナタのキャラに合った、
いつも通りの決まった答え方をしていないか?

自我状態を俳優(立場)の“役”と見立てると理解しやすい

CP的な対応 → AC的な部下を刺激
「締切までに時間がないから、すぐに打ち合わせの日程を決めなきゃ
ダメじゃないか! 12月は忙しいんだから、とっとと進めろ!」

NP的な対応 → FC的な部下を刺激
「なるほど、先方から君に連絡があるってことは、頼りにされいる証拠だね。
その期待を裏切らないよう、早速具体的な行動に移そう!」

A的な対応 → A的な部下を刺激
「制作期間が短いから、現実にできること、できないことが出てきます。
先方からの要望を優先順位別にまとめて教えてください。」

細かく押し付けられるのも嫌だし、かといって「全てお任せで!」と言われても、
どの範囲までお任せかまったくわからない。
(お任せの時に限って、後からなんやかんや言われる)
そんな部下は、きっとA的大人な回答を待っているハズ。

相手がいったい、どの自我状態でその言葉が出たのか?
そして、相手がどの自我状態の人から言われると
素直に聞き入れられる、またはしっくりくる状態なのか、
瞬時に把握できたら、あなたはコミュニケーションの達人になれるだろう。

2008年11月22日

広告営業力

広告営業力 建前と本音を
嗅ぎ分ける力

クライアントと、クリエイティブ(制作部)の
板挟みに遭うポジションで、
営業はどう立ち回るべきか解説した本書

営業という立ち位置にいなくても、
客先と話す機会が多いなら、ためになる話がみつかるかもしれない。

相手を理解する=本質を理解する。
ブレないスタンスを決める。
ドンブリ勘定のスキル→詳細への落とし込みに繋げる。
引っかかりやコブが無く、"払いたくなる見積書"など気になる箇所がある。

■お薦めしたい対象者、こんな環境にいる方

  • 仕事の話が突然変わる
  • ペンディングになる
  • 頓挫する
  • ポシャる
  • あんなに急いでいた相手から連絡が途絶える
  • 振り回されている
  • 広告業界の営業を目指している

深いノウハウではなく、あくまで現在のポジションに至った"経緯を紹介"
しているだけなので、営業の特別なスキルを学ぼうとする人には弱い。

結局は、人と人のコミュニケーションに行き着く話であり、
良い営業(稼ぐ営業)と、悪い営業の違いは何なのか、
といった視点からの考察もあるのだが・・・

社長語録集が流行っていたのもあり、
その営業版か・・・ という印象だった。
誰々社長の講話の場合、自分の身に置き換えられなくても、元気は貰える。

しかし、本書では、「明日から営業をがんばろう!」となる
エネルギーは充電できないかもしれない。
エグい見積書の書き方が載っている実用書でもない。

クリエイティブな視点での書籍は多くあるが、
営業の目線では類書が少ない。本書の価値はそこにしかない。

登場する本人たちでしか、なし得ないシチュエーション色が強い。
だが、そこから僅かながらに、営業の特性をすくい捕れる。

営業は広告を作るだけではなく、
売上げを向上させるために、時にはクライアントの組織の歪みまで
気配りをして気づかなくてはならず。

その最中に、不安とどう付き合うか?
作っている間、不安を捨てるとイイのか? 不安の先に、新しい地平線がある、と。

P.225 ライトパブリシティ 栗本知樹さん
不安を排除することは、
新しい試みを放棄してしまうことでもあったりします。

             (~中略~)

状況に対して、不安も安心も悲観も楽観もしないようにすることです。
その感情は制作過程においては、必要ないものだと思っています。

安心するアイデアは、たぶん弱いんです。
だから安心は捨てる。

反対に、不安に思うアイデアは
良くなる可能性が残されている
かもしれない。多少不安でも可能性をとるようにしています。

広告業界の営業というと、仕事を取ってきて
あとは丸投げ、というイメージが強い。

しかし、広告の熱さ、広告が届けるもの、感動、伝わる想い。
様々な魅力に取り憑かれた営業もいる(かもしれない)
ということが、わかるだろう。

プライドが邪魔して聞きづらかったかもしれない。
連絡をするのが面倒かもしれない。
だが、素直に尋ねてみると良い結果があるようだ。念のために確認を怠らない。

P.99 シンガタ 松田康利さん
プレゼンの前段階で、クライアントに「勝負のポイント」を確認する。
クライアントに聞くところによると、どうやらそれを実行する営業は
とても少ないようです。

何が誰のネタになるのか、事前に想像できないから、
尋ねて確認するのと同様、自分が思ったことを素直に出してみる。

P.197 ライトパブリシティ 朝倉道宏さん
カッコつけずになんでも言ってみる

一分で、もしくは一言で語れるプレゼンの骨子は重要なスキル。

クライアントを女性として捉え、
それぞれの性格をタイプ別にあてはめる想像力。
(例 お嬢様タイプ わがまま フレンドリー等)

対応する=口説く と考える小技を使うと、こちら側も盛り上がれそうだ。

無料で本書をプレゼント

2008年9月24日

東洋経済 グーグル10年目の大変身

東洋経済 グーグル10年目の大変身 グーグルを
蝕む病理

大企業病に襲われはじめたグーグル。
病気はいったいどこまで進行するのか?

現在グーグルにいるスタッフ、
スピンアウトしたメンバーのコメント、
新サービスの質から病理の実体をえぐる。

2008年9月10日

銀座プロスカウトマンが教える「いい女」の秘密

銀座プロスカウトマンが教える「いい女」の秘密 アタシって
魅力不足?

目の覚めるような、超一級の美人を探して40余年。
単なるトレードマンではなく、プロスカウトマンとして
働いてきた著者、飯田剛さんが語るイイ女の条件と、
夜の世界の接客術

容貌、性格、育ちの三本柱。
男心をそそるような、美しさを手に入れる秘密。

男は女のココを見る!
「したたか女」に引っかからない防衛術。
嫌われる女の共通点
男の誘惑をかわすテクなど。

美人ほど口説きやすいってホント?

