2010年6月28日

ウィキノミクス

ウィキノミクス

繋がるか?
消え去るか?

マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

必要なのは、素直、柔軟、拡張性。

社内で抱える垂直統合の崩壊にあたり、
外部との協創関係を築く必要性を語る。

実例を解説しているが、とにかく文章が長い。

箱からドアへ

捨てちゃいけないプライドと、
捨ててもよいプライドを吟味することによって道が開ける。

2010年6月17日

グーグル・アマゾン化する社会

グーグル・アマゾン化する社会

グーグルもアマゾンも
信用するな!

著者は、ライターの森健さん。

一極集中に関して書かれているが、考察というより、
データを羅列しているだけ。

グーグルとアマゾンに、自分の好みを把握されたり、
他社の無料サービスに頼り切らない、
そんな危険性への注意や主張は得られなかった・・・

2010年6月16日

ウェブ2.0は夢か現実か?

ウェブ2.0は夢か現実か?

2006年 シャバに
いなかったなら・・・

テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力

著者は、IT系ライターの佐々木俊尚さん。

出版された2006年 (4年前)の一部のIT事件簿と
ウェブ四方山話なので、今学ぶべき物は得られなかった。

あれこれ出版しているだけに、他書との重複や内容の希薄さがあり、
書籍を乱発する著者の文章には、青臭さも漂う。

当時、日本に、娑婆にいなかった人向け。

2010年5月25日

インターネット2

インターネット2

12年前のネット

次世代への扉

著者は、日本でのインターネット立ち上げに関わったという
情報工学者の村井純さん。

1998年(12年前)時点でのインターネットにできるコト、
希望や些細な注意点が書かれている。

『インターネット』の方が、読み応えアリ。

2010年5月24日

インターネット

インターネット

まず動かす

著者は、日本でのインターネット立ち上げに関わった
情報工学者の村井純さん。

1995年11月 (今から約15年前)の著書。

インターネットを支える技術が持つ、ほどほどの信頼性、
誰でも使えるシンプルさ、ネットの生い立ちを語ったウンチク本。

出来の良いアトラクションに乗ってる感じで、流れるように話が進む。

ベータ版を速攻でリリースするスピード感

新しい人間活動や社会をもたらすような技術は、できるだけ早く、
多くの人びとが共有できるようにすべきです。

自己の体験も早めに行う。

人間は、理解したり対応するのに時間がかかることが多いので、
理解と体験は早めにしなければいけません。

分散する各々の趣味、拡散は加速するのでさらに特徴が際立つ。

できることをそれぞれがする

PDCAサイクル (plan計画 → do実行 → check評価 → act改善)
にも似た体制作り。

作る人間、運用する人間、割り当てる人間

アイデアの初期衝動が強すぎて、後半に行くほど疎かになりがち。
歴史のスパイラルを意識しながら、「創る→運用→改善」を回していけばイイ。

本書から3年後に発売された続編 『インターネット2 次世代への扉』
(1998年出版 今から約12年前)もあり。

今の時期にこそ、新しいものを書いてもらいたいなぁ~
なんて思ってたら、出てました。

『インターネット新世代』 (2010年 1月21日出版)

2010年5月19日

おもてなしの経営学

おもてなしの経営学

ギークとスーツ

著者は、プログラマーの中島聡さん。

なせグーグルは、YouTubeを創れなかったのか?
(Google Videoがあったにも関わらず!)

その謎を解くのが、本書の肝。 大企業病の一例もわかる。
経営学の本ではなく、どちらかと言うと、IT四方山話。

作り手だけのこだわりで、自己満足に終わるのか?
それとも、ユーザーの満足度を高めるこだわりに繋がるのか?

クラフトマンシップ (熟練工の誇り)の重要性も読み解ける。

  • 対談×ひろゆき グーグルの先行き不明感
  • 対談×古川享 マイクロソフト内でのゴタゴタ
  • 対談×梅田望夫 この対談は両者のエリート意識や自己顕示欲が
    鼻につくが、欲の無さについて
  • 中島聡 「これで世界にインパクトを与えよう」という欲

なんとなく、社会が停滞しているように感じるのは、各自が
褒められていないから、上手くやりきれない。
そんな些細なコトが閉塞感の原因になっているのだろう。

2010年4月16日

ウェブを炎上させるイタい人たち

ウェブを炎上させるイタい人たち 中川淳一郎 表紙画像

ネットはいつだって
無法地帯だぜ!

