2009年1月 3日

ホンモノの文章力

ホンモノの文章力 自己演出のための
文章表現

あなたは社会人になってから、
作文を書いただろうか?

"書く"という行為について、
どこかで特別な訓練を受けただろうか?

毎日誰かの評価にさらされているのに、
いつもの文章を書いていて良いのだろうか?

辻褄の合う文章を書きたいならば、お薦めしたい。

著者の樋口裕一さんから学べるのは、身も蓋も無い言い方をすると、
"自分自身を売り込む技術"の一点である。

それは、ただ単に押しの強いアピールをするのではなく、
自己思考の否定、表現方法の模索を通して、
文章に深みを出すためのテクニックなのだ。

  • "良い子"になるな
  • 言葉を楽しむ
  • 理念を答える

反対と賛成、ディベートのように両方の立場を
書き分けられる練習問題もあり、
「こんな小論文・レポートは失敗だ」という側面から見た
ダメな文章の具体例も掲載されている。

ある意見に反対している例文を読み、
その文章は、どのような意見に反対しているかを推測するクイズは、
まるで作文のリバースエンジニアリングである。
掲示板などでお目にかかる、まるで理解できないような殴り書き、
その意図を、推測する作業に近い。

文章の書き出しの型や、
自分の考えを再確認するための文章を勉強できる。

P.137
人に文章を読んでもらうということは、
場合によっては押しつけがましい
ことだということは、認識しておく必要がある。

文章を書く様々なシチュエーションを考慮されているので便利。
そして単なる実用書では終わらず、"正解の無いものを創る"
という行為がいかに自己形成に繋がり、
社会にも影響があるか、教育的側面から考察されている。

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。