会話を受ける大切さについて。

P.67
知識というのは振りかざしたらイヤミになるけど、
お客さまの話を受けとめるにはとても役に立つ。
楽しい会話はそこからだろう。

話し方や言葉が汚いとゲンナリ。あと、タバコを吸ったり、
セルフサービスの店で、自分が食べたモノを片付けない輩とか。

P.99
言葉は人間の中身がそのまま出る
「言葉はデタラメだけど、本当は磨き抜かれた素敵な女」
なんていうことはありえない。
磨かれたいい女は言葉も磨かれている。

贈り物をする場合でも。

P.54
巧妙なホステスは、お客さま本人より奥さまが喜ぶ物を送る。
「ドライなようだけど、いちばん喜ばれるのが商品券なのよ」
奥さまを大事にすると、「あの店なら遊びに行ってもいいわ」と
安心してくれる。もちろん奥さまが喜べば、お客さまも喜ぶ。

うっかりその気にさせる手練の技。
売り上げに一番貢献する、ボトルを入れさせる場合。

P.166
無神経はホステスは、それこそ帰る少し前のタイミングで、
駆けこむようにドボドボお酒を注いだりする。
まるでお酒を捨てるようなもの。お客さまはムカッとする。

それにひきかえ、飲ませ上手なホステスは違う。
ボトルの残りが少しなると、誰が見てもわかるほど
メチャクチャ薄く作る
わざとらしいのは見え見えだ。でもお客さまの目にはこう映る。
「ニューボトルにならないよう、気をつかってくれているんだな」と、
心遣いに嬉しくなって予定を変更、
「よし、今日はやっぱりボトルを入れておこう」・・・なんてことになる。

内なる自分に問いかけてみる。

P.214
私は女の幸せには三つあると思う。

一つはごく平凡に普通の人と結婚し、子どもを産んで育てていく。
これは女性の立派な幸せ、生き方である。
そういう生き方は確かにあるし、たぶん女性の多くが
(本当の本音は別として)
望んでいる幸せだろう。

それに対して、「一生、お金の苦労はイヤ。
私は美人だし、贅沢三昧で暮らすのが幸せ」という人もいる。
そのためには自分を磨き、愛人だろうが二号さんだろうがなんでもいい。
良い男をつかまえて、一生を楽に生きたいという考えだ。
私はそれもいいと思う。

そして三つ目が結婚せずに、男を肥やしにしていく生き方。
男を食って食って食いまくり
その地位やカネ、コネクションなどあらゆるものを利用して
幸せを追求する女性がいる。

女の幸せはこうして、おおよそ三つくらいに分けることができるだろう。
その中に自分を当てはめてみれば、自分はどんなタイプなのかわかる。

わかったところで自分の生き方を決めたらどうかというのが、
女性に対する私なりのアドバイスである。

2008年9月 9日

頼られる営業 空気が読めない営業

プレジデント 頼られる営業 空気が読めない営業 口だけ人材は
死活問題

プレジデントの営業特集

人との出会いに感謝し、体を張る、逃げない営業。
ポジティブな感受性で、相手のネガティブを読み取る術は
営業担当でなくても身に付けたいところ。

案件ばかりを見て、顧客を見ていないようなら
営業マンを見抜くプロが集めた「KY営業」20種類に
あてはまっているかもしれない・・・

  1. "そんなの関係ねえ"営業マン
  2. "社内力不足"営業マン
  3. "低感度"営業マン
  4. "KY"営業マン
  5. "近視眼"営業マン
  6. "星野ジャパン"営業マン
  7. "シーラカンス"営業マン
  8. "飲むだけ~"営業マン
  9. "無神経"営業マン
  10. "羞恥心顔負け"営業マン
  11. "名刺ください"営業マン
  12. "上書き"営業マン
  13. "からめ手"営業マン
  14. "引きこもり"営業マン
  15. "省エネ"営業マン
  16. "口パク"営業マン
  17. "三ザル"営業マン
  18. "ウサギ型"営業マン
  19. "逃げ腰"営業マン
  20. "無自覚"営業マン

その他、「質問マネジメント」で部下を導く、
中国排出量取引の濡れ手に粟事情など。

総裁選では表だって見えない部分。
この文章書いた人は、偏りがあるけど、最小限に抑えてる(笑)
それでイイと思う。

P.25
次期首相と目される麻生幹事長と小池百合子元防衛相と、
公明党・創価学会の関係はどうか。
実は、これが今回の自民党総裁選を大きく左右する重要なポイントなのだ。

全国紙政治部デスクはこう解説する。
「麻生氏は、一貫して公明党・創価学会と友好関係を保ってきた政治家。
財政出動を積極的に行う積極財政派で公明党の政策と近く国民の人気も高い。

福田改造内閣で麻生氏が幹事長になったとき、
公明党はモロ手を上げて喜んだ。
公明党は総裁選で麻生氏が総裁になることを望んでおり、
麻生待望論を煽りバックアップしていくことになるだろう」

一方の小池氏についてはこう話す。
「小池氏は兵庫県から選挙に出ていたときは、
創価学会の関西長ら学会幹部と懇意にしていた。

しかし小泉政権時代の郵政選挙で兵庫県から東京10区に鞍替えしてからは、
あまり学会との付き合いがなくなったそうだ。
しかも、小池氏は、麻生氏が批判している小泉改革路線の継承者であり、
経済政策でも、"積極財政派"の麻生氏の対極に立つ
経済成長重視の"上げ潮派"。

公明党と創価学会としては、小池氏が総理総裁になるのは困るので、
アンチ小池で動くことになるだろう」

今回の総裁選の陰の主役は公明党と創価学会ということになりそうだ。

ダイエーの会長兼CEOから、古巣の自動車販売に舞い戻った
林文子さんの察知力。

P.32
お客様は、クルマをはじめモノを買うという行為を通じて、
幸せになりたいのです。単にモノを手にするだけでなく、
買うという行為を楽しみ、ハッピーになりたい。
お客様自身がそこまで気づいていない場合もあるので、
セールスの側に、お客様が
満足感やワクワク感を味わうのをお手伝い
したいという姿勢が必要です。

それがないと、単にモノを売買するという平凡な商談で終わってしまいます。

安易は値引きは、アリ地獄。百害あって一利なし。

P.49
営業マンにとって、値引きは禁断の方策の一つだ。
値引きすれば、当然売り上げや粗利が下がる。

にもかかわらず値引きに応じるのは、それ以外のオプションを用意していないから。
年収が伸び悩んでいる営業マンは、
要するにリスクマネジメントができていないのだ。

値引きは長期的な弊害も大きい。
値引きするとふたたび値上げするのは容易ではないし、
値引きという安直なオプションに慣れてしまうと、
そのほかの工夫を考える習慣も身につかない。

受付を突破する言葉選びも重要。些細な違いが大きな結果に繋がる。
顧客が使う断り文句の理由。受付を乗り越えた後は、相手の嫌なコトを見抜こう。

P.66

  1. 売り込まれるのが嫌だ
  2. 取引先を変更するのが面倒臭い
  3. 自分がリスクを負いたくない

質問に、種類あることを知っていましたか?