面妖なネット原理主義者の「いなし方」

著者は、下記の著書でお馴染み、中川淳一郎さん。

暇人が持つ、負のエネルギーを紹介し、バカの"いなし方"を解説。

ウェブ上での人間関係を内省し、整理するための切っ掛けになる。

インターネット教の嘘
バカとアホの間に生ずる軋轢、著者が遭遇した
お互いにとってまったく不毛な出来事も、物見遊山気分の読み物として楽しめる。

常に、分母と分子を比較する大切さを忘れてはならないし、
ネット上で馬鹿なコトする時は、常に
「バカで暇なコトをしているな~」 と自己認識していたい。

2009年12月26日

今ウェブは退化中ですが、何か?

今ウェブは退化中ですが、何か? 中川淳一郎 表紙画像

ネット教の嘘を暴く

クリック無間地獄に落ちた人々

著者は、『ウェブはバカと暇人のもの』
痛快だった、中川淳一郎さん。

前作がコンテンツに焦点を当てていたものだとすると、
本作は、利用者によって、コンテンツがどう扱われるかを分析した内容。

ネットに書く人、読む人、炎上しやすいタイプ、
PV (ページビュー)の稼ぎ方などを紹介。

ネットのくだらない部分を生温かく解説しているが、
良い面を否定しているわけではないので、
タイトルの先入観を捨てて、読み進めたい。

インターネットの利用もほどほどにし、
現実の生活を充実させる方向へと導く、
切っ掛け作りにも活用できる。

2009年12月14日

ライフログビジネス

ライフログビジネス 寺田眞治 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

人生を勝手に
収集されている!

著者は、寺田眞治さん。

ライフログ (属性情報の収集)というキーワードを
流行らせたいのだろうか・・・

いかにして、自分のログやネットでの痕跡を
集められないようにするか、その部分に注意を払いたい。

2009年11月29日

ネトゲ廃人

ネトゲ廃人 芦崎治 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ネットゲームに
ハマって
失ったモノ 得たモノ

著者は、ノンフィクションライターの芦崎治さん。

「ネトゲ」とは、インターネットに繋がったゲームの総称。
(オンラインゲーム、ともいう)

その魅力は、プレイヤー vs コンピューターをベースとした従来のオフライン型と較べ、
プレイヤー vs 人間同士、簡単に人数を集め多人数プレイできるコト。

そうなると、当然、ゲーム世界での人間関係が構築されてゆくのだが・・・

本書は、ネットゲームにハマるという病理の報告書であり、
インタビューに応えられるレベルの廃人や元廃人の、生活観を浮き彫りにする。
(真の廃人、超廃人は、インタビューにすら対応できないだろう)

廃人達が犠牲にするものは、
当然ながら現実生活だが、暗い話ばかりではなく、
ネットゲームで出会った人々の優しさや狡賢さ、友情や結束力の有無、
泣ける話と、様々な事例(症例)が紹介されている。

教育者や、ゲーム好きな友人、子供や家族が身近にいる人は必読であり、
頭ごなしに否定したり叱ったりするのではなく、
まずは、ケーススタディの現状把握から始めたい。

彼ら彼女らが、ココでしか得られなかった必要な部分と、
我々が外側から観ていて、不安で危なげな部分を読み取り、判断したい。

2009年8月15日

ネットワーク社会の深層構造

ネットワーク社会の深層構造 江下雅之 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

情報縁

著者は、江下雅之さん
インターネット登場以前、以後の流れを解説し、
人と人、人と情報との関連法則を探る。

どういう集団(サロン)に参加するか?
改めて考え直す機会になる。

TM NETWORK を絶頂期として、それ以降は
"ネットワーク"という言葉自体に胡散臭さが付着してしまった。

本書は、情報がどのルートを辿ってくるのか、把握するための書籍であって、
実用書でも啓蒙書でも技術革新やマナーを煽るものでもない。

交流の必然性と、当時のツール、ライフスタイルなどの
事実や関連資料を並べているものなのだ。

アマチュア無線、ポケベル、ダイアルQ2、トイレの落書き
ラブホテルやペンションの落書きノート・・・

コメントやレスを書いた、
"見えない相手の表情"を
想像し過ぎない
。 という教訓は活用できそうだ。

そして、人脈やコネ(コネクション)に抱いている幻想を打ち砕いてくれる。

2009年8月 5日

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業 夏野剛 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

ネットやITって
商売に必要?

