2007年11月18日

悪人正機

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吉本隆明(よしもとばなな のお父さん)と、糸井重里との
対話本。対談形式ではなく、お題ゴトに2人の文章が
分かれているので読みやすい。

夏目漱石を例に出し、本気で遊んでいる人が勉強もすると、
もの凄くよいものが出来あがる。
「鈍」の概念についての説明。

机にかじりついて、勉強ばっかりしていても、
やたらと遊んでばっかりいても、
クリエイティブなものは創れませんよね。

「わからないのに、わかっているように言うことを、
とにかく警戒すればいいんじゃないか」

あー いるいる。 皆さんの周りを見渡してください。
こーいうこと言う、大人ぶっている人がいませんか?

幼い頃に毎日遊んでいた友達すべてのことが
最近気になっていましたが、その感情の矛先をどこに向けたらよいか
しっかりと解きほぐされちゃいました。

「円満な家庭なんて、(あることになってるけど)そんなものは、ねえんだよ」

ハタから観ててうまくいってそうな家庭や男女関係もそんなもんなんですね。
今、ドキっとしましたね?

John Johnのママがオススメのとーり、読みやすいが内容は濃い。
見出しの一部はこんな感じ

他人が自分のことをどう考えているか? 
物書きとしての表現の線引き
男女関係
ものを創ったあとの気持ちよさと解放感
知識とは? 思考とは?

今回読んでみて、本というデバイスを題材としたネットサービスを思いつきました。
また本文中に名前が出てきた、江藤淳、谷川俊太郎、吉増剛造、田村隆一
柳田國男、折口信夫、中井英夫、エックハルト説教集を読まなきゃなー と。

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