P.86
「コンテント質問」
物事の内容について聞き、結論や結果だけを求めるもの。

「プロセス質問」
問題解決のプロセスに沿った質問。
部下に考えさせて答えを引き出す質問。

国益を考えない政策に切り込む。黒木亮氏がレポート。

P.125
京都議定書では、中国やインドといった中進国・途上国には
温室効果ガス削減義務が課されていないので、
二酸化炭素などを垂れ流しながら
CDMをどんどんやることができる。

日本の製鉄メーカーなどがこれまで血の滲むような努力で
リストラを行ったおかげで、日本は世界最高のエネルギー効率を持ち、
その分、温室効果ガスの排出も抑えられている。

しかるに、莫大な財政負担を強いられ、
中国に月餅を差し上げる格好になっているのは、
何かおかしくはないだろうか?
調印してしまった第一約束期間についてはどうしようもないが、
2013年以降の「ポスト京都議定書」については、これ以上
日本にとって不利な取り決めをしないでもらいたい
という声は圧倒的に多い。

中国、EU、ロシア、インドが台頭してくる時代の日本の戦略。
大前研一さんの、こんな視点。

P.127
EUに日本も入れるのか、という思考実験だと私は考える。
結論から言えば、日本はEUには入れる可能性はあるが、
今のままでは入れない
EUに入るためには、財政赤字はGDPの3%以内に抑えるとか、
GDPの60%以上の累積債務を出してはいけないという条件がある。
EUの加入条件のうち、日本が満たしているのはインフレ率だけ。
イラクで戦費がかさんだら
国債の輪転機を回し放題
のアメリカや、景気が悪くなったら簡単に赤字を国債を出して
補正予算を組むような日本は
とてもEUに入れない
ユーロがなぜ信任され、EUという知的国家がどうして機能しているのか。
最大の理由は、皆で決めた規律を皆が守ろうと努力しているからだ。

その考察が日本人には足りない。
EU諸国に課せられているハードルを日本もクリアできるようにしなければ、
世界経済の厳しい現実の中で淘汰されてしまうだろう。

2008年8月11日

デキる人は説明力をこう磨く

dekiruhito_ha_setumei_ryoku_wo_koumigaku.jpg デキると思わせる
キメ文句

ちょっとした言い方の違いによって
効果が劇的に変わるツボ、
実戦で役立つフレーズ集。

センテンスごとに見開きなので読みやすい。

  • 失言のリカバリー
  • 「はい」「いいえ」で答えられる質問
  • 効果的なボディランゲージ
  • プライドをくすぐる極意
  • やる気を表す
  • 「ポイントは三つあります」の本当の意味
  • 劣勢を挽回する言葉

自分のプライドを少しだけ捨てて
相手におうかがいを立てれば、物事がうまく転がりだす。

説明時に力み過ぎて失敗しない。

どんな状況でも、うなずき、相づちで相手を受け止める
という気持ちの余裕を持たなければいけない。

自分を良く見せようとしない。

ビジネスの会話では、ともすると自分の能力や実績を
高く見せようとする意識が働く。
そのことによって自分が主導権を握ろうとするのだろう。

しかし、これが功を奏することは少ない。
能力や実績の評価は周囲がするもので、
自己評価があてにならないことは誰もが知っているだろう。

「背伸びをしているな」「そこまで自分をよく見せたいのか」
と相手に見抜かれたら、信頼感は得られない。
むしろ、ビジネスの達人たちが口をそろえるのが、
自分の失敗談を披露するほうが有効だということだ。

どう解釈するかは、相手任せ。

自分の言葉が相手にどう受けとられるかを考えること、である。

話をするときには、だれでも自分の思いを言葉に換え、文脈を組み立てる。
問題はそれからである。
多くの場合、その作業を終えて実際に話すときには、
思いがそのままに伝わっているものと考えてしまうのではないか。

相手のプライドに対して配慮する。

プライドを傷つける言い方は、相手の素直に耳を傾けようとする
気持ちを確実に失わせる。正当のクレームや指摘、注意に対しても、
反感しか持たないようになるのである。

どこから話すか、手順を見極める。

  • 全体の流れを話す
  • ポイントから話す
  • 結論を先に話す

詫び方のテク

「申し訳ありませんでした」と言われれば、反省していることが伝わり、
相手も、「わかった。じゃあ、ミスの説明を聞こうじゃないか」
ということになる。

言い訳が先にくれば、「そんなことより、
最初に言うべきことがあるんじゃないのか!」
と相手も感情的になって、まともに説明を聞いてくれなくなる。

詫びの言葉は、「申し訳ありませんでした」が定番だろうが、
できる人間としては少しアレンジを加えたい。

「申し訳ありませんでした。私の不手際です」
「申し訳ございません。私に不行き届きな点がありました」

などのように、「不手際」「不行き届き」「不注意」「不始末」
といった言葉をつけ加えると、もっと反省の思いが伝わり、
責任を感じている潔さが際立つのである。

リアクションを引き出してこそ、コミュニケーション。

「ここまでお話ししたなかで、疑問点はありませんか?」
「私の説明でわかりにくかったところはなかったでしょうか?」

そんな質問をすることで、相手はそこまでの話の流れを反芻するようになる。
つまり、耳から入った話の内容について、頭で整理するわけだ。

さらに質問を無視することはできないから、必ず、
なんらかのリアクションが返ってくる。
対話が成立するのである。

忘れがちだが、相手に対する配慮であり、
説明の精度を高めるポイントでもある。

「何のために面談するのか」ではなく、
「何を中心に話すか」ということを、事前に相手に伝えておく

ときには、自分の意見を封印する。

「事実」と「意見」を混同すると穴に落ちる。

「事実」と「意見」は、はっきり区別することが大切になる。

几帳面、合理的、好奇心旺盛、大雑把、
相手のタイプを素早く見抜く。

人間は物事を判断するとき、その人なりの方法で理解しようとする。

たとえば、説明書をじっくり読んでから機器を使い始める人もいれば、
説明書の最初だけを読み、あとは機器を使いながら覚えていくタイプの
人もいる。前者は理論派、後者は実践派だ。