著者は、iモード立ち上げメンバーの1人でもある夏野剛さん

タイトルに表記されている、GoogleやAmazonの詳細は
知ることができないので、期待はしないように。

対象読者としては、インターネットの現状をまったく知らない広告主向け。

サイトのユーザビリティ(使い勝手)についても触れていて、
店舗サービスとネットの比較もおこなっているので、参考になるかもしれない。

後出しジャンケン的な解説が多いながらも、
大企業病に蝕まれている人には、自分が所属する組織体制の
問題点を気付かせてれる・・・ のかな。

タイトルに"バカ"と入れておけば、手に取る読者は増えるかもしれないが、
"バカ企業"が取りかかるべき解決策は書かれていないし、
未来の広告形態も描かれていない。

ある程度、ネットに接している人ならば、体感している内容なので、
思考を広げる切っ掛けにもならない、改めて読む必要もないだろう。

同じバカが表題なら、『ウェブはバカと暇人のもの』
同じニコニコ動画絡みなら、ひろゆき(西村博之) さんの
『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』のほうが読んでいて面白い。

2009年7月 7日

僕が2ちゃんねるを捨てた理由

僕が2ちゃんねるを捨てた理由 ネットビジネス現実論 ひろゆき(西村博之) 土屋敏男 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

自力で餌を
探しに行く

巨大掲示板、2ch(にちゃんねる)の元管理人
ひろゆき(西村博之)さんがネットビジネスと広告、
テレビ、他媒体の関係について語る。

現実的な部分をズバっと言ってくれるところがイイ

タイトルに縛られず、2ちゃんねる以外の話が多く、
(タイトルが、どうにも内容と乖離したのかは、あとがきで)
2chの譲渡やクラウドコンピューティング、フィルタリングあたりも
気になる人は参考にしつつ、愉しそうなのは下記

  1. ネットと広告
  2. テレビはもう、死んでいる
  3. ひろゆき×土屋敏男(『電波少年』を作った日テレの人) 対談
  4. ルーツ・オブ・ひろゆき

読者の対象として合致するのは、こんな方々

  • コンテンツ制作者 (ネットに限らず)
  • web2.0やクラウドコンピューティングなどの定義がわからない人
    (創作されたネット用語に騙されないために・・・)
  • 子供に携帯やパソコンを与えてイイのか迷ってる親

ちなみに、賢い人と、バカな人の違い、見分け方も載ってます。

ネット時代の真っ最中ですが、日本での出没の流れはこんな感じでしょう。
新聞・書籍・雑誌→映画・ラジオ→テレビ→ネット→?

「?」の部分がこの先、電脳直結(テレパシーのようなもの)になった時、
改めて本書を読んでも、何か新しい発見があるような気がします。

土屋敏男さんの言葉は、自分が作り手として面白いか?
結果として人を楽しませることができるのか?
ということを、"常に変化"を軸として捉えています。

P.184
数字を追っていってしまうと
物事って変わらないんだよ。

P.184
本質を見ないで枠だけ見てるんだよね。

そして、本質っていうのは、やっぱり作り手の
執着心、狂気だったりするんですよ。

ネットビジネスや最新ネット技術ではなく、
ネットコンテンツのスペシャリストの存在についての話は、
一儲け企んでいる人へのヒントになりそうです。

2009年5月13日

ウェブはバカと暇人のもの

ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言 中川淳一郎 横浜関内伊勢佐木町のカフェバー 音楽好きが集まる洒落た飲み屋 ウェブ担当がオススメする書籍

集合愚ってホント?

著者、中川淳一郎さんが推す
ネットでB級なコンテンツを創る理由とは?

そう聞くと、生真面目な方は驚かれるだろう、
焦って、著者にB級なモノを創ってくれ! と頼むかもしれない。

だが、ウェブ担当やあなたのように、
真面目人間にこそ、じっくり考えながら読んでいただきたい。

日本での正しいネットの使われ方を
話し言葉のような、読みやすい文体で紹介してくれる本書は、
著者のビジネスモデルや、立ち位置を差し引いても面白い内容だ。

以下、本書がネタとして扱う対象者

  • 普通の人
  • バカ
  • 怒りの代理人

日本人の嫉妬深さに斬り込み、
交流か泥仕合か?

ネット登場以前は、棲み分けがされていた者同士が、
対峙する時、いったい何が起こるのか?

著者が繰り返し強調するのは、商品やサービスに
突っ込みドコロがあるかどうか、
それによって広範囲に宣伝できる。 ということ。

中でも、テレビ小判鮫宣伝法
PVを上げるには、もってこいのスタイルだ。

下記、ネット向けコンテンツかどうかのリトマス試験紙が
あるので是非チェックしていただきたい。

  1. 話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
  2. 身近であるもの(含む、B級感があるもの)
  3. 非常に意見が鋭いもの
  4. テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの、
    ヤフートピックスが選ぶもの
  5. モラルを問うもの
  6. 芸能人関係のもの
  7. エロ
  8. 美人
  9. 時事性があるもの

で? ネットとは、結局何なの?