どちらにも同じようなやり方で説明したとしよう。
するとどうなるか。理論派の人には「もっと詳しく説明してよ」
といわれる可能性があるし、実践派の人には、
「回りくどい説明はいいから、実物で見せてよ」
などといわれてしまうかもしれない。

条件反射で、相手の非を責めない。

説明の過不足は、どんな場面でも起こるものだが、
それを「言い訳」や「弁解」にしてしまうか、
「事情説明」に換えられるかは、コミュニケーション能力とも
大いにかかわってくる。

相手に通じる説明をするためには、相手の立場や状況に
気を配る姿勢が必要だということを肝に銘じておきたい。

2008年8月 6日

日経TRENDY どれが効く?

trendy_2008_09.jpg どれを
使えばいいのか?

メタボ対策のためのトクホと大衆薬、ダイエット食品、健康食品、
ゼロ系飲料、コレステロール、禁煙、水虫、薄毛、不眠

各薬の結果に差はでるのか? 比較

新日本人の価値観を、
頭痛のタネは新入社員』の前川孝雄さんが分析する。

かつてはクルマやブランド品など、
目に見えるものを持つことでカッコよさを競っていた。
しかし、今の若者の場合は、
“人から認められること”
カッコよさの象徴になっている。

カッコよさの定義が移り変わり
承認欲求が強くなってきたようだ。

今は、遊びが目的ではなく、手段になっている。
その手段を通して、気の合う仲間とつながり、
安心できる居場所を育てているのです。

2008年7月31日

人生は勉強より「世渡り力」だ!

yowatari_ryoku.jpg 喰いっぱぐれしない
安売りしない

岡野雅行さんが大企業宛に送った喧嘩FAX。
ドン引きするくらい面白い。

商売の一番のポイントは、なかなかできなさそうな極意。
他人を儲けさせるコト

周囲を儲けさせれば、皆が、
「岡野に仕事を取らせようぜ」ということになるだろ。
黙ってたって仕事は膨らんでいくんだよ。

客人をタダで帰したら江戸っ子の名折れ。
粋なおもてなしの作法。

一晩で20万円、30万円使うことだって珍しくないけど、
「どのくらい発注があったら、回収できるかな?」
なんてケチなことを考えちゃダメなんだ。

「きょうは楽しかったな。岡野のおやじ、つきあうとおもしろいじゃないか」
そう感じてもらえれば十分なんだよ。
釣りでいうコマセ(撒き餌)を、
「こんだけ撒いて、鯛が三枚上がらなきゃ、元は取れないな」
なんて考えて撒くやつがいるかい?

釣果は二の次。その場は損得抜きで、
豪毅にパッと撒いてこそのコマセだろ。

運命を決めるような情報と出会う方法。

ほんとに貴重な情報ってのは、あらたまった場で
出てくることはまずないね。

打ち合わせをしましょう、なんてときは、その話に終始するもんだから、
情報の「ポロリ」はないんだ。
酒でも飲んで、ワイワイガヤガヤやってるときに、
「そういえば、このあいだA社に納品に行ったときに、
ちょっと耳に挟んだけどさ・・・・・・」
なんて極上な情報が出てくるわけさ。

情報の精査

勝手に向こうから入ってくる情報は、
たいがい当てにならねぇもんだってことは、
知っといたほうがいいよ。

誰が価値ある情報を持っているかを、まず見きわめなきゃ、
いくら情報を集めたって役には立たねぇよ。

       (~中略~)

勝負はふだんから人づきあいにどれくらいお金を使っているかだ。
情報が欲しいときだけ、「こんちは」と来るヤツに、
重要情報をくれる人間がいるか?

いっこねぇだろ。その時とくに仕事がなくても、
話をしに行ったり、一杯奢ったりする。
情報網はそうやってつくるしかないんだよ。

ワンパクでもイイ。そしてスキを見せてかわいがられる。

若いうちは
「あのヤロウ、何考えてやがんだ!」
って言われるくらい破天荒なほうがいいんだよ。
おもしろがって人も寄ってくるし、
人にもまれているうちに、つきあい方も分かってくる。

       (~中略~)

スキは愛嬌なんだよ。「あのヤロウ、バカだねぇ」と思うから、
何か言ってやりたくなるんだし、「あいつ、しょうがねぇな」
と感じるから、何かしてやりたくもなるんじゃないか、そうだろう?

遊びが"勘所"を鍛える。

遊ぶにも年季がいるんだよ。最初から上手に遊べるわけじゃない。
何度も失敗して、こっぴどい目に遭って、お金も使って、
やっと人さまをつれて、遊びを仕切れる
ところにたどりつくもんなんだ。
だから、若いうちにつまんない勉強ばかりしないで、遊んでおくことだね。

なぜ倍返しなのか?

人からものをもらったときは、「倍返し」するといい。
たとえば、3000円の菓子折りをもらったら、
6000円のものを返すんだよ。これには理屈がある。

くれた人は、俺なり家族なりのことを考えて、
品物を選んでくれてるわけだろ?
「岡野さんは、これが好きだって言ってたから、
きょう持っていってあげよう」とかさ。

その気持ちがありがたいよな。
その気持ちへの感謝が3000円分だ。
そして、当然、品物に対しても同額のお返しをする。
合わせて6000円ってことになるわけだよ。

人から認められたいときは、どうするか。

日本じゃ、口数は少ないほうが人間として深みを感じさせるとか、
やたら目立とうとするのは品がないなんていうだろう。
冗談じゃねぇってんだよ!

しゃべらなくても自分のことを分かってくれとか、
みなまで言わせないで思いを汲んでくれってほうが、
よっぽど身勝手で品がないじゃないか。
なんでちっともしゃべらないヤツの胸の内を、こっちが苦労して
忖度してやんなきゃいけないんだよ。
分かってもらいたかったら、
分かってもらえるようにちゃんとしゃべれ

安売り合戦に捲き込まれない。

自分の仕事は安売りしちゃダメなんだ。
そのためには、人にできないことをやらなきゃな。
誰でもできることなんてのは、相手の言い値でやるしかなくなるんだよ。
できないことだから、値段を自分でつけられるんだ

魅力がないと太鼓持ちになれない。

お金がないもん同士で群れてたってダメ
なんだよ。
大事なのは、一流を見せてくれるリーダー格が一人いることなんだ。
その人と行動をともにしてりゃ、自分にお金がなくたって、
必然的に一流どころを知ることができるじゃないか。

自分の持ち味をさらけ出す気がありゃ、
引き上げてくれる人が出てくるもんなんだ。

理想の女房とは?

男にとって女房は参謀役なんだ。
どうかすると目一杯突っ走りがちな男を、上手に立て、
乗せながら、軌道修正させたり、勝負どころでは背中を押したりする。
それが女房ってもんだし、男はそういう女房を持たなきゃダメだね。
男を上手に立てられない女房なんて持つんじゃないぞ。

       (~中略~)

30万円で受けた仕事に、15万円の潤滑油代を使ったこともあったよ。
潤滑油ってのはプレス製品の出来を決めるくらい重要なんだ。
どんな油がいいか研究してるうちに、代金がかさんでしまったんだな。

そのときも、
「お父さん、毎日、油飲んでるの? おいしくもないでしょうに・・・・・・」

っていうのが女房の"苦言"だったね。うまいこと言うだろ?

チクリとやっても、男のやる気をそがない
ってのが、参謀の腕の見せどころなんだよ。

技術+営業力=世渡り力

人とのつきあいは、できる限りしたね。
誘いがありゃ、マメに顔を出した。

あいつはつきあいがいい、信用できる、
俺らの仲間だっていうところまで同化しなきゃ、
仕事をうまく運ぶ情報なんか入ってきやしねぇよ。

仕事相手だってそうだよ。「岡野と、このプロジェクトを成功させたい」
って思わせるには、気持ちが一緒にならなきゃダメ
なんだ。

先払いで、みんな円満なワケ。

俺は商売は「先払い」が原則だと思ってる。
これを教えてくれたのも玉の井だな。

遊郭の商売ってのは、客はお姐さんに先にお金を払うんだよ。
なんたってあの手のご商売だから、後払いってことになったら、
客は払いたくなくなっちまうだろ?

お預けされてるから、「ちょっと高ぇかな」と思ったってケチらずに払うんだよ。

ふつうの商売じゃ、仕事が終わって、たとえば製品を納品して、
締め日があって支払いになる。それが一般的なシステムだからいいんだけど、
先払いの感覚を持っててもらわなきゃ困るんだよ。
もう、先に払っちまったと思って、支払いのときゴタゴタ言うなってことだね。

前もって値段を決めたのに、支払いのときに値切るなんてのは、
いちばんのクズだ。
この間も、つくって欲しいって言われたモノがあったから、
金型をつくって、製品にして納めたんだ。

ところが、いざ、支払いになったら、「端数をまけてくださいよ」って言うんだよ。
こまかい数字は忘れたけど、132万円だったら、
端数の2万円は泣いてくれってわけだ。

昔だったら、即、ケンカだよ。尖ってたからね。
だけど、70代半ばにもなると、人間、丸くもなる。
俺は、「いいですよ」って端数をまけた金額をもらってきた。

腹の中は違うよ。「コノヤロウ、おまえとは二度と仕事なんかやるかよ!」だな。

このクズ客は、後日てめぇが泣くことになる。

好きなコトは、ここでも重要視されている。

誰だって何かひとつくらい好きなこと、
興味を持っていることがあるだろう?
俺はそれが成功の原石だと思うね。

ひとつ何かを始めたら、それを究めることだよ。
究めるまでやってみれば、人より頭ひとつ抜け出せる。
つまり、すぐれたものが手に入るんだ。

人よりすぐれたものがあれば、成功する確率が間違いなく高まるね。
平たく言えば、人より旨いものが食える。
いい洋服が着れる
ってことだよ。

継続と辛抱

とにかく技術をつけなきゃ話にならない。
金型の仕事で一人前にならなかったら、クズ同然だと思ったね。
技術を磨くうえで大事なのは辛抱と失敗だ。
金型の職人として一人前になるには20年はかかるって言われてる。
その間、辛抱できるかどうかなんだよ。

仕事に対する覚悟

俺は、「もう、これしかねぇ」ってところにいる。
これを手放しちまったら、絶体絶命だと思って、
仕事をしてるからね。その覚悟が仕事をおもしろく、
楽しくしてくれるんだよ。

生きてるうちに手に入れる。

墓の前に旨いものを供えられたって、
上等の背広を着せかけられたって、死んじまってるんだから、
ちっとも嬉しくなんかねぇよ。
いくらお金をもらったって、車も買えなきゃ、海外旅行へも行けやしない
じゃないか、そうだろ?

皆も、「いまの頑張りが、努力が、いつか報われればいい」
なんて悠長なことを言ってちゃダメなんだ。

頑張ったら、それを評価してもらうために
何だってするべきなんだ。
俺が口を酸っぱくして世渡り力を鍛えろっていうのは、そのためでもあるんだよ。

誰かが認めてくれるまで待ってようじゃなくて、認めさせるために、
人脈でも、コネでも、
自分が持ってる芸でも、
何でも使えばいい

何でも使って自分をアピールするんだよ。
どうやったらいちばんアピールできるかを探すんだ。

2008年7月29日

察知力

sacchiryoku.jpg 中村俊輔の
トラウマ

中3で背負った痛手。
それが切っ掛けで
無我夢中でサッカーに取り組む決意を固めた。

浮ついて、欲が薄れることを警戒する俊輔。

MVPを受賞する恐怖を越えて、兜の緒を締める。

未来を察知し、そのための準備を怠らない。
これは僕にとって、とても自然な気持ちの流れだ。

だって、そうじゃないと、
すぐ誰かに追いつかれ、
追い越されて
しまうから。

センスを盗み、考え、悩むことに楽しみを見出す。

細かいことを感じるか、感じないか、
考えるか、考えないかで、
人の成長は違ってくる。

感じて、考えて、悩み抜いて得た察知力は
自分を安心させる。

たくさんの引き出しがあると、
自分を信じることができるから、
相手が誰でどんな場面だろうと、
妙なプレッシャーを感じることはない。

“引き出し”に限界はあるのか?