ネットは暇つぶしの場であり、
人々が自由に雑談をする場所なのである。

放課後の教室や、居酒屋のような場所なのである。

広告業界の堕落

広告制作の世界では、「考え抜くことが重要」との風潮がある。

その考え抜いたレベルが消費者にとって
あまりにも複雑であろうが、どう評価されようが、
制作者(クライアントと広告代理店)の間で
「考え抜いた」共通体験と合意
があれば、仕事はなかば終わったようなものだ。

企業の広報担当で、特に真面目な人に響く事実。

自分の身の回りのことを考えるのがもっとも重要なことで、
自分の楽しみのためだけ
にネットを使っている人の心に、
企業がそこまで介入できるわけがないのである。

インターネットを過大評価も過小評価もせず、
実情を切り取って、暴露し、
「雑記、雑談」という判断をしているのだが、
B級コンテンツが増えると、テレビのような末路になってしまう。

その時になって(PVは稼げなそうだが・・・)
初めてA級以上のコンテンツが求められるのだろう。

それとも、今よりもっと愚衆が賢くなっているのだろうか?

自前のネットコンテンツの、バカ度、賢度(かしこど)が
世論に適合しているか、日々意識するだけでも、価値がある。

2008年10月20日

サラリーマン「再起動」マニュアル

サラリーマン「再起動」マニュアル 代理店が消滅

恐れおののいている方も、バンザイしてる君も。
Googleやアマゾンが社会に必要とされている、という
ユーザー主体の事例や心理状態を切り口にして、
従来の広告代理店、ネットの広告代理店が
崩壊してゆく様子を説明

嗅覚の鋭い人ならとっくに察知しているし、
実際に動き出している。高齢者相手の商売やペット産業への参入。

あわせて、今までインターネットに興味がなかったり、
外部からの情報を取り入れてこなかった人向き。

読み解いてゆけば、今から
時代のニーズに沿ったビジネスのヒントを思い付くかもしれない。

2008年6月 7日

グーグルに勝つ広告モデル

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世界一旨みのある商売とは?

大衆が「分衆化」してるって、ホント?

ビジネス誌、ラグジュアリー雑誌が売れてるってマジ?

ネット時代の情報はコントロールできるのか?
したほうがイイの?

テレビ局社員の給与が高くてイイな。とやっかむのなら
まずテレビを消すこと。

装置産業に押し寄せる変革の波に、
どうやって対応すればよいのか。
旧メディアは消滅の可能性も考慮しつつ、シフトする戦略も
練り直さなければならない。

そして、クリエイターは、コンテンツだけに留まらず、
メディア自体の枠組みまで創り出すことに。さあ大変だ。

53年前、昭和30年の就職人気ランキング
一位の企業はどこだと思いますか?

冒頭から繰り出されるこのクイズ。
応えは最後に・・・

既存の大メディアは崩壊するのか?
その主張には、根拠が薄弱ではないかと指摘する。

突き詰めて読んでいくと、「自分はそう思うから」
ということでしかなく、さらに行間を読み込んでいくと、
「自分はそうなってほしいから」
ということなのではないかとさえ思えます。

その背後には、マスコミ関係者の高慢ぶり・高級ぶりを
前から苦々しく思っていたとか、
ラジカルなことをいってジャーナリストとして名を上げたいとか、
いろいろな理由があると思います。

そのことは、ひとまず紙面の隅に置いといて。

行動を起こせ!議論するな!安住するな!
をテーマにして、マスメディアとマーケティングの未来話は続く。

Yahoo!とGoogleはビジネスモデルが違う

グーグルが依拠する経済は、インタレスト(能動的な興味・関心)です。
グーグルはアテンション(注目)ではなくインタレストの卸売りをする
ビジネスモデルです。

ヤフーとグーグルは両方ともインターネットを利用した検索サービスですが、
ヤフーは情報の流通経路にインターネットを使っているだけで、
依拠しているのはアテンション・エコノミーです。

だから、人がたくさん集まるトップページに、バナー広告やテキスト広告を
ベタベタと貼り付けています。
理由は単純で、アテンションが一番集まる場所だからです。
そういう意味では、ヤフーは20世紀的なメディアなのです。

テレビ、新聞、雑誌、ラジオの4マスメディアと同じく、
「大衆の注目」卸売り業。

メディア産業の方々だけではなく、コンテンツ産業の人々にもこんな話

他の産業と大きく異なる点の一つとして、
「過去のストックが競合になる」
という点が挙げられます。

たった今リリースされたコンテンツは、
ユーザーの部屋に積み上げられているDVD、録りためた番組、
本や雑誌、音楽やゲームまで、他ジャンルを問わず、
同じ業界のコンテンツストック(過去に出たもの)と競合し、
未来のコンテンツとも、ユーザーの時間を喰いあう。

Googleが新しいコンテンツを生み出さないことは
ご存じかと思いますが、なぜ時価総額がバカ高いのか?
その理由を考察

グーグルはクリエイティブ・クラス(知識労働階級)の人々に
「時間を売っている」ということになるのです。

そして、その時間が貴重であればあるほど、
集積としてグーグルの時価総額は高まるわけです。

コンテンツそのものよりもコンテンツを整理してくれること、
整理にかける時間が削減できることに価値が見出される社会に
なりつつあるということです。

ゲーム理論の用語、ゼロサムゲーム(誰かが得をすれば、必ず誰かが
損をするゲーム)を例に出し、歴史において、ゼロサムゲームの
不毛感をいち早く察知し、非ゼロサム化した人物が登場。

織田信長は、おそらく日本の歴史上最初に、
なぜ戦国時代がいつまでも終わらないのか
ということの本質的な理由を見抜いた人でしょう。
     (~中略~)
土地をめぐって争うと必ずゼロサムゲームになるので、
     (~中略~)
信長は自ら茶道を嗜み、茶器を広大な地領と交換することで、
観念としての「価値」を生み出しました。
これによって、「価値」が土地に結びついた有限のものから、
権力者の意思によって増減可能なモノに変貌したのです。

ネットが既存のメディアに与える影響を
検討するポイントは以下の3つ。

  • 提供情報
  • 情報の消費シチュエーション
  • アクセススタイル

4つ目に、追加するならば
「アクション(行動)までのルート」か。

「提供情報」の部分だけを議論しても無意味なので、
検討ポイントを洗い出しましょう。
「アクセススタイル」別、ネットvsラジオが参考になります。

視聴者やユーザーが、そのメディアに接触している
本当の理由とは。

「寂しさをまぎらしたい、人とつながっていたい、
人と話題を共有していたい」という欲求があります。

前述した、検討ポイントの上位概念のようです。
ここをよく見定めないと、ニーズもなにもあったもんじゃない。

テレビ番組が、CMもすっ飛ばされ、見たい時に見られているが。
社会の潤滑油としてのメディア論

社会というものが仲良くしたい人とだけ仲良くする。
という人たちの集団になってしまったら、発展しなくなってしまうだろう。

好きな情報を好きなだけ、がヤバイ理由を、
あんな事件やこんな事件を題材にして考察

インターネットは民主的であるというより、
アナーキーであるというべきでしょう

作者のラジオ対する印象や思い出

当然ながら中高生になると自宅の部屋で悶々と悩んだり、
親に見せられないようなこと
をいろいろと始めたり、
あとは受験勉強を始める、というか、勉強しているかどうかは
ともかく深夜まで部屋で起きているようになるわけです。

で、そのとき、家族以外の誰かとつながっている感覚を得たい、
もっと踏み込んでいえば、親をバイパスして世界を見てみたい、
夜の社会を覗いてみたい、という気持ちがわいてくる。

そんな彼らの気持ちに応える、開かれた窓としてラジオが機能
していたように思います。

リアルオプション理論とやらで、
選択権、選択肢、そのものの価値も判断

ポジションの取り方として、「A」「B」以外に
「今は決めない」
という三つ目があることをしっかりと認識する

「AかBか判断できないので打ち手が決まらない」
のと、
「AかBか判断できないと判断して両方のシナリオに対応して手を打つ」
というのは、考え方としてまったく異なります。

Wikipediaに関する忘れちゃいけないこと

ウィキペディアについては、多くの場合「集合知の威力」とか
「みんなの知恵が権威をしのいだ」というような
天使的に楽観的なトーンで語られます。

しかし、そもそもウィキペディアに記述されている「みんなの知恵」が、
根源的には社会がコストをかけて育んできた知の基盤に拠って
立っていることを、ゆめゆめ忘れてはならないと思います。

電波料という電波利権

最大の分配比率を享受している地方局は、
流す番組に加えて、電波利用料としてのお金までキー局からもらえる
という、世界で一番美味しい商売をやっているのですが、
対照的に実際にコンテンツを作っている制作会社は、
ひどい労働条件のなか、分配率も低い構造で
何とかやっているという構図

どの業界でもそうだと思いますが、往々にして
ハイリスク・ハイリターンを厭わない人材ほど、優秀である
ことが多いのです。

映画業界がテレビ業界に行った仕打ちを
そのままネットに向けると・・・

勃興してくるインターネットメディアが既存のマスメディア業界の
バリューチェーンからクリエイティブ能力を調達できないとなると、
彼らは自家調達を考えざると得ない状況になるわけですが、
その状況は間違いなく彼らの中長期的な競争力を向上させることになる

ネットからも学べるアナーキーさ加減

10人が接触して8人が「まあいいんじゃないか」という
コンテンツが求められていた従来から、
10人のうち2人が「最高だ」と絶賛するけど、
8人は「クソだ」とこき下ろすコンテンツが、今後は求められる。