僕は、とにかくたくさんの引き出し、
多種多様な引き出しを作り、身につけたい。

ひとつのことができれば、次のことへとステップを進めたい性格だから。
できたら、次、できたら、次・・・・・・と、
挑戦し続けて、ステップアップしていきたい。

ひとつのことで世界の頂点まで行くという選択肢もあるとは
思うけれど、違うシチュエーションやパターンが訪れたときに、
ポキッと折れるのはイヤだから。
いろんなことを体験して、引き出しを増やし、幹を太くしたい。

オシム監督下での初試合を振り返って。

やることがたくさんあり、難しい試合だったし、
自分の置かれた状況も難しいものだった。

でもそういうとき、いかに自分の力を証明するかが、問われる。
そこで、逃げ腰になったり、プレッシャーに押しつぶされて、
その作業を怠ったら、おしまいだ。

雀鬼の桜井章一氏も勝負の流れのイメージを
“円”に例えていたが。
ゼネラリストとしてのバランス感覚

僕は、様々な能力の軸をつなぐと“円”を描いている・・・・・・
というような選手になりたかった。

ある能力だけが飛び抜けているのではなく、
いろんなことができる選手というイメージ。
そしてその“円”を大きく、太くしたいと考えていた。

自分を追い込む姿勢

監督に認めてもらうという考え方ではなくて、
「ヤバイ、このままでは消えてしまう」
という危機感を持つようにすれば、頑張れる。

中村俊輔、成功の定義

出場数やゴール数、立ったステージの高さで、
成功かどうかは語れない。

10年前に掲げた目標や、子どものころの夢が叶えば、
成功というわけでもない。

目標や夢は、ひとつじゃない。
現状を察知し、軌道修正を何度繰り返してもいいはず。

どんな環境や立場であっても、100%の力で戦うことが成功へ繋がる。
厳しい現実のなかで、自分を知り、懸命に生きることが大事なんだ。

今の自分にできることを、手を抜くことなくやった、
という実感を持てる毎日を過ごすこと。

簡単そうに見えて、これが難しい。
なぜなら人には甘えがあるから。

「これでいいだろう」と思ってしまう瞬間。僕はそれが怖い。

なりたい自分になるため、100%で生きることができれば成功だと思う。
成功か失敗かなんて、誰にもわからないし、誰にも決められない。

今の僕に、自分が成功しているという気持ちはない。
ただ、成功させたいと願い、毎日を100%で生きようと務めている。

2008年7月18日

組織が活きるチームビルディング

team_building.jpg ノー・アリバイで
アリバイ野郎を
潰す

理想の組織を創るために、
命令ではなく、判断の手がかりを送る

「人はなぜ会話するのか?」の問いに
著者の北森義明氏はこう分析する。

私がここにいることを、わかってほしい

誰かが自分を見つけ、呼びとめてくれたら。

相手に関心を向けて相手の立場に立ち、
相手の言葉だけではなく、その意味しているものや
気持ちまで聴き取る

リーダーシップ開発プログラムを受けていたNさんの様子

会社のためだと思って改革を働きかけていた自分の態度が、
周囲から見ればまったく共感できない、
上司や先輩など周囲の人を非難したり、自分の考えを押し付けている
としか感じられないものだったことに気づき、愕然としたといいます。

Nさんは「こうすればよくなる、もっとこうすべきだ」
そう言い続けていたときの自分の態度の根底にあったものが、
自分だけが正しい、みんなが間違っている」という、
相手を否定する気持ちだったことに気づいていきました。

そんなNさんの否定的な雰囲気に、相手もまた否定で応えていたことが、
研修を通じて見えてきたのです。

フィードバックにお節介は不要。鏡になりきる。

人間関係における「フィードバック」とは、
相手が軌道修正するための「情報」を、そのまま(ありのまま)に
返すことです。言い換えると、自分が相手を映し出す「鏡」になること、
それが「フィードバック」なのです。

「鏡」は「ああしろこうしろ」と、
いちいち注文をつけたりはしません。

でも、私たちは、鏡を見て自分の髪形がおかしければ自分で直しますし、
顔が汚れていれば拭いたり洗ったりします。それは、ごく自然な行動です。

人間関係の中で相手の態度に問題があると感じたとき、
「相手を変えてやろう」という意図を持って指示したり
命令したりしても、その通りに相手が変わることは、ほとんどありません。

たいていの場合、「変えてやろう」という働きかけに返ってくる反応は、
「反発」「無視」といったものです。

「何度いっても、あの人には通じない」という悩みはよく聞かれますが、
そのほとんどがこの「指示、命令」→「反発、無視」の悪循環になって
いるのではないでしょうか。

フィードバックには、責任が伴う。

相手がその情報をどのように受け取ったかまで、
責任を持って確認

フィードバックしようと、ガツンとやり合う前に相手に確認する。

こちらの伝える言葉の意味や気持ちは、
相手が受け取るようにしか伝わらない

自分自身を色眼鏡で見ない。
フィルターを外したら、自分への気づき→行動→成長 へと繋げる。

「チームをつくっていく段階」と「チームになっている状態」は 分けて考えるという視点は、日頃から意識したいところ。

本文に引用されている、古代ギリシャの哲学者
タレスが残した言葉

人にとっていちばんむずかしいのは、
自分を知ることだ

2008年7月 7日

ドット・コム・ラヴァーズ

dot_com_lovers.jpg 男は日々、
ズバ抜けた洞察力で
観察されている

恋愛に特化したオンライン・デーティングの
世界に飛び込んだ吉原真里さん

普段の生活では、仕事その他で忙しく、
いつも同じ仲間との社交生活のパターンに
落ち着きがちな中で、新しい相手との出会いを
探すには、インターネットが最も便利ということらしい。

誰かからメールを受け取ってもプロフィールを見て
興味が湧かない場合は、ボタン一クリックで
「No,thanks.(ありがとうございます、でも結構です)」
と返事ができるメカニズムまでそろっている

今どき、ショッピングをするのにも、
アパートや仕事を探すのにも、旅行の予定を立てるのにも
インターネットが一般化しているのだから、
デートの相手を探すのにインターネットを使って悪いわけがなかろう