「好みの中央値」に近いところで、ひしめき合って圧死しないこと。

メディア全体の枠組みを創りださねばならない
クリエイターたちへ

メディアの歴史をひもといてみれば、
「プラットフォームが先に作られて、
市場の文脈の中でコンテンツが生まれる」という流れである

流れを意識すると、同様に。
ネットで一方的に情報をコントロールしようとすると危険なワケ。

商品に関連する情報は、市場の文脈の中で自然発生的に生まれ、
それがネットに書き込まれ共有されることで、
新しい消費者がその情報を活用して新たな消費を生み出します。

検証→利用→評価という連鎖を、無理矢理コントロールしようと
すると、そこには悲劇が潜んでいる。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
もう、最初に言ったコトも思い出せないかもしれませんが。

答えは鉱山会社です。

2008年5月30日

ネットで人生、変わりましたか?

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主婦やサラリーマン、地方に移り住んだ映像作家が
たまたまそこにネットがあったから・・・
気付いたら活用してた・・・
ネットを使えばいけそうだ・・・

各々ネットの専門家ではなかったけれど、
インターネットを活用して大活躍。
ITmedia Newsに掲載されていた記事をまとめた本書。

mixiやGREEの初期インタビューから、拡大過程の経緯も載ってます。

はてなの近藤淳也さん:
他の人がどうしているかとか、よくある製品がどうなっているのか見たら、
その時点で思考停止

そうではなくて、自分が欲しいものを自分の頭で考える努力をしないと、
いいサービスは作れない

みんなが不便に思いながらも、使い続けているものに
疑問符を持ち、サービスの基礎とする近藤さん。

ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」の森田太さん:
「いつか勉強する」「大人になったらやる」 そんなことを言って、
ダラダラなんとなく生きている人
って多いと思う。
そうでなくて、今日、今、この瞬間に動かないと
未来もないし思い出もないんじゃないかなって、伝えていければと

子供たちへ向けたメッセージだが、
ダラダラと大きくなり続けてしまった人たちへも届くはず。
”いつか”を言い訳にしていると、一生その機会は訪れない。

妄想クリエイター集団「宙プロ」内山洋紀さん:
ぼくら自身は1.0以前。0.3とか0.5ぐらいだと思ってる。
みんなが「2.0」と得意げに言うようになると、置いていかれちゃって困るから、
人々の歩みを止めようと思った

流行のweb2.0という言葉についてゆけないかも・・・
その置いてけぼり感がコンテンツの発想源

今さら”クールなホームページ”を作るのは、
今からスノボ始めるくらいキツい

お洒落なイメージの慶應義塾大学、湘南藤沢キャンパス(SFC)を
仮想敵に設定して、早稲田大学の連中が立ち上がった!

2008年5月27日

私塾のすすめ

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ネット世界の指標でお馴染み、梅田望夫さんと、
フィジカルな(肉体的にもガチンコな)齋藤孝さんの
目指すところは同じだが、アプローチがお互い真逆な教育対談

梅田:
偉人でも自分にぐっと引き寄せて、その人が現代を生きていれば、
自分と同じようなことをしているのではないかとか、誤解であれ、錯覚であれ、
エネルギーが湧くもとになるのならいいんだ。 (~中略~)
ロールモデルを自分のために消費していいんだと。

齋藤:
僕にとっては、そういう偉人な人の人生が
日々を生きるための燃料みたいなものです。

ロールモデル(行動の規範となるお手本)をただ眺めて浪費して
満足するだけではなく、ちゃんと自分の行動に影響を与えるように、
きっちり消費させる循環を提唱する。

梅田:
「縁を的確に感じる力」を磨くことは本当に大切ですね。
自分の専門や仕事というのは常に順風満帆なわけではないから、スランプあり、
いくらやってもブレークスルーできない時期がある。
でもそういうことを相当長くやり続けないとプロになれないから、
対象が自分と合っていないことだと辛い。

継続は力なり。ではあるが、闇雲に手を出したり、流行っているから、
みんながやっているからと、錯覚のレールに乗ってしまう危険性を指摘。

齋藤:
「重要なことは、
けっして使い尽くすことのない資本を身につける」

『ゲーテとの対話』から引用し、生涯すり減ることのない資本を生み出すことを
アドバイス。日々勉強している人に、あぁ、間違っていなかったんだな。
と爽やかな風が吹く。

梅田:
人間が人間を理解するとか、ある人が何かをしたいと思ったときに、
相手がきちんと受け止めてくれるということのほうが、めったにおこることではない。

梅田:
自分がやりたいと思っていることに対して、面白いからどうぞ、
と言ってくれる人とのマッチングは、砂金を探すようなものです。

売り込みは数をこなしてこそ、いきなり特殊能力が身に付くような類のものではなく、
「ノー」と返されても、へこたれない。地道な試行錯誤の繰り返し。

齋藤:
読書というのは、自分のなかに、自分の味方となる他者を住まわせること
だと思います。 (~中略~) 語り合う相手が現実にそこにいるかいないか
というのは、必ずしも絶対的なことではありません。

現世にいない人とも、会ったことの無い偉人とも
交流することができる。さらに、本を読むための技術が
備わっていると尚良い結果をもたらす。

齋藤:
「なんとか職人」という感じの自己規定をしてみると、
腹が決まるというか、逃げ出せなくなって、そうなると、
細部に楽しみを見いだすことができるというメリットがあります。

職人であるかどうかは、周囲の評価によって決定されないと
(自分から言い出すには)格好悪いと感じていましたが
なんか、言い切っちゃってみても面白そうですネ

梅田:
本を読むときに、「頭で読む人」と「心で読む人」がいると思っています。 (~中略~)
僕は「心で読む」というのがとても大事だと思っています。
言葉を大事にして、それを励ましにして、それを生きる糧にするとか、
本のなかに出てくる人の時間の流れ方がいいなと思うことや、
その本の中の何に自分は魅かれているのかということから、
自分の志向性を発見しようとするとか。

「知」に捕らわれない。「生きるために水を飲むような読書」を薦める。

「人間が軽薄である限り、何をしても、何を書いても、
どんな立派に見える仕事を完成しても、どんなに立派に見える人間になっても、
それは虚偽にすぎないのだ。

その人は水の枯れた泉のようなもので、そこからは光の波も射し出さず、
他の光の波と交錯して、美しい輝きを発することもないのだ。
自分の中の軽薄さを殺しつくすこと、そんなことができるものかどうか知らない。
その反証ばかりを僕は毎日見ているのだから。
それでも進んでゆかなければならない」

梅田さんの座右の書、『森有正エッセー集成』から
梅田さん自身が打ちのめされた一節を紹介

梅田:
自分という固有な存在に、最も向いた仕事は何か、向いた生き方は何か、
今こうすごしている時間というのが自分にとって正しいのかどうかとか、
そういうことだけを考え続けていました。

ハイリスクでも己を徹底的に掘り下げてきたお二人が
過去を振り返る。果たしてそれは無駄な行為だったのか?

梅田:
「決め事」というのは、人間の有限性対しての自覚
だと思うんですよね。

梅田:
「義理」とかそういうものを捨てる。これは一番大事ですよね。

イチロー選手を例にも出し、情報の無限性と、時間の有限性を
対比し、無限と有限のマッピングに関する重要性を説く

梅田:
ところで、戦っている相手たる「まったく同じもの」があまりにも強敵だと冒頭で
述べました。日本社会を閉塞させる大きな原因たる「まったく同じもの」は、
本書を読んでくださった読者の皆さんの外部にあって批判するものではなく、
皆さんの内部に根強く存在している。

そしてそれが強敵の強敵たるゆえんです。
齋藤さんと私は、本書を通して、皆さんに真剣な戦いを挑んでいるのです。

おわりに――― より抜粋しつつ
「ウェブの細道」で横浜へ旅する時には、是非ともお立ち寄りください。
横浜市は独立国家なので、全国47都道府県のカウントには入りません。

2008年4月26日

ウェブ時代 5つの定理

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「世の中の雑事にあまりわずらわされず、本を読んだり、
考え事をしたりを中心とした生活を営みたい」

という、ライフスタイルを抱いていた梅田さん
本書は、そんな彼の勉強学のまとめ

とはいっても、ライフハックツール的なものではなく
シリコンバレー周辺の技術者達の言葉をバラし、
深く解釈したもの

図体だけデカいデブ会社にならないための方法論もアリ
代替がきく人間にならないための処世術もアリ

さぁ、金言格言から、エネルギーを充電

ゴードン・ベルのシンプルなプログラムをさらに削ぎ落とすと

 get;
 write;
 get;
 start;

スティーブ・ジョブズの言葉の理論には
「テクノロジーの力で、世の中を良い方向に変える」
といったものが根幹としてある。
結果としての経済的成功はその後に伴うもの

eベイの創業者、ピエール・オミディアの
「良い人がより良く振る舞える環境を整えていく」
というシステム設計にも共通点を見出せる。

シリコンバレーのベンチャーは、
 ・優れたアイデアやテクノロジーの発想を持った創業者
 ・アイデアを現実の製品にしていく能力を持った秀でた技術者
 ・卓抜したテクノロジーの芽を見抜く力を有した投資家
 ・オペレーション経験豊かな実務家
このような人たちがチームを組んでいる

アナタはどのタイプ?