ネットで出会った男性遍歴かと思いきや、
奥底には、恋人同士のコミュニケーションの
必要性と難しさ乗り越えるための処世術が垣間見える。

登場する男性が、あなたに似ているかも。
価値観が近くて、意外とドキッとする。

「デート」という単語の定義が
なかなかできないワケ

マンハッタンの各ブロック名や
ブルックリン内のエリアの位置を答えることは
もちろん、地域の偏見を持たずに語れますか?
 (親切にも、地図付きなので安心だ)

赤面級の下ネタ全開ジャブを繰り出しつつ、
ニューヨーク周辺、ハワイ、日本のコミュニティを比較し、
言葉では説明できないケミストリー(出会いの直感)を重視する。

だいたい歳をとるということは、経験を積む中で、
思慮深くなったり、ものごとの複雑さを理解するようになったり、
あるいはまた大胆になったり、寛容になったり、
ということだと思う。

生きてきた年月とその中で培ってきたものを大事にしている人の
ほうが、自分をやたら若く見せようとしている人より
よっぽど素敵じゃないか。

三十代も後半になれば、
私たちはそれぞれいろいろな人生を背負ってきている。
人を深く愛したこともあれば、憎悪の感情を抱いたこともある。

人をとても傷つけてしまったこともあるし、
自分が深い傷を負ったこともある。

自分が求めるものを手に入れるために、がむしゃらに頑張り、
それを手に入れる喜びを経験したこともある一方で、
力の限りを尽くしても求めるものが手に入らない失望
知っている。

自分自身の弱さも経験したことがある。
自分そして相手の、そうした人生の勲章や傷をすべて受け止めたうえで、
相手を愛するのが、大人の愛情というものだろう。

付き合い始めの頃の嵐のような情熱は、
しばらく付き合っていれば性質を変える。

コミュニケーションのための努力を続けなければ、
いい関係は続けられない。
相手のことをもっと理解したいという純粋な気持ちを
なくしてしまったら、関係は停滞する。

そして、理解すればするほど、相手について気に入らないことや
納得のいかないことも出てくる。
相手が自分の考えていることを言わなくても
わかってくれると思ったり、自分は相手の気持ちを理解していると
思ったりして、きちんと言葉で思いを伝えることをやめたら、
無意識のうちにもお互い不満が溜まっていく。

相手の愛情や優しさに甘えているうちに、
相手に対する思いやりが減っていくこともある。

すべて当たり前のことだが、
関係が安定してくるとついつい怠慢になってしまい、
ときおりなにかのきっかけで問題が大爆発して、
二人とも驚いて緊急処置をする、
というようなことを繰り返しがちだ。

私くらいの年齢になると、
意識的あるいは無意識のうちに、
やりなおしの利かない人生の選択を
いくつもするようになる。

勇気を出してする選択によって、
かけがえのないものを手に入れることもあるし、
大事なものを失って二度と取り戻せないこともある。

これまでもっていたものを失うのも辛いが、
これから先にもつことができたであろうものを
永久に手放してしまうことの痛みも同じくらい大きい。

それでも、そうした選択の結果を、
他人や状況のせいにすることなく、
自分自身で引き受けることが、
大人になるということだろう。

下記、ネタバレ注意の
ユーモアの効いた文体。

アメリカ人は概して暗い照明が好きである。
暗ければ暗いほどカッコいいことになっているようで

どれだけ気持ちよかったかは省略するが、
 (~中略~)
ちょっとした遊びにも全身全霊をかけて取り組む人の
ようなノリを、セックスにも持ち込むのだ。

日常的に付き合っていたら疲れるかもしれないが、
カジュアルにベッドに入るぶんには、楽しい思いができる。

「わかったわ、じゃあその彼女とうまくいくといいわね。
近いうちまた食事でもしましょう」と言った。
当然だが、こういうものわかりのいい返事を、
男性は非常に喜ぶ。

かつて親密だった歴史をもち、
かつ現在相手に対して複雑な感情がない関係というのは、
とてもよいものだ。

根本的なところで安心感があるので、
仕事の話から恋愛の話まで気楽にできるし、
もしお酒を飲みながら雰囲気が盛り上がって
またベッドに行くことになったりしても、
それはそれでなにも問題がない。
こういうのを、私はいい大人の関係と呼ぶ。

私としては、もういいかげん、
私のことを使ったり利用したりしてほしいと
思っているのに

2008年6月18日

コンサルタントの質問力

consultant_no_shitumon_ryoku.jpg

あなたの質問の鋭さで、
自分のレベルが
見抜かれている
としたら?

内容の如何で、
その人の人生が見透かされているとしたら?

質問する人間の人生そのもの

回避するためには、
「質問ツリー」を構築し、
「呼び水」の質問を切っ掛けにして話を引き出す。
「鳥の目」と「虫の目」をスイッチしながら
質問にストーリー性を持たせる。

いい質問は、いい空気を作るし、いいコミュニケーションを作る。
いい質問は、相手を元気づけるし、楽しくさせる。
いい質問は、相手を動かし、成果を出すプロセスを作る。

プライマリーデータ(一次的情報)と
セカンダリーデータ(二次的情報)を使い分け
効率良く情報収集することによって、質問を構成する。

プライマリーデータは、調査者がある課題を解決するために、
自分で調査をおこない収集した情報のことである。

セカンダリーデータとは、書籍や新聞記事、学術論文、統計資料、
ウェブサイトの各種情報など、一般に公開されている情報のこと。

呼び水としての質問力

相手の好奇心を引き出すための、あるいは相手に新たな気づきを
もたらすための呼び水となる質問をするためには、
相手が今いる立ち位置よりも、一歩先の質問をすることである。