ロジャー・マクナミーの言葉
「好きな人と働かなければならない」

またまた、ゴードン・ベルの言葉から
「組織は最初から贅肉なしだ。
ライン(筋肉)とスタッフ(頭脳)を分けてはいけない」

グーグルの女性副社長、マリッサ・メイヤーは、
「政治的になるな、データを使え」
という意志決定の秘訣を、
会議では「I like ~」という言葉を使うな、とも

「でも、グーグルが大成功したから『ゲームは終わり』だなんて、
それは歴史を否定することだ」
とは、ベンチャーキャピタリストのランディ・コミサーの語り

リーナス・トーバルズ
「僕の成功の尺度は、『これは意味があることだなぁ』
と感じられることをいつもやっていられること。
そしてそれが『楽しいこと』だったらもう最高だ。
だから僕にとってLinuxは完璧なんだ」

はてなの近藤さんがよく発する言葉
「人間がつくったものならばすべて
その成り立ちを理解することができ、
自分でもつくれるはずだ

グーグルのCEO、エリック・シュミット
「インターネットは、人間の最も基本的な要求、
つまり知識欲と、コミュニケーションをはかること、
そして帰属意識を満たすことを助けるものである」

「肉体の拡張」の世紀を経て
物理的距離を克服した一部の人類は
「頭脳の拡張」の世紀へと突入した。
その世界での通貨は時間であり、
平等に与えられた貴重なリソースをどう使うか

頭脳が自発的に能動的にどう過ごすのか。
そのちょっとした差異が大きく増幅される時代に入る」

お前は何をやっている人間で、どんな実績があり、
こらから何をしようとしているのか

ジョブズの名スピーチから
「君たちの時間は限られている。その時間を、
他の誰かの人生を生きることで無駄遣い
してはいけない。
(中略)
心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だからそれ以外のことは全て二の次でいい」

サンの共同創業者、ビル・ジョイ
「自分がやらない限り、
世に起こらないことを、私はやる」

2008年4月24日

ウェブ時代をゆく

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「ネットの向こう側」の、さらに先の話

このブログを読んでいる方は
ネットを活用し、比較的、二極化の上部にいると思う。

しかし、ネットを楽しんでいる(または便利に使っている)
だけでは、その先で必ず行き詰まる。

ネットが消費と娯楽の対象になっているのか、
反対に人間が対象とされているのか、わからないが

そこから脱却するための行動学を
早めに自分のモノにしておいて、損はない

グーグルという会社をどう解釈しているかの説明が上手い

無限の情報と、有限の個を繋ぐ
「世界の結び目」を自動生成する会社

この結び目をどう捉えるか、新たな結び目をどう創造するのかによって
チャンスは広がる

幕末から明治維新へ 激動の移り変わりを例に出し
「最初の半分」(いままでに身に付けた常識)と、
「あとの半分」での常識はきっと異なるハズだと

この節目の時代を生きられることの喜びと希少性

将棋の羽生善治氏の概念「学習の高速道路」「その先の大渋滞」
を再構築し、大渋滞の先でサバイヴするには
専門性を極めた「高く険しい道」、
高速道路を降りて、複数の志向性をミックスした「けものみち」を
ゆく楽しさを説く

石黒邦宏というハッカーの言葉
「プロジェクトが成功するかどうかは、
人生をうずめている奴が一人いるかどうか

ウェブ2.0や群衆の叡智、周辺には大きなカネの匂いがしないのではないか
(苫米地英人氏は、現存の通貨を介入させてはならないと言っていた)

だからこそ、悪があえて介入するインセンティブが低く、
それによって、善性が際立つ

「知と情報のゲーム空間」、その場所でアナタは何をするのか?

「強いられた勤勉」をしている者は、
「内からの促しに従う勤勉」をする者に淘汰されてゆく

ラグビー部の監督の言葉に、さらに自己解釈を追加するとこうなる
勤勉の継続は力なり

駆逐されないための、ネット・アスリートたる資質があるか?
「自分にしか生み出せない価値」を持っているか?

梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』を題材にし
本を読むという知的な行為も、アウトプットがないならば
知的消費に過ぎず、知的生産ではない。と突き放す

「生きるために水を飲むような読書」をし、
「個人が調べ、読み、考え、発見し、何か新しい情報を創出し、
それを人にわかるカタチで書き、誰かに提出するまでの一連の行為」を行ってこそ

なかでも、創出したものを人にわかるように解説するのが重要だと感じた。

このことを、梅田さんは
「相手に合わせて、わかりやすい形に構造化して
コミュニケーションする能力」と言っている。

自らの情報価値の希少性(独占性)を下げ、
情報そのものをネットに預け、その利子(レスや反響)を得る

「けなす対象は自分にとっての雑音にすぎない。
それに関わり批判したり、粗探ししている時間はもったいない」

さて・・・
広大なネットを前に、どの道をゆこうか?