あまりに先に行きすぎても質問は失敗するし、
基本の基すぎてもダメである。

ホンダの藤沢武夫の言葉、
「三歩先を読み、二歩先を語り、一歩先を照らす
という妙が重要だ。

質問は、己の人生を凝縮したものである。

2008年4月16日

「話す」技術 「聞く」技術

hanasu_gijyutu_kiku_gijyutu.jpg

仕事でも日常生活でも、まず人、人、人

お互いの交流力を向上させるための、
話す技術や、聞く技術、
部下にニンジンをブラ下げる時の、巧妙な手口が
掲載されています。

「その薬は、恐ろしく不味かったけれども、
患者には必要だったんだ」

という、スティーブ・ジョブズの処方箋は、
どんな組織にも必要でしょう。

相手をタイプ別に分けて
声のトーン、呼吸の様子、姿勢、好んで使う言葉を見極める

視覚重視の人  (図やイメージで物事をとらえる)
 「見える」「明らかになる」「びっしりつまった予定表」

聴覚重視の人 (論理的に筋道立てる)
 「理にかなう」「人聞きが悪い」「定義は?」

身体感覚重視の人 (直感を大切にする)
 「しっくりくる」「人当たりがいい」「あたたかい」「腑に落ちない」

優位感覚が違えば、反応ポイントが異なるので
相手の傾向に合わせないと、話が前に進みませんよ。ってことを細かく解説

落語の「天災」「厩火事(うまやかじ)」「唐茄子屋」「百年目」の噺を
聞いてみたくなった。説得術として役立つそうだ

役立つついでに、論理的に話す、PREP(プレップ)法の手順をメモ

 Point 要点、主張、結論
  ↓
 Reason  その理由
  ↓
 Example 事例、データ
  ↓
 Point 結論、まとめ、最初のPの繰り返し、参考事例

始めのP以降を分割すると、数多く先方へのメリットを提示できる
今から、早速。プレップ、プレップ

2008年3月16日

私たちはどうつながっているのか

watashitachi_ha_dou_tunagatte.jpg

人と人との繋がりを、数学的に、
そして、身近な例を出してわかりやすく
解説してくれています。

友達を増やしたり、仕事のコネクションを
広げる際の効果的な方法が書かれている。
それだけではなく、スキマ産業を掘り当てるような
ベンチャー立ち上げ時の理論にもフォーカスしている点で
役に立つ。

人との繋がりと併せて、コストの概念を平行してとりあげているのも好感度大
以下は、気になるフレーズのメモ。

「自分と異質な人が、情報源となる」
「周りを身内で固めすぎない」
「自分の業界にとって新しく、しかもまだ組織化されていないところへ飛び込む」

「集団で緩めに集まるよりも、さまざまな世界の友人と2人で濃く過ごす時間を
大切にする、いろいろな刺激に触れるようにする、という生き方である。
コミュニティに頼らず生きる人である。このような人は、安心に依拠せず、
一般的信頼の高い人であろう」

お互いにメリットのある、専門知識の交換を、「見えざる大学」と表現

「チーム内の多様性が増えるほど生産性は下がる。
同じような人たちがチームを組んでもうまくないが、
異分野の人を何となく集めてみても、何も生まれないのだ。
人数が多ければ、意思疎通のコストが増えていく。
そのコストを補って余りあるようなチームを組んでこそ、
チームにする価値がある

どう繋がっているのか、これから、どう繋がってゆくのか
真剣に考える時が来た。

2007年12月17日

家族のゆくえ

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老齢者の定義・・・
「頭や想像力で考え感じていること」と、
「精神的にか、実際的にか表現すること」とのあいだの距離が
普通より大きくなっている人間

年をとると、「意識する(考える)」と「実行」のあいだに溝が
できてくるそうだ。 コワイですね。
何かやり残しているコトがある方は、溝が深まる前に、是非

森鴎外の夫婦喧嘩におけるモチーフとは?

男と女では、これはもう決定的に食い違ってしまう場面が多々ある
それをお互いに「欠陥」だと言い合えば、もう収拾はつかない

家族の経営って、とても斬新な発想ですね。

2007年11月30日

「困った人たち」とのつきあい方

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行動心理学、行動組織学の本
訳者の日本語スキルが不足気味なので、すごく読み難い
ですが、John John 前のブックオフで105円ナリ

購入後は、John Johnコーヒーサービスタイムを活用。
500円のワンコインでお釣りがくるなんて、お得。

困った人を数種類のタイプ別に分類し、
観察してほくそ笑むという内容

しかしあれだね。
困った人って金銭的にも、精神的にも損してるよね
可哀想とゆーか、もったいないとゆーか。 まぁ自業自得なんですけど・・・

「他人に世話をしてもらいたいなら、人の世話をしなければならない」

という当たり前のコトをわかっていない困った人が身近にいる方ならば
気付いたら、レジで会計を済ましているでしょう。

  • 必ず否定する上司
  • 敵意むき出しの同僚
  • 行動しない部下
  • 言い訳しかしない旦那
  • 愚痴をこぼす妻
  • 自信過剰の彼
  • 優柔不断な彼女

分類することによって、「困った人」に対処しやすくする。
類型化すると距離をおいて見ることができる。
相手を分類しているうちに、自分も分類できるので
自分のことが(少しは)理解できる。

私たちの関心は相手に対処、対応することであり
相手を改心させたりすることではない。

明らかに、ほとんど知らないことについて
彼がもったいぶった話をするのを、
快く、しかも恩着せがましい位の愛情で、放っておけばいい。

非現実的な願望→怒り→新たな非現実的な期待をする
以上を繰り返すことは、時間の無駄なので。
その時間を自分が得する別なコトに使おう。
(でも感情的には収まりがつかない、アナタにオススメ)

問題の行動には距離をおいて、なるべく客観的に観察する
 「望遠鏡を逆さにして、対象物を観察するように心がける」
 「対象物が檻に入れられて、その上に名札が貼られている状態をイメージする」
 「私にだけあんなことをするのではなく、彼は誰にでも同じことをする」
 「もし彼が不満を言うのを止めて、彼本人から何か行動を起こすのを待っていたら、
  自分が死ぬまで待つことになる」

性格とは各個人がその趣向によって習得していった(その場しのぎで切り抜けてきた)
人生を送るための戦略や戦術のレパートリーである。
彼は自分のレパートリーの中にある特定の戦略を引き出したり、
出さずに押さえ込んだりするだけである。

傍観者の立場に立ってみると、
2人は唯一の目的のために戦っていることがわかる。
つまり、対立する相手を追い払うことで、相手の威嚇を取り除くという
ただ一つの目的のために。 (この客観的な俯瞰視点が必須)

全体的に皮肉たっぷりな表現なので笑えるし、なにより身になりました。
自分も困った人になっていないか、この機会に確認しておこう。